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第六章
第二百六十三話 キュウの親友
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ピアノは心配して損した、とフォルティシモへ暴言を投げた後、さっさと去って行ってしまった。一緒に昼食を食べに行こうと誘えず、フォルティシモは少しの落ち込みを覚える。
それでもキュウと昼食デートだと気を取り直し、二人でアクロシア王都へやって来た。
キュウがフィーナから聞いたというラーメン屋は貴族たちの多く住む地域にある店で、フォルティシモの考えるラーメン屋というよりは高級レストランがしっくりくる。店内は広くて大理石のテーブルと椅子が立ち並び、インテリアに拘った照明に照らされ、観葉植物と絵画が迎えてくれるような店。
「違う。ここは俺の考えるラーメン屋じゃない。もっと狭いカウンターにテーブル席も一つか二つくらいしかない店が、ラーメン屋だ」
フィーナは冒険者だけれど、大陸最大の聖マリア教の大司教テレーズの娘でもある。そしてフォルティシモが天空の国フォルテピアノの王であることも理解しているので、半端な店を紹介できないと思ったのだろう。
「ご主人様、何か、ご不快になられたのでしょうか?」
「肩透かし、いや期待外れ、とも違うか。予想外、だった」
「こ、ここのラーメンで、トーラスブルス原産の塩を使ったラーメンがとても評判でっ」
店構えこそ予想外で驚いたけれど、注文した塩ラーメンはとても美味しかった。
「キュウはフィーナとこういう店によく来るのか?」
フォルティシモの知る限り、キュウの友達はラナリアとフィーナの二人しかいない。ピアノしか友人と呼べる人物のいないフォルティシモが言うべきことではないけれど、キュウのような子からすると少ない人数だ。
しかしながら、何度も言うがピアノしか友人のいないフォルティシモの価値観だけれど、友人関係は量より質が重要だと思っている。良い友人に恵まれたことを喜ぶべきだろう。
「いえ、二人の時、あっ、二人だけでなくてセフェさんやリースさんが一緒ですが、私たちは冒険者が使う店を選ぶことが多いです」
「そういう店は無法者が多いイメージだが、大丈夫なのか?」
「はい。私もフィーナさんも、レベルが高いので。むしろこういう貴族の店で因縁を付けられるより、ずっとご主人様に迷惑を掛けないで済みます」
「別に、キュウたちに因縁を付けた貴族がいたら、国ごと滅ぼすだけだがな」
「そ、そ、それは、ラナリアさんが、困りますし!」
「冗談だ」
半分くらい本気だったので、さすがのキュウの耳もフォルティシモの冗談を見抜けなかったようだ。
噂をしていれば何とやら、フォルティシモとキュウが待ち合わせのために鍵盤商会へ向かっていた時、鍵盤商会の店舗前で<青翼の弓とオモダカ>と出会った。
彼らは誰かと揉めているようで、店先で立ち止まったまま何かの言い合いをしている。
「ふっ、君のように美を分かっていない男に彼女たちを任せては―――ぶへらっ!?」
フォルティシモは無言でその中へ割って入った。高速パンチのおまけ付きで。フォルティシモのパンチを受けた、フォルティシモの待ち合わせの人物アーサーが床に転がる。
「き、君かフォルティシモ!? 何をするんだ!?」
「俺はツッコミに暴力を使うのは好きじゃないんだが、何故かお前にだけは使いたくなる」
以前、湧水石を集めるためにアクロシア湖で乱獲をしていた時、キュウを口説こうとした冒険者たちに対していきなりスキル攻撃を仕掛けた過去があるので、フォルティシモの言葉は真っ赤な嘘である。
フォルティシモは<青翼の弓とオモダカ>の面々を見回した。カイルをリーダーとした冒険者パーティは、六人のまま大きな怪我もないようで安堵を覚える。
「えっと、フォルティシモ、助かったって言うか、大丈夫か?」
カイルがフォルティシモとアーサーを見比べていた。詳しい事情は聞いていないが、アーサーがフィーナたちに自分の花にならないか、とか声を掛けたに違いない。詳しく聞くまでもないだろう。
「フィーナさん、こんにちは」
「キュウさん、こんにちは」
仲の良い二人の美少女が挨拶を交わす光景は心が安らぐ。
「二人に免じて命だけは助けてやる」
「僕は呼ばれて来たんだけど?」
「お前なんて自分から会談を申し込んで来たのに、その会談の中で決闘とか言い出しただろ」
「………なるほど、それなら仕方ないね」
それで納得するのか、と言うと話がややこしくなりそうだったので飲み込んだ。代わりに困ったように立ち尽くしているカイルへ話し掛ける。
彼らは傷も汚れもない真新しい装備に身を包んでいた。
「装備を新調しに来たのか? 言ってくれればダアトに値段を下げさせたが」
「ほらカイルさん、だからフォルティシモさんに相談しようって言ったのに!」
「資金に余裕があるんだから無理に頼むことないだろ? 気にしないでくれ。充分世話になってるんだ」
<青翼の弓とオモダカ>の剣士サリスがカイルに文句を言っていた。彼女は第一印象とは違っていつも元気が良い。
「聞いて下さいよ! 依頼で大陸東部へ行ってたら、ドラゴンに襲われて装備とかボロボロになっちゃったんです!」
「えっ!? だ、大丈夫だったんですか?」
サリスの話を聞いて驚くキュウ。今目の前に立っているのだから、無事に違いないのだが、友人を心配するキュウの気持ちは理解できる。見た目は無事でも心に大きな傷を負ったかも知れないし、衣服で見えないだけで消えない火傷の痕があるかも知れない。
竜神ディアナ・ルナーリスが召喚したドラゴンの大群は、大陸中の人々に襲い掛かった。フォルティシモの関係者、子孫従者やエルフたちなんかは守ったし、守り切れなかった者たちへは【蘇生】スキルを使った。
<青翼の弓とオモダカ>も守るように指示したが、如何せん居場所が分からなければ守りようがない。【蘇生】には時間制限があるので、こうして無事だったのは偶然の産物だった。
「はい。あの時、天に現れた太陽が、私たちを救ってくれました」
フィーナが大きな怪我もないと言いながら答えてくれた。
魔王の太陽がフォルティシモの産み出したものということは、従者やエルフたちが大陸中に喧伝しているので、彼女たちが知っていても何ら不思議ではない。フォルティシモは己のスキルで、自分の知り合いとキュウの友人を救えていたことに満足を覚える。
「無事だったなら良かった。フィーナに何かあったらキュウが悲しむし、俺も嫌だしな」
「ありがとうございます」
フィーナが笑顔でお礼を口にして頭を下げる。フォルティシモはフィーナの綺麗な顔と大きな胸を気にしないようにして、精神力で表情を引き締めた。
「フォルティシモ、君、いくら僕のライバルだからと言って、少し見境がないんじゃないかい?」
「なんでそんなブーメランが得意なんだ」
これから依頼のためにアクロシア冒険者ギルドへ寄ると言う<青翼の弓とオモダカ>を見送って、フォルティシモはアーサーを連れて近くのフィールドへ向かう。
アーサーとの話し合いは、和やかに進んだ。
「ぐはっ!? ぐえっ!? げふっ!? どういうことなんだ!? なんで僕は叩かれてるんだ!?」
「落ち着け、これがお前を呼び出した用事だ」
「ふざけないでくれるか!? 君をライバルだって言ったのは取り消そう!」
「ラナリアやルナーリスにも関係があることだ。お前はあの二人を守るって、ラナリア兄と約束したんだろ?」
「それと僕が叩かれるのに何の関係が!?」
「該当する知り合いがお前しかいなかった。悪いとは思うが我慢しろ。反撃したら殺す」
コミュ障魔王的和やかに。
アーサーを呼び出した理由は他でもない。
神を殺す武器に関してだ。
それでもキュウと昼食デートだと気を取り直し、二人でアクロシア王都へやって来た。
キュウがフィーナから聞いたというラーメン屋は貴族たちの多く住む地域にある店で、フォルティシモの考えるラーメン屋というよりは高級レストランがしっくりくる。店内は広くて大理石のテーブルと椅子が立ち並び、インテリアに拘った照明に照らされ、観葉植物と絵画が迎えてくれるような店。
「違う。ここは俺の考えるラーメン屋じゃない。もっと狭いカウンターにテーブル席も一つか二つくらいしかない店が、ラーメン屋だ」
フィーナは冒険者だけれど、大陸最大の聖マリア教の大司教テレーズの娘でもある。そしてフォルティシモが天空の国フォルテピアノの王であることも理解しているので、半端な店を紹介できないと思ったのだろう。
「ご主人様、何か、ご不快になられたのでしょうか?」
「肩透かし、いや期待外れ、とも違うか。予想外、だった」
「こ、ここのラーメンで、トーラスブルス原産の塩を使ったラーメンがとても評判でっ」
店構えこそ予想外で驚いたけれど、注文した塩ラーメンはとても美味しかった。
「キュウはフィーナとこういう店によく来るのか?」
フォルティシモの知る限り、キュウの友達はラナリアとフィーナの二人しかいない。ピアノしか友人と呼べる人物のいないフォルティシモが言うべきことではないけれど、キュウのような子からすると少ない人数だ。
しかしながら、何度も言うがピアノしか友人のいないフォルティシモの価値観だけれど、友人関係は量より質が重要だと思っている。良い友人に恵まれたことを喜ぶべきだろう。
「いえ、二人の時、あっ、二人だけでなくてセフェさんやリースさんが一緒ですが、私たちは冒険者が使う店を選ぶことが多いです」
「そういう店は無法者が多いイメージだが、大丈夫なのか?」
「はい。私もフィーナさんも、レベルが高いので。むしろこういう貴族の店で因縁を付けられるより、ずっとご主人様に迷惑を掛けないで済みます」
「別に、キュウたちに因縁を付けた貴族がいたら、国ごと滅ぼすだけだがな」
「そ、そ、それは、ラナリアさんが、困りますし!」
「冗談だ」
半分くらい本気だったので、さすがのキュウの耳もフォルティシモの冗談を見抜けなかったようだ。
噂をしていれば何とやら、フォルティシモとキュウが待ち合わせのために鍵盤商会へ向かっていた時、鍵盤商会の店舗前で<青翼の弓とオモダカ>と出会った。
彼らは誰かと揉めているようで、店先で立ち止まったまま何かの言い合いをしている。
「ふっ、君のように美を分かっていない男に彼女たちを任せては―――ぶへらっ!?」
フォルティシモは無言でその中へ割って入った。高速パンチのおまけ付きで。フォルティシモのパンチを受けた、フォルティシモの待ち合わせの人物アーサーが床に転がる。
「き、君かフォルティシモ!? 何をするんだ!?」
「俺はツッコミに暴力を使うのは好きじゃないんだが、何故かお前にだけは使いたくなる」
以前、湧水石を集めるためにアクロシア湖で乱獲をしていた時、キュウを口説こうとした冒険者たちに対していきなりスキル攻撃を仕掛けた過去があるので、フォルティシモの言葉は真っ赤な嘘である。
フォルティシモは<青翼の弓とオモダカ>の面々を見回した。カイルをリーダーとした冒険者パーティは、六人のまま大きな怪我もないようで安堵を覚える。
「えっと、フォルティシモ、助かったって言うか、大丈夫か?」
カイルがフォルティシモとアーサーを見比べていた。詳しい事情は聞いていないが、アーサーがフィーナたちに自分の花にならないか、とか声を掛けたに違いない。詳しく聞くまでもないだろう。
「フィーナさん、こんにちは」
「キュウさん、こんにちは」
仲の良い二人の美少女が挨拶を交わす光景は心が安らぐ。
「二人に免じて命だけは助けてやる」
「僕は呼ばれて来たんだけど?」
「お前なんて自分から会談を申し込んで来たのに、その会談の中で決闘とか言い出しただろ」
「………なるほど、それなら仕方ないね」
それで納得するのか、と言うと話がややこしくなりそうだったので飲み込んだ。代わりに困ったように立ち尽くしているカイルへ話し掛ける。
彼らは傷も汚れもない真新しい装備に身を包んでいた。
「装備を新調しに来たのか? 言ってくれればダアトに値段を下げさせたが」
「ほらカイルさん、だからフォルティシモさんに相談しようって言ったのに!」
「資金に余裕があるんだから無理に頼むことないだろ? 気にしないでくれ。充分世話になってるんだ」
<青翼の弓とオモダカ>の剣士サリスがカイルに文句を言っていた。彼女は第一印象とは違っていつも元気が良い。
「聞いて下さいよ! 依頼で大陸東部へ行ってたら、ドラゴンに襲われて装備とかボロボロになっちゃったんです!」
「えっ!? だ、大丈夫だったんですか?」
サリスの話を聞いて驚くキュウ。今目の前に立っているのだから、無事に違いないのだが、友人を心配するキュウの気持ちは理解できる。見た目は無事でも心に大きな傷を負ったかも知れないし、衣服で見えないだけで消えない火傷の痕があるかも知れない。
竜神ディアナ・ルナーリスが召喚したドラゴンの大群は、大陸中の人々に襲い掛かった。フォルティシモの関係者、子孫従者やエルフたちなんかは守ったし、守り切れなかった者たちへは【蘇生】スキルを使った。
<青翼の弓とオモダカ>も守るように指示したが、如何せん居場所が分からなければ守りようがない。【蘇生】には時間制限があるので、こうして無事だったのは偶然の産物だった。
「はい。あの時、天に現れた太陽が、私たちを救ってくれました」
フィーナが大きな怪我もないと言いながら答えてくれた。
魔王の太陽がフォルティシモの産み出したものということは、従者やエルフたちが大陸中に喧伝しているので、彼女たちが知っていても何ら不思議ではない。フォルティシモは己のスキルで、自分の知り合いとキュウの友人を救えていたことに満足を覚える。
「無事だったなら良かった。フィーナに何かあったらキュウが悲しむし、俺も嫌だしな」
「ありがとうございます」
フィーナが笑顔でお礼を口にして頭を下げる。フォルティシモはフィーナの綺麗な顔と大きな胸を気にしないようにして、精神力で表情を引き締めた。
「フォルティシモ、君、いくら僕のライバルだからと言って、少し見境がないんじゃないかい?」
「なんでそんなブーメランが得意なんだ」
これから依頼のためにアクロシア冒険者ギルドへ寄ると言う<青翼の弓とオモダカ>を見送って、フォルティシモはアーサーを連れて近くのフィールドへ向かう。
アーサーとの話し合いは、和やかに進んだ。
「ぐはっ!? ぐえっ!? げふっ!? どういうことなんだ!? なんで僕は叩かれてるんだ!?」
「落ち着け、これがお前を呼び出した用事だ」
「ふざけないでくれるか!? 君をライバルだって言ったのは取り消そう!」
「ラナリアやルナーリスにも関係があることだ。お前はあの二人を守るって、ラナリア兄と約束したんだろ?」
「それと僕が叩かれるのに何の関係が!?」
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