Loves、Loved

富井

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復讐、山内和人、如月への愛

山波の使命

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山波と鶴屋がその場所に着いたのは、太陽がちょうど山に落ちるところだった。

少し離れたところに車を止め、鶴屋に1枚の封筒を渡した。

「俺が今から1時間たってもおまえに電話しなかったら、警察へ行ってこれを渡せ。」

「なんですか、これ。」

「隼人からもらったあずみ君に使った薬の成分表だ。

病院の住所も書いてある。山内和人を捕まえることができるはずだ。」

「1時間たってもって・・・危ないってことですか?ダメですよ。

じゃあコレを警察に持って行って、警察に助けて貰えば。」

「週末まで生きているのかと言ったのはおまえだろう。」

「じゃあ僕も一緒に行きます。」

「二人で行って、誰が後のことを処理するんだ。」

「僕、無理ですよ。山波さんがいないと・・・」

「だから、おつかいを頼んでいるだけだろう。

あと、この鍵は研究室の俺の机の鍵だ。

俺にもしものことがあったときは、コレを緑山に渡せ。

中を見ればわかるようにしてある。

いいなできるな。」

山波は鶴屋の肩を叩いて、車を降りようとドアに手をかけた。

「山波さん。」

「なんだ。」

「なるべく無茶しないように、頑張って下さい。」

「ああ。」

「それと・・・」

「まだあるのか。」

「教授を必ず連れて帰って来て下さいね。」

「わかった。」

「あと!」

「なんだ!」

「山波さん、大好きでした。」

「なんだ?それは。」

「とりあえず言っておこうと思って・・・」

「はあ?まあいい。泣くな。気をつけて行けよ。」

山波は車を降りて病院へつづく坂を歩き出した。

ポケットに手を入れ、肩を落として歩く姿が、鶴屋の目にはこれから会う恐怖に怯えているかのように見えたが、実は意外に気分はスッキリとしていた。

とりあえず、教授の居場所がわかってホッとしていた。あとは無事連れて帰ることができれば、自分が大学を追われる事になったとしても、すべてがうまくいくと考えていた。
病院の扉を開け、受付へと向かった。

呼び鈴を押すと受付のカーテンが20cmほど開き中から男が顔を出した。

「すいません。こちらに如月薫、来ていますよね。呼んで頂けませんか?」

「如月さんですか・・・」

男は棚のノートをペラペラとめくり答えた。

「そんな名前の方はいらっしゃらないです。」

「いない?」

「ええ、職員にも、患者さんにも。」

「だったら、山内を読んでくれ。山内和人だ。」

「その人もいません。」

「いないわけないだろう。ここの所長のはずだ。」

山波は受付を横切り廊下をつき進んで行った。

当然、警備が山波の行く手を阻み、それは結構な騒動になって3階にいる如月の部屋にも声が届いた。


「山波か?」

「のようですね。でも、安心して下さい。

警備を用意しましたから、あなたが言ったとおり、ここへは来られません。ゆっくりとおやすみ下さい。」

午後から打った点滴が効いてきたのか、ぼんやりとして呼吸も荒く、体も痺れベッドに縛られたように動けなかった。

如月は何も考えることもできず、抵抗する気力もなく、ぼんやりと窓の方を見て少し笑っていた。

「今日は気分がいいのですか?如月さん。」


山内はベッドのそばに座り、手を握って髪を撫でた。

「君の言ったとおり、山波は優秀な男です。もうここまで来た。」

「ええ。ここへ呼んだ方がいいですか?」

「こんな姿を見られたくない。」

「そう、じゃあ、僕がそばについていますから、安心して寝ましょうね。
僕の手をぎゅっと握っていいですよ。
そうしたいのでしょう。」

「イヤ…
私にはそんな力すら残ってはいない。」

「じゃ私がぎゅっと握ってあげましょうね。あなたが安心して眠れるように。
そうしていれば、いつかあなたも私のことを好きになってくれる。僕はそう信じている。」

山内は爪が食い込むほどに如月の手を握りしめた。

その手をもぎ取って食べてやりたいとさえ考えていた。

そうした山内の心を見透かしたように薄ら笑みを浮かべ

「そんな日は永遠に来ないよ。」

そういうと、如月は山内の手を振り払い、視線を窓の外に移した。
外に放り出された山波は、どこからか中へ入る方法がないか建物の周囲を探っていた。

「山波さん・・・ですか?」

買い出しから戻った汐田が声をかけた。

「君は?」

「僕、汐田といいます。ごめんなさい。

声をかけてしまって、如月さんの持っていた写真と同じ顔だったんで・・・つい。」

「如月がどこにいるか知っているのか?」

「ええ、僕、担当させてもらってます。」

「連れて行ってくれないか?」

「わかりました。ひょっとして・・・連れて帰るおつもりですか?」

「ああ、そのつもりだ。」

「僕もそのほうがいいと思います。
でも今は山内先生がいる時間だから、夜になるまで僕のアパートで待ちますか?」
「いや、黙って連れて帰ったのでは意味がない。山内と話をして、納得した上で連れて帰りたいんだ。」

「何度お話されても無理だと思いますよ・・・でも、僕、案内します。こっちです。」

建物の裏の従業員入口から、非常階段を登って3階に上がった。

「部屋は?」

「廊下を右に曲がったところです。病室はひとつしかありませんから。」

汐田が先に行こうとした腕を握って歩くのを止めた。

「君はここまででいい。ありがとう。ここから先は俺一人で行く。」

「でも・・・」

「君は危ないから、戻ったほうがいい。ほんとうにありがとう。」

そういいのこして山波は一人で如月の待つ病室へと向かった。

だが、まっていたのは如月一人ではなかった。

病室のドアを開けるとそこには、生気を失って横たえる如月の姿と、ベッドに寄り添い手を握る山内の姿もあった。

「教授・・・」

山波がベッドに駆け寄り山内の手を引き離し、上体を起こしたが支えなしでは倒れてしまうほど衰弱していた。

「山波。」

「教授。帰りましょう。」

「山波さん。

どこから入ってきたんですか?困りましたね・・・如月さんは帰りませんよ。

僕と一緒にいる。そう如月さん自身が決めたんです。どうかお帰り下さい。」

「教授、生徒達が待っています。

なにより私が一番あなたの帰りを待っている。
もう休暇は終わりです。帰りましょう。」

「山波さん。残念ですが、如月さんは僕のそばを離れることはできませんよ。」

「おまえ何かしたのか。」

山内は少し笑って、山波の腕を外し、如月の体をゆっくりと寝かせた。

「お薬をね、使ってもらったんです。今開発中のお薬を。如月さんには了解を得ましたよ。」

「どんなふうにだ。普通では納得しないはずだろう。」

「あなたと引き換えにです。我々としては、如月さんよりあなたのほうが有効的に使える。
薬の効果がうまく出れば、あなたは永遠に組織の中で働かざる終えなくなる。
けれど、如月さんが、山波さんではなく、自分をとおっしゃって・・・
僕としては、憧れの如月さんをペットにできてとても嬉しいです。
長年の夢だった。こうして手を握りながら苦しむ姿を見ることが・・・・」

顔を歪め、必死に苦しみに耐えている如月の髪を撫でながら、少し笑いながら言った。
「とても苦しんでいますよ。あなたに何ができますか?
僕なら注射一本で楽にしてあげられますよ。どうですか?」

山波は拳を強く握り、机に思い切りその拳を当てた。

「そんなに如月さんのそばにいたいなら、二人でここにいていただいても構いませんよ。
大歓迎ですよ。」

今まで如月を見て微笑んでいた山内は、初めて真正面から山波を見た。

その目は、ゾッとするほど冷酷で飲み込まれそうなほど強く山波を見た。

だが、その視線に少しの笑いを返した。

半分は軽蔑、半分は勝利を確信した笑いだった。

山波は内ポケットから半分に折った十枚ほどの書類を山内に投げた。

「コレは、隼人がここから出る時に持って来た、あずみ君に使った薬とその成分表の一部だ。
那珂先生とそのほか数名の医師が協力してくれて証言してくれる確約もとった。
今、俺の生徒がこのレポートのすべてを持って警察の前にいる。俺がここへ来て1時間たっても電話をしなければ、中へ入って渡せと言ってある。
俺がここへ来てもう45分は経っただろう。どうする?
あと15分、警察が反応するまでには時間がかかるにしても、この病院の本当の姿が表に出る事になるぞ。ずっと闇で生きてきたおまえが、表の世界に引きずり出されたら、困ることもたくさんあるだろう。

どうする?どんどん時間はたっていくぞ。

二人が無事にここから出られたとき、電話をする。そうしたらこのレポートはお前に原本ごと返す。
データーも消去する。」

資料を拾い上げ、目を通すと、みるみると苦々しい顔になりもう一度山波を睨みつけた。

そこへ汐田が車椅子を持って現れた。
「如月さん コッチに移りましょうか。」

「汐田、おまえ・・・」

「君・・・・」

山波も如月もとても驚いた。

痣だらけの顔で、いかにも暴力を定期的に受けていると思われる彼が、大胆にも暴力を与えている山内の前で如月を助けに来た。

「汐田君。」

「如月さん捕まってゆっくり降りますよ。」

「君、もういいと言っただろ。どうして来たんだ。

危険な目に合うことはわかるだろう。」

「僕なら大丈夫です。それより、如月さんを早く・・・」

「汐田君・・・どうして。」

「安心して下さい。せっかくお迎えが来たんです。お帰り下さい。
待っている人もたくさんいるなら、そこへ帰ったほうが幸せに決まっているでしょ。」
「汐田、勝手な事を。」

山内がベッド越しに汐田の制服の肩に掴みかかった。

拳を握りしめたが、山波に捕まれ振り下ろすことはできなかった。
「どうする?あと13分だぞ。」

「では、山波さんだけおかえり下さい。」

「二人でなければ俺はここを出ない。どうする?どんどん時間はすぎていくぞ。

山内は汐田から手を離し、山波が握った手を振り払うと白衣を正した。

「このレポートの原本は頂けるのですか?」

「ああ。もちろん、二人が無事ここから帰ることが条件だ。帰ったら直ぐ君へ送るよ。そしてお前の事も、ここの事も絶対に言わない。すべて忘れる。」

「山波さんはやっぱり優秀な人だ。ますます気に入りました。」

「ありがとう。俺はおまえが大嫌いだ。」

「あなたもですか。まあいい。今回も楽しく過ごせましたし、これからの楽しみも増えて僕は満足です。おかえり下さい。」

汐田は如月を車椅子に乗せ、先に部屋を出ようとしていた。

山内はベッドのそばから汐田のそばへ近づいてきた。

山内の前を、目を合わせないように俯いて身を縮め横切った。

途中、車椅子の車輪がベッドに引っかかり、方向を変えていると、運悪く山内と如月が向かい合わせになってしまった。
非情なまでに執着した物を奪われていく悔しさで、怒りが溢れそうな表情に危険を感じた。
そしてその予想は当たった。

ポケットからナイフをだして如月をめがけて山内の手が伸びた。

表情はそのままに、動きはとても俊敏に、怒りの全てを如月に向けた。

汐田は如月の首に自分の手を絡め、身を呈して守った。

そんな汐田の背中に生暖かいものが落ちてきたが、痛みは全くなく、自分が刺されたのではないことがすぐわかった。

じゃあ・・・と、振り返ると、山波の左手が、ナイフの刃を強く握って山内の動きを止めていた。

「無事に帰れたらといっただろう・・・お前にはその言葉が難しすぎて理解できなかったのか。」


山波は刃先を握ったまま、もう片方の手で山内の胸倉を掴んだ。

「いやだなあ、冗談ですよ、山波さん。ちょっとふざけただけじゃないですか・・・」

二人は数秒にらみ合い、ナイフを思い切り引いた。山波の手からは鮮血が溢れ出て床に赤くおおきなシミを作った。

「見送りはいい。もうこれ以上怪我はしたくないからな。」

「ええ、僕はここで・・・失礼します。早くお帰りください。あなたの血で床が汚れる。」
汐田はそばにあったタオルで山波の手を巻き、車椅子を駆け足で病室から出した。

山波もそれにつづき、エレベーターで下へ降りた。


一人、残された山内は如月のために用意した家具に怒りをぶつけた。

本も、布団も、椅子も、ベッドもみんな、みんなめちゃくちゃに壊した。

だが、どんなにものに当たっても、満たされなかった。



「しまった・・・車が・・・鶴屋が乗って行ってしまった・・・」

三人は駐車場で立ち往生していた。

「僕の車、使ってください。

小さくてボロボロだけど、片道くらいならなんとかなりますから。こっちです。」


三人は従業員の駐車場まで走った。本当に小さなボロボロの車だった。

「汚くてごめんなさい。これ鍵です。」

山波に車の鍵を渡して、如月を後ろの席に乗せた。

「君も乗りなさい。」

「え?」

「一緒に逃げよう、このまま戻ったらどうなるかわからない。」

如月は、汐田の手を残っている力いっぱいで握った。

山波もそのほうがいいと思った。

「ありがとうございます。

とてもうれしい。そんな心配をしてくれる人は初めてです。
でも・・・」


汐田は如月の手をそっと両手で包んで膝に返し、後部座席のドアしめた。

「行ってください。お元気で・・・」

そう言って手を振った。泣いていた。

「本当にいいのか?」

山波も言った。

ここに残せばこの子は絶対に暴力で殺されるに違いないと分かっていた。

「だめだ、乗れ。」

「僕なら大丈夫です。早く行ってください。」

そう言って手を振りつづけた。仕方なく、山波はゆっくりと車を出した。

「山波、だめだ、このままでは。」

「わかっています。でも・・・」

如月は振り返り、バックウインドウから汐田を振り返り、窓ガラスを叩いて名前を呼んだ。

汐田も少しずつ見えなくなっていく車を知らず知らずのうちに追いかけていた。

はじめは早歩きで、でも気が付くと走って追いかけていた。

「まって・・・待ってください、僕も・・・僕も連れて行って・・・」

山波はすぐに車を止め、汐田を乗せた。
汐田を乗せると、車は今までに出したことがないようなスピードでその場を出ていった。
その一部始終を山内は、如月がいた部屋の窓から見ていた。
山波は1時間ほどで動けなくなった。思ったより傷が深く、血が止まらなかった。

途中の薬局でくすりとガーゼを買い、汐田が止血したが、まったく効き目がなかった。

「山波さん席を変わって下さい。僕が運転します。」

遠くに行ったことのない汐田がはじめて走る高速で、後部座席では如月が苦しんで、助手席では山波が気を失いかけていて、全部が怖くて震えながら運転した。

ときどきサービスエリアに止まって、二人に水を飲ませ、合流で泣きそうになりながら都会へと向かった。

行き先は那珂肇の病院だった。

初めての道で何度も間違えながら、やっとついたのは日付が変わってからだった。

鶴屋と那珂が病院の前で待っていた。

「すいません、遅くなりました。」

二人を病院の中へ運び込み、処置を終えると安心して汐田も病室のすみで眠ってしまった。

久しぶりに静かで深く眠ってしまい、翌日の昼すぎても気がつかないほど寝ていた。
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