頬杖をつく女 2017.5.23 〜

第14章 軌跡

北川健次さんに送った返事の来なかった手紙 ①

   9年前の話、
   銅版画とオブジェの分野における第一人者的存在。
版画、油彩画、オブジェの他に写真、詩、評論も手がけ、ご活躍中の、美術家、北川健次さんにも、私は、手紙を書いたことがあります。

北川健次さんも、西岡文彦さん同様、モナ・リザを研究された本を出版されていらっしゃる方です。

※   では、私が出した、手紙をありのままに転写します。
西岡   文彦さん同様、お返事はありませんでした。


前略         北川   健次   様


   先生が書かれた「モナ・リザ」ミステリーを拝読させて頂きました。先生の考察(モナ・リザは、ダ・ヴィンチとカテリーナという内容)は、当たっていると思います。
   昨年の夏頃の話です。私は、一度、西岡  文彦さん宛てに、モナ・リザの疑問をぶつけるような内容のお手紙を書かせて頂いた事があります。

   私の話は、幼い頃に見た夢の話、前世の話など、前置きが長く、本当に伝えたい内容が上手く表現出来なかったのでしょう・・・勿論、お返事はありませんでした。

   そういう経緯もあるので、私は、北川先生には、一番伝えたい事のみ、お話させて頂こうと思いました。

   にわかには、信じて頂けないかもしれませんが、私の過去世は、カテリーナ(ダ・ヴィンチの母)でした。私は、昨年の6月、12日間に渡って偉大なる芸術家の魂(ダ・ヴィンチ)の霊がかりに合い、モナ・リザに関する重要な内容を自動書記しました。