あだ名が242個ある男(実はこれ実話なんですよ25)

tomoharu

文字の大きさ
111 / 143
コイヌネランド

コイヌネランド「3話」

しおりを挟む

ケンジ「うわー、タカシ、ついに来たよ! コイヌネランドのお化け屋敷!」
タカシ「マジかよ… 僕は、ジェットコースターより、お化けの方が嫌いなんだけど」
コイヌネランドのお化け屋敷は、ウォークスルー型だった
その入り口は、暗闇と不気味な音楽に包まれ、すでにタカシの心臓は早鐘を打っていた。
ケンジ「大丈夫でしょ笑 僕の方がビビりだし笑笑」
そう決めて、二人は暗闇の中へと足を踏み入れた。
タカシ「うわっ! きゃーうひょーやめてくれーー!!」
突然、タカシの足元に、何かが当たり悲鳴を上げていた
ケンジ「いやっ!やめて! 怖いよ笑笑」
タカシ「くそっ、お化けなんて怖くねぇからな、今のはケンジクションの練習さ!」
タカシは強がってるが、声が震えていた さらに奥へ進んだ、
ケンジ「あー!もうダメだ!出口どこ!!」
タカシ「いや、まだ始まったばっかりだって!」
その時、後ろから追いかけられてる気配がした
タカシ「ん?」といい立ち止まった
ケンジ「え?何しているの? ほら、先進もうよ」
お化け「ぎゃああああああっ!」
タカシ「うわぁーー」といい驚いた勢いで、お化けを蹴り飛ばしてしまった
緊急音「ビービービー」
アナウンス「お客様にご案内します。ただいま、緊急停止ボタンが押されたため、明かりをつけます」
ケンジ「えぇ?うそ!」
タカシ「ま、まさかの僕のせい?」
ケンジ「お化けに体当たりしたら、緊急停止になるかな~」
明かりがつくと、タカシは、変顔をしていた
ケンジ「わぁ、びっくりした」
タカシ「いや~人生初のウォークスール型のお化け屋敷は、やっぱり怖いなぁ~」
係員「あなたたちが、こちらの貞子さんを蹴り飛ばしましたか?」
タカシ「あ、はい」
係員「こちらのお化けは故障しやすいので、今回は大目に見ますが、今後は気を付けてください」
タカシ「もう二度とお化け屋敷になんか、入らないからな!」
ケンジ「すいません。僕が無理やり入らせてしまいました」
係員「大丈夫ですよ お化けは怖いですもんね!」
タカシ「はい!おすすめのアトラクションとかありますか?」
係員「実は、いま謎解きイベントやっているので、ぜひこの後、参加してみてください!」といいタカシたちは、謎解きイベントに挑戦することになった。《続》
しおりを挟む
感想 32

あなたにおすすめの小説

童話短編集

木野もくば
児童書・童話
一話完結の物語をまとめています。

きたいの悪女は処刑されました

トネリコ
児童書・童話
 悪女は処刑されました。  国は益々栄えました。  おめでとう。おめでとう。  おしまい。

世にも奇妙な日本昔話

佐野絹恵(サノキヌエ)
児童書・童話
昔々ある所に お爺さんと お婆さんが住んでいました お婆さんは川に洗濯物へ お爺さんは山へ竹取りへ 竹取り? お婆さんが川で 洗濯物をしていると 巨大な亀が泳いで来ました ??? ━━━━━━━━━━━━━━━ 貴方の知っている日本昔話とは 異なる話 ミステリーコメディ小説

14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート

谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。 “スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。 そして14歳で、まさかの《定年》。 6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。 だけど、定年まで残された時間はわずか8年……! ――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。 だが、そんな幸弘の前に現れたのは、 「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。 これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。 描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。

くらげ のんびりだいぼうけん

山碕田鶴
絵本
波にゆられる くらげ が大冒険してしまうお話です。

かぐや

山碕田鶴
児童書・童話
山あいの小さな村に住む老夫婦の坂木さん。タケノコ掘りに行った竹林で、光り輝く筒に入った赤ちゃんを拾いました。 現代版「竹取物語」です。 (表紙写真/山碕田鶴)

おっとりドンの童歌

花田 一劫
児童書・童話
いつもおっとりしているドン(道明寺僚) が、通学途中で暴走車に引かれてしまった。 意識を失い気が付くと、この世では見たことのない奇妙な部屋の中。 「どこ。どこ。ここはどこ?」と自問していたら、こっちに雀が近づいて来た。 なんと、その雀は歌をうたい狂ったように踊って(跳ねて)いた。 「チュン。チュン。はあ~。らっせーら。らっせいら。らせらせ、らせーら。」と。 その雀が言うことには、ドンが死んだことを(津軽弁や古いギャグを交えて)伝えに来た者だという。 道明寺が下の世界を覗くと、テレビのドラマで観た昔話の風景のようだった。 その中には、自分と瓜二つのドン助や同級生の瓜二つのハナちゃん、ヤーミ、イート、ヨウカイ、カトッぺがいた。 みんながいる村では、ヌエという妖怪がいた。 ヌエとは、顔は鬼、身体は熊、虎の手や足をもち、何とシッポの先に大蛇の頭がついてあり、人を食べる恐ろしい妖怪のことだった。 ある時、ハナちゃんがヌエに攫われて、ドン助とヤーミがヌエを退治に行くことになるが、天界からドラマを観るように楽しんで鑑賞していた道明寺だったが、道明寺の体は消え、意識はドン助の体と同化していった。 ドン助とヤーミは、ハナちゃんを救出できたのか?恐ろしいヌエは退治できたのか?

たったひとつの願いごと

りおん雑貨店
絵本
銀河のはてで、世界を見守っている少年がおりました。 その少年が幸せにならないと、世界は冬のままでした。 少年たちのことが大好きないきものたちの、たったひとつの願いごと。 それは…

処理中です...