32 / 69
外の世界へ
第32話 旅の難点
しおりを挟む
――イチノを出立してから二日後、ナオ達は未だに草原を歩いていた。街にいると騒がれるので徒歩で出発したが、やはり馬車などの乗り物無しでの移動は困難であり、こんな事ならば街間の馬車の行き来が再開するまで街に怒るべきだったかと後悔する。
「はあっ、はあっ……ミズネ、少し休まない?」
「……もうちょっと歩いたら川が見えるはず。今日はそこで夜営するから頑張って」
「ぷるぷるんっ」
旅に慣れているミズネはずっと歩き続けてるのに疲れを見せず、スラミンも楽しそうに身体を弾ませながら先頭を移動していた。体力には自信があったナオだが、流石に昨日から歩き続けているので限界だった。
(旅ってこんなに大変なのか……こんな事なら馬の乗り方も教わっておくべきだった)
乗り物があれば移動も楽になるのだが、次の街に辿り着いたら馬車の運転ができる護衛を雇うべきか本気で考える。幸いにもミノタウロスの賞金を手に入れたお陰で馬車の購入と護衛を雇うだけの余裕はあった。
お金は大事に使わなければならないのは分かっているが、王都まで徒歩で移動すると一年近くかかってしまうため、早いうちに乗り物を購入して損はない。それにナオは一流の魔術師となってマリアの元に戻るのを目標にしている。
(王都には有名な魔術師がいっぱいいるらしいし、その人達なら俺の古代魔法の事も知ってるかもしれない)
マリアはナオの古代魔法が「攻防一体化した防御魔法」だと推理したが、ナオとしては魔法を発動させる際に表示される文字が気にかかり、日本語で記されている文面によればナオの詳細が記されていた。
(多分、俺の古代魔法は秘密があるはずだ。それを調べるには古代魔法に詳しい人を探さないと……)
人間の魔術師の中でも古代魔法を研究する人間は多いと聞き、彼等と会えばナオは自分の「ステータス」の魔法がどのような秘密があるのか知れるかもしれないと考え、一日でも早く王都に辿り着く必要がある。
「頑張らないとな……あいてっ!?」
歩いている途中でナオは前方を進んでいたはずのミズネとぶつかり、急に立ち止まった彼女にナオは不思議に思う。
「ど、どうしたの?」
「川が見えてきた。でも、様子がおかしい」
「それってどういう……何だあれ!?」
「ぷるぷるっ?」
次の街に向かうには必ず通らなければならない川に数台の馬車が停車しており、最初は商団かと思われたが、どの馬車に乗っている人物も商人には見えない。
彼等は川に架けられた大きな橋の前で停まっており、どうして先に進まないのか不思議に思う。ミズネとスラミンと共にナオは橋の前で立ち往生する人間達の元へ話を聞きに行く。
「あの、どうかしたんですか?」
「ん?君たちも旅人か?」
「どうもこうもねえよ!!あれを見ろよ!!」
「橋の上に魔物が居座って先に進めないのよ!!」
「え、それって……」
橋の前に集まった人間達の話を聞いて、ナオは先日も似たような展開に巻き込まれた事を思い出す。まさかスライムやミノタウロスが橋をまた封鎖しているとは思えないが、とりあえずは橋の様子を伺う。
「あれって……」
「……狼?」
「ぷるんっ?」
「ただの狼じゃない、白狼種だよ!!」
橋の上にいるんは全身が真っ白の毛皮で覆われた美しい狼であり、最初は野生動物かと思ったが、馬よりも大きな体躯をしている事から魔物だと伺える。ナオは知らなかったが「白狼種」と呼ばれる魔物らしく、魔獣種の中でも有名な存在らしい。
「白狼種は狼の魔獣の中でも戦闘能力が高い魔物なんだ!!でも、危害を加えなければ大人しい魔物らしいけど、一度怒らせたらとんでもなく暴れる恐ろしい魔物だ!!」
「そんな魔物がどうしてこんな場所に?」
「そんなの知らねえよ!!こっちが聞きたいぐらいだ!!」
「でも、あの白狼種……足枷みたいな物を付けてないか?もしかして誰かに攫われてこんな所まで来たんじゃないのか?」
「足枷?」
ナオは目を凝らすと確かに橋の上で寝そべる狼の四肢に枷が取り付けられていた。恐らくは鎖で繋がれていたのだろうが、まるで力尽くで引きちぎったような壊れ方をしていた。
どうやら白狼種は何者かに捕まった所を脱走してここまで逃げて来たらしく、よくよく観察すると怪我もしているのか腹部に血を流していた。それを見てミズネはナオに声をかける。
「……あの狼、怪我をしてるみたい。今の内なら倒せるかもしれない」
「倒すって……俺達が?」
「おいおい、馬鹿なことを言うなよ!!お前等みたいなガキにあんな化物が倒せるはずないだろ!?」
「私達が魔術師だとしても?」
「えっ!?それって本物の杖なのか!?」
ミズネが杖を見せると人々の反応が代わり、魔術師ならば子供でも魔物を倒せるだけの力を持っていてもおかしくない。
「……私達があの狼を橋から追い出したらどうする?」
「ど、どうするって……金でも払えと言うつもりか!?」
「俺は払ってもいいぞ!!こんな所で時間を無駄に潰すわけにはいかないんだ!!」
「私もお金は払えないけど、食べ物と水ぐらいなら渡せるわ」
「お土産用に買ったお菓子ならあるけど……」
「分かった。なら、あとはナオに任せて」
「俺!?」
自分から提案したにも関わらずにミズネはナオの背中を押して橋にいる白狼の元に近づけさせる。
「ちょ、ちょっとミズネ……なんで俺が前なの!?」
「ナオの魔法なら白狼種の攻撃を防げるから」
「それはそうだけどさ……ああ、もう!!やればいいんでしょ!!」
「ぷるぷるっ」
ナオは先頭を歩くと念のためにステータスの魔法で画面を展開し、拡大化させた状態で前方に展開する。幸にも橋は一本道なので白狼種が正面から襲い掛かって来ても攻撃を防ぐのは容易い。問題なのは白狼種をどうやって追い払うかだった。
近付いてみると橋の上に寝そべる白狼種は酷い怪我を負っている事に気づき、橋の上では大量の血が流れていた。それを見て白狼種が怪我のせいで動けないと考えたナオは少し可哀想に思う。
(ミノタウロスの奴と違ってこいつは怪我で動けないだけなんだ……)
白狼種はナオ達が近付いている事に気づいても動かず、痛みを我慢するので限界なのか襲い掛かる様子はない。ナオは画面越しに白狼種の様子を伺い、そんな彼にミズネは不思議に思う。
「……ナオ?」
「……こいつ、追い払うんじゃなくて別の場所に移動させるだけじゃ駄目かな?本当は無暗に人を襲う魔物じゃないんでしょ?」
「それはそうだけど……どうやって運ぶの?」
「ウォンッ……?」
ナオの言葉を聞いて白狼種は顔を上げ、それを見たミズネは咄嗟に杖を構えた。だが、ナオは彼女を手で制止て白狼種を橋の上から移動させる方法を考える。
画面を拡大化させれば白狼種を運び出す事はできると思うが、もしも移送中に白狼種がナオに襲い掛かったら身を守る事はできない。不安そうな表情を浮かべるナオを見てスラミンは彼の頭の上から降りると、白狼種に向けて話しかける。
「ぷるぷるぷるっ……」
「ウォンッ?」
「ぷるぷるっ……ぷるりんちょっ」
「ちょ、どうしたのスラミン!?」
「会話してる……同じ魔物同士だからもしかたいら意思疎通ができるのかも。私ハスライム語しか理解できなけど」
「いや、十分に凄いよそれ……」
スライムと白狼種は言葉が通じるのかスラミンが鳴き声を上げると、白狼種は頷く素振りを行い、ナオ達の前に立ち上がった。
「クゥ~ンッ……」
「うわっ!?た、立った?」
「ぷるっくりんっ!!」
「……早く画面に乗せてあげてと言ってるみたい」
どうやらスラミンが白狼種を説得したらしく、ナオは慎重に画面を横倒しにして指差しで白狼種に乗り込むように指示する。
「はあっ、はあっ……ミズネ、少し休まない?」
「……もうちょっと歩いたら川が見えるはず。今日はそこで夜営するから頑張って」
「ぷるぷるんっ」
旅に慣れているミズネはずっと歩き続けてるのに疲れを見せず、スラミンも楽しそうに身体を弾ませながら先頭を移動していた。体力には自信があったナオだが、流石に昨日から歩き続けているので限界だった。
(旅ってこんなに大変なのか……こんな事なら馬の乗り方も教わっておくべきだった)
乗り物があれば移動も楽になるのだが、次の街に辿り着いたら馬車の運転ができる護衛を雇うべきか本気で考える。幸いにもミノタウロスの賞金を手に入れたお陰で馬車の購入と護衛を雇うだけの余裕はあった。
お金は大事に使わなければならないのは分かっているが、王都まで徒歩で移動すると一年近くかかってしまうため、早いうちに乗り物を購入して損はない。それにナオは一流の魔術師となってマリアの元に戻るのを目標にしている。
(王都には有名な魔術師がいっぱいいるらしいし、その人達なら俺の古代魔法の事も知ってるかもしれない)
マリアはナオの古代魔法が「攻防一体化した防御魔法」だと推理したが、ナオとしては魔法を発動させる際に表示される文字が気にかかり、日本語で記されている文面によればナオの詳細が記されていた。
(多分、俺の古代魔法は秘密があるはずだ。それを調べるには古代魔法に詳しい人を探さないと……)
人間の魔術師の中でも古代魔法を研究する人間は多いと聞き、彼等と会えばナオは自分の「ステータス」の魔法がどのような秘密があるのか知れるかもしれないと考え、一日でも早く王都に辿り着く必要がある。
「頑張らないとな……あいてっ!?」
歩いている途中でナオは前方を進んでいたはずのミズネとぶつかり、急に立ち止まった彼女にナオは不思議に思う。
「ど、どうしたの?」
「川が見えてきた。でも、様子がおかしい」
「それってどういう……何だあれ!?」
「ぷるぷるっ?」
次の街に向かうには必ず通らなければならない川に数台の馬車が停車しており、最初は商団かと思われたが、どの馬車に乗っている人物も商人には見えない。
彼等は川に架けられた大きな橋の前で停まっており、どうして先に進まないのか不思議に思う。ミズネとスラミンと共にナオは橋の前で立ち往生する人間達の元へ話を聞きに行く。
「あの、どうかしたんですか?」
「ん?君たちも旅人か?」
「どうもこうもねえよ!!あれを見ろよ!!」
「橋の上に魔物が居座って先に進めないのよ!!」
「え、それって……」
橋の前に集まった人間達の話を聞いて、ナオは先日も似たような展開に巻き込まれた事を思い出す。まさかスライムやミノタウロスが橋をまた封鎖しているとは思えないが、とりあえずは橋の様子を伺う。
「あれって……」
「……狼?」
「ぷるんっ?」
「ただの狼じゃない、白狼種だよ!!」
橋の上にいるんは全身が真っ白の毛皮で覆われた美しい狼であり、最初は野生動物かと思ったが、馬よりも大きな体躯をしている事から魔物だと伺える。ナオは知らなかったが「白狼種」と呼ばれる魔物らしく、魔獣種の中でも有名な存在らしい。
「白狼種は狼の魔獣の中でも戦闘能力が高い魔物なんだ!!でも、危害を加えなければ大人しい魔物らしいけど、一度怒らせたらとんでもなく暴れる恐ろしい魔物だ!!」
「そんな魔物がどうしてこんな場所に?」
「そんなの知らねえよ!!こっちが聞きたいぐらいだ!!」
「でも、あの白狼種……足枷みたいな物を付けてないか?もしかして誰かに攫われてこんな所まで来たんじゃないのか?」
「足枷?」
ナオは目を凝らすと確かに橋の上で寝そべる狼の四肢に枷が取り付けられていた。恐らくは鎖で繋がれていたのだろうが、まるで力尽くで引きちぎったような壊れ方をしていた。
どうやら白狼種は何者かに捕まった所を脱走してここまで逃げて来たらしく、よくよく観察すると怪我もしているのか腹部に血を流していた。それを見てミズネはナオに声をかける。
「……あの狼、怪我をしてるみたい。今の内なら倒せるかもしれない」
「倒すって……俺達が?」
「おいおい、馬鹿なことを言うなよ!!お前等みたいなガキにあんな化物が倒せるはずないだろ!?」
「私達が魔術師だとしても?」
「えっ!?それって本物の杖なのか!?」
ミズネが杖を見せると人々の反応が代わり、魔術師ならば子供でも魔物を倒せるだけの力を持っていてもおかしくない。
「……私達があの狼を橋から追い出したらどうする?」
「ど、どうするって……金でも払えと言うつもりか!?」
「俺は払ってもいいぞ!!こんな所で時間を無駄に潰すわけにはいかないんだ!!」
「私もお金は払えないけど、食べ物と水ぐらいなら渡せるわ」
「お土産用に買ったお菓子ならあるけど……」
「分かった。なら、あとはナオに任せて」
「俺!?」
自分から提案したにも関わらずにミズネはナオの背中を押して橋にいる白狼の元に近づけさせる。
「ちょ、ちょっとミズネ……なんで俺が前なの!?」
「ナオの魔法なら白狼種の攻撃を防げるから」
「それはそうだけどさ……ああ、もう!!やればいいんでしょ!!」
「ぷるぷるっ」
ナオは先頭を歩くと念のためにステータスの魔法で画面を展開し、拡大化させた状態で前方に展開する。幸にも橋は一本道なので白狼種が正面から襲い掛かって来ても攻撃を防ぐのは容易い。問題なのは白狼種をどうやって追い払うかだった。
近付いてみると橋の上に寝そべる白狼種は酷い怪我を負っている事に気づき、橋の上では大量の血が流れていた。それを見て白狼種が怪我のせいで動けないと考えたナオは少し可哀想に思う。
(ミノタウロスの奴と違ってこいつは怪我で動けないだけなんだ……)
白狼種はナオ達が近付いている事に気づいても動かず、痛みを我慢するので限界なのか襲い掛かる様子はない。ナオは画面越しに白狼種の様子を伺い、そんな彼にミズネは不思議に思う。
「……ナオ?」
「……こいつ、追い払うんじゃなくて別の場所に移動させるだけじゃ駄目かな?本当は無暗に人を襲う魔物じゃないんでしょ?」
「それはそうだけど……どうやって運ぶの?」
「ウォンッ……?」
ナオの言葉を聞いて白狼種は顔を上げ、それを見たミズネは咄嗟に杖を構えた。だが、ナオは彼女を手で制止て白狼種を橋の上から移動させる方法を考える。
画面を拡大化させれば白狼種を運び出す事はできると思うが、もしも移送中に白狼種がナオに襲い掛かったら身を守る事はできない。不安そうな表情を浮かべるナオを見てスラミンは彼の頭の上から降りると、白狼種に向けて話しかける。
「ぷるぷるぷるっ……」
「ウォンッ?」
「ぷるぷるっ……ぷるりんちょっ」
「ちょ、どうしたのスラミン!?」
「会話してる……同じ魔物同士だからもしかたいら意思疎通ができるのかも。私ハスライム語しか理解できなけど」
「いや、十分に凄いよそれ……」
スライムと白狼種は言葉が通じるのかスラミンが鳴き声を上げると、白狼種は頷く素振りを行い、ナオ達の前に立ち上がった。
「クゥ~ンッ……」
「うわっ!?た、立った?」
「ぷるっくりんっ!!」
「……早く画面に乗せてあげてと言ってるみたい」
どうやらスラミンが白狼種を説得したらしく、ナオは慎重に画面を横倒しにして指差しで白狼種に乗り込むように指示する。
78
あなたにおすすめの小説
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
チートツール×フールライフ!~女神から貰った能力で勇者選抜されたので頑張ってラスダン前まで来たら勇者にパーティ追放されたので復讐します~
黒片大豆
ファンタジー
「お前、追放な。田舎に帰ってゆっくりしてろ」
女神の信託を受け、勇者のひとりとして迎えられた『アイサック=ベルキッド』。
この日、勇者リーダーにより追放が宣告され、そのゴシップニュースは箝口令解除を待って、世界中にバラまかれることとなった。
『勇者道化師ベルキッド、追放される』
『サック』は田舎への帰り道、野党に襲われる少女『二オーレ』を助け、お礼に施しを受ける。しかしその家族には大きな秘密があり、サックの今後の運命を左右することとなった。二オーレとの出会いにより、新たに『女神への復讐』の選択肢が生まれたサックは、女神へのコンタクト方法を探る旅に目的を変更し、その道中、ゴシップ記事を飛ばした記者や、暗殺者の少女、元勇者の同僚との出会いを重ね、魔王との決戦時に女神が現れることを知る。そして一度は追放された身でありながら、彼は元仲間たちの元へむかう。本気で女神を一発ぶん殴る──ただそれだけのために。
目つきが悪いと仲間に捨てられてから、魔眼で全てを射貫くまで。
桐山じゃろ
ファンタジー
高校二年生の横伏藤太はある日突然、あまり接点のないクラスメイトと一緒に元いた世界からファンタジーな世界へ召喚された。初めのうちは同じ災難にあった者同士仲良くしていたが、横伏だけが強くならない。召喚した連中から「勇者の再来」と言われている不東に「目つきが怖い上に弱すぎる」という理由で、森で魔物にやられた後、そのまま捨てられた。……こんなところで死んでたまるか! 奮起と同時に意味不明理解不能だったスキル[魔眼]が覚醒し無双モードへ突入。その後は別の国で召喚されていた同じ学校の女の子たちに囲まれて一緒に暮らすことに。一方、捨てた連中はなんだか勝手に酷い目に遭っているようです。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを掲載しています。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
転生幼女の攻略法〜最強チートの異世界日記〜
みおな
ファンタジー
私の名前は、瀬尾あかり。
37歳、日本人。性別、女。職業は一般事務員。容姿は10人並み。趣味は、物語を書くこと。
そう!私は、今流行りのラノベをスマホで書くことを趣味にしている、ごくごく普通のOLである。
今日も、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰りにスーパーで惣菜を買って、いつも通りに1人で食事をする予定だった。
それなのに、どうして私は道路に倒れているんだろう?後ろからぶつかってきた男に刺されたと気付いたのは、もう意識がなくなる寸前だった。
そして、目覚めた時ー
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる