頬杖をつく女 2017.5.23 〜

鏡子 (きょうこ)

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第8章 クローディアの秘密

日本のクローディア①

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私が生まれたのは、1967年である。私は、その年の不思議なサプライズを知ることとなる。 

それは2009年の7月7日偶然七夕の日の話だ。 

私は、自分の過去世や自分の記憶に関することを、調べてみたくなった。 

メトロポリタンミュージアムの曲について、私はネットで調べていた。

メトロポリタンミュージアムは、児童文学『クローディアの秘密』の物語がモチーフとなった曲であるということであるが、突き詰めて調べていたら、面白いサプライズを発見した。 

『クローディアの秘密』は、ニューヨーク生まれのE.Lカニグズバーグという名の作家が、1967年に出版した作品だった。 

なんという不思議な偶然なんだろうか。 

私に、メトロポリタンミュージアムへ行くことを決意させてくれた歌の原形のストーリーが世に出版されたのは、私が生まれた年と同じ、1967年だった。

全てが繋がっている。

壮大な歴史の物語が、私の身体の中で蠢いていて、色々なお仕組みの中で、私は神様に働かせて頂いているのだと感じずにはいられなかった。 

クローディアの秘密は、こんな風な物語… 

ニューヨークに住む少女クローディアは、9歳の弟ジェイミーと共に家出、メトロポリタンミュージアムに忍び込む。

そこで出会った『天使の像』に驚愕の秘密が隠されていることを知った二人は、その謎を明らかにするべく大胆な計画を実行する。 

二人は、子供ながらにイタリア・ルネッサンスの時代、ミケランジェロの作品の謎解きをした。
そして、それを秘密とした。 

私は、悲しいことに結構年齢は、いってしまっているが木靴の少女の魂が潜在している。 

木靴の少女の魂は、クローディアと、よく似たことをしていると思った。 

私はイタリア・ルネッサンスの時代、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品の謎解きを経験する。 

木靴の少女の魂を持つ私は、日本のクローディアとなれるのだろうか? 
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