73 / 100
第73夜 西側の窓
しおりを挟む
中学を卒業するまで住んでいた家の私の部屋には窓が2つあり、南側に小さな窓、西側に大きな窓がありました。
私は親に何と言われようと、西側の窓のカーテンをいつも閉め切っていました。
理由は、その窓から変なものが覗くからなんです。
変なものは、黒い身体をしていて、顔には大きな目が2つ付いているだけでした。
私の部屋は2階にあり、普通の人間には覗くことはできないので、私はその存在にとても怯えていました。
家族に話しても全く相手にされず、隣の兄の部屋が私の部屋より少し広かったので、
「お兄ちゃんの部屋の方が広いから、部屋を替えてほしくてそんなこと言ってるんだろう」
と言われていました。
小学6年のある日、家に帰ると、
「部屋を見てごらん」
と母に笑顔で言われました。
私は嫌な予感がして、走って部屋に向かうと、西側の窓のカーテンが全開になっていました。
「ほら、こうすると太陽の光が入って明るいでしょ」
と母は得意げでしたが、変なものの2つの目がしっかりと私をとらえていました。
私は恐怖で泣きながら
「早くカーテンを閉じて!!早く!!」
と母を怒鳴りました。
私のあまりの泣きように驚いたのか、母はカーテンを閉めてくれました。
私はそれがトラウマになり、西側の窓の前に本棚を移動し、完全に窓が見えないようにしました。
すると、今度は兄が自分の部屋の西側の窓のカーテンを閉め切るようになり、そのうち画鋲でカーテンを壁に貼付けてしまいました。
私は兄と仲が悪かったので理由は訊きませんでしたが、その家を引っ越すまで兄は決して西側の窓を開放することはありませんでした。
ちなみに、その家の西側は大きな墓地でした。
私は親に何と言われようと、西側の窓のカーテンをいつも閉め切っていました。
理由は、その窓から変なものが覗くからなんです。
変なものは、黒い身体をしていて、顔には大きな目が2つ付いているだけでした。
私の部屋は2階にあり、普通の人間には覗くことはできないので、私はその存在にとても怯えていました。
家族に話しても全く相手にされず、隣の兄の部屋が私の部屋より少し広かったので、
「お兄ちゃんの部屋の方が広いから、部屋を替えてほしくてそんなこと言ってるんだろう」
と言われていました。
小学6年のある日、家に帰ると、
「部屋を見てごらん」
と母に笑顔で言われました。
私は嫌な予感がして、走って部屋に向かうと、西側の窓のカーテンが全開になっていました。
「ほら、こうすると太陽の光が入って明るいでしょ」
と母は得意げでしたが、変なものの2つの目がしっかりと私をとらえていました。
私は恐怖で泣きながら
「早くカーテンを閉じて!!早く!!」
と母を怒鳴りました。
私のあまりの泣きように驚いたのか、母はカーテンを閉めてくれました。
私はそれがトラウマになり、西側の窓の前に本棚を移動し、完全に窓が見えないようにしました。
すると、今度は兄が自分の部屋の西側の窓のカーテンを閉め切るようになり、そのうち画鋲でカーテンを壁に貼付けてしまいました。
私は兄と仲が悪かったので理由は訊きませんでしたが、その家を引っ越すまで兄は決して西側の窓を開放することはありませんでした。
ちなみに、その家の西側は大きな墓地でした。
0
あなたにおすすめの小説
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる