頬杖をつく女 2017.5.23 〜

第12章 9年ぶりの霊がかりを経験して

改めて Kさん(評論家)のこと

フェルメールの研究の第一人者として、皆に尊敬されているKさん、
彼女が書かれた本を読んだその内容に、激怒し、私は木靴の少女の魂を呼び起こした。

そう、あれは霊がかりを経験する少し前…

Kさんは、まるで週刊誌のゴシップネタみたいに、フェルメールの妻カタリーナ(過去世の私にとっては母)を侮辱するような内容を、書かれていた。

※ 当時、図書館で借りた本です。今現在手元にありません。思い出せる範囲で思い出してみます。


彼女は、勝手な想像ばかりし、フェルメールは、子沢山だが、その内何人かは、カタリーナが浮気をし、フェルメール以外の父親の子かもしれないという発想をした。

そこから想像力を働かせ、
フェルメールは、妻に対する不信感から、家族愛を感じるような絵を描けなかったという考察がしてあった……

本当、何から何まで、勝手な妄想ばかり、フェルメールには、親族に気が狂った人がいて、家計が苦しかった理由の1つとして、
カタリーナは、かなりの浪費家だったに違いないとも書いていていた。


腹が立って、腹が立って、

「何も知らないくせに！」と

腹わたが煮えくりかえるほどに、

腹が立ったその日の夜、


フェルメールの霊が降りてきて、
フェルメールの霊は、次第次第に、ダ・ヴィンチの霊へと変わっていった。



あの時、Kさんの文章に、
私が心底腹が立たなかったら、霊は降りて来なかったかもしれないな。


だったら、Kさんにも感謝しなきゃならない。