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緑山規夫の初めての愛
深く愛して
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月曜の山波の携帯には、女の着信履歴がうんざりするほど残っていた。
土日は特別な事がない限りは電話にはでない。
しかも、昨日は如月の家に緑山と共にいたことで電源をオフにしていた。
それもあってかムキになってかけたようで、執念深いというか、嫉妬深いというか、恐怖すら感じた。
しかし、月曜日の午前中は山波も忙しく、授業やら会議やらで、電話を返している時間などなく、やかましくなり続けるその電話にでたのは、夕方だった。
「いい、今日の八時。この間のホテルのラウンジで。」
「わかりました。」
仕事モードにスイッチが入った山波は、女からの誘いの電話も反射的に業務連絡のように返し、続きの仕事をいつもどおり平然とこなしていた。
「行くの?」
緑山が心配そうに山波を見上げていた。
山波は仕事モードになると度々周囲の景色を見落としてしまう癖があった。
そして、今日ほどその癖を恨んだことはなかった。
「仕事だもんね。仕方ないね。」
書類棚にファイルを返しに席を立ったその少し前、とても悲しそうな顔をしたのを見逃しはしなかった。
しかも、つい先日、そういった付き合いは二度としないと約束したばかりなのに、それすらも忘れていた。
すぐさま電話を折り返すと
「申し訳ない、今日は教え子たちとの食事会の日で本日は伺えない。また後日ご連絡いたします。」
そう言って電話を切り、仕事を続けた。
「いいの?」
「君のお母上にお詫びしなければいけないね。」
「僕が代わりに怒られておきます。」
「いや、これは仕事だから、後日連絡を取って、きちんとお詫びに伺うよ。
その代わり、今日の資料のまとめは君に任せていいかな。私は明日の授業の準備があるんだ。」
「はい。遅くなったら泊めてくれますか?」
「ああ。」
研究室は二人きりで恐ろしく仕事に追われる毎日だったが、なぜか二人は楽しくて仕方がなかった。
寮は大学の敷地内にあり、研究室からは5分とかからない。
仕事を終えると、そこまでをゆっくりと手をつないで、でも誰にも見られないように散歩しながら帰る。
誰かが前から来たら物陰に隠れ、行き過ぎてからまた歩く。
食事はケイタリングでなるべく外へ出ないよう、二人だけの時間をご褒美のように楽しんだ。
緑山はベッドに転がって向かいのソファーに座って本を読む山波を、ただ眺め続けた。
今までは誰かと1つの部屋にいて、ベッドがあれば、やることはひとつで、感情など置き去りで身体と心を奪われて行くだけ。
苦しくて辛くて辞めたいのに辞められない魔薬に溺れるような日々を過ごしていた。
人も羨む家庭に生まれて、人からは何不自由なく育ってきた世間知らずのお坊ちゃまとしか思ってもらえなかった。
加えてその美貌で、幼い頃から周囲にちやほやされてきた、苦労知らずに見られがちで、少なくとも、雅を除く同級生からは妬まれることのほうが多く、嫌がらせもずいぶん受けて来た。
緑山自身も外では、意地になって奔放に振舞っているように演じてきた。
実は、家族の前では何も逆らえない、家長は絶対的権力の今時ない封建的な家族の中で育ち、世間体と見栄、厳しいしつけと山のような習い事で、子供のころからとても疲れていた。
思春期になっても、家でも落ち着いて羽根を休めるような場所もなく、つい行き摩りのベッドの上に一刻の安らぎを求めるようになってしまった。
けれど、そこには安らぎなどあるはずはない。
あるのは果てしない虚無感と絶望。体を許すまでのほんのひと時の優しさだけで、終わってしまえば冷え切ったベッドに捨て犬のように残されるだけ。
わかってはいたが、相談できる人も、叱ってくれる相手もなく、つい先日までそれを繰り返してきた。
同じ時を過ごすのにも、こんなにゆったりと優しく落ち着いた気分で時を過ごせる方法があったなんて、初めて知った気がした。
「ねえ、女の前でもタバコ吸う?」
「吸わない。」
「どうして。」
「女と会うのは仕事だから。」
「好きな女としたことはないの?」
「ない。」
「ふうん。」
山波は本を閉じ、緑山の待つベッドの隣に移動すると髪に触れ、
「いつも同じような事を聞くね。」と言って笑った。
「今まで全く気づかなかったけど、僕って焼きもち焼きだよね。先生と寝た女の事が気になって仕方ないんだ。」
「焼きもち焼いてくれるんだ。ありがとう。うれしいよ。」
「へんなの・・・やっぱり、僕、先生にもっともっと早く会いたかった。先生が教授の家の離れに来た時くらいから。」
「私はいやだ。恥ずかしくてあの頃の私は見せられない。」
「どうして。」
「あの頃はとても分厚いメガネに、中学の頃のジャージを着ていた。」
「ウソ・・・・」
「ホントだよ。如月が着ない服をくれるけれど、私には似合なくて、派手で恥ずかしくて。」
「だから中学のジャージ?」
緑山はベッドの上で足をバタつかせお腹を抱えて笑った。
如月がいつも着ているようなパステルカラーの大きくて先のとがった襟のシャツを着ているところや、ジャージ姿の山波を思い浮かべては笑った。
久しぶりに声をあげて涙まで流して笑った。
「そんなに面白いか。」
「うん。凄く面白い。」
その笑った顔が大好きで、それを見ているのがたまらなく嬉しくて、抱き寄せて緑山のおでこに自分のおでこを重ねた。
「やっぱり僕は、その頃の先生に会いたかった。」
「私は今で十分だよ。昔の話でこんなに笑ってくれる。
そのとき会っていたらこんなに笑ってもらえなかったでしよ。」
緑山はまだ笑いがとまらず、いつまでも繰り返し笑った。
その笑っている顔をずっと飽きもせず眺めていた
「ねえ、先生。明日も明後日もずっとここに泊まっていい?」
「ダメ。明日は帰りなさい。ご両親が心配する。」
「心配しないよ。」
「来週からまたとても忙しくなる。だから、帰れる時は帰って安心させてあげなさい。
そのかわりに、週末は私のマンションで過ごそう。」
「マンションはヤダ。女の匂いがする。」
「女がマンションに来たことは一度もないよ。私すら滅多に帰ったことがない。」
「そうだね。いつもだいたいここにいるね。」
「お風呂も広いから2人で入れる。ベッドはシングルだけど、ここよりは多少柔らかい。
そうだ、土曜は午前中、買い物に行こう。ベッドと布団と君のパジャマ。」
「ベッドはダブル?」
「もっと大きくてもいいよ。」
「狭くていいよ。先生に抱っこされて寝たい。それにパジャマはいらない。裸のままがいい。」
「時期に冬が来る。君に風邪をひかれると困る。」
「研究室が人手不足だから?」
「マスクでかわいい顔が半分かくれる。」
緑山はまた笑い出した。
とてもとても笑って、ベッドから落ちそうなほど体をよじらせて笑った。
山波の話が特別面白かったからではなくて、どうしようもなく幸せすぎて、身が蕩けるほどの喜びで、泣いてしまいそうだったから笑いでごまかした。
でもそのあと、山波に口づけされて我慢できずに、結局泣いてしまった。
一緒に誰かと朝まで過ごすことは暖かい・・・それも初めて知った。
土日は特別な事がない限りは電話にはでない。
しかも、昨日は如月の家に緑山と共にいたことで電源をオフにしていた。
それもあってかムキになってかけたようで、執念深いというか、嫉妬深いというか、恐怖すら感じた。
しかし、月曜日の午前中は山波も忙しく、授業やら会議やらで、電話を返している時間などなく、やかましくなり続けるその電話にでたのは、夕方だった。
「いい、今日の八時。この間のホテルのラウンジで。」
「わかりました。」
仕事モードにスイッチが入った山波は、女からの誘いの電話も反射的に業務連絡のように返し、続きの仕事をいつもどおり平然とこなしていた。
「行くの?」
緑山が心配そうに山波を見上げていた。
山波は仕事モードになると度々周囲の景色を見落としてしまう癖があった。
そして、今日ほどその癖を恨んだことはなかった。
「仕事だもんね。仕方ないね。」
書類棚にファイルを返しに席を立ったその少し前、とても悲しそうな顔をしたのを見逃しはしなかった。
しかも、つい先日、そういった付き合いは二度としないと約束したばかりなのに、それすらも忘れていた。
すぐさま電話を折り返すと
「申し訳ない、今日は教え子たちとの食事会の日で本日は伺えない。また後日ご連絡いたします。」
そう言って電話を切り、仕事を続けた。
「いいの?」
「君のお母上にお詫びしなければいけないね。」
「僕が代わりに怒られておきます。」
「いや、これは仕事だから、後日連絡を取って、きちんとお詫びに伺うよ。
その代わり、今日の資料のまとめは君に任せていいかな。私は明日の授業の準備があるんだ。」
「はい。遅くなったら泊めてくれますか?」
「ああ。」
研究室は二人きりで恐ろしく仕事に追われる毎日だったが、なぜか二人は楽しくて仕方がなかった。
寮は大学の敷地内にあり、研究室からは5分とかからない。
仕事を終えると、そこまでをゆっくりと手をつないで、でも誰にも見られないように散歩しながら帰る。
誰かが前から来たら物陰に隠れ、行き過ぎてからまた歩く。
食事はケイタリングでなるべく外へ出ないよう、二人だけの時間をご褒美のように楽しんだ。
緑山はベッドに転がって向かいのソファーに座って本を読む山波を、ただ眺め続けた。
今までは誰かと1つの部屋にいて、ベッドがあれば、やることはひとつで、感情など置き去りで身体と心を奪われて行くだけ。
苦しくて辛くて辞めたいのに辞められない魔薬に溺れるような日々を過ごしていた。
人も羨む家庭に生まれて、人からは何不自由なく育ってきた世間知らずのお坊ちゃまとしか思ってもらえなかった。
加えてその美貌で、幼い頃から周囲にちやほやされてきた、苦労知らずに見られがちで、少なくとも、雅を除く同級生からは妬まれることのほうが多く、嫌がらせもずいぶん受けて来た。
緑山自身も外では、意地になって奔放に振舞っているように演じてきた。
実は、家族の前では何も逆らえない、家長は絶対的権力の今時ない封建的な家族の中で育ち、世間体と見栄、厳しいしつけと山のような習い事で、子供のころからとても疲れていた。
思春期になっても、家でも落ち着いて羽根を休めるような場所もなく、つい行き摩りのベッドの上に一刻の安らぎを求めるようになってしまった。
けれど、そこには安らぎなどあるはずはない。
あるのは果てしない虚無感と絶望。体を許すまでのほんのひと時の優しさだけで、終わってしまえば冷え切ったベッドに捨て犬のように残されるだけ。
わかってはいたが、相談できる人も、叱ってくれる相手もなく、つい先日までそれを繰り返してきた。
同じ時を過ごすのにも、こんなにゆったりと優しく落ち着いた気分で時を過ごせる方法があったなんて、初めて知った気がした。
「ねえ、女の前でもタバコ吸う?」
「吸わない。」
「どうして。」
「女と会うのは仕事だから。」
「好きな女としたことはないの?」
「ない。」
「ふうん。」
山波は本を閉じ、緑山の待つベッドの隣に移動すると髪に触れ、
「いつも同じような事を聞くね。」と言って笑った。
「今まで全く気づかなかったけど、僕って焼きもち焼きだよね。先生と寝た女の事が気になって仕方ないんだ。」
「焼きもち焼いてくれるんだ。ありがとう。うれしいよ。」
「へんなの・・・やっぱり、僕、先生にもっともっと早く会いたかった。先生が教授の家の離れに来た時くらいから。」
「私はいやだ。恥ずかしくてあの頃の私は見せられない。」
「どうして。」
「あの頃はとても分厚いメガネに、中学の頃のジャージを着ていた。」
「ウソ・・・・」
「ホントだよ。如月が着ない服をくれるけれど、私には似合なくて、派手で恥ずかしくて。」
「だから中学のジャージ?」
緑山はベッドの上で足をバタつかせお腹を抱えて笑った。
如月がいつも着ているようなパステルカラーの大きくて先のとがった襟のシャツを着ているところや、ジャージ姿の山波を思い浮かべては笑った。
久しぶりに声をあげて涙まで流して笑った。
「そんなに面白いか。」
「うん。凄く面白い。」
その笑った顔が大好きで、それを見ているのがたまらなく嬉しくて、抱き寄せて緑山のおでこに自分のおでこを重ねた。
「やっぱり僕は、その頃の先生に会いたかった。」
「私は今で十分だよ。昔の話でこんなに笑ってくれる。
そのとき会っていたらこんなに笑ってもらえなかったでしよ。」
緑山はまだ笑いがとまらず、いつまでも繰り返し笑った。
その笑っている顔をずっと飽きもせず眺めていた
「ねえ、先生。明日も明後日もずっとここに泊まっていい?」
「ダメ。明日は帰りなさい。ご両親が心配する。」
「心配しないよ。」
「来週からまたとても忙しくなる。だから、帰れる時は帰って安心させてあげなさい。
そのかわりに、週末は私のマンションで過ごそう。」
「マンションはヤダ。女の匂いがする。」
「女がマンションに来たことは一度もないよ。私すら滅多に帰ったことがない。」
「そうだね。いつもだいたいここにいるね。」
「お風呂も広いから2人で入れる。ベッドはシングルだけど、ここよりは多少柔らかい。
そうだ、土曜は午前中、買い物に行こう。ベッドと布団と君のパジャマ。」
「ベッドはダブル?」
「もっと大きくてもいいよ。」
「狭くていいよ。先生に抱っこされて寝たい。それにパジャマはいらない。裸のままがいい。」
「時期に冬が来る。君に風邪をひかれると困る。」
「研究室が人手不足だから?」
「マスクでかわいい顔が半分かくれる。」
緑山はまた笑い出した。
とてもとても笑って、ベッドから落ちそうなほど体をよじらせて笑った。
山波の話が特別面白かったからではなくて、どうしようもなく幸せすぎて、身が蕩けるほどの喜びで、泣いてしまいそうだったから笑いでごまかした。
でもそのあと、山波に口づけされて我慢できずに、結局泣いてしまった。
一緒に誰かと朝まで過ごすことは暖かい・・・それも初めて知った。
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