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夫と女
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相手は誰? 会社の人?若い人?何時会っているの? どこがよかったの?
雪子の頭の中は数々の疑問でいっぱいになる。
普段は入らない夫の部屋に入ると、乱雑に積んだ雑誌の上の菓子箱に目が止まった。
開けてみると、中にはラブホテルのだと思われるアメニティの歯ブラシが大量に詰まっていた。
「何、これ‼」
思わず叫ぶ。
そもそも雪子はアメニティグッズを持って帰る習慣はない。
何か、浅ましいような気がするのだ。
雪子は主のいない部屋を黙って後にした。
その夜、雪子は夫の入浴中に携帯を手に取った。
夫は機械に疎い雪子に用心することなく、携帯をテーブルに置きっぱなしにしていた。
Eメールをみると、佳代という女性からのメールが目に入った。
「この前は腰が痛くて会えなくてごめんねー。私ももうあがったかと思って~焦ったよー」
「あがったって…。そんなこと男の人に話すの?夫婦や恋人同士は話すものなのかしら?」
そういう話題が苦手な雪子は、一人で顔を赤らめながら辺りを見回す。
それにしても、随分品のない女性だわ、と心の内で呟いた。
こんなことをメールする女にホテルのアメニティグッズを持ち帰る男。
「お似合いね」
雪子はこの女性に対して、急速に興味が薄れていくのを感じた。
雪子の頭の中は数々の疑問でいっぱいになる。
普段は入らない夫の部屋に入ると、乱雑に積んだ雑誌の上の菓子箱に目が止まった。
開けてみると、中にはラブホテルのだと思われるアメニティの歯ブラシが大量に詰まっていた。
「何、これ‼」
思わず叫ぶ。
そもそも雪子はアメニティグッズを持って帰る習慣はない。
何か、浅ましいような気がするのだ。
雪子は主のいない部屋を黙って後にした。
その夜、雪子は夫の入浴中に携帯を手に取った。
夫は機械に疎い雪子に用心することなく、携帯をテーブルに置きっぱなしにしていた。
Eメールをみると、佳代という女性からのメールが目に入った。
「この前は腰が痛くて会えなくてごめんねー。私ももうあがったかと思って~焦ったよー」
「あがったって…。そんなこと男の人に話すの?夫婦や恋人同士は話すものなのかしら?」
そういう話題が苦手な雪子は、一人で顔を赤らめながら辺りを見回す。
それにしても、随分品のない女性だわ、と心の内で呟いた。
こんなことをメールする女にホテルのアメニティグッズを持ち帰る男。
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雪子はこの女性に対して、急速に興味が薄れていくのを感じた。
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コメントは賛否両論受け付けますがメンタル弱いのでお返事はできないかもしれません。
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