72 / 73
3 砂漠化の謎を探る
3-19.大樹の解放
しおりを挟む
「私がつけられていたもの、って……」
「魔封じ、って言うんだっけ。俺が通した魔力が、ここで完全に、止まってる」
コンコン。
ニコが金属を小突くと、軽い音がする。
「魔力石を当てても、この上では、反応しないんだ」
暗い魔力石は、金属より上部に当てても、色は変わらない。金属よりも下に当てると、再度、青白い光を取り戻した。
「この輪が、衰えた大樹の根に変わって、地下から魔力を吸い上げている、と聞いているが」
「うーん……そういう効果もあるのかなあ」
王子の言葉に、ニコは首をひねる。
「上がってきた魔力が、堰き止められている感じがするけど」
「堰き止められている、って……なら、この輪は」
「逆の効果を、もたらしているっていうのか?」
王子が、金属の輪を、きっと睨みつけた。
「俺たちは、この輪を維持するのに、細心の注意を払っているんだぞ? 壊れたら、木は枯れてしまうから、と」
「それは無駄な努力だったかもね」
ニコの予感が本当ならば、むしろ、真逆の努力である。残念なことだけど。
「外してみましょう」
「そうだね」
「ならぬ!」
王子の制止の前に、金属の輪が、半分に割れる。
「すごいわね。どうやって外すの?」
「コツがわかったんだ。作った人の魔力に、自分の魔力を馴染ませると、うまく割れる」
見事な半円形に割れた金属を、王子が屈んで、拾い上げた。
「なんてことを……! どうするんだ、これで木が枯れたら、お前たちは死罪を免れぬぞ!」
「見て、イリス」
「青い光が、上がってきてる……」
根元に溜まっていた光が、じわじわと、幹の上部を侵食していく。見下ろしていた視線は、見上げるように。枝の一本一本に、その光が、馴染んでいく。
「戻せ、今すぐに!」
「ニコ、あの葉っぱ!」
私は、枝の先まで到達した光を指した。青白く染まった葉から、光が、ふわっと噴出する。
「すごい……」
次々と、青い光が、葉から舞い散る。細かな光の粒子が、私たちの上に降り注いだ。
ふわふわと舞い降りる青白い光は、そのまま、大樹の周囲に降り積もる。
「すごいわね、ニコ」
「ああ。こんな美しい光景、初めて見た」
大樹と、青い池。
ぼんやりとした幻想的な光が、敷き詰められた魔力石を埋め、少しずつ、その範囲を広げていく。
ニコの手が、私の腰に添えられた。そして、強めに引かれる。
「なに?」
見ればそこに、王子が立っていた。両手に、割れた金属の破片を持っている。
「どうしてくれるんだ! 俺は、俺はこんなこと、父に説明できないぞ!」
光の中で、彼の目元は、強張っている。恐怖なのか、緊張なのか。破片を握る手は、力を込めすぎて、白くなっている。
予想外のこと、理解できないことを目にした時、人は恐怖するのだ。
私はニコの手から離れ、一歩、踏み出した。
「説明しなくても、きっとわかりますよ。その金属の輪は、大樹を封じるためのもの。ここから溢れた魔力が、きっと、台地に染み渡って、豊かな土地を作っていたのですよね?」
私は魔力を感じられないけれど、それでもこの光が、何らかの力を湛えたものであることは見て取れる。
地の底から、根を通じて、魔力を吸い上げ。それをこうして、辺りに振り撒いていたのだ。
「王都の砂漠化は、これが原因だったってこと?」
「私は、そうだと思うわ。本来はここから、さっきみたいな水路を伝って、土地の魔力を高めていたんじゃないかしら」
溜まった青い光は、床の微妙な凹みに合わせて、筋を作って行く。私たちが先ほど出てきた穴のところにも、その光は、流れて行った。
「俺たちが、説明しに行ってもいいですけど……」
「嫌だわ。国家の救世主、なんて祭り上げられると、面倒くさいのよ」
この王都の問題の大元に、砂漠化が座している。魔法の知識が不十分にしか広まっていないのも、魔導士たちが、そこにかける余力がないから。余力がないのは、砂漠化に追われているからだ。
「私は、イリス。そっちは、ニコ。王都の誰かが知っているから、困ったことがあったら、声をかけてね」
王子はまだ、焦った顔をしている。何が起きたのかも、私の言葉も、理解はしていないだろう。
それでいい。魔導士として身を立てることと、今ここで名誉を得ることは、別の問題だ。名乗っておけば、手柄は後から、付いてくる。
「来た道を帰りましょう」
「いいの?」
「いいわ。本当に面倒なのよ、王城の流儀って」
国王に目通りするための作法、礼を受ける時の作法、会話の作法。王城で王族と会話をするときには、本来事前に、そうした作法を叩き込まれる。
そういうの、苦手なんだよね。
「さよなら」
私とニコは、呆然としている王子を置いて、先ほどの穴に戻る。
「ああ、ここも綺麗だね」
「もう、明かりはいらないわ」
大樹から溢れた青い魔力が、水に溶け込み、淡く光っている。
「行こうか」
私は、ニコに抱き寄せられる。青い光の海の中へ、私たちは、頭をつけた。
来た道を、帰るだけ。私たちの歩く速度より少し早く、光が水に混ざりこんでいくので、視界には困らなかった。
「王子様、驚いてたね」
「私も驚いたわ。占い師にまんまと騙されて、台地に魔力を供給する大樹を封じて、砂漠化を招いていたなんて」
「ああいう樹を、イリスは、見たことがあるの?」
「あれは、初めて見たわ」
大樹は、王都のすべて。
意味深な言葉の意味も、今ならわかる。
「ああ、着いた」
頭上から、眩い光がさしてくる。青い光とは違う、日光。私とニコは、池の淵から、外へ上がる。
背後から、ぷしゅ、と水の音がした。
「噴水が……」
振り向くと、水面から、盛大に水が噴き上がっている。水の粒に日光が反射し、虹色に光っている。
「そういう仕組みだったのね」
初代国王の足元に作られた、大樹の彫刻。その中には、水中の魔力に反応して、水が噴き出す仕掛けがなされていたのだ。
「綺麗だね」
「昔のままだわ」
青く、底の見えない水面。噴き上がる水。悠然と佇む、国王の像。
そして。
「イリスさん、ニコラウスさん? 何で、池から出てきたんですか!」
「イリスちゃん、びしょびしょじゃない! ああ、二人とも!」
驚くリックと、サラの声。
日はまださほど高くはなく、この広場にも、人はまばらだ。それぞれが、思い思いにベンチに腰掛け、涼を取っている。
「今、乾かすから」
ぶわ、と熱風が下から吹き上げる。服の裾が舞い、乾燥して元に戻った。
「……ありがと」
「こちらこそ。良い経験をしたよ」
さっぱりした表情で、ニコは笑う。
青い水面が、彼の後ろで、きらきらと輝いていた。
「魔封じ、って言うんだっけ。俺が通した魔力が、ここで完全に、止まってる」
コンコン。
ニコが金属を小突くと、軽い音がする。
「魔力石を当てても、この上では、反応しないんだ」
暗い魔力石は、金属より上部に当てても、色は変わらない。金属よりも下に当てると、再度、青白い光を取り戻した。
「この輪が、衰えた大樹の根に変わって、地下から魔力を吸い上げている、と聞いているが」
「うーん……そういう効果もあるのかなあ」
王子の言葉に、ニコは首をひねる。
「上がってきた魔力が、堰き止められている感じがするけど」
「堰き止められている、って……なら、この輪は」
「逆の効果を、もたらしているっていうのか?」
王子が、金属の輪を、きっと睨みつけた。
「俺たちは、この輪を維持するのに、細心の注意を払っているんだぞ? 壊れたら、木は枯れてしまうから、と」
「それは無駄な努力だったかもね」
ニコの予感が本当ならば、むしろ、真逆の努力である。残念なことだけど。
「外してみましょう」
「そうだね」
「ならぬ!」
王子の制止の前に、金属の輪が、半分に割れる。
「すごいわね。どうやって外すの?」
「コツがわかったんだ。作った人の魔力に、自分の魔力を馴染ませると、うまく割れる」
見事な半円形に割れた金属を、王子が屈んで、拾い上げた。
「なんてことを……! どうするんだ、これで木が枯れたら、お前たちは死罪を免れぬぞ!」
「見て、イリス」
「青い光が、上がってきてる……」
根元に溜まっていた光が、じわじわと、幹の上部を侵食していく。見下ろしていた視線は、見上げるように。枝の一本一本に、その光が、馴染んでいく。
「戻せ、今すぐに!」
「ニコ、あの葉っぱ!」
私は、枝の先まで到達した光を指した。青白く染まった葉から、光が、ふわっと噴出する。
「すごい……」
次々と、青い光が、葉から舞い散る。細かな光の粒子が、私たちの上に降り注いだ。
ふわふわと舞い降りる青白い光は、そのまま、大樹の周囲に降り積もる。
「すごいわね、ニコ」
「ああ。こんな美しい光景、初めて見た」
大樹と、青い池。
ぼんやりとした幻想的な光が、敷き詰められた魔力石を埋め、少しずつ、その範囲を広げていく。
ニコの手が、私の腰に添えられた。そして、強めに引かれる。
「なに?」
見ればそこに、王子が立っていた。両手に、割れた金属の破片を持っている。
「どうしてくれるんだ! 俺は、俺はこんなこと、父に説明できないぞ!」
光の中で、彼の目元は、強張っている。恐怖なのか、緊張なのか。破片を握る手は、力を込めすぎて、白くなっている。
予想外のこと、理解できないことを目にした時、人は恐怖するのだ。
私はニコの手から離れ、一歩、踏み出した。
「説明しなくても、きっとわかりますよ。その金属の輪は、大樹を封じるためのもの。ここから溢れた魔力が、きっと、台地に染み渡って、豊かな土地を作っていたのですよね?」
私は魔力を感じられないけれど、それでもこの光が、何らかの力を湛えたものであることは見て取れる。
地の底から、根を通じて、魔力を吸い上げ。それをこうして、辺りに振り撒いていたのだ。
「王都の砂漠化は、これが原因だったってこと?」
「私は、そうだと思うわ。本来はここから、さっきみたいな水路を伝って、土地の魔力を高めていたんじゃないかしら」
溜まった青い光は、床の微妙な凹みに合わせて、筋を作って行く。私たちが先ほど出てきた穴のところにも、その光は、流れて行った。
「俺たちが、説明しに行ってもいいですけど……」
「嫌だわ。国家の救世主、なんて祭り上げられると、面倒くさいのよ」
この王都の問題の大元に、砂漠化が座している。魔法の知識が不十分にしか広まっていないのも、魔導士たちが、そこにかける余力がないから。余力がないのは、砂漠化に追われているからだ。
「私は、イリス。そっちは、ニコ。王都の誰かが知っているから、困ったことがあったら、声をかけてね」
王子はまだ、焦った顔をしている。何が起きたのかも、私の言葉も、理解はしていないだろう。
それでいい。魔導士として身を立てることと、今ここで名誉を得ることは、別の問題だ。名乗っておけば、手柄は後から、付いてくる。
「来た道を帰りましょう」
「いいの?」
「いいわ。本当に面倒なのよ、王城の流儀って」
国王に目通りするための作法、礼を受ける時の作法、会話の作法。王城で王族と会話をするときには、本来事前に、そうした作法を叩き込まれる。
そういうの、苦手なんだよね。
「さよなら」
私とニコは、呆然としている王子を置いて、先ほどの穴に戻る。
「ああ、ここも綺麗だね」
「もう、明かりはいらないわ」
大樹から溢れた青い魔力が、水に溶け込み、淡く光っている。
「行こうか」
私は、ニコに抱き寄せられる。青い光の海の中へ、私たちは、頭をつけた。
来た道を、帰るだけ。私たちの歩く速度より少し早く、光が水に混ざりこんでいくので、視界には困らなかった。
「王子様、驚いてたね」
「私も驚いたわ。占い師にまんまと騙されて、台地に魔力を供給する大樹を封じて、砂漠化を招いていたなんて」
「ああいう樹を、イリスは、見たことがあるの?」
「あれは、初めて見たわ」
大樹は、王都のすべて。
意味深な言葉の意味も、今ならわかる。
「ああ、着いた」
頭上から、眩い光がさしてくる。青い光とは違う、日光。私とニコは、池の淵から、外へ上がる。
背後から、ぷしゅ、と水の音がした。
「噴水が……」
振り向くと、水面から、盛大に水が噴き上がっている。水の粒に日光が反射し、虹色に光っている。
「そういう仕組みだったのね」
初代国王の足元に作られた、大樹の彫刻。その中には、水中の魔力に反応して、水が噴き出す仕掛けがなされていたのだ。
「綺麗だね」
「昔のままだわ」
青く、底の見えない水面。噴き上がる水。悠然と佇む、国王の像。
そして。
「イリスさん、ニコラウスさん? 何で、池から出てきたんですか!」
「イリスちゃん、びしょびしょじゃない! ああ、二人とも!」
驚くリックと、サラの声。
日はまださほど高くはなく、この広場にも、人はまばらだ。それぞれが、思い思いにベンチに腰掛け、涼を取っている。
「今、乾かすから」
ぶわ、と熱風が下から吹き上げる。服の裾が舞い、乾燥して元に戻った。
「……ありがと」
「こちらこそ。良い経験をしたよ」
さっぱりした表情で、ニコは笑う。
青い水面が、彼の後ろで、きらきらと輝いていた。
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。
樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」
公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。
死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」
目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。
「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」
隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。
そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……?
「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」
資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる