75 / 143
やりすぎヒーロー伝説&ドリームストーリー
第5話 オリンピック2020
しおりを挟む紘「ん?この電話番号は初めてだな」といい取ってみると
??「もしもし」変声機を使って話していた。
紘「どちらさまでしょうか?」
??「あの有名な烏坂探偵事務所を書いた坂口紘さんですよね?」
紘「あーはい笑笑」
??「とても面白かったですよ!」
紘「ありがとうございます笑」
??「そんなあなたに、お題を言います」
紘「なんでしょうか?」
??「春休みで暇だと思うので、青森県へ行ってください。」
紘「ちょうど明日青森行きますよ」
??「おぉそれは、ちょうどよかったです。明日青森ついて悪田真里香に会ったら電話を掛けてください」といわれた。
青森県に着き、青森海田高校へ向かった。
青森海田高校へ着くと
紘「すげ~サッカー強いんだ」
近くにいた先生が話しかけてきた。
先生「どうなさいましたか?」
紘「あ、こんにちは~ 僕は坂口紘です!」
先生「え?あの偏差値35のアホが公務員試験合格狙ってる人ですか?」
紘「あ、はい笑笑」
先生「いや~君のその目標はすごいよ!」
紘「ありがとうございます」
先生「だれをお探しですか?」
紘「悪田真里香さんに会ってみたいです」
先生「なるほど!少々お待ちを」
紘「はい」といい数分後
真里香「はい どうなさいましたか?」と声を掛けられたが、可愛くて照れてしまった
紘「あ、いや、そのー」
真里香「変な人はお断りです!」
紘「あ、違います!僕は坂口紘といいます。
偏差値低い僕が公務員を目指すという者です。」
真里香「え?そんな人知りませんよ?笑」
紘「ん?あ、知らないんですか?」
真里香「はい笑笑」
紘「あーそれなら申し訳ございません笑」
真里香「何の用ですか?」
紘「僕はあなたの推しです!」
真里香「それはうれしいですが、練習するのでさようなら」
紘「あ、ちょっと、待ってくださーい!」
いきなり??から電話がかかってきた
??「悪田真里香さんに電話を代わってください」
真里香「もしもし」
??「悪田さんですか?」
真里香「はい」
??「次のフィギュアスケートの大会で問題が発生するようです。そのため、坂口さんに助けてもらってください」といい電話が切れた。
紘「どうでしたか?」
真里香「次の大事な大会のときに問題が起こるなんて」
紘「絶対にその問題は僕が解決させます!!信じてください」
真里香「マジでお願いします!」
フィギュアスケートの会場に僕と真里香は着いた。
受付「悪田さんはこちらへ。付添人の方はこちらへ」といい案内されて30分後、開会式が始まった。
司会「では代表として悪田さん、ひとことお願いします。」
真里香「はい。今回の大会で優勝すれば世界の大会になるので精一杯頑張ります!」
みんな「パチパチ」とした瞬間、電気が消えた。
紘「まさか!!」
司会「現在停電しました。みなさんは明るい場所へ避難しましょう」
真里香「坂口くん大丈夫?」
紘「真里香さん大丈夫そうだね!」
真里香「うん!」といい数秒後
真里香「きゃーー」
紘「まじかよ…」
紘「くそ、連れ去れたか」
真理香「坂口くん助けてー」と聞こえた。
紘「あっちの方角だ!まって、あっちは寒い。もし閉じ込められていた凍死してしまう。」といい急いで探した。受付人や案内人、司会の人も大会を中止し、真里香を捜していた。
??「ハハハ、おもしろいな。さぁ坂口紘は小説の世界だけでなく、リアルでも動けるのかな?笑笑」
紘「あ、そうだ!」といい??に電話をかけた
??「どうなさいましたか?」
紘「本当に、真里香さんが連れ去られました。どうすれば良いんですか?」
??「現在私も探していますが、中々見当たりません。」
紘「まじっすか~」
??「あなたの方が、早く探せると思います。今までの知識と経験で。」
紘「ん?」といい電話を切った。
??が大人ではなく、僕の知りあいに見えた。
あんまり使われてなさそうな部屋から、叫び声が聞こえた。
真里香「助けてー」
紘「真里香さんの声だ!」といい部屋を開けようとしたが、カギがかかっていた。
紘「くそー、周りになにか、あ、イスだ。いや、イスじゃ開かない。んーあ、良いこと思いついた!」といいイスの上に立ち、身体越しでドアをなぐったら、開いた。
真里香「坂口くん!!」
紘「真里香さん!無事でよかった」
真里香「ありがとうゴホッ、ゴホッ」
紘「とにかく外に出よう」
真里香「スケートが…」
紘「良いから早く!」といい部屋を出た瞬間、部屋が爆発した。
紘「まじか」
真里香「助けてくれてありがとう!」
外のベンチで座って話していた。
真里香「今回の大会で優勝すれば、オリンピックに出場することができたんだよね」
紘「なるほど… それは残念ですよね」
真里香「もう敬語じゃなくていいよ!」
紘「わかった。今回の誘拐の件について、なんか心あたりはあるの?」
真里香「特にないかな。私のことを恨んでいる人もいないし…」
紘「そっか。??から電話かかってきた時に思ったんだけどさ、僕の知り合いかもしれないんだよね」
真里香「えぇ??」
紘「まぁいいや」
真里香「今回の問題解決させてほしい!そしたら坂口くんも安心して公務員試験の勉強できるでしょ?
私も夏のオリンピック出れる!」
紘「そうだね!がんばるか!」
真里香「こうやって問題を解決してくれる人が好き!」
紘「えぇ!?笑 でも僕も真里香さんみたいな人が好きだよ」といい僕は恋をしてしまった
でもこれは序盤に過ぎない、これから恋愛と殺人に追い込まれていく
大会は3月24日に開催することになった。
真里香「ねーね坂口くん!」
紘「ん?」
真里香「一回私のフィギュアスケートの実力を見てほしいの!」
紘「いいよ!」
青森県のスケート場で見ていた。
真里香「中々できないって言われてる4回転ジャンプとか見たい?笑」
紘「うんうん!」
しかし3回転ジャンプまではできるが、もう一回転するのは厳しかった。
紘「目は回らないの?」
真里香「遠心力は強いから大丈夫!」
紘「それなら良いけど、無理しないでよ?」
真里香「大丈夫!」といい練習を見ていた。
3月24日フィギュアスケートの大会が行われた。
13時ごろ
司会「次は、悪田真里香さんの番です。準備をお願いします」
紘「じゃあ頑張ってきてね!ここで応援してるよ!」
真里香「うん!ありがとう!!」といい見ていた。
練習の時にはできなかった4回転ジャンプができて
紘「よっしゃ~」と僕まで喜んでしまった。
終ると
真里香「あー疲れた!」
紘「おつかれ~」
真里香「4回転ジャンプできたの!みたみた?」
紘「みたよ!凄かったよ~」
真里香「ありがとう~」
閉会式の時
司会「オリンピック出場権が与えられたのは、悪田真里香さんです。」
紘「イェーイ!!」と喜んでいた。
3月25日
紘「おはよう~」
真里香「おはよう~坂口くんはいつ帰るの?」
紘「4月から高校だから、明後日には帰ろうかな」
真里香「どんな高校?」
紘「パソコン系の高校だよ!」
真里香「あれ?公務員じゃなかったの?」
紘「それは高校卒業後ね!真里香さんも、オリンピックに向けて練習頑張ってね」
真里香「うん!」
テレビをつけると、突然緊急速報でニュースが流れた。
紘「ん?」
司会「いま入ってきた情報です。東京オリンピックの会場に新型ノロマウイルス感染拡大の影響によりオリンピックは延期とします。」
紘「まじかよ」
真里香「ん?どうしたの?」
紘「みてよ、これ!」
真里香「え…そんな、オリンピックが…」
紘「病気の感染拡大に関してはどうにもできない…」
真里香「さすがにこれは無理だよ!」
紘「でもどうにかして感染を縮小させたい」
真里香「それは無理!坂口くんには立派な公務員になってもらいたいし、病気にかかってほしくないから行かせない!」
紘「そんな… でもオリンピックは延期になるんだよ?」
真里香「それは… でも仕方ない!」
紘「そっか…」といい何もできなかった。
ニュースを見てみると
司会「これは、ある悪者たちの仕業らしいです。ぜひ解決させてください」
紘「ごめん、真里香さん 僕この悪者たちやっつけてくる!」
真里香「そんなのダメだよ!」
紘「そんな… でもこれ以上ひどくなったら、どうするの?」
真里香「それは…」
紘「だから僕は行く!」
真里香「…」
紘「真里香さんは、幸せに生きてほしい。じゃあね。」
真里香「うん…」といい僕はオリンピック会場へ向かった。
井之上竜也(いのがみ りゅうや)に似た人がいた。
紘「いや、あいつは捕まったはず、まさか脱走するわけがない。」
似てる人「お、紘じゃん」
紘「やっぱ、井之上竜也なのか?」
竜也「おい!あんま大きい声で言うな。せっかく脱走成功したのに」
紘「一体何をするきだ。」
竜也「もう俺は東京は飽きた。だから感染病を拡大させた!!」
紘「なんでそういう考え方しかないんだ。」
竜也「だって人生楽しくないし、悪知恵しか働かねーし」
紘「だからといってみんなに迷惑かけることはやめろって言ったでしょ」
竜也「うるせーー、俺はいま爆弾の装置のボタンを持っているんだぞ? 俺を怒らせたらどうなるかわかってるよな?」
紘「そういうのいいから、落ち着け」
竜也「まさか嘘だと思うのか、試しに押してみるか。」
ボタンを押すと近くにあった公園が爆発して燃えた。
紘「まじかよ…」
竜也「ハハハ」
紘「やっぱり、??も竜也だったのか」
竜也「やっと気づいたか、俺はいつまでたっても変わらないぞ」
紘「くそー」
消防車が公園の火事を対処していた。
竜也「今のでわかっただろ、だから俺を怒らせていけないんだ」
紘「お、おう。一体どうすれば回避できるんだ。」
竜也「もう俺を止める方法はただ一つ。そこの銃で俺を殺すことだな。」
紘「なんでだよ」
竜也「俺は生きてる価値のないくそ人間だ。だから俺を殺せば、爆発も回避できるし、オリンピックも開催する。俺はもう死にたいんだーーー」
紘「待て待て待て、落ち着くんだ!!」
竜也「もうダメだ。」といい東京湾を飛び降りた
紘「待てー」
僕も東京湾に入った。
竜也「よし、押すか」
紘「やめろー」と言った瞬間、ボタンを押した。
紘「あぁ…」
竜也「ハハハ」
東京オリンピックの会場ではなく、竜也についていた爆弾が一気に爆発した。
紘「やばいやばい、めっちゃ爆発している。」
消防車「大丈夫ですか!」
紘「はい!火の海とは、こういうことだったのか…」
竜也は焼け死んだ。
僕は泳ごうとしたが、上手く泳げなかった。
消防車が来て、助けてもらった。
紘「はぁ、はぁ、はぁ」
消防車「大丈夫ですか?」
紘「なんとか。」
消防車「低体温じゃないですか」
紘「それはいつものことです…」といい倒れた。
消防車「聞こえますか!聞こえますか」
救急車で病院へ運ばれた。
目を覚ますと
○〇「ねぇ坂口くん、大丈夫?しっかりして」
紘「その声は…真里香さん?」
真里香「あー良かった。話してくれた」
紘「どうして?ここは東京でしょ?」
真里香「心配で東京まで来ちゃったよ」
紘「そうだったのか」
真里香「もう東京湾から飛び降りたの見て、急いで東京に向かったんだからね」
紘「うん」
真里香「一人で解決させようなんて思っちゃダメ!」
紘「そうだね…」
真里香「次会う時はそれを忘れないでね!」
紘「うん」
紘「そういえばオリンピックはどうなったの?」
真里香「オリンピックは、今年は中止して、来年開催するらしい!」
紘「まじかぁ、真里香さんがオリンピック出るの楽しみにしてたのに」
真里香「こればっかりは仕方ないよ。でも来年出れるから楽しみにしてて!」
紘「うん!」
真里香「一件落着でしょ?笑」
紘「うん!」といい終わった。
20
あなたにおすすめの小説
世にも奇妙な日本昔話
佐野絹恵(サノキヌエ)
児童書・童話
昔々ある所に
お爺さんと
お婆さんが住んでいました
お婆さんは川に洗濯物へ
お爺さんは山へ竹取りへ
竹取り?
お婆さんが川で
洗濯物をしていると
巨大な亀が泳いで来ました
???
━━━━━━━━━━━━━━━
貴方の知っている日本昔話とは
異なる話
ミステリーコメディ小説
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
おっとりドンの童歌
花田 一劫
児童書・童話
いつもおっとりしているドン(道明寺僚) が、通学途中で暴走車に引かれてしまった。
意識を失い気が付くと、この世では見たことのない奇妙な部屋の中。
「どこ。どこ。ここはどこ?」と自問していたら、こっちに雀が近づいて来た。
なんと、その雀は歌をうたい狂ったように踊って(跳ねて)いた。
「チュン。チュン。はあ~。らっせーら。らっせいら。らせらせ、らせーら。」と。
その雀が言うことには、ドンが死んだことを(津軽弁や古いギャグを交えて)伝えに来た者だという。
道明寺が下の世界を覗くと、テレビのドラマで観た昔話の風景のようだった。
その中には、自分と瓜二つのドン助や同級生の瓜二つのハナちゃん、ヤーミ、イート、ヨウカイ、カトッぺがいた。
みんながいる村では、ヌエという妖怪がいた。
ヌエとは、顔は鬼、身体は熊、虎の手や足をもち、何とシッポの先に大蛇の頭がついてあり、人を食べる恐ろしい妖怪のことだった。
ある時、ハナちゃんがヌエに攫われて、ドン助とヤーミがヌエを退治に行くことになるが、天界からドラマを観るように楽しんで鑑賞していた道明寺だったが、道明寺の体は消え、意識はドン助の体と同化していった。
ドン助とヤーミは、ハナちゃんを救出できたのか?恐ろしいヌエは退治できたのか?
たったひとつの願いごと
りおん雑貨店
絵本
銀河のはてで、世界を見守っている少年がおりました。
その少年が幸せにならないと、世界は冬のままでした。
少年たちのことが大好きないきものたちの、たったひとつの願いごと。
それは…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる