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やりすぎヒーロー伝説&ドリームストーリー
第3話 小学生の思い出
しおりを挟む僕は4月より小学校へ通うことになった。
なんとクラスメイトに都内から来た人がいた。
その人に声をかけてみると
紘「はじめまして紘だよ」
竜也「え?紘ってあの有名な坂口紘だよね?」
紘「え?そんなに有名なの?笑」
竜也「俺も住んでたんだけど新聞に載ってたよ。2歳半の子供が犯人撃退って」
紘「え~まじかよ笑」
竜也「それで会えて嬉しいよ」
紘「おう笑」と仲良くなった。
次の日学校へ行くと
紘「え?」
なんと死んでる人がいた。僕は急いで先生のところへいったがだれもいなかった。
紘「え?どういうこと??」
竜也「おはよう!紘」
紘「竜也くん!大変だよ。あれみてよ」
竜也「え?死んでいる。紘探索しよう!」
紘「うん!」といい探索していた。
体育館が騒がしかった。入口から覗いてみてみると
紘「え?やばいよ」
竜也「え?あれは…」なんと体育館に先生(全員)が縛り付けられていた。
紘「とりあえず助けないと」
竜也「だな」
??「なんか騒がしいな、だれか入ってきたのか?」
紘「やばい、どうする?」
竜也「こっちだ」といいかくれると
??「なんだ、だれもいないのか」といい再び外へ出て行った
紘「危なかった」
竜也「さっきの人ナイフ持ってたよ」
紘「もしかして!」
竜也「ん?なにかわかったのか?」
紘「うん!とりあえず先生たちを助けよ!」といい助けた。
竜也「ほかのみんなもどこかに閉じ込められてるはずだ。徹底的に探せ」
紘「うん!」といい探した。
先生を助けると
先生「君たち今日は臨時休校にしたはずだよ。なんでここにいるの?」
紘「間違えてきちゃいました。」
竜也「俺もです。」
先生「いいから早く帰りな。死にたくないでしょ?」
竜也「いや、先生聞いてくださいよ。紘はいろいろな問題を解決させてきたんですよ。なのでこの事件も解決させちゃいますよ」
先生「いい?これは遊びじゃないの、だからさっさと帰って」
紘「いやです!解決させてから帰ります」
??「さっきからボソボソうるせんだよ、そこにいるのはわかってるんだからな」と犯人がドアを開けた
紘「先生こっちです」といい誘導した。
犯人がドアを開けたときには僕たちの姿は見えてなかった。
犯人「は?あいつらどこへ隠れたんだ?」と犯人はいろいろなものをどかして探していた。
先生と僕たちはどうにか葉っぱの中に隠れることができた。
犯人「どこいった? くそっ、見つけたら滅多切りしてやる!」とかなりの威嚇をしていた。
紘「先生、あの犯人はだれかわかりますか?」
先生「多分、生徒の保護者だと思われるけどね」
竜也「あっ、この事件の犯人分かった!」
紘「でも今は、これ以上殺される人を防がないといけないよ」
竜也「そうだな、あと証拠を見つけないとな」
先生「2人とも気を付けてね」
紘「もちろんです!」と話していると
悲鳴が聞こえた。
外へ出ると中庭に違うクラスの担任の先生が倒れていた。
紘「まじ?」
竜也「なるほどね。俺はこの事件の謎わかったぞ」
先生「竜也くん・紘くんに事件の解説は任せてもいいかしら」
2人「はい!」といい任せられた。
校門へ行くと、また死んでいる人がいた。
紘「え?この人は」
竜也「え?この人が犯人じゃなかったのか。」
それは教頭先生だった。
竜也「教頭先生が犯人だと思ってたけど違うみたいだな」
紘「んー」
先生「一体何が目的なのかしら」
竜也「紘、おまえしか解決できない。頑張って探り出してきて」
紘「んー」
先生「あー心配だから校長先生に相談しますね」
紘「あっ!この謎はすべて解けた!犯人はこの学校の中にいる。」
先生「えっ、わかったんですか?」
竜也「よしっ、さっそく体育館へ行くか」
体育館へ全職員集まってもらった。
紘「みなさんこんにちは。紘です」
竜也「紘と同じクラスの竜也です。」
先生「この2人がこの事件の謎を解いてくれたようです。」
他の先生「いや、小学生がこんな事件解決できるなんて聞いたことないですよ」
校長「小1で解決できる頭脳なんてもってないだろ」
先生「ですが、聞いてください」
紘「犯人は校長先生!あなたです」
校長「いや、なにを言ってるんだ?私が人を殺すなんてありえないだろ」
紘「最初はそう思った。でも校長先生と教頭先生のみ体育館の中に閉じ込められていなかった。だから選択肢は2つだったのだ。しかし、教頭先生が殺されたため、選択肢は1つになり確実になったのだ」
校長「いや、じゃあどうやって殺したというのかね」
紘「校長先生はまず生徒を休ませるよう連絡網でまわさせた。これで生徒は1人も来ない。先生たちにはなぜ休ませたのか疑問に思わせ、学校へ来させた。校長先生は不審者の格好をし、先生たちを脅した。しかし1人の先生には校長先生が不審者に変装していることがばれてしまった。口封じのためその先生を殺した。
次に校長先生が歩いているときに、ほかのクラスの担任の先生が校長室に行ったが誰もいなくて犯人が校長先生だと気づかれてしまい、殺した。それを後ろで教頭先生が見ていたので殺した。」
校長「くそ、その通りだ。でもなんでそんなことがわかったんだ。」
紘「竜也くんは教頭先生が犯人だと思っていたからだ。でも教頭先生が自殺するわけがない。だから校長先生が犯人ということに気が付いた。」
校長「そうか。この学校の校長にはなりたくなかった。しかし教頭が校長になりたくないから代わりになってくれと押し付けてきた。教頭はなにも仕事してくれなかった。しかしほかの先生は私が悪いといいそれが頭にきて、この事件を起こした。」
紘「そうなんですか」といい警察に捕まった。
紘「先生、この学校の校長先生と教頭先生は変わるんですか?」
先生「そうですね。他校のあいている先生がなってもらうか。本校の先生が校長や教頭になる場合もあります。」
紘「なるほど。まあ事件解決してよかったです。」
先生「そうね!」
それから1年後、僕たちは鉄道について調べていた。
3人いたが1人は体調不良で僕ともう一人の女子だけだった。しかしみんなには僕ともう一人が両思いだと勘違いされていて変な期待をされていた。
鉄道について発表すると
いつも以上にみんなが盛り上がっていた。
ある意味よかったのかもしれない。先生や竜也もほめてくれた。
紘「先生!あの銅像ってなんですか?」
先生「あれは有名な二宮金次郎の像だよ」
紘「おー!でもなんで置かれてるんですか?」
先生「国の政策のためというだけでなく、純粋に勤労・勤勉のモデルとして銅像を設置しているんだよ。
薪を背負って歩きながら本を読んだ姿だけど、本当は薪を背負って歩きながら覚えたことを暗唱していたんだよ。」
紘「なるほど」
竜也「紘~何やってるんだ?」
紘「なんで銅像がこんなところに置いてあるのか聞いてみたの」
竜也「なるほどな」
先生「残念ながら今日で最後みたい。紘君も今日で引っ越しちゃうんだよね?」
紘「えー!はい明日には引っ越しちゃいます。」
先生「じゃあ最後にこの撤去される理由をみんなに話してから引っ越してもらわないとね!」
紘「えー!あ、はい!」
竜也「なぜ撤去されるんだ?あの像はみんなが仕事や勉強を頑張ってもらえるように置いた像だろ。特に殺人事件とかも起きてないのになぜだよ」
紘「考えろ、考えろ、何かあるはずだ」
近くにいた年下の小学生が、下を向きながら歩いていた。数分後ぶつかっていた。
紘「あ!そういうことか!!」
竜也「わかったのか??」
紘「この謎はすべて解けた!」
体育館へ全校生徒集まってもらった。
紘「みなさんこんにちは3年2組の紘です。
今回みなさんに集まってもらった理由は、なぜ二宮金次郎の像が撤去されてしまうかという理由です。」
みんな「あー」とざわついていた。
紘「僕はその理由がわかりました。それは歩きながら本を読むことが危ないことだからです。」
先生「でも実際は、歩きながら暗唱する人だったんですよ?」
紘「小学生があの像を見て、そんなことがわかるのは超インテリ小学生しかいないと思います。
なので全国統一で撤去されることになったのです!」
先生「そういうことね。確かにそうだわ」
紘「みなさん色々とお世話になりました。たくさんの思い出が作れてうれしいです。では明日から新たな旅をするのでさようなら!」
みんな「パチパチ」と体育館中が拍手の音だった。
紘「今度住むところは、めっちゃ暗いところだな~」
親「こんなところに長年住むなんて結構たいへんそうよ」
紘「確かに」
小学校もめちゃくちゃ問題が起こりそうな雰囲気だった。
紘「まじか~こんなところに通うのか…」と行く気がなくなった。
半年後の夏休みは、1つ上のみうなに毎日強制的に遊ぶ約束をさせられ、地獄のような日々を送っていた。(10時間以上ゲームなど)いやでも僕はゲーム依存症になってしまった。
どんどんテストの成績は下がっていった。だけど漢字テストだけは100点だった。しかし得意な算数はいつも5点や10点とありえない状況だった。
クリスマスの20時ごろ寝ようと思い、電気を消すと
外から「バーン」と爆音が聞こえた。
紘「え?え?」車のスタンドガラスが窓にぶつかった。なんとギリギリのところで僕の命は助かっていた。
1歩前に出ていたら僕もけがをしていたという九死に一生の追突事故だった。
紘「あー怖かった」
母「大丈夫か!紘」
紘「まじで怖かった。こんな経験したの僕くらいでしょ?」
母「うん。もうこんな家から出ていく」といい家出した。
紘「そんな…」
父「気にすんな、何日かしたら帰ってくるよ」
紘「いや、そんな軽々といっちゃだめだよ。僕追いかけてくる。」といい外へ出た。
父「もー勝手にしとけ」と家庭崩壊していた
紘「お母さん待って!」
母「もうこんな家はやだ!!来た時から思ったんだよ。暗いし怖かった!だからもうやだーー」
紘「待ってよお母さん。こんな環境に耐えられないっていって逃げていいの?僕はみんなを助けるヒーローになりたい!
それが紘の名前の由来だから!!」
母「紘、よくその由来しってるね。息子に言われたら仕方ない」
紘「うん!そうだよお母さん。それが大事だよ!」
といい無事家に戻ってみんながそろった。
母「さっきは、勝手に出て行ってごめんなさい。紘に言われて気づいたの。こんな親じゃ親失格だよね。」
父「まあ帰ってきてよかったよ」
紘「うんうん!」
お父さんの仕事の関係もあり、また引っ越すことになった。
紘「よしっ」といい引っ越した。
新たな小学校へ通い始めたが
名前がなかなか覚えられなかった。
どうすれば覚えられるのか。ずっと考えていた。
紘「あっ!いいこと思いついた。でもなーそれだとやばいやつって思われるからな~ あっ!この方法なら!!」
次の日学校へ行くと
紘「君はあだななんて呼ばれてる?」
○○「おー紘、俺は○○って呼ばれてるよ」
と、あだながある人はあだなで呼ぶことにした。
もしくは特徴的なところなどを見て覚えていた。
結果1週間でクラス全員の名前(フルネーム)を覚えることができた。
妹の誕生日が近いとき
妹「お兄ちゃんちょっときて」
紘「どうしたんだ?」
妹「なんかかっぱみたいなやつ」
紘「かっぱみたいなやつ!?」
妹「あ、これこれ」
紘「あーそれはかっぱえびせんっていうんだぞ」
妹「これほしい!」
紘「いいよ!今月は誕生日だし誕生プレとして買うよ」
妹「やったー!」といい買ってあげた。
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