9 / 69
プロローグ
第9話 魔法の応用
しおりを挟む
「はあっ……う、動いた!?」
「何を驚いているの?これぐらいはできて当然の事よ」
「で、でも……今まであんなに動かせなかったのに」
「それは貴方が魔術師として半人前だったからよ。一流の魔術師を目指すのなら覚えておきなさい、魔術師に不可能という文字はないのよ」
マリアはナオが必死に動かした岩に手を向けると、彼女は呪文も口にせずに魔法を発動させる。掌から繰り出された三日月状の風の斬撃によって岩は真っ二つに切り裂くと、彼女はどうという事はない風に振り返る。
「この程度の岩を動かすように苦戦しているようではまだまだね」
「す、凄い……流石は先生。そこに痺れる憧れる!!」
「そ、その褒め方は何だか不穏な気がするのだけど……」
「あ、すいません。母の口癖が移ったみたいで……」
「そう……貴方のお母さんは変わり者なのね」
ナオの母親は異界から訪れたため、この世界の住民では理解できない言動も多々あった。それはともかく、マリアの魔法を見てナオは羨ましく思う。
「先生みたいに俺も魔法が使えたら良かったのに……」
「それは残念ながら無理ね。人間には私達の魔法は扱えないのだから……それに貴方には適性魔力がないでしょう」
「……どうしても覚えられないんですか?」
「少なくとも私の知る限りでは無属性の人間が魔法を扱えたという話は聞いた事はないわ。そういう意味では貴方は恵まれているのよ?魔導書を読んだとはいえ、古代魔法が扱えるんだから」
「……そうですね」
マリアの言葉にナオは頷き、無属性の他の人間と比べれば自分はまだ魔法が扱えるだけ良かったと思い込む。しかし、やはりマリアのように魔術師らしい魔法を覚えてみたいという気持ちはあった。
(俺も先生みたいに魔法の力で格好良く敵を倒せたらな……)
岩を真っ二つに切り裂いたマリアの魔法を見てナオは憧れを抱き、相手を画面で押し込む事しかできない自分の魔法と比べて殺傷能力も高く、厄介なゴブリンも一撃で葬れる。
この半年間の修業でナオも魔力操作の技術は格段に上がったが、無属性の彼ではマリアのように風属性の魔法を扱う事はできない。だからこそ自分が唯一に扱える「ステータス」の魔法を極めようとしているが、修行を続けていくうちにある事を思いつく。
(……真似できないかな?)
真っ二つに切り裂かれた岩を見てナオはある考えを抱き、その日の夜中に試す事を決めた――
――深夜、ナオはマリアの家から抜け出すと夜の森の中を歩く。夜中に出歩く事は危険という理由でマリアには禁止されていたが、どうしてもナオは試したいことがあった。
(昼間と雰囲気が全然違う……何だか不気味だな)
夜の森はあちこちから動物や魔物と思われる鳴き声が聞こえ、不安と恐怖で足がすくみそうになる。だが、何時までもマリアの指導を受けてばかりでは駄目だと考え直し、恐怖を押し殺してナオは昼間に訪れた川辺へと辿り着く。
(よし、辿り着いたぞ……まずはこれからだ)
ナオは地面に落ちていた木の枝を拾い上げると、空に目掛けて放り込む。そして掌を構えて魔法を発動させた。
「ステータス!!」
空中に浮かんだ木の枝に向けてナオはステータス画面を繰り出すと、木の枝は画面に弾かれて地面に落ちた。それを確認したナオは頭を掻き、木の枝に当てる事はできたが折れもせずに落とした事に不満を抱く。
「こんなんじゃ駄目だ。もうちょっと上手く当てないと……そうだ!!」
手元に画面を戻してナオは意識を集中させると、画面その物を時計回りの要領で回転させる。魔力操作の技術が向上した事で画面を自在に動かせるようになり、高速回転を加える事で勢いを増す。
大きな画面よりも小さい画面の方が操作しやすいため、通常時の半分程度の規模にまで画面を縮小化させ、その状態から回転を加える。するとナオの視界には四角形の画面が高速回転の際に生じた残像のせいで「円形」のように変化したようにしか見えない。
(よし、これだけ加速させれば十分だろう……試すか!!)
もう一度木の枝を拾い上げて上空に投げ飛ばすと、回転を加えた事で円のような形に変化したステータス画面を繰り出す。まるでブーメランやチャクラムの如く高速回転を加えられた画面が木の枝に触れると、真っ二つに切り裂く事に成功した。
「よし!!」
流石にマリアの魔法には及ばないが、木の枝を自分の魔法で切り裂けたことにナオは喜び、手元に画面を戻して回転を停止させた。これまでは画面全体を利用して相手を押し込む方法だけで戦ってきたが、今回は周端を利用して攻撃を繰り出す方法を編み出す。
(流石に先生みたいに岩を切り裂ける自信はないけど、もっと回転力をあげれば切れ味を増す事ができるかも……やっぱり、修行を続けて正解だったな)
マリアの言う通りに修行をしてきたお陰でナオは魔術師として成長していると実感し、今日の所は引き返そうとした。だが、後方から足音を耳にしたナオは振り返ると、ゴブリンの群れが武器を手にして迫っていた。
――ギィイイッ!!
唐突に現れたゴブリンの群れにナオは驚き、しかも先頭に立っているゴブリンには見覚えがあった。それは昼間にナオが泉に突き落としたゴブリンであり、ナオとの戦闘で怪我を負いながらも再び彼の前に仲間を引き連れて現れた。
(こいつは昼間の……くそっ!!やっぱり夜に抜け出すんじゃなかった!!)
マリアに注意されていたにも関わらず、勝手に夜に外に出たせいで窮地に追い詰められたナオは冷や汗を流す。その一方で昼間の一件で怪我を負ったゴブリンはナオの姿を憎々し気に睨みつけ、仲間達に鳴き声を上げる。
「ギィイイッ!!」
「ギギィッ!!」
「ギィアッ!!」
「くそっ……逃げるのは無理そうか」
ゴブリンの群れはバラバラに散らばってナオの退路を塞ぎ、川辺に追い込まれたナオはこの状況をどうやって切り抜けるのか考えた。
(数が多すぎる……ここは逃げるしかないか)
ナオは後方に広がる川に顔を向け、反対側の岸辺に視線を向ける。どうにか川を渡り切ればゴブリンの追跡を振り切れそうだが、泳いで渡るのは自殺行為だった。
(こうなったら……一か八か試してみるか)
ゴブリンの群れが襲い掛かってくる前にナオは水面に右手を向けると、魔法を発動させるのと同時に川に跳び込む。
「ステータス!!」
「ギィッ!?」
「ギギィッ!?」
「ギィアッ!?」
小さい頃に読んだ絵本の「魔法の絨毯」のようにナオは魔法で造り出したステータス画面の上に飛び乗り、足場として利用するだけではなく、画面を移動させて川を渡ろうとした。
(このまま向こう岸に辿り着けば……!?)
だが、画面が移動させようとした瞬間、上に乗っていたナオは高速移動する画面の上でバランスを保てず、呆気なく川の中に落ちてしまう。
「うわああああっ!?」
「「「ギギィッ!?」」」
自分達が何もしていないのに勝手に川に落ちたナオにゴブリン達は呆気に取られるが、慌てて川岸に戻ったナオは全身が水浸しとなり、息を荒げながらゴブリン達を睨みつける。
「よ、よくもやったな……お前等絶対許さないぞ!!」
「「「ギィアッ!?」」」
何故か逆切れしたナオにゴブリン達は呆気に取られるが、逃走に失敗したナオは半ば自棄になりながらも覚悟を決めて戦闘に挑む。
「何を驚いているの?これぐらいはできて当然の事よ」
「で、でも……今まであんなに動かせなかったのに」
「それは貴方が魔術師として半人前だったからよ。一流の魔術師を目指すのなら覚えておきなさい、魔術師に不可能という文字はないのよ」
マリアはナオが必死に動かした岩に手を向けると、彼女は呪文も口にせずに魔法を発動させる。掌から繰り出された三日月状の風の斬撃によって岩は真っ二つに切り裂くと、彼女はどうという事はない風に振り返る。
「この程度の岩を動かすように苦戦しているようではまだまだね」
「す、凄い……流石は先生。そこに痺れる憧れる!!」
「そ、その褒め方は何だか不穏な気がするのだけど……」
「あ、すいません。母の口癖が移ったみたいで……」
「そう……貴方のお母さんは変わり者なのね」
ナオの母親は異界から訪れたため、この世界の住民では理解できない言動も多々あった。それはともかく、マリアの魔法を見てナオは羨ましく思う。
「先生みたいに俺も魔法が使えたら良かったのに……」
「それは残念ながら無理ね。人間には私達の魔法は扱えないのだから……それに貴方には適性魔力がないでしょう」
「……どうしても覚えられないんですか?」
「少なくとも私の知る限りでは無属性の人間が魔法を扱えたという話は聞いた事はないわ。そういう意味では貴方は恵まれているのよ?魔導書を読んだとはいえ、古代魔法が扱えるんだから」
「……そうですね」
マリアの言葉にナオは頷き、無属性の他の人間と比べれば自分はまだ魔法が扱えるだけ良かったと思い込む。しかし、やはりマリアのように魔術師らしい魔法を覚えてみたいという気持ちはあった。
(俺も先生みたいに魔法の力で格好良く敵を倒せたらな……)
岩を真っ二つに切り裂いたマリアの魔法を見てナオは憧れを抱き、相手を画面で押し込む事しかできない自分の魔法と比べて殺傷能力も高く、厄介なゴブリンも一撃で葬れる。
この半年間の修業でナオも魔力操作の技術は格段に上がったが、無属性の彼ではマリアのように風属性の魔法を扱う事はできない。だからこそ自分が唯一に扱える「ステータス」の魔法を極めようとしているが、修行を続けていくうちにある事を思いつく。
(……真似できないかな?)
真っ二つに切り裂かれた岩を見てナオはある考えを抱き、その日の夜中に試す事を決めた――
――深夜、ナオはマリアの家から抜け出すと夜の森の中を歩く。夜中に出歩く事は危険という理由でマリアには禁止されていたが、どうしてもナオは試したいことがあった。
(昼間と雰囲気が全然違う……何だか不気味だな)
夜の森はあちこちから動物や魔物と思われる鳴き声が聞こえ、不安と恐怖で足がすくみそうになる。だが、何時までもマリアの指導を受けてばかりでは駄目だと考え直し、恐怖を押し殺してナオは昼間に訪れた川辺へと辿り着く。
(よし、辿り着いたぞ……まずはこれからだ)
ナオは地面に落ちていた木の枝を拾い上げると、空に目掛けて放り込む。そして掌を構えて魔法を発動させた。
「ステータス!!」
空中に浮かんだ木の枝に向けてナオはステータス画面を繰り出すと、木の枝は画面に弾かれて地面に落ちた。それを確認したナオは頭を掻き、木の枝に当てる事はできたが折れもせずに落とした事に不満を抱く。
「こんなんじゃ駄目だ。もうちょっと上手く当てないと……そうだ!!」
手元に画面を戻してナオは意識を集中させると、画面その物を時計回りの要領で回転させる。魔力操作の技術が向上した事で画面を自在に動かせるようになり、高速回転を加える事で勢いを増す。
大きな画面よりも小さい画面の方が操作しやすいため、通常時の半分程度の規模にまで画面を縮小化させ、その状態から回転を加える。するとナオの視界には四角形の画面が高速回転の際に生じた残像のせいで「円形」のように変化したようにしか見えない。
(よし、これだけ加速させれば十分だろう……試すか!!)
もう一度木の枝を拾い上げて上空に投げ飛ばすと、回転を加えた事で円のような形に変化したステータス画面を繰り出す。まるでブーメランやチャクラムの如く高速回転を加えられた画面が木の枝に触れると、真っ二つに切り裂く事に成功した。
「よし!!」
流石にマリアの魔法には及ばないが、木の枝を自分の魔法で切り裂けたことにナオは喜び、手元に画面を戻して回転を停止させた。これまでは画面全体を利用して相手を押し込む方法だけで戦ってきたが、今回は周端を利用して攻撃を繰り出す方法を編み出す。
(流石に先生みたいに岩を切り裂ける自信はないけど、もっと回転力をあげれば切れ味を増す事ができるかも……やっぱり、修行を続けて正解だったな)
マリアの言う通りに修行をしてきたお陰でナオは魔術師として成長していると実感し、今日の所は引き返そうとした。だが、後方から足音を耳にしたナオは振り返ると、ゴブリンの群れが武器を手にして迫っていた。
――ギィイイッ!!
唐突に現れたゴブリンの群れにナオは驚き、しかも先頭に立っているゴブリンには見覚えがあった。それは昼間にナオが泉に突き落としたゴブリンであり、ナオとの戦闘で怪我を負いながらも再び彼の前に仲間を引き連れて現れた。
(こいつは昼間の……くそっ!!やっぱり夜に抜け出すんじゃなかった!!)
マリアに注意されていたにも関わらず、勝手に夜に外に出たせいで窮地に追い詰められたナオは冷や汗を流す。その一方で昼間の一件で怪我を負ったゴブリンはナオの姿を憎々し気に睨みつけ、仲間達に鳴き声を上げる。
「ギィイイッ!!」
「ギギィッ!!」
「ギィアッ!!」
「くそっ……逃げるのは無理そうか」
ゴブリンの群れはバラバラに散らばってナオの退路を塞ぎ、川辺に追い込まれたナオはこの状況をどうやって切り抜けるのか考えた。
(数が多すぎる……ここは逃げるしかないか)
ナオは後方に広がる川に顔を向け、反対側の岸辺に視線を向ける。どうにか川を渡り切ればゴブリンの追跡を振り切れそうだが、泳いで渡るのは自殺行為だった。
(こうなったら……一か八か試してみるか)
ゴブリンの群れが襲い掛かってくる前にナオは水面に右手を向けると、魔法を発動させるのと同時に川に跳び込む。
「ステータス!!」
「ギィッ!?」
「ギギィッ!?」
「ギィアッ!?」
小さい頃に読んだ絵本の「魔法の絨毯」のようにナオは魔法で造り出したステータス画面の上に飛び乗り、足場として利用するだけではなく、画面を移動させて川を渡ろうとした。
(このまま向こう岸に辿り着けば……!?)
だが、画面が移動させようとした瞬間、上に乗っていたナオは高速移動する画面の上でバランスを保てず、呆気なく川の中に落ちてしまう。
「うわああああっ!?」
「「「ギギィッ!?」」」
自分達が何もしていないのに勝手に川に落ちたナオにゴブリン達は呆気に取られるが、慌てて川岸に戻ったナオは全身が水浸しとなり、息を荒げながらゴブリン達を睨みつける。
「よ、よくもやったな……お前等絶対許さないぞ!!」
「「「ギィアッ!?」」」
何故か逆切れしたナオにゴブリン達は呆気に取られるが、逃走に失敗したナオは半ば自棄になりながらも覚悟を決めて戦闘に挑む。
121
あなたにおすすめの小説
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
チートツール×フールライフ!~女神から貰った能力で勇者選抜されたので頑張ってラスダン前まで来たら勇者にパーティ追放されたので復讐します~
黒片大豆
ファンタジー
「お前、追放な。田舎に帰ってゆっくりしてろ」
女神の信託を受け、勇者のひとりとして迎えられた『アイサック=ベルキッド』。
この日、勇者リーダーにより追放が宣告され、そのゴシップニュースは箝口令解除を待って、世界中にバラまかれることとなった。
『勇者道化師ベルキッド、追放される』
『サック』は田舎への帰り道、野党に襲われる少女『二オーレ』を助け、お礼に施しを受ける。しかしその家族には大きな秘密があり、サックの今後の運命を左右することとなった。二オーレとの出会いにより、新たに『女神への復讐』の選択肢が生まれたサックは、女神へのコンタクト方法を探る旅に目的を変更し、その道中、ゴシップ記事を飛ばした記者や、暗殺者の少女、元勇者の同僚との出会いを重ね、魔王との決戦時に女神が現れることを知る。そして一度は追放された身でありながら、彼は元仲間たちの元へむかう。本気で女神を一発ぶん殴る──ただそれだけのために。
目つきが悪いと仲間に捨てられてから、魔眼で全てを射貫くまで。
桐山じゃろ
ファンタジー
高校二年生の横伏藤太はある日突然、あまり接点のないクラスメイトと一緒に元いた世界からファンタジーな世界へ召喚された。初めのうちは同じ災難にあった者同士仲良くしていたが、横伏だけが強くならない。召喚した連中から「勇者の再来」と言われている不東に「目つきが怖い上に弱すぎる」という理由で、森で魔物にやられた後、そのまま捨てられた。……こんなところで死んでたまるか! 奮起と同時に意味不明理解不能だったスキル[魔眼]が覚醒し無双モードへ突入。その後は別の国で召喚されていた同じ学校の女の子たちに囲まれて一緒に暮らすことに。一方、捨てた連中はなんだか勝手に酷い目に遭っているようです。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを掲載しています。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
転生幼女の攻略法〜最強チートの異世界日記〜
みおな
ファンタジー
私の名前は、瀬尾あかり。
37歳、日本人。性別、女。職業は一般事務員。容姿は10人並み。趣味は、物語を書くこと。
そう!私は、今流行りのラノベをスマホで書くことを趣味にしている、ごくごく普通のOLである。
今日も、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰りにスーパーで惣菜を買って、いつも通りに1人で食事をする予定だった。
それなのに、どうして私は道路に倒れているんだろう?後ろからぶつかってきた男に刺されたと気付いたのは、もう意識がなくなる寸前だった。
そして、目覚めた時ー
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる