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第8話 イタリアへ
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先日 高校時代からの友達 小雪と会っていると、「旅行行きたいね!」と、一緒に旅行することになった。
行き先は、イタリア。
ベネチア、フィレンツェ、ローマ
どの街もステキである。
トレビの泉は、各国からの観光客でごった返し、とても写真を撮れる状態じゃなかった。
泉の辺りを散策していると、フランスから旅行で来たという女性に話しかけられ、「フランスにも是非行ってみて。」と言われた。
フランスにも行ってみたいなと思う。
最後に立ち寄ったローマ
到着時間が遅く、門が施錠されていて真実の口は遠くから眺めることしかできなかった。残念。
「お腹すいたね~。」と小雪と2人で薄暗い街をブラブラと夕食のお店を探す。
向かいから歩いてくる団体から、突然 日本人と思われるスーツ姿の男性が、駆け寄ってきた。
「君たち、日本人だよね?早くホテルへ帰ったほうがいい。イタリアは日本と違って治安が悪いから。ガイドに注意されなかった?」
遠目でも日本人だとわかるんだ。
どうも女性2人で歩く私たちを心配して、声をかけてくれたらしい。
彼にお礼を伝え、慌ててホテルへ戻る。
何事もなく、無事にホテルへ帰りつけてよかった。
お腹ペコペコ。
すぐにホテルのレストランで食事を済ませる。
小雪と「さっきの人、仕事でイタリアに来てるのかな?」
「親切だし、かっこよかったね!」と話す。
空港で、帰りの飛行機を待っていると、昨夜 夜道は危ないと注意してくれた彼がいた。
わぁーすごい偶然。
再度 昨夜のお礼を伝えると、「困ったことがあれば、連絡して。」と、名刺をくれた。
やはり仕事で来ていたらしい。
かっこいい。
背が高く、ガッチリしていて、スーツがお似合いな彼。
上田 政人さん(うえだ まさひと)
誰もが知る超一流企業にお勤めである。
職場は東京。
地方で暮らす私は、もう会うこともないだろうと思いながら、日本へ帰る。
確かに、偶然バッタリ会うことはないだろう。
会うことのない、よく知らないお兄さん(上田さん)。
最近、7年付き合い別れた彼 司から連絡が入るようになった。
嫌いで別れたわけじゃない彼との関係に悩む私。
司のことは、今でも好きだけど、結構願望ゼロの彼と、近々 結婚したいと思っている私。
「会いたい。」と言われても、会えば流されそうで、断り続けている。
上田さん、恋愛相談にもってこいなんじゃないか?とひらめいた私は、上田さんへ連絡をとる。
優しい上田さんは、私の話をじっくり聞き、私が自分の気持ちに向き合えるよううまく誘導してくれる。
上田さんと話すと、自分の気持ちがハッキリする。
それから、優しい上田さんは、頼もしい相談相手。
私の恋愛話を一番把握している存在となった。
行き先は、イタリア。
ベネチア、フィレンツェ、ローマ
どの街もステキである。
トレビの泉は、各国からの観光客でごった返し、とても写真を撮れる状態じゃなかった。
泉の辺りを散策していると、フランスから旅行で来たという女性に話しかけられ、「フランスにも是非行ってみて。」と言われた。
フランスにも行ってみたいなと思う。
最後に立ち寄ったローマ
到着時間が遅く、門が施錠されていて真実の口は遠くから眺めることしかできなかった。残念。
「お腹すいたね~。」と小雪と2人で薄暗い街をブラブラと夕食のお店を探す。
向かいから歩いてくる団体から、突然 日本人と思われるスーツ姿の男性が、駆け寄ってきた。
「君たち、日本人だよね?早くホテルへ帰ったほうがいい。イタリアは日本と違って治安が悪いから。ガイドに注意されなかった?」
遠目でも日本人だとわかるんだ。
どうも女性2人で歩く私たちを心配して、声をかけてくれたらしい。
彼にお礼を伝え、慌ててホテルへ戻る。
何事もなく、無事にホテルへ帰りつけてよかった。
お腹ペコペコ。
すぐにホテルのレストランで食事を済ませる。
小雪と「さっきの人、仕事でイタリアに来てるのかな?」
「親切だし、かっこよかったね!」と話す。
空港で、帰りの飛行機を待っていると、昨夜 夜道は危ないと注意してくれた彼がいた。
わぁーすごい偶然。
再度 昨夜のお礼を伝えると、「困ったことがあれば、連絡して。」と、名刺をくれた。
やはり仕事で来ていたらしい。
かっこいい。
背が高く、ガッチリしていて、スーツがお似合いな彼。
上田 政人さん(うえだ まさひと)
誰もが知る超一流企業にお勤めである。
職場は東京。
地方で暮らす私は、もう会うこともないだろうと思いながら、日本へ帰る。
確かに、偶然バッタリ会うことはないだろう。
会うことのない、よく知らないお兄さん(上田さん)。
最近、7年付き合い別れた彼 司から連絡が入るようになった。
嫌いで別れたわけじゃない彼との関係に悩む私。
司のことは、今でも好きだけど、結構願望ゼロの彼と、近々 結婚したいと思っている私。
「会いたい。」と言われても、会えば流されそうで、断り続けている。
上田さん、恋愛相談にもってこいなんじゃないか?とひらめいた私は、上田さんへ連絡をとる。
優しい上田さんは、私の話をじっくり聞き、私が自分の気持ちに向き合えるよううまく誘導してくれる。
上田さんと話すと、自分の気持ちがハッキリする。
それから、優しい上田さんは、頼もしい相談相手。
私の恋愛話を一番把握している存在となった。
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