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試練
これって!!
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乙女ゲーム
“優しい風が吹いたら”の皇太子ルートでの重要イベント。
“世界樹を救え”クエスト。
原因不明の病と長雨が続き帝国は未曾有の危機におちいる。
帝国を救うため願いを叶えてくれる世界樹を探す皇太子とヒロインアナベル達、やっと探しだした世界樹は黒い炎に包まれていた。
世界樹を救うため黒い炎を消そうとして……
あれ?
消すのではなくて…
聖獣が戦って……
聖獣?
ディアーを見つめる。
ゲームの中の聖獣は白くてフワフワしていて、可愛らしいドラゴン…って……
ディアーそのものだわ。
これって…
そうこのイベント、皇太子との新密度を上げるイベントでもあり……
「レイヤ、レイヤ!!」
体を揺さぶられる。
「あっ……」
目の前には心配そうに私を見つめるディア。
「少し考え事をしていただけだから…」
肩を掴むディアの手は相変わらず震えている。
「よかった、前みたいに意識を失ったのかと思って…」
ディアの手に手を重ねる。
「私は大丈夫だから…」
ディアーが私の頬に頭をスリスリと擦り寄せる。
聖獣は何故かヒロインのアナベルではなく、皇太子の婚約者で悪役のフレイヤになつく。
悪役といっても公女で妃教育を受けているフレイヤは帝国をと言うより、皇太子の為、聖獣と共に世界樹を救い、その姿に感動した皇太子は婚約者と結ばれる。
そうこのイベントの難しい所は、世界樹を救うためには聖獣を見つけなくてはいけないのに、聖獣を見つけると皇太子ルートは終わってしまう所にある。
皇太子ルートが激ムズなのはまさにこのジレンマ
があるからだ。
帝国を救うために聖獣は必要。
でも、聖獣は悪女フレイヤしか使えない。
やはり帝国の皇太子と結ばれるには大きな壁があるのね…そう思って娘の話を聞いていたけど、って……
頬擦りをするディアーの頭を撫でる。
ディアーを世界樹に近づけては駄目だ。
何故なら聖獣は……
ズキンズキン
頭が割れるように痛くなる。
「ディアー、ママがちゃんと守ってあげるからね。」
ディアがすぐに、
「パパもいるからね。」
とつけたす。
「でっ…何故ここにカリス殿が倒れているんだ。」
ディアが私を軽くにらみつける。
あっ...カリスのこと忘れていたわ。
「ここからはティセの問題なの…だから……」
空気を読んでヒューズが
「では私は席を外しますね。」
ヒューズが出ていった後、ディアに経緯を話す。
「それって…カリス殿は王族の血筋ではないということ…」
ディアが黙りこむ。
「王妃をまずは調べないと…それと……この国の王族の血統を調べないと…」
「待って…」
私はディアの手を掴む。
「お願いがあるの…帝国には知られたくないの…」
ディアが私を見つめる。
「わかったよ…でもどうするつもり?公爵婦人は出産をひかえてるし…」
「わかってる…でもカリスのこともあるし……」
「お嬢様、一言いいですか?」
カリアンの一言は私の予想だにしていないものだった。
“優しい風が吹いたら”の皇太子ルートでの重要イベント。
“世界樹を救え”クエスト。
原因不明の病と長雨が続き帝国は未曾有の危機におちいる。
帝国を救うため願いを叶えてくれる世界樹を探す皇太子とヒロインアナベル達、やっと探しだした世界樹は黒い炎に包まれていた。
世界樹を救うため黒い炎を消そうとして……
あれ?
消すのではなくて…
聖獣が戦って……
聖獣?
ディアーを見つめる。
ゲームの中の聖獣は白くてフワフワしていて、可愛らしいドラゴン…って……
ディアーそのものだわ。
これって…
そうこのイベント、皇太子との新密度を上げるイベントでもあり……
「レイヤ、レイヤ!!」
体を揺さぶられる。
「あっ……」
目の前には心配そうに私を見つめるディア。
「少し考え事をしていただけだから…」
肩を掴むディアの手は相変わらず震えている。
「よかった、前みたいに意識を失ったのかと思って…」
ディアの手に手を重ねる。
「私は大丈夫だから…」
ディアーが私の頬に頭をスリスリと擦り寄せる。
聖獣は何故かヒロインのアナベルではなく、皇太子の婚約者で悪役のフレイヤになつく。
悪役といっても公女で妃教育を受けているフレイヤは帝国をと言うより、皇太子の為、聖獣と共に世界樹を救い、その姿に感動した皇太子は婚約者と結ばれる。
そうこのイベントの難しい所は、世界樹を救うためには聖獣を見つけなくてはいけないのに、聖獣を見つけると皇太子ルートは終わってしまう所にある。
皇太子ルートが激ムズなのはまさにこのジレンマ
があるからだ。
帝国を救うために聖獣は必要。
でも、聖獣は悪女フレイヤしか使えない。
やはり帝国の皇太子と結ばれるには大きな壁があるのね…そう思って娘の話を聞いていたけど、って……
頬擦りをするディアーの頭を撫でる。
ディアーを世界樹に近づけては駄目だ。
何故なら聖獣は……
ズキンズキン
頭が割れるように痛くなる。
「ディアー、ママがちゃんと守ってあげるからね。」
ディアがすぐに、
「パパもいるからね。」
とつけたす。
「でっ…何故ここにカリス殿が倒れているんだ。」
ディアが私を軽くにらみつける。
あっ...カリスのこと忘れていたわ。
「ここからはティセの問題なの…だから……」
空気を読んでヒューズが
「では私は席を外しますね。」
ヒューズが出ていった後、ディアに経緯を話す。
「それって…カリス殿は王族の血筋ではないということ…」
ディアが黙りこむ。
「王妃をまずは調べないと…それと……この国の王族の血統を調べないと…」
「待って…」
私はディアの手を掴む。
「お願いがあるの…帝国には知られたくないの…」
ディアが私を見つめる。
「わかったよ…でもどうするつもり?公爵婦人は出産をひかえてるし…」
「わかってる…でもカリスのこともあるし……」
「お嬢様、一言いいですか?」
カリアンの一言は私の予想だにしていないものだった。
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