【JW 元二世信者が語る】エホバの証人とは何か?【輸血拒否のカルト? 真のキリスト教?】

俊也

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旧統一教会騒動の中で、JW(エホバの証人)は我が道を行く?(元宗教2世より)

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…すみません、今まさに書かなきゃと思って何ヶ月だ?
(アルファポリス内の別作品も同様ですが汗)
発端となった暗殺事件で亡くなられた安倍元総理に再度弔意を示しつつ…。

この四半世紀以上、一時はマスコミが騒いだ悪質な霊感商法の報道がなくなったのはまさかあんな事情が…。
やはりカルト宗教は怖い。お前たちがサタンじゃないか!
大体世間一般の人の思いに、僕も賛成であります。

で、ある種別のカルト当事者、JW信者を母親に持つ元宗教2世の見解ですが…。
まず、統一教会のあのえげつない献金巻き上げ。絶対家庭崩壊、自己破産に追い込んでもなお取り立てるスタイル。

昔小林よしのり先生がゴー宣に肉親の件として生々しいエピソードを書いていたが、一時は落ちついたと思いきや全く変わって無かった訳なんですが…。

JWはなぜかその辺ゆるゆるである。
僕…筆者が10代の頃も集会所たる「王国会館」に募金箱的なものが置いてあった記憶しかない。
いわゆる「反対者」信者でないうちの父も金の件で何か母に言っていたという事はなかった。
(おもに父は組織で信心するという形が気に食わない&先祖はおろか自分の父親の葬式でさえ仏様に手を合わせないとは何事だという所に怒っていて、度々母と修羅場となりチキンハートの僕は少なからず神経削られていましたがそれはまた別件で。。)

現在も母が組織の口座に振り込み、を僕が代行することがあるが、精々5千円である。
信者数減少とはいえ現在もおそらく日本だけでも10数万人の組織がそれで持つのだろうか?
海老名に、あるいはニューヨーク本部も含めた各国支部にそうとう立派な建物を構えていて、しかも定期的にさまざまな(独自訳の聖書に加えた)テキストを自前の印刷工場で大量発行し、ほぼ無償で信者達に配布している。
どこから運営費出てるんだと心配になるレベルである。
ま、おそらくは手堅い資産運用、不動産、固定された太いスポンサー。
その辺でやりくりしてるのかなぁ、という個人的見解ですが。
しかしとにかく、具体的金額を出しての末端信者に対する献金、そういったものがなく自主性に任され金額もチェックされない…。
それどころか人間の教祖や幹部が特権を貪ることも(見える範囲では)ない。

なんだ、輸血拒否を除いては、カルトどころか新興宗教でも相当マトモな方じゃないか。
一瞬そんな風にさえ思ってしまうかも知れない。(実際穏やかな、真面目な人ばかりであるし。)
だが、カルトにまつわる問題の本質はそこではない。
そう、筆者の様な(あるいはもっと酷い目に遭った)2世信者の存在である。

「まだ自我が確立されてない幼少期から青少年期に、一緒に入信を実質親に強制させ、のみならず教義に基づいて外部の社会との関わり合いを制限したりする。」
これがほとんど全ての問題と言っても過言ではない。
まあ統一教会の様なネグレクト的な事はむしろ教義に反するのでしないとはいえ、当然週2.3回の集会やプラス布教活動に、学校が終わり次第連れていかれる。
いくら学業やスポーツに秀でていても、(家庭により、個々の判断に任される面はあるが)部活動や受験戦争で良い大学に行き社会的成功を収める。
という考え方自体が否定されており、大概は高卒でフリーター的な人生ルートがやんわり強制され、余暇の時間は奉仕と言う名の布教活動に全振りするよう要求される。
(筆者はまだ父親が信者でなかったので、うやむやに脱会するスキはあったが、もし両親とも信者となると…2世の若者の皆様が背負う重圧は想像を絶する)

直接的な金銭の献金はなくとも、どんな可能性や才能があるかわからない若者を半ば自動的に思考を固定させ、JW、エホバの証人信者としてのテンプレ人生のレールに乗せる…。

もうこの時点で言語同断である。
だが、そう非難した所で。
「終わりの日が近い中、子供を唯一絶対の神、真理に基づいたエホバ神の忠実な信徒に教育するのは当たり前です。
それ以外の外部の『世』の成功や一見正しい様な考え方は、悪魔サタンの巧みな誘惑なのです!」
…という考えが強い口調では言わないにせよ組織、信者全体に染み付いているのである。
「自分達の信仰がこの世の中で唯一絶対の真理」
この時点でカルトと定義できるし、まともな話し合いができないのは旧統一教会やオウムも一緒である。
いくら、「政治的には中立で選挙の投票にすら行きません。
そして神の教えに反しない限りは、社会のルール、法律に反せず善良な市民として生きます。」
と主張し実際そうだとしても。
輸血拒否一つ取っても、いきなり幼少期から自動的に自分達の教義体系に組み込む。
まあ輸血云々には法律が流石に日本でも整備されたが、今でも万単位の若者が自由意思で進学、高等専門教育や部活動で才能を磨く機会を奪われていることには変わりない。
これは緩慢だが致命的な虐待と言えるのではないか?
建前上は10代の若者は自分の意思でやっていると言う。
ただ、言わされているのでなければ、「自分は操り人形でないプライド」が作用しているのではあるまいか。
現時点で普通の若者より、自動的に視野狭窄に陥っているのは間違いないのだ。

今現在、信者を継続している母は他の信者との電話やリモートでの会話で、
「統一教会や元オウムとどうしても一緒にされちゃって迷惑よねえ。」
などと話したりする。
つまりそういう自分の組織のみが唯一絶対。
自己批判的なのもできないのが正にカルトなんだが。

「確かに旧統一教会やオウムの様な露骨な反社会ではない。
が、限りなく反社に近い『非社会的宗教』ではある。
まだ憲法の信教の自由の保護の、ギリギリ枠内かもしれないにせよ。」
これが筆者の現在のJWに関する立ち位置である。
折角統一教会が白日の元に晒されたのだから、メディアの皆様もこちらにも光を当てて欲しい。
また質の違うおぞましさが浮かび上がるかもしれないので。





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