頬杖をつく女 2017.5.23 〜

第3章 魂の歴史

過去世の母

「あなたも、貧乏な画家の娘に生まれて苦労したね」

  ｢お父さん、立派になって良かったね」


みかん農家に生まれた私が…不思議な夢を見た経験…


あの優しそうな女の人は、誰だったのか？



無意識のうちに、過去世の私の魂は、
私と共存している…


それを、証明するような経験を、私はしている。


高校生の頃、進路を選ぶ際、両親より、県内の短大ということが条件とされた。


本当は、県外の美術系の大学を受験したかったが、特別な才能を持ち合わせていない私は、自分の意思を押し通すことが出来ず、両親が言うがままに、進路を決めた。


当時の私は、ある短大の名前に《何とも表現出来ないような懐かしさ》を感じた…


つまり私は、名前で、その短大を選らんだのだ。



後の人生で、私は、様々な霊体験をしたり、霊眼が開けるなどし、フェルメールという画家に辿り着いたのだが、同時に、彼の妻の名前も知った。



妻の名前は

カタリーナ・ボルネス


私が選んだ短大名は、『聖カタリナ女子短期大学 』

※  現在は、聖カタリナ大学


カタリナは、外国語ふうの呼び方に変えたら、


カタリーナ


私があの時、懐かしいと感じた、感性が本物ならば、
私は、過去世のお母さんの名前が付いた短大を選らんだことになる。