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学園編 16歳
39 気持ちを落ち着かせましょう
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エリーナ・ローゼンディアナの父を母が口にすることはなく、その母も5歳の時に亡くなった。そして可愛がり大事に育ててくれた祖父も、学園入学の二か月前に亡くなってしまう。天涯孤独になったエリーナは成人を迎える卒業式までに、ローゼンディアナ家を無くし嫁ぐか、家を残すために婿養子を取るかを選ばなくてはならない。それが、このゲームのストーリーである。
頭が真っ白になったエリーナは、リズが懸命に説明する本来のストーリーを心ここにあらずの状態で聞いていた。
「帰らないと……」
割れたカップの片づけをリズに任せ、エリーナは一目散に屋敷へ帰った。何かに追い立てられるかのように足を急がせ、気づけば走っていた。はしたないと目くじらを立てるサリーは隣にいない。
(信じられない、クリスはゲームに出てこない。じゃぁ、あのクリスは何?)
ゲームの中で、シナリオにいないキャラがいるなどありえない。その事実はエリーナを激しく動揺させ、奈落の底へ突き落した。自分がヒロインであると知った時よりも、ショックが大きかったのだ。
すぐに屋敷に着き、玄関のドアを押し開ける。
「エリーナ様!?」
突然帰って来たエリーナに使用人たちは目を丸くし、サリーが奥からすっ飛んできた。
「く、クリスは、どこ?」
血相を変えて息を切らしているエリーナを見て、サリーはどうしたんですかと顔を強張らせる。
「ねぇ、クリスは?」
「書斎にいらっしゃいます」
「あり、がとう」
ぜぇぜぇと肩で息をしながら足を動かす。着替えも湯あみも断った。
「ついて、こないで」
心配そうに付き添おうとしたサリーに首を横にふって断り、書斎を目指す。この体でここまで走ったのは初めてだ。
(クリスがいないなんて、うそ。きっと、何かの間違いよ)
自分の荒い息がやけに大きく耳に届く。心はずっと否定している。
エリーナはノックもせずに書斎のドアを開けた。
「あれ、エリー? 今日は遅くまで残るんじゃ……何があった?」
書類仕事をしていたクリスは顔を上げ、エリーナの様子がおかしいことに気づくなり立ち上がって駆け寄る。険しい表情で心配してくれているクリスの腕を思わず掴んだ。彼は存在している。
エリーナの息は上がっており、言葉が出てこない。いや、出せる言葉が見つからなかった。勢いでここまで来てしまったため、その先の行動は考えていない。
(訊けないわ……クリスはここがゲームの世界だって知らないのに)
訊きたいのに訊けない。声にならない。ただただ不安が押し寄せてくる。
「エリー? どうしたの? 誰かにいじめられた? 嫌な奴に言い寄られた?」
「ちが、う」
パタリと落とすように掴んでいた腕を離す。クリスは机の上に置いてあった水差しからコップに水を入れると、エリーの顔を覗き込んで手渡した。ハンカチーフで汗も拭いてくれる。
一気に飲むと冷たい水が喉を通り、呼吸と気が落ち着いてくる。
「座って話を聞こうか?」
その声は優しく、気遣ってくれている。だが、エリーナは首を横に振り、ぐっと唇をかんだ。
(なんでこんなに優しいの……? 攻略キャラがヒロインに惹かれているわけでもないのに)
息はだいぶ整ってきたが、思考はぐるぐると空回りをする。不安に引きずられ、後ろ向きの考えが首をもたげてくる。
(何か裏があるの? そのためにここにいるの?)
攻略キャラだから、ヒロインだからと無条件に信じていただけにクリスが得体のしれないものに思えてくる。一度深呼吸をし、恐る恐るクリスと目を合わせる。彼は戸惑い、心配そうに見つめていた。それはいつもと変わらない、優しく過保護なクリスの姿。
「ごめんなさい……図書室で本を読んでいたらうたた寝してしまって、嫌な夢を見てしまったの……子供みたいね」
クリスには話せない。とっさに嘘をついて無理矢理笑ったが、クリスが納得するはずもなく、壊れ物に触れるように頬を撫でられる。無意識にびくりと体を強張らせた。
「隠さなくていいよ……何かあったんだろう?」
心臓が掴まれているような緊張が全身を支配している。常に側にいてくれたクリスなのに、彼がわからなくなった。彼の後ろに何かがいるような、彼の中に別の誰かがいるような、漠然とした恐怖と不安。
「ちょっと、不安になったの。クリスはいつも優しいから、本当のことを言ってくれてないんじゃないかって……」
「どういうこと?」
問いかけるその声音は柔らかく、気遣ってくれている。エリーナは突拍子過ぎないように、言葉を選んで続きを口にする。
「クリスは私を優先しすぎていると思ったの。こんなに無条件に優しくしてもらって……そんな人いないわ。ローゼンディアナ家が欲しいなら今すぐあげるから、言って」
その言葉が今言える精いっぱいのものだった。クリスが攻略キャラだったなら、優しいのはエリーナがヒロインだからと理解ができた。だが、そうでないならここまでしてくれる理由がわからない。見返りのない無条件の優しさは、悪役令嬢として利害関係の中で生きてきたエリーナには理解できない恐怖を与えるものだった。
それを聞いたクリスは眉をピクリと動かし、悲し気に眉根を寄せる。
「どうしたの? 僕が何かした? 不満があるなら言って」
「ないわ……ないから、怖くなったの。こんなに満ち足りているのに、無くなるんじゃないかと思うと」
それは嘘ではない。今の生活に、信じていたものに罅が入ったような気がしたのだ。
「無くならないよ」
クリスは遠慮がちにゆっくり距離を詰め、エリーナをそっと片腕で抱きしめた。触れるだけで、エリーナが嫌がればすぐに離れられる。頬がクリスの胸に当たり、服越しに温かさと鼓動が伝わってきた。
「それに、僕だって無私無欲の聖人君主じゃないよ。エリーに優しくして、側にいるのは自分のためなんだ。エリーが気にすることなんてない」
エリーナは首を上に向け、クリスの顔を見る。彼は複雑そうに微笑していた。
「養子に来た時、実はけっこうやさぐれていたんだ。実家には縁を切られてたし、領主としての勉強もしないといけないのに、継げると決まっているわけでもなかったからね」
「そうだったの……」
そんな風には見えなかったため、エリーナは少し目を見開く。そういえば、クリスは一度も生家に帰ったことはなかった。こちらに気を使っていたのではなく、帰る必要がなかったのだ。
「でも、エリーを一目見た瞬間にそんな気持ちもふっとんだ。この子のために生きようって思ったんだ……馬鹿だろう?」
生きる目的を八歳の少女に定めてしまった。でも目的があるだけで、未来がパッと明るくなったのだ。それがいつか、少女の重荷になるかもしれないと分かっていても、自分が歩くためには光が必要だった。
「クリス……」
「だからね、エリー。僕はちっともいい人なんかじゃないよ。自分が生きる意味を君に背負わせている自分勝手な男だ」
「ううん……ちっとも嫌じゃないわ」
自分でも不思議なくらい、クリスの話を聞くうちに胸の内に巣くっていた不安と不信が消え去った。彼が本気でエリーナのことを考えていて、悪意など持っていないことは伝わってくる。だから、今エリーナが言えることは一つだけ。
「クリス……あなたのことを信じるわ。ごめんなさい、変なことを言って」
すっとクリスから離れ、もうこの話は終わりと微笑を作る。クリスは照れたような決まりの悪いような表情を浮かべていた。
「……僕も不安にさせてごめん。言いたくなったらすぐに言ってね。僕が必ずエリーを守るから」
そうはっきりとエリーの味方だと公言する彼を、これ以上疑うことはできない。
(明日、リズに詳しく話してみましょう……)
ここはゲームの世界だが、ゲームと少し違うのかもしれない。そんなことを考えながら、重い足を引きずるように自室へ戻るのだった。
頭が真っ白になったエリーナは、リズが懸命に説明する本来のストーリーを心ここにあらずの状態で聞いていた。
「帰らないと……」
割れたカップの片づけをリズに任せ、エリーナは一目散に屋敷へ帰った。何かに追い立てられるかのように足を急がせ、気づけば走っていた。はしたないと目くじらを立てるサリーは隣にいない。
(信じられない、クリスはゲームに出てこない。じゃぁ、あのクリスは何?)
ゲームの中で、シナリオにいないキャラがいるなどありえない。その事実はエリーナを激しく動揺させ、奈落の底へ突き落した。自分がヒロインであると知った時よりも、ショックが大きかったのだ。
すぐに屋敷に着き、玄関のドアを押し開ける。
「エリーナ様!?」
突然帰って来たエリーナに使用人たちは目を丸くし、サリーが奥からすっ飛んできた。
「く、クリスは、どこ?」
血相を変えて息を切らしているエリーナを見て、サリーはどうしたんですかと顔を強張らせる。
「ねぇ、クリスは?」
「書斎にいらっしゃいます」
「あり、がとう」
ぜぇぜぇと肩で息をしながら足を動かす。着替えも湯あみも断った。
「ついて、こないで」
心配そうに付き添おうとしたサリーに首を横にふって断り、書斎を目指す。この体でここまで走ったのは初めてだ。
(クリスがいないなんて、うそ。きっと、何かの間違いよ)
自分の荒い息がやけに大きく耳に届く。心はずっと否定している。
エリーナはノックもせずに書斎のドアを開けた。
「あれ、エリー? 今日は遅くまで残るんじゃ……何があった?」
書類仕事をしていたクリスは顔を上げ、エリーナの様子がおかしいことに気づくなり立ち上がって駆け寄る。険しい表情で心配してくれているクリスの腕を思わず掴んだ。彼は存在している。
エリーナの息は上がっており、言葉が出てこない。いや、出せる言葉が見つからなかった。勢いでここまで来てしまったため、その先の行動は考えていない。
(訊けないわ……クリスはここがゲームの世界だって知らないのに)
訊きたいのに訊けない。声にならない。ただただ不安が押し寄せてくる。
「エリー? どうしたの? 誰かにいじめられた? 嫌な奴に言い寄られた?」
「ちが、う」
パタリと落とすように掴んでいた腕を離す。クリスは机の上に置いてあった水差しからコップに水を入れると、エリーの顔を覗き込んで手渡した。ハンカチーフで汗も拭いてくれる。
一気に飲むと冷たい水が喉を通り、呼吸と気が落ち着いてくる。
「座って話を聞こうか?」
その声は優しく、気遣ってくれている。だが、エリーナは首を横に振り、ぐっと唇をかんだ。
(なんでこんなに優しいの……? 攻略キャラがヒロインに惹かれているわけでもないのに)
息はだいぶ整ってきたが、思考はぐるぐると空回りをする。不安に引きずられ、後ろ向きの考えが首をもたげてくる。
(何か裏があるの? そのためにここにいるの?)
攻略キャラだから、ヒロインだからと無条件に信じていただけにクリスが得体のしれないものに思えてくる。一度深呼吸をし、恐る恐るクリスと目を合わせる。彼は戸惑い、心配そうに見つめていた。それはいつもと変わらない、優しく過保護なクリスの姿。
「ごめんなさい……図書室で本を読んでいたらうたた寝してしまって、嫌な夢を見てしまったの……子供みたいね」
クリスには話せない。とっさに嘘をついて無理矢理笑ったが、クリスが納得するはずもなく、壊れ物に触れるように頬を撫でられる。無意識にびくりと体を強張らせた。
「隠さなくていいよ……何かあったんだろう?」
心臓が掴まれているような緊張が全身を支配している。常に側にいてくれたクリスなのに、彼がわからなくなった。彼の後ろに何かがいるような、彼の中に別の誰かがいるような、漠然とした恐怖と不安。
「ちょっと、不安になったの。クリスはいつも優しいから、本当のことを言ってくれてないんじゃないかって……」
「どういうこと?」
問いかけるその声音は柔らかく、気遣ってくれている。エリーナは突拍子過ぎないように、言葉を選んで続きを口にする。
「クリスは私を優先しすぎていると思ったの。こんなに無条件に優しくしてもらって……そんな人いないわ。ローゼンディアナ家が欲しいなら今すぐあげるから、言って」
その言葉が今言える精いっぱいのものだった。クリスが攻略キャラだったなら、優しいのはエリーナがヒロインだからと理解ができた。だが、そうでないならここまでしてくれる理由がわからない。見返りのない無条件の優しさは、悪役令嬢として利害関係の中で生きてきたエリーナには理解できない恐怖を与えるものだった。
それを聞いたクリスは眉をピクリと動かし、悲し気に眉根を寄せる。
「どうしたの? 僕が何かした? 不満があるなら言って」
「ないわ……ないから、怖くなったの。こんなに満ち足りているのに、無くなるんじゃないかと思うと」
それは嘘ではない。今の生活に、信じていたものに罅が入ったような気がしたのだ。
「無くならないよ」
クリスは遠慮がちにゆっくり距離を詰め、エリーナをそっと片腕で抱きしめた。触れるだけで、エリーナが嫌がればすぐに離れられる。頬がクリスの胸に当たり、服越しに温かさと鼓動が伝わってきた。
「それに、僕だって無私無欲の聖人君主じゃないよ。エリーに優しくして、側にいるのは自分のためなんだ。エリーが気にすることなんてない」
エリーナは首を上に向け、クリスの顔を見る。彼は複雑そうに微笑していた。
「養子に来た時、実はけっこうやさぐれていたんだ。実家には縁を切られてたし、領主としての勉強もしないといけないのに、継げると決まっているわけでもなかったからね」
「そうだったの……」
そんな風には見えなかったため、エリーナは少し目を見開く。そういえば、クリスは一度も生家に帰ったことはなかった。こちらに気を使っていたのではなく、帰る必要がなかったのだ。
「でも、エリーを一目見た瞬間にそんな気持ちもふっとんだ。この子のために生きようって思ったんだ……馬鹿だろう?」
生きる目的を八歳の少女に定めてしまった。でも目的があるだけで、未来がパッと明るくなったのだ。それがいつか、少女の重荷になるかもしれないと分かっていても、自分が歩くためには光が必要だった。
「クリス……」
「だからね、エリー。僕はちっともいい人なんかじゃないよ。自分が生きる意味を君に背負わせている自分勝手な男だ」
「ううん……ちっとも嫌じゃないわ」
自分でも不思議なくらい、クリスの話を聞くうちに胸の内に巣くっていた不安と不信が消え去った。彼が本気でエリーナのことを考えていて、悪意など持っていないことは伝わってくる。だから、今エリーナが言えることは一つだけ。
「クリス……あなたのことを信じるわ。ごめんなさい、変なことを言って」
すっとクリスから離れ、もうこの話は終わりと微笑を作る。クリスは照れたような決まりの悪いような表情を浮かべていた。
「……僕も不安にさせてごめん。言いたくなったらすぐに言ってね。僕が必ずエリーを守るから」
そうはっきりとエリーの味方だと公言する彼を、これ以上疑うことはできない。
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