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人生鬼ハードモード
【5日目】詐欺?マジ?見分けろ眠杉!
しおりを挟む朝、中学校へ向かった
眠杉「熱血先生!無事に席替え表が完成しました!」
熱血先生「おぉ、でかしたぞ! ありがとな」といい後ろで、席替えする様子をみていた
生徒全員「うまく配置されてる~」
生徒A「眠杉先生ありがとう!」
生徒B「好きな人と隣になれてうれしい!」
生徒C「寒がりの私の融通も利かせてくれてありがとう!」
などなど、生徒から嬉しい言葉を頂いた
眠杉「やったー!一件落着!!」
熱血先生「本当にありがとう!クビになることは冗談だよ
眠杉君の実力を試していただけさ」
眠杉「えぇーめっちゃ必死だったんですよ!まぁよかったです!」といい家に帰った
不動産さんから電話がかかってきた
眠杉「またこの電話番号か、どうせ詐欺だろ 無視!」といい無視しているとメールが送られてきた
不動産「眠井さん!いい加減にしてください!家賃を2 ヶ月も滞納してますよ!」
詐欺だと思い込んで無視していた電話は、紛れもない現実だった。
眠杉は、通帳と印鑑を握りしめ、銀行へ向かった。
窓口担当の方に、説明してもらってるが、耳に入ってこない。
担当者「お客様、こちらの欄に…」
眠杉「え?どこです?」
担当者「ですから、こちらの…」
眠杉「はい?なんて?」
同じ問答を5回は繰り返していた。
記入した書類は、字が汚すぎてアラビア文字になっていた
押した印鑑は、朱肉が滲んで認識できず、全く違う欄に名前を書いてしまうい、担当者の顔から、笑顔が消えてしまった
なんとか手続きを終え、午後はスーパーへ買い出しに行った
しかし、眠杉の体は限界だった。
カートを押す足は千鳥足で、ふらふら状態だった。
目の前に現れる好物のポテトチップス、チョコレート、アイスクリームを、値段も見ずに次々とカゴへ放り込んでいく。
その時だった。ふらついた眠杉のカートが、買い物中の主婦の足に「ガツン!」
主婦「いったぁ!何すんのよアンタ!」
眠杉「すいません」
今度は別のおじいさんのカートに「ゴン!」
おじさん「ちゃんと前見て歩けよ」
眠杉「すいません」
店内に響き渡る衝突音と怒声 店員さんにガッツリ目をつけられていた。この日、眠杉がカートをぶつけた回数は、43回だった。
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