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王国の闇
第832話 若者に託す
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「師匠、大丈夫ですか!?」
「大丈夫とは言い難いな……やれやれ、この足ではもうどうしようもできん」
「申し訳ございません、王子様……」
造船所の前に停止した馬車の中にアルトは王国騎士達と共にハマーンを運び込み、治療を行ったが残念ながら彼の失った足はどうする事も出来なかった。回復薬の類では失った手足の再生まではできず、ハマーンも覚悟していたのか苦笑いを浮かべる。
リザードマンが現れた時、ハマーンは弟子であるアルトを救うために戦った。しかし、リザードマンによって片足を食いちぎられ、殺されるかと思った時にアッシュとリンたちの気配を感じ取ったリザードマンは船内へ逃げ込んだ。
もしもアッシュ達が訪れなければハマーンは殺されていたのか間違いなく、彼は深いため息を吐き出す。今まで黄金級冒険者と鍛冶師を両立してきたが、この足の怪我では冒険者稼業は続けられなかった。
「アルトよ……お主に頼みがある」
「な、何ですか!?何でもおっしゃってください!!」
「儂のために義足を作ってくれるか?」
「義足を……?」
ハマーンの言葉にアルトは驚くが、彼は失った足に視線を向けて自嘲する。もうこの足ではまともに歩く事はできず、義足を取りつけなければならない。しかし、その義足を作る役目をアルトに任せる。
「儂はお主を守るためにこの足を失った。ならば、その代わりと言っては何だがお主に儂の新しい足を作って欲しい」
「ハマーン技師!!いくら技師でも王子に対してそんな……」
「君達は黙ってるんだ!!」
騎士達はハマーンの言葉に口を挟もうとしたが、そんな彼等をアルトが怒鳴りつける。今は王子という立場など関係なく、ハマーンはあくまでも彼の事を弟子と見込んで頼み込む。
「アルトよ、頼めるか?」
「はい……必ず先生の納得がいく義足を作ってみせます!!」
「ふふっ……その意気じゃ」
ハマーンはアルトの言葉を聞いて満足そうに頷き、目を閉じて安らかに眠る。アルトはその様子を見て心配したが、どうやら本当に眠っているだけで安堵した。
アルトはハマーンに頼みごとをされるのは初めてであり、これまでに彼に道具の制作を依頼された事はない。ハマーンが敢えて自分ではなく、アルトに義足を作らせるように依頼したのは彼なりにアルトを気遣った上での発言なのは間違いない。
いくらハマーンが否定したとしても彼の足が失ったのはアルトが原因であり、アルトはハマーンに対して後ろめたさを覚えるのは目に見えていた。それならばハマーンは敢えてアルトを慰めるような事はせず、足を失った代わりにアルトに義足を作らせる事で責任を取らせようとした。
アルトはハマーンの気持ちを汲み、彼のために不自由のない義足を必ず作り出す事を誓う。眠ったハマーンを見てアルトは王城へ引き返すように指示を出す。
「すぐに王城へ戻るんだ!!師匠を安全な場所に運び込む!!」
「は、はい!!」
騎士達はすぐに馬車を動かして王城へと向かい、この時にアルトは造船所から離れたアルトとリンの事が気にかかったが、今はハマーンを安全な場所に連れて行くために馬車を王城へ向かわせる――
――宰相を裏切り、彼の計画を暴露したイリアは現在は師であるイシと共に白面を縛り付ける毒を打ち消すための解毒薬の製作に励む。しかし、その際中に彼女は別の薬の開発を行っていた。
「おい、イリア!!こんな忙しい時にお前は何をやってんだ?」
「何ですか、別にサボっているわけじゃありませんよ。私の分の解毒薬はもう作り終えましたよ」
「ならこっちを手伝えよ!?」
現在の王城には王都中の薬師が集まり、解毒薬の製作に尽力していた。彼等が作り出すのは王都に存在する解毒薬だけではなく、この国中に散らばっている白面に所属する全員の解毒薬の制作を急ぐ。
白面に所属する人員だけではなく、強制的に白面に連れ去られ、毒を飲まされて従っている協力者の分も用意しなければならず、本来ならば猫の手も借りたい状況だった。だが、そんな時にイリアは解毒薬ではなく、別の薬の製造を行う。
「私だって遊び半分で作っているわけじゃないんですよ。だけど、師匠の弟弟子さんが見つけ出した「仙薬」という薬、あれは本当に面白いですね。ですけど私に言わせればまだまだま改良の余地はあります」
「仙薬!?ああ、イーシャンの奴が持って来た和国とやらで作られた薬か……」
イシはイーシャンとは兄弟弟子の関係であり、昔からの親友だった。今でも手紙でやり取りをしており、イーシャンが開発に成功した仙薬に関してもイシが協力している。
しかし、イリアからすればイシとイーシャンが作り出した仙薬はまだまだ改良の余地があるらしく、彼女は二人が作り上げた薬よりも高性能な薬を作り出せる自信があった。
「仙薬といっても所詮は液体の薬を丸薬にしただけに過ぎません。回復効果を速めるという点は優れていますが、私の目から見ればまだまだ甘いんですよ」
「おい、こんな時に何言ってんだ?いいから俺達は解毒薬をだな……」
「いいえ、これは必要な事です。私はこの仙薬を解き明かせば……精霊薬を作り出せると確信しました」
「何を言ってんだお前は!?」
精霊薬はこの世界では伝説の秘薬であり、死んだ人間さえも蘇らせる事ができると言われる薬である。それを作り出す事がイリアの生涯の夢であり、そのために彼女はこの危機的状況の中で仙薬の研究を行う。
「さあ、師匠も手が空いたら手伝ってください!!どうせ他の薬師だけで十分に手は回りますよ!!」
「お、おい、お前……本気で言ってるのか!?」
「本気ですよ!!さあ、やりますよ!!」
イリアは今回の一件が終われば自分も魔導士の称号を剥奪され、しばらくの間は自由に動けない事は察していた。しかし、彼女はだからこそ今のうちに自分の出来る範囲で「精霊薬」の開発のための研究を進める――
――同時刻、マジクによって打ち倒されたアッシュは意識を取り戻すと、リンを担いで街道を歩いていた。彼自身も酷い怪我を負っているが、アッシュは気力だけでリンを背負って王城へと向かう。
「リン、しっかりしろ……こんな所で死ぬのはお前らしくないぞ」
「うっ……」
気絶しているリンにアッシュは声をかけるが、彼女は目を覚ます様子はない。一刻も早く二人は治療を受けなければならない状態だが、こんな時に彼の前に立ち塞がる影が現れた。
「「「…………」」」
「……白面か、こんな時に」
リンを背負うアッシュの前に現れたのは白面を被った集団が現れ、それを見たアッシュは苛立ちの表情を浮かべる。今の彼は武器を持っておらず、普通ならば戦える状態ではない。
しかし、リンを守るためにアッシュは彼女を地面に横たわらせると、最後の力を振り絞って白面の集団と向き合う。リンも未来ある若者であり、彼女を庇うためにアッシュは残された体力と気力を使い果たす勢いで殴り掛かる。
「うおおおおっ!!」
アッシュは白面の集団へ向けて駆け出し、拳を振りかざした――
「大丈夫とは言い難いな……やれやれ、この足ではもうどうしようもできん」
「申し訳ございません、王子様……」
造船所の前に停止した馬車の中にアルトは王国騎士達と共にハマーンを運び込み、治療を行ったが残念ながら彼の失った足はどうする事も出来なかった。回復薬の類では失った手足の再生まではできず、ハマーンも覚悟していたのか苦笑いを浮かべる。
リザードマンが現れた時、ハマーンは弟子であるアルトを救うために戦った。しかし、リザードマンによって片足を食いちぎられ、殺されるかと思った時にアッシュとリンたちの気配を感じ取ったリザードマンは船内へ逃げ込んだ。
もしもアッシュ達が訪れなければハマーンは殺されていたのか間違いなく、彼は深いため息を吐き出す。今まで黄金級冒険者と鍛冶師を両立してきたが、この足の怪我では冒険者稼業は続けられなかった。
「アルトよ……お主に頼みがある」
「な、何ですか!?何でもおっしゃってください!!」
「儂のために義足を作ってくれるか?」
「義足を……?」
ハマーンの言葉にアルトは驚くが、彼は失った足に視線を向けて自嘲する。もうこの足ではまともに歩く事はできず、義足を取りつけなければならない。しかし、その義足を作る役目をアルトに任せる。
「儂はお主を守るためにこの足を失った。ならば、その代わりと言っては何だがお主に儂の新しい足を作って欲しい」
「ハマーン技師!!いくら技師でも王子に対してそんな……」
「君達は黙ってるんだ!!」
騎士達はハマーンの言葉に口を挟もうとしたが、そんな彼等をアルトが怒鳴りつける。今は王子という立場など関係なく、ハマーンはあくまでも彼の事を弟子と見込んで頼み込む。
「アルトよ、頼めるか?」
「はい……必ず先生の納得がいく義足を作ってみせます!!」
「ふふっ……その意気じゃ」
ハマーンはアルトの言葉を聞いて満足そうに頷き、目を閉じて安らかに眠る。アルトはその様子を見て心配したが、どうやら本当に眠っているだけで安堵した。
アルトはハマーンに頼みごとをされるのは初めてであり、これまでに彼に道具の制作を依頼された事はない。ハマーンが敢えて自分ではなく、アルトに義足を作らせるように依頼したのは彼なりにアルトを気遣った上での発言なのは間違いない。
いくらハマーンが否定したとしても彼の足が失ったのはアルトが原因であり、アルトはハマーンに対して後ろめたさを覚えるのは目に見えていた。それならばハマーンは敢えてアルトを慰めるような事はせず、足を失った代わりにアルトに義足を作らせる事で責任を取らせようとした。
アルトはハマーンの気持ちを汲み、彼のために不自由のない義足を必ず作り出す事を誓う。眠ったハマーンを見てアルトは王城へ引き返すように指示を出す。
「すぐに王城へ戻るんだ!!師匠を安全な場所に運び込む!!」
「は、はい!!」
騎士達はすぐに馬車を動かして王城へと向かい、この時にアルトは造船所から離れたアルトとリンの事が気にかかったが、今はハマーンを安全な場所に連れて行くために馬車を王城へ向かわせる――
――宰相を裏切り、彼の計画を暴露したイリアは現在は師であるイシと共に白面を縛り付ける毒を打ち消すための解毒薬の製作に励む。しかし、その際中に彼女は別の薬の開発を行っていた。
「おい、イリア!!こんな忙しい時にお前は何をやってんだ?」
「何ですか、別にサボっているわけじゃありませんよ。私の分の解毒薬はもう作り終えましたよ」
「ならこっちを手伝えよ!?」
現在の王城には王都中の薬師が集まり、解毒薬の製作に尽力していた。彼等が作り出すのは王都に存在する解毒薬だけではなく、この国中に散らばっている白面に所属する全員の解毒薬の制作を急ぐ。
白面に所属する人員だけではなく、強制的に白面に連れ去られ、毒を飲まされて従っている協力者の分も用意しなければならず、本来ならば猫の手も借りたい状況だった。だが、そんな時にイリアは解毒薬ではなく、別の薬の製造を行う。
「私だって遊び半分で作っているわけじゃないんですよ。だけど、師匠の弟弟子さんが見つけ出した「仙薬」という薬、あれは本当に面白いですね。ですけど私に言わせればまだまだま改良の余地はあります」
「仙薬!?ああ、イーシャンの奴が持って来た和国とやらで作られた薬か……」
イシはイーシャンとは兄弟弟子の関係であり、昔からの親友だった。今でも手紙でやり取りをしており、イーシャンが開発に成功した仙薬に関してもイシが協力している。
しかし、イリアからすればイシとイーシャンが作り出した仙薬はまだまだ改良の余地があるらしく、彼女は二人が作り上げた薬よりも高性能な薬を作り出せる自信があった。
「仙薬といっても所詮は液体の薬を丸薬にしただけに過ぎません。回復効果を速めるという点は優れていますが、私の目から見ればまだまだ甘いんですよ」
「おい、こんな時に何言ってんだ?いいから俺達は解毒薬をだな……」
「いいえ、これは必要な事です。私はこの仙薬を解き明かせば……精霊薬を作り出せると確信しました」
「何を言ってんだお前は!?」
精霊薬はこの世界では伝説の秘薬であり、死んだ人間さえも蘇らせる事ができると言われる薬である。それを作り出す事がイリアの生涯の夢であり、そのために彼女はこの危機的状況の中で仙薬の研究を行う。
「さあ、師匠も手が空いたら手伝ってください!!どうせ他の薬師だけで十分に手は回りますよ!!」
「お、おい、お前……本気で言ってるのか!?」
「本気ですよ!!さあ、やりますよ!!」
イリアは今回の一件が終われば自分も魔導士の称号を剥奪され、しばらくの間は自由に動けない事は察していた。しかし、彼女はだからこそ今のうちに自分の出来る範囲で「精霊薬」の開発のための研究を進める――
――同時刻、マジクによって打ち倒されたアッシュは意識を取り戻すと、リンを担いで街道を歩いていた。彼自身も酷い怪我を負っているが、アッシュは気力だけでリンを背負って王城へと向かう。
「リン、しっかりしろ……こんな所で死ぬのはお前らしくないぞ」
「うっ……」
気絶しているリンにアッシュは声をかけるが、彼女は目を覚ます様子はない。一刻も早く二人は治療を受けなければならない状態だが、こんな時に彼の前に立ち塞がる影が現れた。
「「「…………」」」
「……白面か、こんな時に」
リンを背負うアッシュの前に現れたのは白面を被った集団が現れ、それを見たアッシュは苛立ちの表情を浮かべる。今の彼は武器を持っておらず、普通ならば戦える状態ではない。
しかし、リンを守るためにアッシュは彼女を地面に横たわらせると、最後の力を振り絞って白面の集団と向き合う。リンも未来ある若者であり、彼女を庇うためにアッシュは残された体力と気力を使い果たす勢いで殴り掛かる。
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