あだ名が242個ある男(実はこれ実話なんですよ25)

tomoharu

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やりすぎヒーロー伝説&ドリームストーリー

第7話 高校生によるマジックショー

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紘「さてさてみなさん、僕の名前はご存知でしょうか」
みんな「坂口紘ーー」
紘「もっと大きな声で!」
みんな「坂口紘~」
紘「いや、ファンのライブかよ笑」
アシスタント「坂口くんツッコまないで!全国放送だからー 悪いところはナシ!」
紘「あ、すいません笑」
恵美子「みなさんこんにちは!私は小谷恵美子です!
本日はよろしく~!」
みんな「イェーイ!!」
恵美子「今回は幼なじみの紘くんにマジックを披露してもらいます!準備はいい?」
紘「いいよ~」
みんな「おぉ~!!」
恵美子「それでは始めましょう!」
紘「トランプ54枚のうち、シャッフルしてるので、好きなタイミングでストップと言ってください。では恵美子どうぞ」
恵美子「んーストップ!」
紘「なるほど!このカードだね。僕は一切カードの表紙を見ていない。じゃあ恵美子、このカードを見てマークと数字を覚えて」
恵美子「うん!」(ハートの4だった)
紘「じゃあみたら、恵美子がトランプ全部をシャッフルして」
恵美子「おっけ!」
全シャッフルして取ったカードが、どこにあるのかわからない状態になった。
恵美子「はい!」といい返してもらった
紘「それでは、恵美子が取ったカードを当てます、
これ(ハートの4)です!」
恵美子「正解!」
みんな「えぇーーー」
紘「ザ、マジシャン!!」
みんな「ヒューヒュー」とめっちゃ会場が盛り上がっていた。それを見ていた△△は
△△「マジックか~俺もあんなの普通にできるわ!
あれで、叫ぶなんて甘いな。俺は坂口紘よりもマジックはできる。あいつを懲らしめてやるか笑笑」
中継が終わり、待合室で
紘「いやー疲れたわ」
恵美子「紘くんすごい!生中継なのにいつもとテンション変わらず話せてた!」
紘「え?そうじゃね?」
恵美子「うちだったら緊張して、途中で話が止まっちゃうよ笑」
紘「あーね笑 まぁ大勢の前で話すのは慣れてるからね!」
恵美子「だよね笑笑」
恵美子と僕で、埼玉県虎谷(とらがや)市に行くと、
【寒いぞ虎谷】という看板があった笑
紘「ここは、確かに、寒いもんねー」
恵美子「昔から言われてるよ笑」
紘「うんうん。4歳のころも言われてたわ」
恵美子「あーね!寒いとの暑いのどっち好き?」
紘「寒い方が好き!」
恵美子「だよね笑 暑いところより寒いところ方が好き!うちは5月生まれだけど、生活は冬生まれと同じだよ笑」
紘「なるほどね笑」と話していると
△△「おい、お前ら」
紘「どうしたんですか?」
△△「俺とマジック対決しないか?」
紘「いいですよ~でもどうしてですか?」
△△「テレビの生中継見させてもらったけどな、お前より俺のほうがマジックのレベル高いと思うんだよ。
それを確かめたいんだ」
恵美子「なるほど笑 紘くん頑張って!!」
紘「恵美子ありがとう~!」
△△「いいよな、彼女いて」
紘「違います笑 幼なじみです笑」
△△「でもいいやん!仲良い女子いて、俺なんか女友だち一人もいねーんだよ」
恵美子「もしかして嫉妬してるの?笑笑」
△△「あ?ころすぞ」
紘「こういう男には、あんま余計なこと言わないほうがいいぞ」
恵美子「おっけ!」
△△「もしお前のマジックが気に食わなかったら、こいつをころす。条件はそれでいいな?」
紘「え?」
恵美子「いいよ!紘くんのマジックは面白いし、つまらないことなんてしない!」
△△「決まりだ」
紘「おいおい本気かよ」
恵美子「うん!」
△△「じゃあ来週、楽しみにしてるからな」
紘「あぁ絶対に勝つよ!じゃあ僕が勝ったら、お前の正体を教えてくれ」
△△「上等だ」
恵美子「頑張れ!!フレーフレー」
一週間後、大きな公園で、マジックを披露することになった。まずは△△からだった。
△△「俺は、帽子の中から動物が出てくるマジックをする。じゃあお前、なんか好きな動物を言え」
紘「ハト」
△△「ザ、マジックーー」というと帽子の中からハトが出てきた。
紘「なるほど」
△△「お前のトランプよりはすごいだろう~」
紘「ほかには?」
△△「え?もうこれで終わりだぞ」
紘「そうか、僕の勝ちだね」
△△「はぁーどうせトランプだろ?」
紘「恵美子の命は絶対に守る!でもマジックは今までで、一番最高級なものを考えた」
△△「なにが最高級だよ、まぁいい見せてみろ」
大きなサイコロ型の箱を持ってきた
紘「恵美子、この中に入って」
恵美子「うん」といい恵美子を箱の中に入れた
紘「今からこの箱を燃やします。」
恵美子「うん」
△△「え?お前が俺の代わりにその女をころすのか?」
紘「そんなことはしない!」
サイコロ型の箱に火をつけ、どんどん燃やしていった。
△△「おい、本当に中に入ってる女は無事なのか?」
紘「ご安心を!さぁ出てきて恵美子!」
恵美子「はぁーい!」
△△「えぇーーー」
なんと恵美子は、公園のトイレの近くから出てきた。
△△「はぁ俺は負けを認めないぞ!」
紘「なんでだ、もうこれでおちゃらけたマジック師じゃないってことがわかっただろ?」
△△「くそ...もう俺の人生は終わりだー」
紘「いや、どうしたんよ」
△△「もうお前らには俺の気持ちなんて、わかるわけねー、死ねーー」といい時限爆弾を出した。
紘「おい、落ち着け」
△△「俺はお前らと一緒に死ぬ」
紘「そんなこというな!」
恵美子「紘くんどうにかして!!」
紘「くそー恵美子、自転車借りるわ」
恵美子「うん!別に自転車は、壊してもいいから、爆弾をどうにかしてー!!」
紘「任せとけ!」といい時限爆弾を自転車のカゴに入れ、もうスピードで自転車を漕いだ。残り時間は5分。
紘「いそげー、頼む、間に合ってくれ」といいながら自転車を漕いでいた。残り1分間になった。
紘「うぉーーーーー」といい思いっきりこいで2km先の湖に爆弾が届くように、僕はジャンプして自転車から降りた。
自転車のカゴに入ってる爆弾は、自転車とともに湖に突っ込み爆発した。「ドッカーーーン」
紘「はぁはぁはぁ」
恵美子「よかったー」
△△「くそー」
紘「最後にお前の正体を教えろ!」
△△「俺は、石崎拓也だ。」
紘「まさか、お前は…」
拓也「じゃあな」といい逃げられてしまった
恵美子「紘くんの知り合い?」
紘「いや、多分人違いだ。無事に埼玉を守ることができてよかったよ」
恵美子「さすが!紘くん」
紘「うん笑 ありがとう!」
次の日、確認してみると
康介「紘、大変だ!」
紘「ん?どうかしたの?」と康介から教えてもらうと
紘「わかった!あ、一つお願いがある。」
康介「ん?」
紘「僕がもしも死んだときのために、○○を作っといて!」
康介「えぇそんなの無理だよ!笑」
紘「康介ならできる!未来のシステムエンジニアだもんね!」
康介「それとこれとは、話が違うよ~」
紘「まぁよろしくね~」
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