21 / 34
本編
兄さんのせいだ ※
しおりを挟む
離宮のベッドルームに投げられた。秋は侍従君に任せ、ヴィがベッドの上にいる俺の上にのしかかる。
そのまま綺麗な顔が近づいて俺の唇を奪った。
「ん、ぐぅっ!?」
べろぉっと彼の舌が入ってきて執拗に口の中で切った傷を舐めてくる。
痛い。痛い!!
まだ血が滲んでいる状態なのにぐちゅぐちゅと舌で舐められて相当痛い。染みる。
「ぅ、ん、ぐ……っ!!」
涙目になってそれに耐えていると、ヴィの顔が離れた。俺はばっとすぐに口を手で押さえてぶるぶると首を振る。
「痛い!!」
「ごめんね?」
「このっ!」
悪びれたような表情でないヴィに俺は軽く殺意を覚えて枕を投げようとしたが、するっとヴィの手が俺の太ももを撫でた。それからその指は這って、ベルトにかかる。だからこれから何をするのかが容易にわかった。
まずい、最後の一発背中に貰ったやつ絶対赤くなってる。これ以上傷があるのを見られたくないので俺は、べしっとその手を払う。
「き、気分じゃない」
「そうなの?」
俺がそう言ったがヴィ首を傾げてふわっと笑顔を見せる。
そして、俺の両手を素早く俺から剥ぎ取ったベルトで拘束した。
ひっ!ま、まずい!!
「いや!いやだってば!!」
「んー?」
「……っ!わ、分かった!じゃあ今日は顔見てヤりたい!」
「今日は背中見ながらヤりたいな?」
「う、だ、だめ、だめだって!!」
そう言いながらあっさりと俺をひっくり返したヴィが俺に抱き着きながら乱暴にシャツを裂く。
首筋を舐められて軽く噛まれながらシャツを取られた。俺の背中が露になって、ヴィの動きがいったん止まる。それからすっと指がじんじんと痛むそこを撫でた。
「――――っ!!」
「ベルちゃぁん?」
「違う、兄さんのせいだもん!!」
「どうしてそんな事を言うの?」
「本当のことだし!」
ヴィが俺の言葉を信じていないようで疑いの目を向けてくる。。
あ、ああ、これ完全に俺がやられたと思ってる!本当に兄さんなのに!兄さんのせいだ、酷い!!
「ベルちゃん?悪い事したらどうするんだっけ?」
「ひっ!」
昔盛大に腹に穴を開けて死にかけたからか、少しの傷でも彼は過剰に反応する。それは悪い事だとヴィが延々と淡々と懇々と訴えられて、その事に関しては俺も細心の注意を払っていた。が、兄さんに関しては予備動作が見えた瞬間にはもう攻撃されているので避けるのが難しい。なので、避けるより防御に徹した方が被害は少ない。
つまり何が言いたいのかというと、兄さんのせいであるということだ。
「ご、ごめんなさい!」
「うん、それで?」
「わ、悪いことをした俺を。い、いじめて……ください……」
恥ずかしい!こんな言葉を口にしないといけないだなんて……っ!!
ヴィはこれを言わないと機嫌が最高潮に悪いまま手ひどく気持ちいをされるので、だめだ。
俺は堪えしょうがないのでちんこの根元を絞められて射精できないようにされるとかなり辛い。最後に、それを解かれたと思えばお尻もちんこも触っちゃダメと言った後に執拗に乳首を攻め立てられて、勢いをなくして静かにゆっくりと射精した。あの時はぐらぐらして、
思考もままならないままずっともっとだの気持ちいだのを口にしてヴィにくっついていた。
「うん、そうだねベルちゃん。じゃあ次は何するの?」
「う、うぅ……」
ヴィが俺の両手の拘束を解いてそれから俺の上体を起こす。俺はそう言われて服を脱ぎ始める。ヴィが俺の顔に触れて耳を触るので、ぞくぞくしてきた。
生まれたての姿となった俺を抱きしめて首筋からゆっくりと舐める。
「―――っ!!」
ちゅ、ちゅっと吸い付くように唇を這わせられくすぐったっくて身をよじると、がっと腰を掴まれてそのままベッドに押し倒される。俺は裸なのにヴィは服を脱いでいないのでボタンなどの装飾が痛い。だからヴィの服に手をかけて脱がすがその間に小さい刺激を与えられてすぐにそういう気分になり呼吸が荒くなってきた。
「んひぃっ!」
ヴィの服を脱がしていたら、ヴィが乳首に触れた。昔はそうでもなかったのだが、そこを触られると気持ちがいい。指でつまんで弾いてこするられるとびくびくと体が震える。自然と口元が歪んできた。早くもっと強い刺激が欲しくて両手で自分のちんこを触る。しかし、それだけじゃうまくイけなくて後ろも触ろうとすると、ヴィが俺の両手を包み込んだ。それからゆっくりと俺の手の上からぐちゃぐちゃと先走りで濡れている俺のそこを扱く。
両手を包まれているのでそれから手が離れずに自分で動かすことも出来ずに気持ちいいが渋滞し始める。
「はっ、はっ、んっ、やぁ、あ、あっ!」
「んー?」
「ま、へ、んっ、はなひて、はな……っんんっ!!」
自分の手の中でぐちゃぐちゃになっていくが、全く射精できない。やっぱり後ろじゃないと、後ろを弄らないとダメだ。
「なんで?」
「う、ひろ、さわるぅっ!」
こうなると頭がよく回らなくなってきてこらえ性のない俺はすぐに気持ちいいことを恥ずかしげもなく求める。
「後ろ?背中かな?」
「ちが、おひりのあな……っ、んんっ!」
俺がそう言うとヴィがああそうかっと絶対分かっているというのに、そんな事を言いながらそっと俺の後ろの孔に少しだけ指を入れた。穴の皺を伸ばすように弄られて声が漏れる。でも、その刺激はもどかしい。
「あ、あ、もっとおくにいれて……っ!」
「んー?どうしようかなー?」
そう言いながら浅いところをぐちゅぐちゃと動かすので、全く気持ちいいのがやってこない。あまりにももどかしい。身じろぎしようとしたがぎゅうっと片手でちんこを握っている手に力を入れるので、下手に動けない。
「や、やぁ、んっ、もっと、もっとぉ……」
「えー?」
「やだ、やだぁ!!」
ああ、まずい。これは絶対俺の頼みを聞いてくれない。このまま浅い刺激で俺をゆっくりとイかせようとしている。そんなの耐えられない。
どうにか、ヴィにその気になって貰うために縋りついて甘えるように首筋にキスをしたりちゅうっと肌に吸い付いたりする。しかし、ヴィはくすくすと笑う。
「もぉっと気持ちいい事しよぅ?」
「ひっ、ん、やっ!う、んっ、あぁっ!」
時間をかけてヴィが俺を気持ち良くする。びくびく体が震えてぐるんっと視界が回り始める。
どれだけの時間ゆっくり、少しずつ気持ちイイを受け取っていると一際大きく俺のものが動いた。
「あっ、あっ、い、いくぅ……っ!ん、いく、あっ、あっあああ―――っ!!」
ゆっくりゆっくりと俺のものから精液が溢れてくる。びくっ、と震えながらあまりの気持ちよさに全身の力が抜けるが、ぐちゃっと先の方で強い刺激を覚えた。其方を見る前に先の方をこすられてひっとひきつったような呼吸をして喘ぐ。
「ひっ、ひっ、あ、あっ!んぅうっ!!」
手には力が入らずにいるがヴィの手によって強制的に動かされてもう溢れ出る気持ちいいが爆発しそうだ。こみあげてくるそれを感じながら解放されるのをただひたすらに待ち望んでヴィの手に摩りつけるように腰を動かす。
―――――あ?
しかし、突然それが止まった。
「……ん、ん、あ、な、なんれ……」
「どうしたの?ベルちゃん」
どうした?そんなの俺のセリフだ。なんで手を止めた?お陰で吐き出せずにぐるぐると下腹部に熱がたまっている。
そして、そっと俺から離れた。
え―――?
「ヴィ……?」
「ん?なぁにベルちゃん」
そう言ったヴィがちゅっとキスを落としたあと、寝室を去ってしまった。
え?え?どうして?
ぽかんとしたが、この体の疼きに耐え切れずに自分でお尻とちんこを弄る。
「あ、あ、んっ、気持ちいい、気持ちいい……っ!」
そう言って脚を広げて快楽を貪ると、ガチャリとまた扉が開いてヴィが入ってきた。コップを持っておりにこにこの笑顔でその中身を煽ったかと思えば俺の口を塞いでそれを流し込む。
喉が渇いていたのでそれを甘んじて飲み込むと体が熱くなってきた。それと同時にもっと我慢できなくなって奥を摩りやすい様に体勢を変えると、ヴィがもう一度キスしてきた。そして、俺の指が入ったまま質量が大きく熱いそれをねじ込む。
「んっ、うっ!」
「はっ、ベルちゃん、奥弄ってあげるから早く指抜いて?」
「ん、んぅ!」
ヴィに言われたとおりに指を抜くとがつんっと遠慮なく奥を突かれた。そのまま中をかき混ぜるように腰を揺らされてびくぅっと俺のちんこが射精した。それを確認するとヴィはいったん動きを止めてしまう。またもどかしさに腰を動かすと結合部にヴィが触れた。そのまま縁を撫でるのでぞくぞくと気持ちいのがせりあがってくる。
「ぁ、あ……」
「今日はゆっくりやるから。いつも早くて余裕なくやっててベルちゃんも辛かったでしょう?絶対にベルちゃんが気持ちよくなったら動かないからね」
「や、やだ、それいやぁ……」
だって、それが一番つらい。俺にとってはじらされるのが一番ダメだ。頭がバカになる。
嫌々と首を振るがヴィは全く聞き入れる雰囲気もなく俺はそのまま気絶することも出来ずに気持ちイイ、をぐるぐるとずっと抱えながらドロドロに思考を溶かされた。もう何を言ってどんなことをしたのかよく覚えていない。
ひどい、全部に兄さんのせいだ。
そのまま綺麗な顔が近づいて俺の唇を奪った。
「ん、ぐぅっ!?」
べろぉっと彼の舌が入ってきて執拗に口の中で切った傷を舐めてくる。
痛い。痛い!!
まだ血が滲んでいる状態なのにぐちゅぐちゅと舌で舐められて相当痛い。染みる。
「ぅ、ん、ぐ……っ!!」
涙目になってそれに耐えていると、ヴィの顔が離れた。俺はばっとすぐに口を手で押さえてぶるぶると首を振る。
「痛い!!」
「ごめんね?」
「このっ!」
悪びれたような表情でないヴィに俺は軽く殺意を覚えて枕を投げようとしたが、するっとヴィの手が俺の太ももを撫でた。それからその指は這って、ベルトにかかる。だからこれから何をするのかが容易にわかった。
まずい、最後の一発背中に貰ったやつ絶対赤くなってる。これ以上傷があるのを見られたくないので俺は、べしっとその手を払う。
「き、気分じゃない」
「そうなの?」
俺がそう言ったがヴィ首を傾げてふわっと笑顔を見せる。
そして、俺の両手を素早く俺から剥ぎ取ったベルトで拘束した。
ひっ!ま、まずい!!
「いや!いやだってば!!」
「んー?」
「……っ!わ、分かった!じゃあ今日は顔見てヤりたい!」
「今日は背中見ながらヤりたいな?」
「う、だ、だめ、だめだって!!」
そう言いながらあっさりと俺をひっくり返したヴィが俺に抱き着きながら乱暴にシャツを裂く。
首筋を舐められて軽く噛まれながらシャツを取られた。俺の背中が露になって、ヴィの動きがいったん止まる。それからすっと指がじんじんと痛むそこを撫でた。
「――――っ!!」
「ベルちゃぁん?」
「違う、兄さんのせいだもん!!」
「どうしてそんな事を言うの?」
「本当のことだし!」
ヴィが俺の言葉を信じていないようで疑いの目を向けてくる。。
あ、ああ、これ完全に俺がやられたと思ってる!本当に兄さんなのに!兄さんのせいだ、酷い!!
「ベルちゃん?悪い事したらどうするんだっけ?」
「ひっ!」
昔盛大に腹に穴を開けて死にかけたからか、少しの傷でも彼は過剰に反応する。それは悪い事だとヴィが延々と淡々と懇々と訴えられて、その事に関しては俺も細心の注意を払っていた。が、兄さんに関しては予備動作が見えた瞬間にはもう攻撃されているので避けるのが難しい。なので、避けるより防御に徹した方が被害は少ない。
つまり何が言いたいのかというと、兄さんのせいであるということだ。
「ご、ごめんなさい!」
「うん、それで?」
「わ、悪いことをした俺を。い、いじめて……ください……」
恥ずかしい!こんな言葉を口にしないといけないだなんて……っ!!
ヴィはこれを言わないと機嫌が最高潮に悪いまま手ひどく気持ちいをされるので、だめだ。
俺は堪えしょうがないのでちんこの根元を絞められて射精できないようにされるとかなり辛い。最後に、それを解かれたと思えばお尻もちんこも触っちゃダメと言った後に執拗に乳首を攻め立てられて、勢いをなくして静かにゆっくりと射精した。あの時はぐらぐらして、
思考もままならないままずっともっとだの気持ちいだのを口にしてヴィにくっついていた。
「うん、そうだねベルちゃん。じゃあ次は何するの?」
「う、うぅ……」
ヴィが俺の両手の拘束を解いてそれから俺の上体を起こす。俺はそう言われて服を脱ぎ始める。ヴィが俺の顔に触れて耳を触るので、ぞくぞくしてきた。
生まれたての姿となった俺を抱きしめて首筋からゆっくりと舐める。
「―――っ!!」
ちゅ、ちゅっと吸い付くように唇を這わせられくすぐったっくて身をよじると、がっと腰を掴まれてそのままベッドに押し倒される。俺は裸なのにヴィは服を脱いでいないのでボタンなどの装飾が痛い。だからヴィの服に手をかけて脱がすがその間に小さい刺激を与えられてすぐにそういう気分になり呼吸が荒くなってきた。
「んひぃっ!」
ヴィの服を脱がしていたら、ヴィが乳首に触れた。昔はそうでもなかったのだが、そこを触られると気持ちがいい。指でつまんで弾いてこするられるとびくびくと体が震える。自然と口元が歪んできた。早くもっと強い刺激が欲しくて両手で自分のちんこを触る。しかし、それだけじゃうまくイけなくて後ろも触ろうとすると、ヴィが俺の両手を包み込んだ。それからゆっくりと俺の手の上からぐちゃぐちゃと先走りで濡れている俺のそこを扱く。
両手を包まれているのでそれから手が離れずに自分で動かすことも出来ずに気持ちいいが渋滞し始める。
「はっ、はっ、んっ、やぁ、あ、あっ!」
「んー?」
「ま、へ、んっ、はなひて、はな……っんんっ!!」
自分の手の中でぐちゃぐちゃになっていくが、全く射精できない。やっぱり後ろじゃないと、後ろを弄らないとダメだ。
「なんで?」
「う、ひろ、さわるぅっ!」
こうなると頭がよく回らなくなってきてこらえ性のない俺はすぐに気持ちいいことを恥ずかしげもなく求める。
「後ろ?背中かな?」
「ちが、おひりのあな……っ、んんっ!」
俺がそう言うとヴィがああそうかっと絶対分かっているというのに、そんな事を言いながらそっと俺の後ろの孔に少しだけ指を入れた。穴の皺を伸ばすように弄られて声が漏れる。でも、その刺激はもどかしい。
「あ、あ、もっとおくにいれて……っ!」
「んー?どうしようかなー?」
そう言いながら浅いところをぐちゅぐちゃと動かすので、全く気持ちいいのがやってこない。あまりにももどかしい。身じろぎしようとしたがぎゅうっと片手でちんこを握っている手に力を入れるので、下手に動けない。
「や、やぁ、んっ、もっと、もっとぉ……」
「えー?」
「やだ、やだぁ!!」
ああ、まずい。これは絶対俺の頼みを聞いてくれない。このまま浅い刺激で俺をゆっくりとイかせようとしている。そんなの耐えられない。
どうにか、ヴィにその気になって貰うために縋りついて甘えるように首筋にキスをしたりちゅうっと肌に吸い付いたりする。しかし、ヴィはくすくすと笑う。
「もぉっと気持ちいい事しよぅ?」
「ひっ、ん、やっ!う、んっ、あぁっ!」
時間をかけてヴィが俺を気持ち良くする。びくびく体が震えてぐるんっと視界が回り始める。
どれだけの時間ゆっくり、少しずつ気持ちイイを受け取っていると一際大きく俺のものが動いた。
「あっ、あっ、い、いくぅ……っ!ん、いく、あっ、あっあああ―――っ!!」
ゆっくりゆっくりと俺のものから精液が溢れてくる。びくっ、と震えながらあまりの気持ちよさに全身の力が抜けるが、ぐちゃっと先の方で強い刺激を覚えた。其方を見る前に先の方をこすられてひっとひきつったような呼吸をして喘ぐ。
「ひっ、ひっ、あ、あっ!んぅうっ!!」
手には力が入らずにいるがヴィの手によって強制的に動かされてもう溢れ出る気持ちいいが爆発しそうだ。こみあげてくるそれを感じながら解放されるのをただひたすらに待ち望んでヴィの手に摩りつけるように腰を動かす。
―――――あ?
しかし、突然それが止まった。
「……ん、ん、あ、な、なんれ……」
「どうしたの?ベルちゃん」
どうした?そんなの俺のセリフだ。なんで手を止めた?お陰で吐き出せずにぐるぐると下腹部に熱がたまっている。
そして、そっと俺から離れた。
え―――?
「ヴィ……?」
「ん?なぁにベルちゃん」
そう言ったヴィがちゅっとキスを落としたあと、寝室を去ってしまった。
え?え?どうして?
ぽかんとしたが、この体の疼きに耐え切れずに自分でお尻とちんこを弄る。
「あ、あ、んっ、気持ちいい、気持ちいい……っ!」
そう言って脚を広げて快楽を貪ると、ガチャリとまた扉が開いてヴィが入ってきた。コップを持っておりにこにこの笑顔でその中身を煽ったかと思えば俺の口を塞いでそれを流し込む。
喉が渇いていたのでそれを甘んじて飲み込むと体が熱くなってきた。それと同時にもっと我慢できなくなって奥を摩りやすい様に体勢を変えると、ヴィがもう一度キスしてきた。そして、俺の指が入ったまま質量が大きく熱いそれをねじ込む。
「んっ、うっ!」
「はっ、ベルちゃん、奥弄ってあげるから早く指抜いて?」
「ん、んぅ!」
ヴィに言われたとおりに指を抜くとがつんっと遠慮なく奥を突かれた。そのまま中をかき混ぜるように腰を揺らされてびくぅっと俺のちんこが射精した。それを確認するとヴィはいったん動きを止めてしまう。またもどかしさに腰を動かすと結合部にヴィが触れた。そのまま縁を撫でるのでぞくぞくと気持ちいのがせりあがってくる。
「ぁ、あ……」
「今日はゆっくりやるから。いつも早くて余裕なくやっててベルちゃんも辛かったでしょう?絶対にベルちゃんが気持ちよくなったら動かないからね」
「や、やだ、それいやぁ……」
だって、それが一番つらい。俺にとってはじらされるのが一番ダメだ。頭がバカになる。
嫌々と首を振るがヴィは全く聞き入れる雰囲気もなく俺はそのまま気絶することも出来ずに気持ちイイ、をぐるぐるとずっと抱えながらドロドロに思考を溶かされた。もう何を言ってどんなことをしたのかよく覚えていない。
ひどい、全部に兄さんのせいだ。
275
あなたにおすすめの小説
ちっちゃな婚約者に婚約破棄されたので気が触れた振りをして近衛騎士に告白してみた
風
BL
第3王子の俺(5歳)を振ったのは同じく5歳の隣国のお姫様。
「だって、お義兄様の方がずっと素敵なんですもの!」
俺は彼女を応援しつつ、ここぞとばかりに片思いの相手、近衛騎士のナハトに告白するのだった……。
婚約破棄されてヤケになって戦に乱入したら、英雄にされた上に美人で可愛い嫁ができました。
零壱
BL
自己肯定感ゼロ×圧倒的王太子───美形スパダリ同士の成長と恋のファンタジーBL。
鎖国国家クルシュの第三王子アースィムは、結婚式目前にして長年の婚約を一方的に破棄される。
ヤケになり、賑やかな幼馴染み達を引き連れ無関係の戦場に乗り込んだ結果───何故か英雄に祭り上げられ、なぜか嫁(男)まで手に入れてしまう。
「自分なんかがこんなどちゃくそ美人(男)を……」と悩むアースィム(攻)と、
「この私に不満があるのか」と詰め寄る王太子セオドア(受)。
互いを想い合う二人が紡ぐ、恋と成長の物語。
他にも幼馴染み達の一抹の寂寥を切り取った短篇や、
両想いなのに攻めの鈍感さで拗れる二人の恋を含む全四篇。
フッと笑えて、ギュッと胸が詰まる。
丁寧に読みたい、大人のためのファンタジーBL。
他サイトでも公開しております。
【本編完結】最強魔導騎士は、騎士団長に頭を撫でて欲しい【番外編あり】
ゆらり
BL
帝国の侵略から国境を守る、レゲムアーク皇国第一魔導騎士団の駐屯地に派遣された、新人の魔導騎士ネウクレア。
着任当日に勃発した砲撃防衛戦で、彼は敵の砲撃部隊を単独で壊滅に追いやった。
凄まじい能力を持つ彼を部下として迎え入れた騎士団長セディウスは、研究機関育ちであるネウクレアの独特な言動に戸惑いながらも、全身鎧の下に隠された……どこか歪ではあるが、純粋無垢であどけない姿に触れたことで、彼に対して強い庇護欲を抱いてしまう。
撫でて、抱きしめて、甘やかしたい。
帝国との全面戦争が迫るなか、ネウクレアへの深い想いと、皇国の守護者たる騎士としての責務の間で、セディウスは葛藤する。
独身なのに父性強めな騎士団長×不憫な生い立ちで情緒薄めな甘えたがり魔導騎士+仲が良すぎる副官コンビ。
甘いだけじゃない、骨太文体でお送りする軍記物BL小説です。番外は日常エピソード中心。ややダーク・ファンタジー寄り。
※ぼかしなし、本当の意味で全年齢向け。
★お気に入りやいいね、エールをありがとうございます! お気に召しましたらぜひポチリとお願いします。凄く励みになります!
そばかす糸目はのんびりしたい
楢山幕府
BL
由緒ある名家の末っ子として生まれたユージン。
母親が後妻で、眉目秀麗な直系の遺伝を受け継がなかったことから、一族からは空気として扱われていた。
ただ一人、溺愛してくる老いた父親を除いて。
ユージンは、のんびりするのが好きだった。
いつでも、のんびりしたいと思っている。
でも何故か忙しい。
ひとたび出張へ出れば、冒険者に囲まれる始末。
いつになったら、のんびりできるのか。もう開き直って、のんびりしていいのか。
果たして、そばかす糸目はのんびりできるのか。
懐かれ体質が好きな方向けです。
麗しの眠り姫は義兄の腕で惰眠を貪る
黒木 鳴
BL
妖精のように愛らしく、深窓の姫君のように美しいセレナードのあだ名は「眠り姫」。学園祭で主役を演じたことが由来だが……皮肉にもそのあだ名はぴったりだった。公爵家の出と学年一位の学力、そしてなによりその美貌に周囲はいいように勘違いしているが、セレナードの中身はアホの子……もとい睡眠欲求高めの不思議ちゃん系(自由人なお子さま)。惰眠とおかしを貪りたいセレナードと、そんなセレナードが可愛くて仕方がない義兄のギルバート、なんやかんやで振り回される従兄のエリオットたちのお話し。完結しました!
過労死研究員が転生したら、無自覚チートな薬草師になって騎士様に溺愛される件
水凪しおん
BL
「君といる未来こそ、僕のたった一つの夢だ」
製薬会社の研究員だった月宮陽(つきみや はる)は、過労の末に命を落とし、魔法が存在する異世界で15歳の少年「ハル」として生まれ変わった。前世の知識を活かし、王立セレスティア魔法学院の薬草学科で特待生として穏やかな日々を送るはずだった。
しかし、彼には転生時に授かった、薬草の効果を飛躍的に高めるチートスキル「生命のささやき」があった――本人だけがその事実に気づかずに。
ある日、学院を襲った魔物によって負傷した騎士たちを、ハルが作った薬が救う。その奇跡的な効果を目の当たりにしたのは、名門貴族出身で騎士団副団長を務める青年、リオネス・フォン・ヴァインベルク。
「君の知識を学びたい。どうか、俺を弟子にしてくれないだろうか」
真面目で堅物、しかし誰より真っ直ぐな彼からの突然の申し出。身分の違いに戸惑いながらも、ハルは彼の指導を引き受ける。
師弟として始まった二人の関係は、共に過ごす時間の中で、やがて甘く切ない恋心へと姿を変えていく。
「君の作る薬だけでなく、君自身が、俺の心を癒やしてくれるんだ」
これは、無自覚チートな平民薬草師と、彼を一途に愛する堅物騎士が、身分の壁を乗り越えて幸せを掴む、優しさに満ちた異世界スローライフ&ラブストーリー。
期待外れの後妻だったはずですが、なぜか溺愛されています
ぽんちゃん
BL
病弱な義弟がいじめられている現場を目撃したフラヴィオは、カッとなって手を出していた。
謹慎することになったが、なぜかそれから調子が悪くなり、ベッドの住人に……。
五年ほどで体調が回復したものの、その間にとんでもない噂を流されていた。
剣の腕を磨いていた異母弟ミゲルが、学園の剣術大会で優勝。
加えて筋肉隆々のマッチョになっていたことにより、フラヴィオはさらに屈強な大男だと勘違いされていたのだ。
そしてフラヴィオが殴った相手は、ミゲルが一度も勝てたことのない相手。
次期騎士団長として注目を浴びているため、そんな強者を倒したフラヴィオは、手に負えない野蛮な男だと思われていた。
一方、偽りの噂を耳にした強面公爵の母親。
妻に強さを求める息子にぴったりの相手だと、後妻にならないかと持ちかけていた。
我が子に爵位を継いで欲しいフラヴィオの義母は快諾し、冷遇確定の地へと前妻の子を送り出す。
こうして青春を謳歌することもできず、引きこもりになっていたフラヴィオは、国民から恐れられている戦場の鬼神の後妻として嫁ぐことになるのだが――。
同性婚が当たり前の世界。
女性も登場しますが、恋愛には発展しません。
普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている
迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。
読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)
魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。
ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。
それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。
それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。
勘弁してほしい。
僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる