頬杖をつく女 2017.5.23 〜

第8章 クローディアの秘密

日本のクローディア⑦

私は、子供がする映し絵遊びのようなことをしていた。 
紙を絵に重ねて、忠実になぞってみようと思った。 

半紙は、思いの外、透明感がなく 
非常に映し辛かった。 

それでも頑張って忠実になぞってみた。 

体の部分を、はさみで切り取り、モナ・リザの体に合わせてみようとした。 

すると、どうだろう。
私が思った通り、体は、ぴったり一致したのだ。

やはり 
モナ・リザの体のモデルとなる人物が１４９０年頃に存在していたと考えられる。 

１４７９年生まれの ｼﾞｮｺﾝﾄﾞ夫人(モナ・リザ)は 
その時11歳

やはりモナ・リザはモナ・リザでなかったのだと、
私は確信した。 

近代の絵画研究において 
顔の部分は、ダ・ヴィンチの自画像ではないか？ということは、広く世の中に知られた内容である。 

加えて、体の部分のモデルも１４９０年頃に既にいたことなると、あの女性像は、完璧なまでにジョコンダ婦人とは別人と言う扱いになると思う。 


リッタの聖母は、イエス・キリストを抱く。 


モナ・リザの魂は 
神様に通じる魂であった。