頬杖をつく女 2017.5.23 〜

第23章 繋がり、絆

私の前世が、ようやく目覚めた。

私の前世は、江戸後期、明治前期を生きた日本人女性…  池川先生に対して、具体的にそのようなお話をした日が、懐かしい。


確かめようのない記憶の中で、確かに、その記憶だけは間違ってはいない気がしてきた。


私は、現在進行形で、様々な妨害行為に合っている。



縁起が良くないから、書いては非公開にし、書いては非公開にしてを繰り返していたが、Greeをしていた時代、初夢で、こんな夢を見た経験がある。


それは、無実の罪で、刑務所に入る夢。


私は、一人牢獄の中、狭い部屋にいて、何も出来ない。


自分の主張を訴える術がない。


……そういう状況



捕らえられ刑務所に入ったらそれでおしまい。



狭い中で監禁されている状況というのは、公に何も出来ない状況であるということ。


つまり、自由が奪われること。



それは、組織にとって都合の良い展開である。



それが、例え冤罪であっても…。





そんな前世を生きていたから、必然的に、前世の記憶が鮮明になってしまった。


幼い頃、天井の上の方に、幽霊みたいにうらめしそうな姿をしている女性が見えた。


不思議と怖くはなかった。


「私は、あの人とおなじ…」そんな感覚も持った。



前世の私も、きっと社会勢力に対抗し、真理を訴えようとしていたのだと確信した。


あの幽霊みたいにうらめしそうな女の人…

その想いが、私に引き継がれている。




「今世こそは、社会勢力に打ち勝って！！」


うらめしそうな、前世の私がようやく目を覚まし、今を生きている私に向かって、そう叫んだ。