頬杖をつく女 2017.5.23 〜

第21章 全ては偶然ではなく必然

オランダ国家は、ヴェールを被った宮廷婦人に、ラ・ジョコンデという固有名詞が付けらた頃によく歌われていたフランスの従軍歌が元になっている。

クリスマスの12日は、17世紀イギリスの遊び歌からはじまった歌、一方、オランダ国家ウィルヘルムス、旋律は1569年頃によく歌われていたフランスの従軍歌が元になっていて、最古の楽譜は1574年のものであるという。


オランダ国家のほうが、クリスマスの12日より歴史が古いのか…。


オランダ国家は、レオナルドが亡くなり50年が経過した頃、丁度、『ヴェールを被ったフィレンツェの宮廷婦人』に『ラ・ジョコンデ』という固有名詞が付けらた頃と一致する。

歴史の繋がりは、実に深遠微妙で奥が深い。