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浮光
殉愛
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「今、ディッヒの家門が各地に設置した生奪を回収している。
王女、そこで頼みがあるのだが…
息子を解放してくれないか?」
皇帝が私の前まで来ると深々と頭を下げる。
「解放と言われても…
私はどうすればいいのですか?」
ハルモニア公爵から剣を学んではいるが、生奪と戦えるほどの戦闘能力が高いわけではない。
それに今の私に聖力があるとは思えない。
「ホーリーが言うにはその指輪は息子の血と魔力で作られているそうだ。
王女、そなたを守るために息子は何年も欠かさずその指輪に血を吸わせた。
つまりその指輪は息子の魂と言っても過言ではない。
その指輪を王女の手で壊してくれないだろうか?」
「指輪を壊す?」
「ホーリーが言うには、息子の魂が生奪にのみこまれずに留まっている今ならば、全ての生奪を燃やした後、息子の魂は指輪に戻るらしいのだ。」
「つまり指輪を壊せば魂は元に戻ると言うことなんですか?」
私の言葉に皇帝がうなずく。
「息子の体は保存魔法をかけ対の指輪と共に保管している。
王女の指輪が壊れれば対の指輪に吸収される。
その後、どうなるかは正直わからない。
でも万が一でも望みがあればそれに賭けてみたいのだ。」
私を生き返らせるために生奪になったディア…
私を守るために何年も欠かさず自らの血を指輪に吸わせたディア…
私が出来ることは、きっとディアを手放してあげること…
「わかりました。
一つだけお願いできませんでしょうか?」
皇帝を見つめ願いを伝える。
!!!
「それでは…………」
驚く皇帝に微笑む。
「これがきっと二人にとっての最良の答えだと思います。」
「……わかった…王女の言う通りにしよう。
生奪の処理が完了したら、こちらから連絡する。
そうしたら指輪を叩き壊してくれ。」
その夜夢を見た。
ディアと二人、ディアーに乗って空を飛ぶ夢を…
王女、そこで頼みがあるのだが…
息子を解放してくれないか?」
皇帝が私の前まで来ると深々と頭を下げる。
「解放と言われても…
私はどうすればいいのですか?」
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それに今の私に聖力があるとは思えない。
「ホーリーが言うにはその指輪は息子の血と魔力で作られているそうだ。
王女、そなたを守るために息子は何年も欠かさずその指輪に血を吸わせた。
つまりその指輪は息子の魂と言っても過言ではない。
その指輪を王女の手で壊してくれないだろうか?」
「指輪を壊す?」
「ホーリーが言うには、息子の魂が生奪にのみこまれずに留まっている今ならば、全ての生奪を燃やした後、息子の魂は指輪に戻るらしいのだ。」
「つまり指輪を壊せば魂は元に戻ると言うことなんですか?」
私の言葉に皇帝がうなずく。
「息子の体は保存魔法をかけ対の指輪と共に保管している。
王女の指輪が壊れれば対の指輪に吸収される。
その後、どうなるかは正直わからない。
でも万が一でも望みがあればそれに賭けてみたいのだ。」
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一つだけお願いできませんでしょうか?」
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