頬杖をつく女 2017.5.23 〜

第13章 目覚め

人間開花

フェルメールの『眠る女』が目覚める時、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』の秘密が解き明かされる。


映画監督であり、映像作家だった、故松本俊夫氏は、映像という分野で、様々な実験を行った。


その何世紀も前に、レオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画という分野で、実験を行った。


実験結果は、500年経たないと出ないという、レオナルドらしい試みであった。

モナリザは、だんだんと年をとっていく作品だったが、
写真がない時代や、写真が撮れても、白黒画像だった時代がしばらく続いたので、“レオナルドの仕掛け”に気付く者はなかなか現れなかった。


やがて、カラー写真の時代になったが、絵画のコンセプトが変わらないので、世の人々は、なかなか変化に気付かない。

そして、テクノロジーは進化をし、画像を合成させたり、パソコンで、色んな細工を施したり、画像を変化させたりする技術が出来てきた。


そうなったら、そうなったで、
人々の視覚が麻痺され、絵画の変化に、益々気付かない。





眠る女は、目覚める必要があった。




人間を開花させる為、


目覚める必要があった。






※ 『真理の扉を開く時』と同時更新






お詫び

RADWIMPSのパクりみたいなタイトルと、文章を書いてしまい、ごめんなさい。