15 / 23
第15話 パパ、しあわせなプライベートを噛みしめる
しおりを挟む
「シャロット、さっきからお肉のサンドイッチばかり食べてますね」
「そんなことないもん」
「たまにはサラダも食べたらどうですか?」
「食べてるもん。あむっ、もぐもぐ」
そう言ってもぐもぐしてるのは肉がたっぷり挟まったお肉のサンドイッチだ。
お肉大好きなシャロットは最初からお肉で飛ばしている。
「そういうオデットだって、まだサンドイッチ残ってるのにケーキ食べてる」
「デザートはいずれ食べるものですから」
オデットはサラダのサンドイッチをもぐもぐしながら、時折デザートに手を伸ばしていた。甘いケーキが大好きなのだ。
オデット的にはデザートはいずれ食べるものだから、いつ食べてもいいものらしい。しかも健康的なサラダも食べているのだから問題ないということだ。……それもどうなんだ?
「もう、二人してなに言い合ってるの。騎士がする会話じゃないわよ?」
アイリーンが呆れたように言って、それぞれのサンドイッチを取りわける。
シャロットにはサラダのサンドイッチ。
オデットにはお肉のサンドイッチ。
「どうぞ、召しあがれ」
オデットとシャロットが顔を見合わせた。
アイリーンにどうぞと差し出されればさしもの二人も断れない。
「はーい。サラダのいただきます」
「いただきます」
二人は観念してそれぞれのサンドイッチを頬張る。
でも顔を見合わせるとおかしそうに笑いだした。
「ふふふ、あなたもたくさん召し上がってくださいね。これどうぞ。オデットがブレンドしたハーブティーです」
「ありがとう」
カップにハーブティーがそそがれた。
ひと口飲んで、ほっと息をつく。サンドイッチと相性抜群だ。
「パパ、どうですか? なかなか上手にブレンドできたと思うんです」
「ああ、おいしいよ。サンドイッチとよく合う」
「パパの食べてるサンドイッチ、シャロットが運んだやつ。おいしい?」
「運んだだけだろ。でもおいしいよ」
俺は苦笑してサンドイッチも頬張った。
ああ、幸せだ……。
このなにげない日常のひとときに幸せを感じる。
アイリーンをちらりと見ると目があう。穏やかに微笑まれて、俺も思わず口元に笑みを浮かべた。
こうして家族で昼食とデザートを食べ終わると、みんなで片付けをして次は山の散策と薬草採りだ。
薬草についてはアイリーンが詳しい。
結婚する前に親戚の宿屋で働いていたアイリーンはそこで薬草学を学んでいたのだ。
俺や娘たちも騎士団の必修として基礎知識は身につけている。
「さあ、たくさん採ってね。この山には珍しい薬草もあるそうよ」
「オデット、競争しよ! どっちがたくさん採れるか!」
「いいけど、負けても文句言わないでくださいね」
「言わないよ~。だってシャロットのほうがたくさん採るもん」
二人が競争モードに入った。
双子の二人は赤ん坊のころからいつも一緒の仲良し姉妹だが、いつも一緒だからこそ競いあいも楽しむのだ。
シャロットが俺を振り返る。
「パパ、よーいドンッてして」
「俺を巻き込むなよ。たくっ、よーいドンッ」
俺の合図に二人が薬草採りに取りかかった。
一生懸命薬草を探す姿に苦笑する。いい訓練といえばいい訓練だ。騎士団では野営をしたときに食料調達として薬草を探すこともあるのだ。
アイリーンも娘たちの姿にクスクス笑っていたが、いたずらっぽく俺を振り返る。
「あなた、私たちも競争しましょうか」
「やめてくれ。俺が絶対勝てないだろ」
「あら、競争する前に諦めるなんて騎士団団長さんが情けない」
「いいんだよ。今は団長お休み中だから」
「ふふふ、そうでしたね」
こうして俺とアイリーンも薬草採りを始める。
元々基礎知識があるので基本的な薬草は分別がつくが、この山には希少な薬草もたくさん群生していた。
アイリーンに訊きながら採っていると、娘たちもアイリーンを呼ぶ。
「ママ、ちょっとこっち来て~! この薬草って採っても大丈夫?」
シャロットがアイリーンを呼ぶ。
そこにはオデットもいて、どうやら二人で悩んでいたようだ。
「どれかしら」
「これ。見たことない薬草があったの」
「ああ、これはちょっと難しかったかもね」
それは小さな紫の花びらが特徴的な可憐な花だった。
「この花びらに触らなかった?」
「大丈夫です。私もシャロットも触ってません。わからない植物には不用意に触らないようにって、以前ママが言ってましたから」
「よかった、言いつけを守ってくれて嬉しいわ。この薬草の花はね、毒があるのよ」
「えっ、毒ですか!?」
「こんなに小さくてかわいいのに?」
娘たちがササッと薬草から離れた。
そんな娘たちにアイリーンが小さく笑い、「でもね」とそっと薬草に手を伸ばす。そして緑の茎に優しく触れた。
「花びらには毒があるけど、他の薬草と混ぜて使えば強力な痛み止めになるの。それにね、この茎や葉の部分は触れても大丈夫」
「だ、大丈夫なんですか?」
「ママ、毒が怖くないの?」
「知らなかったら怖いけど、知れば怖くないでしょ? 知らないから恐れてしまって除け者のように扱ってしまうけど、知れば親しみがわいて仲良くなれるわ」
そう言いながらアイリーンは紫の花の薬草を抜いた。
毒花の部分を丁寧に布に包むと、他の薬草と同じように薬草袋にいれる。
「混ぜて使うんですか?」
「そう。混ぜるとすごいんだから」
「そうなんですか……」
「そうなんだ……。シャロット、知らなかった」
「うん。でももう知ったから大丈夫ね」
アイリーンが穏やかに微笑んだ。
オデットとシャロットもほっと息をついて笑顔になる。
俺はそんな妻と娘たちの様子に目を細めた。
こうして家族で薬草採りをしていたが、ふと――――カサリッ。人の気配がして顔をあげる。
「あなた、どうしました?」
「いや、さっき……」
一瞬、木々の合間に人影が見えた。
それはすぐに見えなくなったが、たしかに人間だ。
薬草を採りに来たのか?
近くに村はなかったはずだ。だとしたら、こんな所にわざわざ来るなんて薬草採りとしか思えないが、わずかに感じる違和感。一瞬見えた顔に見覚えがあったのだ。
だが思い出そうとした、次の瞬間。
――――ピカリッ!
ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
突如、強烈な閃光が走ったと思ったら、巨大なダークドラゴンが三体出現した!
「くそっ。アイリーン……!」
「あなた……!」
ダークドラゴン出現の衝撃波。咄嗟にアイリーンを庇う。
オデットとシャロットは反射的に防御姿勢をとっていた。
「アイリーン、大丈夫か?」
「はい、ありがとうございますっ……」
衝撃波をやりすごしてアイリーンの無事をたしかめる。
よかった。怪我はしていない。
俺はなんの前触れもなく出現したダークドラゴンを見据えた。
おそらく、先ほどの閃光は召喚魔法の発動だ。誰かがダークドラゴンを召喚したのだ。
「あいつか……!」
一瞬見えた人影。
ほぼ間違いないだろう。
「そんなことないもん」
「たまにはサラダも食べたらどうですか?」
「食べてるもん。あむっ、もぐもぐ」
そう言ってもぐもぐしてるのは肉がたっぷり挟まったお肉のサンドイッチだ。
お肉大好きなシャロットは最初からお肉で飛ばしている。
「そういうオデットだって、まだサンドイッチ残ってるのにケーキ食べてる」
「デザートはいずれ食べるものですから」
オデットはサラダのサンドイッチをもぐもぐしながら、時折デザートに手を伸ばしていた。甘いケーキが大好きなのだ。
オデット的にはデザートはいずれ食べるものだから、いつ食べてもいいものらしい。しかも健康的なサラダも食べているのだから問題ないということだ。……それもどうなんだ?
「もう、二人してなに言い合ってるの。騎士がする会話じゃないわよ?」
アイリーンが呆れたように言って、それぞれのサンドイッチを取りわける。
シャロットにはサラダのサンドイッチ。
オデットにはお肉のサンドイッチ。
「どうぞ、召しあがれ」
オデットとシャロットが顔を見合わせた。
アイリーンにどうぞと差し出されればさしもの二人も断れない。
「はーい。サラダのいただきます」
「いただきます」
二人は観念してそれぞれのサンドイッチを頬張る。
でも顔を見合わせるとおかしそうに笑いだした。
「ふふふ、あなたもたくさん召し上がってくださいね。これどうぞ。オデットがブレンドしたハーブティーです」
「ありがとう」
カップにハーブティーがそそがれた。
ひと口飲んで、ほっと息をつく。サンドイッチと相性抜群だ。
「パパ、どうですか? なかなか上手にブレンドできたと思うんです」
「ああ、おいしいよ。サンドイッチとよく合う」
「パパの食べてるサンドイッチ、シャロットが運んだやつ。おいしい?」
「運んだだけだろ。でもおいしいよ」
俺は苦笑してサンドイッチも頬張った。
ああ、幸せだ……。
このなにげない日常のひとときに幸せを感じる。
アイリーンをちらりと見ると目があう。穏やかに微笑まれて、俺も思わず口元に笑みを浮かべた。
こうして家族で昼食とデザートを食べ終わると、みんなで片付けをして次は山の散策と薬草採りだ。
薬草についてはアイリーンが詳しい。
結婚する前に親戚の宿屋で働いていたアイリーンはそこで薬草学を学んでいたのだ。
俺や娘たちも騎士団の必修として基礎知識は身につけている。
「さあ、たくさん採ってね。この山には珍しい薬草もあるそうよ」
「オデット、競争しよ! どっちがたくさん採れるか!」
「いいけど、負けても文句言わないでくださいね」
「言わないよ~。だってシャロットのほうがたくさん採るもん」
二人が競争モードに入った。
双子の二人は赤ん坊のころからいつも一緒の仲良し姉妹だが、いつも一緒だからこそ競いあいも楽しむのだ。
シャロットが俺を振り返る。
「パパ、よーいドンッてして」
「俺を巻き込むなよ。たくっ、よーいドンッ」
俺の合図に二人が薬草採りに取りかかった。
一生懸命薬草を探す姿に苦笑する。いい訓練といえばいい訓練だ。騎士団では野営をしたときに食料調達として薬草を探すこともあるのだ。
アイリーンも娘たちの姿にクスクス笑っていたが、いたずらっぽく俺を振り返る。
「あなた、私たちも競争しましょうか」
「やめてくれ。俺が絶対勝てないだろ」
「あら、競争する前に諦めるなんて騎士団団長さんが情けない」
「いいんだよ。今は団長お休み中だから」
「ふふふ、そうでしたね」
こうして俺とアイリーンも薬草採りを始める。
元々基礎知識があるので基本的な薬草は分別がつくが、この山には希少な薬草もたくさん群生していた。
アイリーンに訊きながら採っていると、娘たちもアイリーンを呼ぶ。
「ママ、ちょっとこっち来て~! この薬草って採っても大丈夫?」
シャロットがアイリーンを呼ぶ。
そこにはオデットもいて、どうやら二人で悩んでいたようだ。
「どれかしら」
「これ。見たことない薬草があったの」
「ああ、これはちょっと難しかったかもね」
それは小さな紫の花びらが特徴的な可憐な花だった。
「この花びらに触らなかった?」
「大丈夫です。私もシャロットも触ってません。わからない植物には不用意に触らないようにって、以前ママが言ってましたから」
「よかった、言いつけを守ってくれて嬉しいわ。この薬草の花はね、毒があるのよ」
「えっ、毒ですか!?」
「こんなに小さくてかわいいのに?」
娘たちがササッと薬草から離れた。
そんな娘たちにアイリーンが小さく笑い、「でもね」とそっと薬草に手を伸ばす。そして緑の茎に優しく触れた。
「花びらには毒があるけど、他の薬草と混ぜて使えば強力な痛み止めになるの。それにね、この茎や葉の部分は触れても大丈夫」
「だ、大丈夫なんですか?」
「ママ、毒が怖くないの?」
「知らなかったら怖いけど、知れば怖くないでしょ? 知らないから恐れてしまって除け者のように扱ってしまうけど、知れば親しみがわいて仲良くなれるわ」
そう言いながらアイリーンは紫の花の薬草を抜いた。
毒花の部分を丁寧に布に包むと、他の薬草と同じように薬草袋にいれる。
「混ぜて使うんですか?」
「そう。混ぜるとすごいんだから」
「そうなんですか……」
「そうなんだ……。シャロット、知らなかった」
「うん。でももう知ったから大丈夫ね」
アイリーンが穏やかに微笑んだ。
オデットとシャロットもほっと息をついて笑顔になる。
俺はそんな妻と娘たちの様子に目を細めた。
こうして家族で薬草採りをしていたが、ふと――――カサリッ。人の気配がして顔をあげる。
「あなた、どうしました?」
「いや、さっき……」
一瞬、木々の合間に人影が見えた。
それはすぐに見えなくなったが、たしかに人間だ。
薬草を採りに来たのか?
近くに村はなかったはずだ。だとしたら、こんな所にわざわざ来るなんて薬草採りとしか思えないが、わずかに感じる違和感。一瞬見えた顔に見覚えがあったのだ。
だが思い出そうとした、次の瞬間。
――――ピカリッ!
ドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
突如、強烈な閃光が走ったと思ったら、巨大なダークドラゴンが三体出現した!
「くそっ。アイリーン……!」
「あなた……!」
ダークドラゴン出現の衝撃波。咄嗟にアイリーンを庇う。
オデットとシャロットは反射的に防御姿勢をとっていた。
「アイリーン、大丈夫か?」
「はい、ありがとうございますっ……」
衝撃波をやりすごしてアイリーンの無事をたしかめる。
よかった。怪我はしていない。
俺はなんの前触れもなく出現したダークドラゴンを見据えた。
おそらく、先ほどの閃光は召喚魔法の発動だ。誰かがダークドラゴンを召喚したのだ。
「あいつか……!」
一瞬見えた人影。
ほぼ間違いないだろう。
183
あなたにおすすめの小説
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
孤児による孤児のための孤児院経営!!! 異世界に転生したけど能力がわかりませんでした
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はフィル
異世界に転生できたんだけど何も能力がないと思っていて7歳まで路上で暮らしてた
なぜか両親の記憶がなくて何とか生きてきたけど、とうとう能力についてわかることになった
孤児として暮らしていたため孤児の苦しみがわかったので孤児院を作ることから始めます
さあ、チートの時間だ
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる