267 / 509
第六章
第二百六十六話 サンタ・エズレル神殿の狂気
しおりを挟む
アクロシア大陸で最大の権勢を誇る、女神マリアステラを信仰する聖マリア教の総本山サンタ・エズレル神殿。
聖マリア教は【プリースト】系のクラスチェンジを斡旋し、大陸中の医療に大きな貢献をしている。加えて冠婚葬祭など様々な儀式を執り行ったり、洗礼具と呼ばれる特殊な魔法道具の生成も行っていた。それは大陸中の人々の生活に根付き、信仰を一手に集める世界の常識と言って過言ではないものである。
そんな宗教を教え広める彼らは、大氾濫を前にして多忙を極める状況だ。それにも関わらず、大司教を始めとした聖職者位階の高い者たちは連日の会議を行っている。
議題は、聖マリア教とて無視できない神の如き力を振るう天空の王と狐人族の少女だ。
天空の王が信仰を集めようとしているのは、もはや大陸の国家の中では自明な事柄になっている。情報統制は行っているものの、人間は目先の欲に釣られたり追い詰められれば何でも話してしまうものだ。
さらに天空の国へ移住したエルフの街や、実験都市と呼ばれる場所へ訪問した者たちの話を総合すれば、徐々にその情報が正確になっていく。
あの御伽噺の中から現れた巨大な空の国家が求めるものは信仰心だ。
信仰心であれば、どんな小国でもいくらでも差し出せる可能性がある。他国へ輸出できるような主要な産業がなくても、天空の国フォルテピアノとは交渉できる。小国の中には聖マリア教を捨てて天空の王に信仰を鞍替えしようと検討している国もあるという。
「神託は?」
「偉大なる女神マリアステラ様からは、天空の王について何もお答え頂けません」
聖マリア教の高位者たちにとって最大の問題はこれだった。
この世において、神は問い掛ければ答えてくれる存在である。もちろんすべてに答えてくれる訳ではないけれど、必要な事柄には必ず神託という形で返答があった。
だから聖職者位階の高い者たちは、女神マリアステラの教えを違えることはないし、重要な決定をすることもない。すべては女神マリアステラがお決めになることであり、女神の意向さえあれば命を捨てる覚悟を全員が持っている。
しかしその女神マリアステラの御言葉がなければ、彼らは重要な決定を何もできない。
「何故だ。これほどまでに信仰が揺らいでいるというのに」
「この程度で揺らぐ信仰を憂いておられるのではないか?」
「我ら自ら解決せよという神意かも知れぬ」
「しかし天空の王の力は、神の如き力。あれを見せられて揺らぐなとは、信者たちにはとても………」
「貴様! 偉大なる女神の力を疑うか!」
誰も女神マリアステラの力を疑ってなどいない。神は実在する。実際にいくつもの恩寵を与え、神託を下し、奇跡を起こすこともある。
今回の問題は、もう一柱、女神マリアステラに匹敵するほどの神の如き力を振るう存在が現れた点に起因する。
あのような空を浮かぶ大地を使役するなど、神と呼ばずして何と呼ぶか。加えて天空の王は、エルフや冒険者、ドワーフに多大な恩寵を与えている。
格別の天恵を与えているのは酷く女性に偏っていて、そこが老若男女に平等な女神マリアステラとは異なっている。けれども、それは逆に世界中の国々から天空の王の趣味嗜好を把握する情報となっていた。
何を与えれば喜んで頂けるのかも分からない女神マリアステラに対して、美しい女性を好む精力絶倫の天空の王は、貢ぎ物に困ることはない。
この場で唯一、天空の王と直接会話した経験のあるテレーズ大司教は迷いを見せつつ口を開いた。テレーズ大司教は己の娘フィーナがフォルティシモと交流があると知り、半ば無理矢理話し合いの場を設けた経験がある。その経験から言って、天空の王はとても人間臭かった。
「おそらく、天空の王は人間でありましょう」
「ならばあなたは、あれが人間の所業だと?」
「いいえ。力は神の如きもの。しかしながら、彼の者は、あくまで人間」
少しの間、高位聖職者たちの間に沈黙が流れる。
「テレーズ大司教の意見は一考に値する見解である。しかし、女神の御言葉がない限り、断言するのは異端とされても致し方ない行為だと心得よ」
「失礼致しました。今の言葉は私の未熟の致すところであります」
聖マリア教は女神の御言葉がすべてである。公式な場で神の見解を語ることは許されない。テレーズ大司教は席を立ち、両手を組んで空へ謝罪の祈りを捧げる。
それから天空の王の代わりというようにあった神託について語る。
「黄金の狐を、偉大なる女神マリアステラ様がお守りになられる」
天空の王については何も語らない女神は、黄金の狐人族こそ女神の交友者であり、支援および支持するよう神託を下した。
その黄金の狐人族は、天空の王フォルティシモが寵愛している少女に他ならない。
聖マリア教の女神と天空の王、二つの神に愛される狐人族の少女の扱いをどうすれば良いのか。聖女や神子だと認めてしまえば、間接的に天空の王を認めてしまう。かと言って無視してしまえば、女神の神託を違えることになる。
高位聖職者たちが終わらない会議に明け暮れていると、会議場に青い渦が現れた。
その正体を知る者は、思わず身構える。それは天空の王が移動に使う魔術で、空の配下の者たちも使っている。大陸各地でその様子は知れ渡っているし、テレーズ大司教など青い渦に飛び込んだ経験もあった。
だからそこから出て来る者は、天空の王かその配下の者だろうと思っていた。身構えはしたものの、彼の天空の王は虐殺などをしたという話はない。だからどこか楽観的であった。
現れた者が、デーモンと呼ばれる種族の者だと知るまでは。
「な、何者だ貴様は!?」
「ここを何処だと思っている!?」
「奴隷制度制定」
その場に座る高位聖職者たち全員の表情が抜け落ち、身体はだらりと弛緩した。人間の自由を奪う【隷従】スキルが、彼らへ襲い掛かったように見える。
テレーズ大司教は、アクロシアを襲ったエルディン王ヴォーダンが多くの者に【隷従】を掛けていたことを知っている。彼女の娘もその毒牙に掛かる寸前だったことも、娘自身から話を聞いた。
だが、それはあくまで【隷従】を掛けた者が、更に別の者に【隷従】を掛けるという行為を何年も繰り返し、ようやく多くの者を奴隷として使役するに至ったに過ぎないはずだった。
今のように、一瞬にしてこの場に座る十数名の高位聖職者を奴隷にするなど、聞いたことがない。テレーズ大司教は【隷従】の効果が発動する寸前でそんな驚きを感じていたが、すぐに自らの思考さえもできなくなった。
聖マリア教は【プリースト】系のクラスチェンジを斡旋し、大陸中の医療に大きな貢献をしている。加えて冠婚葬祭など様々な儀式を執り行ったり、洗礼具と呼ばれる特殊な魔法道具の生成も行っていた。それは大陸中の人々の生活に根付き、信仰を一手に集める世界の常識と言って過言ではないものである。
そんな宗教を教え広める彼らは、大氾濫を前にして多忙を極める状況だ。それにも関わらず、大司教を始めとした聖職者位階の高い者たちは連日の会議を行っている。
議題は、聖マリア教とて無視できない神の如き力を振るう天空の王と狐人族の少女だ。
天空の王が信仰を集めようとしているのは、もはや大陸の国家の中では自明な事柄になっている。情報統制は行っているものの、人間は目先の欲に釣られたり追い詰められれば何でも話してしまうものだ。
さらに天空の国へ移住したエルフの街や、実験都市と呼ばれる場所へ訪問した者たちの話を総合すれば、徐々にその情報が正確になっていく。
あの御伽噺の中から現れた巨大な空の国家が求めるものは信仰心だ。
信仰心であれば、どんな小国でもいくらでも差し出せる可能性がある。他国へ輸出できるような主要な産業がなくても、天空の国フォルテピアノとは交渉できる。小国の中には聖マリア教を捨てて天空の王に信仰を鞍替えしようと検討している国もあるという。
「神託は?」
「偉大なる女神マリアステラ様からは、天空の王について何もお答え頂けません」
聖マリア教の高位者たちにとって最大の問題はこれだった。
この世において、神は問い掛ければ答えてくれる存在である。もちろんすべてに答えてくれる訳ではないけれど、必要な事柄には必ず神託という形で返答があった。
だから聖職者位階の高い者たちは、女神マリアステラの教えを違えることはないし、重要な決定をすることもない。すべては女神マリアステラがお決めになることであり、女神の意向さえあれば命を捨てる覚悟を全員が持っている。
しかしその女神マリアステラの御言葉がなければ、彼らは重要な決定を何もできない。
「何故だ。これほどまでに信仰が揺らいでいるというのに」
「この程度で揺らぐ信仰を憂いておられるのではないか?」
「我ら自ら解決せよという神意かも知れぬ」
「しかし天空の王の力は、神の如き力。あれを見せられて揺らぐなとは、信者たちにはとても………」
「貴様! 偉大なる女神の力を疑うか!」
誰も女神マリアステラの力を疑ってなどいない。神は実在する。実際にいくつもの恩寵を与え、神託を下し、奇跡を起こすこともある。
今回の問題は、もう一柱、女神マリアステラに匹敵するほどの神の如き力を振るう存在が現れた点に起因する。
あのような空を浮かぶ大地を使役するなど、神と呼ばずして何と呼ぶか。加えて天空の王は、エルフや冒険者、ドワーフに多大な恩寵を与えている。
格別の天恵を与えているのは酷く女性に偏っていて、そこが老若男女に平等な女神マリアステラとは異なっている。けれども、それは逆に世界中の国々から天空の王の趣味嗜好を把握する情報となっていた。
何を与えれば喜んで頂けるのかも分からない女神マリアステラに対して、美しい女性を好む精力絶倫の天空の王は、貢ぎ物に困ることはない。
この場で唯一、天空の王と直接会話した経験のあるテレーズ大司教は迷いを見せつつ口を開いた。テレーズ大司教は己の娘フィーナがフォルティシモと交流があると知り、半ば無理矢理話し合いの場を設けた経験がある。その経験から言って、天空の王はとても人間臭かった。
「おそらく、天空の王は人間でありましょう」
「ならばあなたは、あれが人間の所業だと?」
「いいえ。力は神の如きもの。しかしながら、彼の者は、あくまで人間」
少しの間、高位聖職者たちの間に沈黙が流れる。
「テレーズ大司教の意見は一考に値する見解である。しかし、女神の御言葉がない限り、断言するのは異端とされても致し方ない行為だと心得よ」
「失礼致しました。今の言葉は私の未熟の致すところであります」
聖マリア教は女神の御言葉がすべてである。公式な場で神の見解を語ることは許されない。テレーズ大司教は席を立ち、両手を組んで空へ謝罪の祈りを捧げる。
それから天空の王の代わりというようにあった神託について語る。
「黄金の狐を、偉大なる女神マリアステラ様がお守りになられる」
天空の王については何も語らない女神は、黄金の狐人族こそ女神の交友者であり、支援および支持するよう神託を下した。
その黄金の狐人族は、天空の王フォルティシモが寵愛している少女に他ならない。
聖マリア教の女神と天空の王、二つの神に愛される狐人族の少女の扱いをどうすれば良いのか。聖女や神子だと認めてしまえば、間接的に天空の王を認めてしまう。かと言って無視してしまえば、女神の神託を違えることになる。
高位聖職者たちが終わらない会議に明け暮れていると、会議場に青い渦が現れた。
その正体を知る者は、思わず身構える。それは天空の王が移動に使う魔術で、空の配下の者たちも使っている。大陸各地でその様子は知れ渡っているし、テレーズ大司教など青い渦に飛び込んだ経験もあった。
だからそこから出て来る者は、天空の王かその配下の者だろうと思っていた。身構えはしたものの、彼の天空の王は虐殺などをしたという話はない。だからどこか楽観的であった。
現れた者が、デーモンと呼ばれる種族の者だと知るまでは。
「な、何者だ貴様は!?」
「ここを何処だと思っている!?」
「奴隷制度制定」
その場に座る高位聖職者たち全員の表情が抜け落ち、身体はだらりと弛緩した。人間の自由を奪う【隷従】スキルが、彼らへ襲い掛かったように見える。
テレーズ大司教は、アクロシアを襲ったエルディン王ヴォーダンが多くの者に【隷従】を掛けていたことを知っている。彼女の娘もその毒牙に掛かる寸前だったことも、娘自身から話を聞いた。
だが、それはあくまで【隷従】を掛けた者が、更に別の者に【隷従】を掛けるという行為を何年も繰り返し、ようやく多くの者を奴隷として使役するに至ったに過ぎないはずだった。
今のように、一瞬にしてこの場に座る十数名の高位聖職者を奴隷にするなど、聞いたことがない。テレーズ大司教は【隷従】の効果が発動する寸前でそんな驚きを感じていたが、すぐに自らの思考さえもできなくなった。
0
あなたにおすすめの小説
約束の虹は8色に輝いて
鐘雪花(かねゆきはな)
ファンタジー
モンド大陸の東に位置する大国、スパイス帝国。
宮殿の剣士団に所属する少年ターメリックは、友情を司る女神クリスタンを崇拝するクリスタン教信者だったが、クリスタン教については知らないことばかりだった。
そんな中、スパイス帝国内で皇帝が暗殺され、暗殺者が世界戦争を宣言したことにより、世界に災厄をもたらすと云われる「竜の王イゾリータ」の封印に綻びが生じ始めた。
実は、それらはすべてクリスタン神話の「予言の書」に書かれていることであった。
クリスタン神話が史実そのものを記録し、未来を予言しているものと知ったターメリックは、かつて竜の王イゾリータを封印したという、自らの意志を持つ「伝説の剣」に持ち主として選ばれる。
伝説の剣は、ターメリックの持つ「真実の剣」を含めて全部で7振り。
ターメリックは、友情の女神クリスタンに導かれ、残りの剣に選ばれし仲間を探す旅に出る。
仲間とともに、再び竜の王イゾリータを封印するために……
※この作品は「小説家になろう」にて発表当時版(2016年版とも言う)を連載していました(こちらは完結済みです)。
とんでもなく駆け足で話が進んでいくので、あまりオススメはできませんが「早くサクサク読みたい!」という方がいらっしゃいましたら「小説家になろう」で探してみてください。
蔑ろにされましたが実は聖女でした ー できない、やめておけ、あなたには無理という言葉は全て覆させていただきます! ー
みーしゃ
ファンタジー
生まれつきMPが1しかないカテリーナは、義母や義妹たちからイジメられ、ないがしろにされた生活を送っていた。しかし、本をきっかけに女神への信仰と勉強を始め、イケメンで優秀な兄の力も借りて、宮廷大学への入学を目指す。
魔法が使えなくても、何かできる事はあるはず。
人生を変え、自分にできることを探すため、カテリーナの挑戦が始まる。
そして、カテリーナの行動により、周囲の認識は彼女を聖女へと変えていくのだった。
物語は、後期ビザンツ帝国時代に似た、魔物や魔法が存在する異世界です。だんだんと逆ハーレムな展開になっていきます。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる