19 / 818
第3章 魂の歴史
魂の謎
しおりを挟む私は、先生とメールにて交流をするようになった。
最初私は、先生に全てを話すことは不安だった。
300年前の記憶は、きっと信じては頂けないだろう、
作り話だと思われるだろう…そう思ったので、
私は、生まれる前の霊魂だった時の記憶や、前世(江戸末期~明治時代)の記憶をお話させて頂いた。
先生は、膨大な調査や研究をされていらっしゃる方だった。
私の話を真面目に受け止めて下さった。
私の魂は歓び、私は 次々に、記憶の引き出しを開けて、
私は、300年前の記憶をも、先生に打ち明けることが出来たのだ。
魂が解放さていった私は、夢で何度もトランス状態となり…結果として私は《悲しい物語 》まで 想い出してしまった。
しかし、後悔はしていない。
世の中に、どうしても伝えなければならない
ある《芸術家の魂の歴史》
悲劇の中にも、愛がいっぱい溢れている感動の魂の物語がある。
私は、それを知ってしまった。
偉大な芸術家は、芸術家である前に
一人の人間であり
一人の子を思う父親だった。
偉大な芸術家の何百年という魂の歴史の中で、
少女(女の子)は、最高の宝だった。
初めて生まれた娘を見て、芸術家は思った。
今までに手掛けた、 どんな芸術作品にも勝るとも劣らない、 最高の宝だと思った。
そんな娘が…
突然、病気になった 。
治る見込みのない病気になった。
実は、芸術家は、その数年前にも
息子を一人亡くしていた。
その時、芸術家は決意した。
輪廻転生を信じた。
娘は、きっと生まれ変わるだろう。
娘は、自分の背中を必ず見つけ出してくれる。
芸術家は誓った。
自分は、今生で評価されるよりもむしろ、
200年先、いや300年先に、評価される画家となる!
偉大な芸術家は、そう、神に誓った。
『絵画芸術』は
そんな含みのある名画だったのだ。
私は、記憶が蘇っていく中で、
毎日、毎日
来る日も来る日も
泣き続けた。
時代は変わっても
生まれてくる国は違っても
引き継がれていく
魂の歴史があり
魂の物語がある。
偉大な芸術家の魂の物語を
私は、名画の謎解きをしながら
魂の謎を、次々と解明することとなる。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる