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第92夜 本当にヤバい部屋
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ホテルや旅館に泊まる時、その部屋がヤバいかヤバくないか、見分ける方法がいくつかあります。
一番簡単なのは、壁に飾ってある絵や掛け軸などの裏を見ることです。
そこにお札が貼ってあれば、そこは確実に何かがあった部屋です。
でも、お札がちゃんと貼ってあれば、まだその部屋は大丈夫です。
では、本当にヤバい部屋はどんな部屋か。
今回は、私がそんな本当にヤバい部屋に泊まった時のことをお話しいたします。
数年前、出張でH県に行った時のことです。
私はいつものように壁に飾られた絵の裏にお札が貼ってないか調べました。
すると、絵の裏の壁に長方形の形をした周りと色が違う部分がありました。
『これってお札が貼ってあった跡じゃないの?』
と私は思い、部屋を替えてもらおうとしました。
しかし、満室だったため断られてしまい、やむを得ずその部屋に泊まることになりました。
異変は夜になると起こりました。
翌日の営業の仕事の準備を済ませ、ベッドの上で寝転がってスマホをいじっていると、上からバタバタと何人もの人が走り回る音が聞こえ始めました。
『最悪だ……』
と私は思いました。
なぜなら、私が泊まっていた階は最上階だったからです。
布団を頭まで被って寝ようとしましたが、音は大きくなるばかりで、それどころか、体当たりでもしているんじゃないかと思うようなすごい音までし始めたのです。
『明日大事な仕事なのに……』
私はだんだんとその音にイライラしてきて、相手はこの世のものではないかもしれないにも関わらず、バッと布団をはぎ取って
「うるさいっ!!!!」
と天井を睨みつけながら怒鳴ってしまいました。
すると、音はピタッと止まり、急にしーんと静まり返りました。
『もしかして効果あった?』
と思ったのもつかの間、黒くて丸いボールのような塊が、天井からいくつもぶら下がりながら落ちてきたのです。
よく見るとそれは全て人間の顔で、老若男女、笑っている顔や怒っている顔、泣いている顔など様々でした。
私は、これはただ事ではないと思って部屋を飛び出し、ホテルからも出て、近くの漫画喫茶で一夜を明かしました。
翌日、その部屋に戻ると、昨夜のことは嘘だったかのように、普通の部屋に戻っていました。
早々にチェックアウトし、二度とこのホテルには泊まらないと心に誓いました。
それでも、仕事をこなして家路に着く頃には、昨夜のことは夢だったのかもしれないと思い始めていました。
それくらい現実とはかけ離れた出来事でしたからね。
しかし、家に着き、シャワーを浴びて、テレビを見ながらまったりしていると、
「ドタドタドタドタ」
と上から何人もの人が走り回る音が聞こえ始めました。
『最悪だ……』
と私は思いました。
なぜなら、私の住んでいる場所は、マンションの最上階だったからです。
一番簡単なのは、壁に飾ってある絵や掛け軸などの裏を見ることです。
そこにお札が貼ってあれば、そこは確実に何かがあった部屋です。
でも、お札がちゃんと貼ってあれば、まだその部屋は大丈夫です。
では、本当にヤバい部屋はどんな部屋か。
今回は、私がそんな本当にヤバい部屋に泊まった時のことをお話しいたします。
数年前、出張でH県に行った時のことです。
私はいつものように壁に飾られた絵の裏にお札が貼ってないか調べました。
すると、絵の裏の壁に長方形の形をした周りと色が違う部分がありました。
『これってお札が貼ってあった跡じゃないの?』
と私は思い、部屋を替えてもらおうとしました。
しかし、満室だったため断られてしまい、やむを得ずその部屋に泊まることになりました。
異変は夜になると起こりました。
翌日の営業の仕事の準備を済ませ、ベッドの上で寝転がってスマホをいじっていると、上からバタバタと何人もの人が走り回る音が聞こえ始めました。
『最悪だ……』
と私は思いました。
なぜなら、私が泊まっていた階は最上階だったからです。
布団を頭まで被って寝ようとしましたが、音は大きくなるばかりで、それどころか、体当たりでもしているんじゃないかと思うようなすごい音までし始めたのです。
『明日大事な仕事なのに……』
私はだんだんとその音にイライラしてきて、相手はこの世のものではないかもしれないにも関わらず、バッと布団をはぎ取って
「うるさいっ!!!!」
と天井を睨みつけながら怒鳴ってしまいました。
すると、音はピタッと止まり、急にしーんと静まり返りました。
『もしかして効果あった?』
と思ったのもつかの間、黒くて丸いボールのような塊が、天井からいくつもぶら下がりながら落ちてきたのです。
よく見るとそれは全て人間の顔で、老若男女、笑っている顔や怒っている顔、泣いている顔など様々でした。
私は、これはただ事ではないと思って部屋を飛び出し、ホテルからも出て、近くの漫画喫茶で一夜を明かしました。
翌日、その部屋に戻ると、昨夜のことは嘘だったかのように、普通の部屋に戻っていました。
早々にチェックアウトし、二度とこのホテルには泊まらないと心に誓いました。
それでも、仕事をこなして家路に着く頃には、昨夜のことは夢だったのかもしれないと思い始めていました。
それくらい現実とはかけ離れた出来事でしたからね。
しかし、家に着き、シャワーを浴びて、テレビを見ながらまったりしていると、
「ドタドタドタドタ」
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