頬杖をつく女 2017.5.23 〜

第22章 目と目の間にある、第3の目

おこがましい内容だが、小さい頃の本当の記憶。

今まで、おこがましくて書けなかった記憶…

松任谷由実さんが、まだご結婚されていなくて、荒井由実さんだった頃、11歳年上の兄の車の中で、「ひこうき雲」を聞いた。


当時の私…

くじら雲は、くじらの形をした雲だから、ひこうき雲は、ひこうきの形をした雲だと勘違いした。


「あらいゆみさんは、私が、ここに生まれる前の、大切なおともだち」

そう思いながら、私は、ひこうき雲以外の曲も大好きになった。


その後、大人気のアーティストになった、ユーミン…


客観的に考えてみたら、あまりにも恥ずかしい内容だったので、小さい頃、ユーミンのことをそう思っていたなんて、誰一人にも言えなかった。


しかし、時が経ち、その記憶もまんざら間違ってはいなかったかも？と思った。


何故なら、『14番目の月』といい、『ベルベット・イースター』といい、『朝陽の中で微笑んで』といい、『ノーサイド』といい、2018年と2019年は、ユーミンと沢山繋がらせて頂いた。


やっぱり、この世に生まれてくる前に、何かご縁があったかもしれない。