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それも愛?これも愛?
愛という名の時のループ
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「あっ、ディア、紹介するね。私の友人のアルモンド。
アルモンド、こちらはルディア殿下。」
アルモンドがディアに跪く。
ここではマナーとして位が上の者が話しかけるまで話しかけてはいけない。
つまりディアがアルモンドに声をかけるまでアルモンドは跪いたままでいなくてはいけないのだ。
「レイヤ…昨日手紙と花を贈ったのだが…気に入ってくれたかい?」
・・・
あっ、そう言えば手紙と薔薇を侍女からもらったのに、昨夜はおじ様達との会話に夢中になって手紙を読むのを忘れてしまっていた。
「ごめんなさい。
まだお手紙は目を通してないの。
それより……」
私はアルマンドの隣にいき跪く。
「レイヤ!!」
ディアが私に駆け寄るが
私は無言のまま跪いたままでいる。
「アルモンド、大人げないことをしてすまない。
私はフレイヤの婚約者のルディアだ。」
ディアが私の手をとり立ち上がらせてくれる。
「レイヤ…少し二人だけで話せないだろうか?」
ディアの言葉にアルモンドが
「フレイヤ嬢、また後ほど…殿下、貴重なお時間有り難うございました。」
アルモンドを見送った後、
「何故、婚約者だと言ってくれなかったの?」
私の手を握ってディアが尋ねる。
照れくさかったのだ。
婚約者というキーワードが馴染みのない世界で生きてきた私にとって婚約者を紹介するのは恋人を友人に紹介するようなものだ。
「あのね…笑わない?」
ディアを見つめる。
コクりとディアがうなずくのを確認してから
「だって、ほら…恥ずかしくない?
『こちらは私の婚約者のルディア殿下』
なんか…いやらしいというか…
うまく言えないけど、照れくさかったの!!」
私の言葉を聞き終わるとディアがお腹を抱えて笑い転げる。
「レイヤ…かわいい。
今のレイヤの顔、リンゴみたいに真っ赤だよ。」
ディアが私の頬を指でつつく。
『恋はするものではなく落ちるもの、愛は落ちるのではなく育むもの』
前世で読んだ雑誌に書いてあった言葉が脳裏によみがえる。
知らない間にディアのことを気にかけるようになって、今は……
「ディア…私ね。
ディアだからあきらめたんだからね。」
私はディアの頬をつまんで微笑む。
今世は一人きりの人生を進むつもりだった。
幾度と繰り返す季節の移り変わりに心が動かなくなったのは何度目の春だっただろうか?
繰り返される愛すべき人達との永久の別れに冷静になれたのは何度目の冬だっただろうか?
「レイヤ…」
ディアの顔が静かに近づいてくる。
熱い口づけを交わしても心が動かなくなったのは
何度目の夏だっただろうか?
愛されるのが当たり前になって愛が情へと変わっていく寂しさを感じなくなったのは何度目の冬だっただろうか?
愚かな私はまた繰り返すのだ。
愛という名のもとに繰り返される時のループに身をゆだねるのだ。
ディアの唇が私の唇を
優しくふさいだ。
アルモンド、こちらはルディア殿下。」
アルモンドがディアに跪く。
ここではマナーとして位が上の者が話しかけるまで話しかけてはいけない。
つまりディアがアルモンドに声をかけるまでアルモンドは跪いたままでいなくてはいけないのだ。
「レイヤ…昨日手紙と花を贈ったのだが…気に入ってくれたかい?」
・・・
あっ、そう言えば手紙と薔薇を侍女からもらったのに、昨夜はおじ様達との会話に夢中になって手紙を読むのを忘れてしまっていた。
「ごめんなさい。
まだお手紙は目を通してないの。
それより……」
私はアルマンドの隣にいき跪く。
「レイヤ!!」
ディアが私に駆け寄るが
私は無言のまま跪いたままでいる。
「アルモンド、大人げないことをしてすまない。
私はフレイヤの婚約者のルディアだ。」
ディアが私の手をとり立ち上がらせてくれる。
「レイヤ…少し二人だけで話せないだろうか?」
ディアの言葉にアルモンドが
「フレイヤ嬢、また後ほど…殿下、貴重なお時間有り難うございました。」
アルモンドを見送った後、
「何故、婚約者だと言ってくれなかったの?」
私の手を握ってディアが尋ねる。
照れくさかったのだ。
婚約者というキーワードが馴染みのない世界で生きてきた私にとって婚約者を紹介するのは恋人を友人に紹介するようなものだ。
「あのね…笑わない?」
ディアを見つめる。
コクりとディアがうなずくのを確認してから
「だって、ほら…恥ずかしくない?
『こちらは私の婚約者のルディア殿下』
なんか…いやらしいというか…
うまく言えないけど、照れくさかったの!!」
私の言葉を聞き終わるとディアがお腹を抱えて笑い転げる。
「レイヤ…かわいい。
今のレイヤの顔、リンゴみたいに真っ赤だよ。」
ディアが私の頬を指でつつく。
『恋はするものではなく落ちるもの、愛は落ちるのではなく育むもの』
前世で読んだ雑誌に書いてあった言葉が脳裏によみがえる。
知らない間にディアのことを気にかけるようになって、今は……
「ディア…私ね。
ディアだからあきらめたんだからね。」
私はディアの頬をつまんで微笑む。
今世は一人きりの人生を進むつもりだった。
幾度と繰り返す季節の移り変わりに心が動かなくなったのは何度目の春だっただろうか?
繰り返される愛すべき人達との永久の別れに冷静になれたのは何度目の冬だっただろうか?
「レイヤ…」
ディアの顔が静かに近づいてくる。
熱い口づけを交わしても心が動かなくなったのは
何度目の夏だっただろうか?
愛されるのが当たり前になって愛が情へと変わっていく寂しさを感じなくなったのは何度目の冬だっただろうか?
愚かな私はまた繰り返すのだ。
愛という名のもとに繰り返される時のループに身をゆだねるのだ。
ディアの唇が私の唇を
優しくふさいだ。
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