貴方の側にずっと

麻実

文字の大きさ
18 / 20

青春時代

しおりを挟む
詰襟を着た孝介さん。
未来での私は高校生の彼を知らないから格好よくて胸きゅんもの。

勿論ジャケット姿の未来の彼もとても格好よかったわ。
孝介さんと過ごした未来の日々は、今でもよく覚えている。
とても楽しくてとても幸せで…。
ん~。
未来の思い出ってなんか複雑よ。





絹子と孝介は未来の記憶があるものの、それは余りにも遠い未来。

高校生活を目一杯楽しんで、絹子達は大学に進学した。
大学生活も変わらず謳歌するふたり。
車の免許を取った孝介の助手席は、
絹子の指定席。授業の後に送ってくれたりドライブに行ったり。
孝介はずっと絹子を大事にする。
「好きだよ。大好きだよ」
と。

そしてふたりは再び結ばれる。
未来で恋人同士だったふたりは、過去でも恋人となる。

⭐⭐


月日は流れ、
また夏休みがやって来る。

「孝介さん、今年の恋人記念日は何処に行く?」
「え?記念日って今月だったかな?」

孝介の返事に凍りついたものの、絹子は瞬時に理解する。

孝介の未来の記憶が消えていることを。




しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

抱きしめて

麻実
恋愛
夫の長期に亘る不倫に 女としての自信を失った妻は、新しい出会いに飛び込んでいく。

身代わりーダイヤモンドのように

Rj
恋愛
恋人のライアンには想い人がいる。その想い人に似ているから私を恋人にした。身代わりは本物にはなれない。 恋人のミッシェルが身代わりではいられないと自分のもとを去っていった。彼女の心に好きという言葉がとどかない。 お互い好きあっていたが破れた恋の話。 一話完結でしたが二話を加え全三話になりました。(6/24変更)

6回目のさようなら

音爽(ネソウ)
恋愛
恋人ごっこのその先は……

好きな人がいるならちゃんと言ってよ

しがと
恋愛
高校1年生から好きだった彼に毎日のようにアピールして、2年の夏にようやく交際を始めることができた。それなのに、彼は私ではない女性が好きみたいで……。 彼目線と彼女目線の両方で話が進みます。*全4話

泣きたいくらい幸せよ アインリヒside

仏白目
恋愛
泣きたいくらい幸せよ アインリヒside 婚約者の妹、彼女に初めて会った日は季節外れの雪の降る寒い日だった  国と国の繋がりを作る為に、前王の私の父が結んだ婚約、その父が2年前に崩御して今では私が国王になっている その婚約者が、私に会いに我が国にやってくる  *作者ご都合主義の世界観でのフィクションです

もう捕まらないから

どくりんご
恋愛
 お願い、許して  もう捕まらないから

離婚した妻の旅先

tartan321
恋愛
タイトル通りです。

幸せになれると思っていた

里見知美
恋愛
18歳になったら結婚しよう、と約束をしていたのに。 ある事故から目を覚ますと、誰もが私をいないものとして扱った。

処理中です...