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第04話 一家総出の救出作戦
11. アタシたちすっごく頑張った
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***
妻たちのお手伝いも大詰め。
炊き出しのスープが完成し、避難所に寸胴を持ち込んだ。結局買い出し班もお料理班も現地に赴き、配膳や物資の配布スタッフとして参加している。帽子とマスクで顔を隠した八人の女性(一人はヒーローマスクだが)が並ぶちょっと不思議な光景だ。
ヴァン・スナキア。そして八人の女性。きっと避難者たちは彼女たちがヴァンの妻であることを察しているだろう。ヴァンは警戒し、妻一人一人に分身を随行させていた。
他国民は妻には敵意を持たない。ヴァンの跡取りを産まないでくれる彼女たちは他国からすれば都合が良いからだ。しかし、ヴァンに対しては憎しみに近い感情を抱いているし、そのヴァンが最も嫌がることは妻を害することだと知っている。ヴァンの眼前で直接何かしてくることはないにせよ、こっそり写真でも撮られようものなら困ったことになる。
そんなリスクがあることも承知の上で、彼女たちは人助けのために動いていた。
「た、たくさんありますからぁ」
フラムの力ない声かけ。妻作のスープがあまりに良い匂いを放っていたため、ヴァンが館内放送をするまでもなく大ホールに避難者が集結していた。トマトスープの寸胴にはジルーナとヒューネットが、コンソメスープにはシュリルワとフラムが付き、四列で人々に配っていく。
避難者たちは口々に彼女たちにお礼を告げ、中には感激のあまり涙する人までいた。ヴァンの心配は良い意味でスカされた。彼女たちの真心は、確かに人々に伝わっていた。
「つ、次の人どうぞっ!」
ヒューネットが上ずった声を放つ。あまりの混雑具合に戸惑っているようだ。それに、母国はもう夜遅くということもあってそろそろ少し眠そうだった。
彼女の列に現れた男を見て、ヴァンは目を見開いた。ユウノが発見した空き巣未遂君だった。
「……泣いちゃったのっ?」
ヒューネットは彼の赤い目を見て心配そうに問いかけた。
「じ、自分が情けなくて……」
彼は声を震わせた。自分の行いを深く悔いているようだった。しかし、ヴァンは知っている。彼は、真っ直ぐこの避難所に辿り着いた。
今にもまた泣き出しそうな彼を見て、ヒューネットは手足をバタバタさせて慌てた。
「あ、あのねっ、今はすっごく大変だと思うけど……っ、でもみんなで力を合わせたら大体のことは大丈夫になるのっ! 支えられる部分は支えるから、だから、その、挫けないようにしようねっ!」
ヒューネットは言葉を選びながら、懸命に彼を勇気づけようとした。結局彼はまた泣き出してしまったが、それでも大きく何度も頷いていた。
「た、足りないものがあったらあっちで相談してねっ!」
ヒューネットは相談窓口を指し示す。相変わらずミオが避難者からヒアリングしていた。
そちらにいるヴァンの分身に、ミオは人の名前が書かれたメモを手渡した。
「ヴァンさん、あとはこの人だけよ」
離れ離れになった家族を探し出してこちらに連れてくる業務も最終盤。孤立した街という土地柄からか、他の街に通勤・通学している人はほとんどいないようで、大抵は近くの別の避難所に居た。
「この名前は……、あっちの避難所の掲示板で見たな」
ヴァンはテレポート。数十秒後には件の人物を連れて舞い戻る。即座にその人の家族たちが感嘆の声を上げ、家族揃って抱き合って喜んでいた。ヴァンとミオはその姿を見守り、揃って胸を撫で下ろす。
「ヴァンさん、お手柄ね♡」
「君こそな」
これでこの避難所に割り当てられていた百三十二名全員の安否が確認できた。怪我をして病院に運ばれた人もいるが、命に別状はない。
「お姉さん次はあっちを手伝うわね♡」
ミオは満足げに微笑んだあと、袖をまくりながら隣の物資配布コーナーに向かっていった。そちらではキティアとユウノが目まぐるしく働いていた。キティアは避難者に物資をまとめた袋を手渡しつつ、隣のユウノに指示を出す。
「あ、お水運んできてもらえませんか? あたしにはちょっと重くて……」
「おう! 任しとけ!」
ユウノは奥から水のペットボトルが入った箱を三つ同時に軽々運んでくる。街中を飛び回って救助活動に勤しんだあとなのにまだまだ元気だった。
この場にまだないものは随時キティアがメモし、可能ならヴァンが調達する。この後到着予定のこの国の救助隊にも伝えておく。つつがなく必要な物を揃えられそうだ。多分、どの避難所より充実するだろう。
「あらあら、お姉さんの出番なさそうねぇ」
ミオはもはや少し呆れ気味に腰に手を当てた。キティアは頭を使い、ユウノは体を動かし、お互いにできることを分担して効率よくタスクをこなしていた。
「あ、じゃあ代わってくれねえか? アタシあれ見たいんだ!」
ユウノが両手を顔の前で合わせてミオに頼み込む。
「フフ、いってらっしゃい♡ あれ面白そうだもんねぇ」
ミオがバイバイと手を振って移動を促すと、ユウノは大ホールの一部に設けられた仮設ステージに向かって走っていった。客席代わりに敷いたビニールシートには子どもたちが集まっており、みんな瞳を輝かせて演者・エルリアを見つめていた。
エルリアは手に持ったぬいぐるみと、会話をしていた。
「フレディー? そんな乱暴なこと言っちゃダメでしょ?」
『うるせいやい! 俺の育った森は俺みたいな荒くれ者が当たり前なんだぜ!』
「その割に可愛い顔してるわね」
腹話術。「花嫁修行・その7209」だそうだ。マスクで口元が見えないのが惜しいが、多分彼女の唇はビタ一文動いていないのだろう。一体何を思って身につけたのかは分からないがお見事だった。
「じゃあそろそろみんなにお別れの挨拶しましょうね」
『おう! お前ら、死ぬまで生きろよ!』
「なんかそれって変よ? フレディー」
観客席は笑いと拍手に包まれた。子どもだけではなく、連れ添いの親御さんまで楽しそうだった。エルリアは誇らしげに頭を下げて、舞台袖のヴァンに近寄る。
「どうです? ご指定の通りちゃんと全年齢向けのお話にしました!」
「あ、ああ。凄かったよ」
ヴァンに褒められ、エルリアは目元をクシャッとさせた。事前に一言申し添えしておかなければ堂々と十八禁の内容を披露していたと考えると恐ろしい。彼女のおかげで避難所内の空気は随分軽くなった。
「くそー、見逃したぜ……」
悔しそうに声を絞りながらユウノもそばにやってきた。その声を聞くや否や、エルリアはやや不満げにため息を漏らす。
「お家で何度も見せてるでしょう? 何回やってもせがむんだから……」
「だって面白えんだもん」
「おかげでやたらと上達しちゃったじゃないの。役に立って良かったけど……」
どうやら自宅でもたびたびショーが開かれていたらしい。ユウノがエルリアにぬいぐるみを渡してほしがったのは、多分、自分もついでに楽しむためだったのだろう。
「あ、そういえば持ち主見つけたか?」
「うん。すっごく喜んでた! 返してくるわね」
エルリアはぬいぐるみを持って客席にいた一人の女の子の元に寄り、微笑みながら手渡した。フレディーという名前はその子の命名だそうだ。「フレディーが喋れるなんて知らなかった!」と大喜びしていた。
「……なんかさ」
その姿を遠巻きに見ていたユウノが、しみじみとヴァンに告げる。
「アタシたちすっごく頑張ったよな!」
妻たちのお手伝いも大詰め。
炊き出しのスープが完成し、避難所に寸胴を持ち込んだ。結局買い出し班もお料理班も現地に赴き、配膳や物資の配布スタッフとして参加している。帽子とマスクで顔を隠した八人の女性(一人はヒーローマスクだが)が並ぶちょっと不思議な光景だ。
ヴァン・スナキア。そして八人の女性。きっと避難者たちは彼女たちがヴァンの妻であることを察しているだろう。ヴァンは警戒し、妻一人一人に分身を随行させていた。
他国民は妻には敵意を持たない。ヴァンの跡取りを産まないでくれる彼女たちは他国からすれば都合が良いからだ。しかし、ヴァンに対しては憎しみに近い感情を抱いているし、そのヴァンが最も嫌がることは妻を害することだと知っている。ヴァンの眼前で直接何かしてくることはないにせよ、こっそり写真でも撮られようものなら困ったことになる。
そんなリスクがあることも承知の上で、彼女たちは人助けのために動いていた。
「た、たくさんありますからぁ」
フラムの力ない声かけ。妻作のスープがあまりに良い匂いを放っていたため、ヴァンが館内放送をするまでもなく大ホールに避難者が集結していた。トマトスープの寸胴にはジルーナとヒューネットが、コンソメスープにはシュリルワとフラムが付き、四列で人々に配っていく。
避難者たちは口々に彼女たちにお礼を告げ、中には感激のあまり涙する人までいた。ヴァンの心配は良い意味でスカされた。彼女たちの真心は、確かに人々に伝わっていた。
「つ、次の人どうぞっ!」
ヒューネットが上ずった声を放つ。あまりの混雑具合に戸惑っているようだ。それに、母国はもう夜遅くということもあってそろそろ少し眠そうだった。
彼女の列に現れた男を見て、ヴァンは目を見開いた。ユウノが発見した空き巣未遂君だった。
「……泣いちゃったのっ?」
ヒューネットは彼の赤い目を見て心配そうに問いかけた。
「じ、自分が情けなくて……」
彼は声を震わせた。自分の行いを深く悔いているようだった。しかし、ヴァンは知っている。彼は、真っ直ぐこの避難所に辿り着いた。
今にもまた泣き出しそうな彼を見て、ヒューネットは手足をバタバタさせて慌てた。
「あ、あのねっ、今はすっごく大変だと思うけど……っ、でもみんなで力を合わせたら大体のことは大丈夫になるのっ! 支えられる部分は支えるから、だから、その、挫けないようにしようねっ!」
ヒューネットは言葉を選びながら、懸命に彼を勇気づけようとした。結局彼はまた泣き出してしまったが、それでも大きく何度も頷いていた。
「た、足りないものがあったらあっちで相談してねっ!」
ヒューネットは相談窓口を指し示す。相変わらずミオが避難者からヒアリングしていた。
そちらにいるヴァンの分身に、ミオは人の名前が書かれたメモを手渡した。
「ヴァンさん、あとはこの人だけよ」
離れ離れになった家族を探し出してこちらに連れてくる業務も最終盤。孤立した街という土地柄からか、他の街に通勤・通学している人はほとんどいないようで、大抵は近くの別の避難所に居た。
「この名前は……、あっちの避難所の掲示板で見たな」
ヴァンはテレポート。数十秒後には件の人物を連れて舞い戻る。即座にその人の家族たちが感嘆の声を上げ、家族揃って抱き合って喜んでいた。ヴァンとミオはその姿を見守り、揃って胸を撫で下ろす。
「ヴァンさん、お手柄ね♡」
「君こそな」
これでこの避難所に割り当てられていた百三十二名全員の安否が確認できた。怪我をして病院に運ばれた人もいるが、命に別状はない。
「お姉さん次はあっちを手伝うわね♡」
ミオは満足げに微笑んだあと、袖をまくりながら隣の物資配布コーナーに向かっていった。そちらではキティアとユウノが目まぐるしく働いていた。キティアは避難者に物資をまとめた袋を手渡しつつ、隣のユウノに指示を出す。
「あ、お水運んできてもらえませんか? あたしにはちょっと重くて……」
「おう! 任しとけ!」
ユウノは奥から水のペットボトルが入った箱を三つ同時に軽々運んでくる。街中を飛び回って救助活動に勤しんだあとなのにまだまだ元気だった。
この場にまだないものは随時キティアがメモし、可能ならヴァンが調達する。この後到着予定のこの国の救助隊にも伝えておく。つつがなく必要な物を揃えられそうだ。多分、どの避難所より充実するだろう。
「あらあら、お姉さんの出番なさそうねぇ」
ミオはもはや少し呆れ気味に腰に手を当てた。キティアは頭を使い、ユウノは体を動かし、お互いにできることを分担して効率よくタスクをこなしていた。
「あ、じゃあ代わってくれねえか? アタシあれ見たいんだ!」
ユウノが両手を顔の前で合わせてミオに頼み込む。
「フフ、いってらっしゃい♡ あれ面白そうだもんねぇ」
ミオがバイバイと手を振って移動を促すと、ユウノは大ホールの一部に設けられた仮設ステージに向かって走っていった。客席代わりに敷いたビニールシートには子どもたちが集まっており、みんな瞳を輝かせて演者・エルリアを見つめていた。
エルリアは手に持ったぬいぐるみと、会話をしていた。
「フレディー? そんな乱暴なこと言っちゃダメでしょ?」
『うるせいやい! 俺の育った森は俺みたいな荒くれ者が当たり前なんだぜ!』
「その割に可愛い顔してるわね」
腹話術。「花嫁修行・その7209」だそうだ。マスクで口元が見えないのが惜しいが、多分彼女の唇はビタ一文動いていないのだろう。一体何を思って身につけたのかは分からないがお見事だった。
「じゃあそろそろみんなにお別れの挨拶しましょうね」
『おう! お前ら、死ぬまで生きろよ!』
「なんかそれって変よ? フレディー」
観客席は笑いと拍手に包まれた。子どもだけではなく、連れ添いの親御さんまで楽しそうだった。エルリアは誇らしげに頭を下げて、舞台袖のヴァンに近寄る。
「どうです? ご指定の通りちゃんと全年齢向けのお話にしました!」
「あ、ああ。凄かったよ」
ヴァンに褒められ、エルリアは目元をクシャッとさせた。事前に一言申し添えしておかなければ堂々と十八禁の内容を披露していたと考えると恐ろしい。彼女のおかげで避難所内の空気は随分軽くなった。
「くそー、見逃したぜ……」
悔しそうに声を絞りながらユウノもそばにやってきた。その声を聞くや否や、エルリアはやや不満げにため息を漏らす。
「お家で何度も見せてるでしょう? 何回やってもせがむんだから……」
「だって面白えんだもん」
「おかげでやたらと上達しちゃったじゃないの。役に立って良かったけど……」
どうやら自宅でもたびたびショーが開かれていたらしい。ユウノがエルリアにぬいぐるみを渡してほしがったのは、多分、自分もついでに楽しむためだったのだろう。
「あ、そういえば持ち主見つけたか?」
「うん。すっごく喜んでた! 返してくるわね」
エルリアはぬいぐるみを持って客席にいた一人の女の子の元に寄り、微笑みながら手渡した。フレディーという名前はその子の命名だそうだ。「フレディーが喋れるなんて知らなかった!」と大喜びしていた。
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