好感度0になるまで終われません。

チョコパイ

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目指すは憎まれっ子

決意~7歳編~

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「いいか? 
何があっても名をあかすなよ。
それとフレイヤは私の妃になるのだから好きになるなよ。」

父に連れられて公爵邸の図書室に行ったのは4歳の時だった。

人形のように愛らしい女の子は、この国の皇帝である父を「本のおじ様」と呼んだ。

この国の者なら知っている。
皇室と公爵家の軋轢を…

実際、父から真相を聞かされるまで、噂話を信じていた。月に1度公爵家を訪問するのは監視をかねてだと…。

フレイヤと図書室で会うようになって3度目の時、父がフレイヤに尋ねた。

「公爵家と皇室との噂をどう思うと…」

フレイヤは少しだけ考えて

「私の両親は二人ともすごく敏いです。
母は帝国に自分の故郷を傘下にされるのをおそれたのだと思います。
どうみても皇太子との結婚は母にしてみたら人身御供ですから…

一方、父のお相手の方もとても性に関して奔放な方だと聞いております。公爵家として、品位のない女性を迎えるわけにもいきません。

そこで互いの利と、一目惚れと言う最強なコンボで押しきったのだと思います。

皇帝陛下のお気持ちはわかりませんが、優れた人格者だと聞いております。
きっと両親の気持ちを汲み取って、父を側近として側においているのでしょう。」

父が目を細めてフレイヤを見つめる。

「フレイヤは本当に敏いな。将来、皇后とかにはなりたくないのか?」

父の言葉に胸が踊った。
それは私の妃になると言うことだからだ。

「おじ様、前も話したでしょ!!
私と皇太子様は5歳の時に婚約して学園が始まったら、皇太子は貧しい男爵の娘に恋をして、私を娼館送りにするの…

だからその前に、自立しなくてはいけないの。」

私が貧しい男爵の娘に心を奪われてフレイヤを娼館送りにする??

「皇太子は何故、男爵の娘を好きになるんだ?フレイヤがいるのに…」

思わず声をあらげると

「男はおだてられて、ちょっとお色気で迫られるとその気になるのです。
ディア、すぐに腕を組んできたり、ボディータッチしてきたり、上目遣いの綺麗ごとを並べる女には気をつけてね。」

父はフレイヤの言葉に大笑いをする。

帰り道の馬車の中、父は私に尋ねた

「ルディア、フレイヤを妃にしたいか?」

私は迷うことなく答える。

「フレイヤを妃にします。」と……

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