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第六章
第二百八十二話 対峙 前編
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親友ピアノを行方不明にされたフォルティシモは、今まで以上の勢いでサンタ・エズレル神殿を突き進んでいた。
「隷従・使役、やはりダメか。いいか、一度しか聞かない。ピアノはどこだ?」
フォルティシモは倒したデーモンを尋問する。
「誰だそれは? 花と化した人間か? ふっ、喜べ。お前は我々に感謝することになる」
「知らないなら良い」
あれから奇襲を考えてこそこそ動くことを止め、デーモンたちの動向を【解析】とキュウの耳によって完全に把握し、片っ端から襲い掛かった。
そうしてサンタ・エズレル神殿を占拠した百人のデーモンを半数ほどに減らした頃、キュウが新たなデーモンたちの動きを探知した。
「デーモンたちの動きが変わった?」
「はい。あの、私が聞いた限り、です。その、どんどん外へ向かっているようです」
「大丈夫だ。俺は【解析】よりキュウのふさふさして齧り付きたくなる耳を信頼してる。舌触りが良かった」
「どこがぁ、大丈夫なんですかねぇ?」
フォルティシモは真剣な表情を作って従者たちを見回した。
「キュウの聞いた動向は、デーモンたちが隠したかったはずだ。先回りするぞ」
フォルティシモの用事が済むまで全員大人しくして貰おうという、どちらがテロリストなのか分からない思考で【転移】を発動した。
サンタ・エズレル神殿の入り口付近に移動したフォルティシモは、何かを大事そうに運ぶデーモンの集団を発見。中央の女性のデーモンが両腕で持てる程度の大きさの箱を抱えていて、その周囲を護衛と思われる甲冑姿のデーモンたちが囲んでいる。
大事そうに抱えられている箱は木製の正方形で、木目以外の模様は入っていなかった。蓋と呼べる部分も見当たらない。
「貴様、プレイヤーか?」
「プレイヤーはクレシェンドが受け持つのではなかったのか」
デーモンたちは【転移】して来たフォルティシモへ驚き、それぞれが刀や矛を構えた。デーモンたちの武装はやけに和式に偏っている気がする。
「お前たち【蘇生】が効かないんだってな? 死にたくなければ、大人しく俺に従え。難しいことを要求しようって言うんじゃない。いくつかの部屋に分散して待機してるだけで、用事が済んだら無事に返してやる」
フォルティシモはついでに、女性デーモンの箱を指差す。
「それから、それも渡して貰おうか」
フォルティシモに指差された女性デーモンは身体をびくりと動かして、箱を強く抱き締めた。
箱の中身が何かは知らないが、デーモンたちの目的が女神殺しで、これだけ大切そうに運んでいるのだから、手に入れておけば何か役に立つだろう。フォルティシモにとって無意味でも、後々に交渉材料として使えるかも知れない。
「やはりな。貴様もこれが狙いだったか」
「女神に踊らされた愚者め」
ごうっと言う音と共に、アルティマの紅い尻尾が護衛デーモンの一人を吹き飛ばした。
「主殿が言っているのは、従うか、従わないか、なのじゃ」
「渡さない………! これは、我ら千年の悲願! 絶対に!」
「お前、事情に詳しそうだな。終わった後に聞いてやる。氷乃・揺籠」
フォルティシモはブルスラの森を氷の世界に変えた、プレイヤー拘束用のスキル設定を放つ。今は忙しいので、箱を持つ女性デーモンを氷漬けにして後で話を聞こうという算段だ。
氷乃・揺籠が女性デーモンへ襲い掛かる瞬間、護衛デーモンの一人が割り込んで、フォルティシモのスキルが切り裂かれた。
VRMMOファーアースオンラインではいくつかの条件はあるが、スキル攻撃を迎撃することは可能だった。フォルティシモも相手を威圧するだけのために幾度も使った経験がある。だから攻撃用ではなく拘束用スキルを迎撃されたことに驚きはない。
この護衛デーモンたちは、対プレイヤー戦闘に慣れていると思わせる。
何人かがフォルティシモたちから距離を取りながらも派手なスキルを使用。爆発や光がフォルティシモの視界を遮った。
フォルティシモの【魔王】クラスには、目眩ましや混乱といった状態異常に対する耐性がある。しかし物理的に視界が遮られてしまえばどうしようもない。多くのプレイヤーが目を重点的に使うため、こうして視界を遮るのは対プレイヤー戦闘の王道戦術の一つと言えるだろう。
しかし、それでもフォルティシモには慣れたもの。視界を奪い、複数人のプレイヤーがデスペナも恐れずフォルティシモの隙を作るために犠牲になるなど、欠伸が出るほどに見飽きた戦法だ。
「少しでも話を聞いてやろうと思った俺が馬鹿だった。お前たちは所詮、大勢の人間を人質にとったクソ野郎だ」
後で話を聞くから氷漬けにすることが、フォルティシモ的に最大限の譲歩である。
そんなフォルティシモの前に、二人の男が煙の中から現れた。先ほどまでいた護衛デーモンではない。光輝く剣を持った、双子かと見紛う男たちがフォルティシモへ斬り掛かった。
襲ってきたのがデーモンの姿をしていなかったことに僅かな戸惑いを覚えつつ、双子の男を観察。
フォルティシモは双子の男はまったくの初対面のはずだが、双子の男が持つ武器に見覚えがある。それはアーサーと戦った時に、アーサーが権能によって出現させた伝説の武具だ。
「百撃・乃剣!」
フォルティシモはインベントリから魔王剣を引き抜き、抜刀と同時に連撃スキルを発動させて双子の男を切り裂いた。双子の男は倒れて気絶したのか、伝説の武具が消え、護衛デーモンの姿に戻る。
二人の男が使ったのは間違いなく【伝説再現】、アーサーの持つ権能だ。もちろんアーサーが敵に回ったとは思わない。だとしたら、ここで【伝説再現】が使用された理由は一つしかない。
「ようやく出て来たか、クレシェンド」
「クレシェンドさま!」
「隷従・使役、やはりダメか。いいか、一度しか聞かない。ピアノはどこだ?」
フォルティシモは倒したデーモンを尋問する。
「誰だそれは? 花と化した人間か? ふっ、喜べ。お前は我々に感謝することになる」
「知らないなら良い」
あれから奇襲を考えてこそこそ動くことを止め、デーモンたちの動向を【解析】とキュウの耳によって完全に把握し、片っ端から襲い掛かった。
そうしてサンタ・エズレル神殿を占拠した百人のデーモンを半数ほどに減らした頃、キュウが新たなデーモンたちの動きを探知した。
「デーモンたちの動きが変わった?」
「はい。あの、私が聞いた限り、です。その、どんどん外へ向かっているようです」
「大丈夫だ。俺は【解析】よりキュウのふさふさして齧り付きたくなる耳を信頼してる。舌触りが良かった」
「どこがぁ、大丈夫なんですかねぇ?」
フォルティシモは真剣な表情を作って従者たちを見回した。
「キュウの聞いた動向は、デーモンたちが隠したかったはずだ。先回りするぞ」
フォルティシモの用事が済むまで全員大人しくして貰おうという、どちらがテロリストなのか分からない思考で【転移】を発動した。
サンタ・エズレル神殿の入り口付近に移動したフォルティシモは、何かを大事そうに運ぶデーモンの集団を発見。中央の女性のデーモンが両腕で持てる程度の大きさの箱を抱えていて、その周囲を護衛と思われる甲冑姿のデーモンたちが囲んでいる。
大事そうに抱えられている箱は木製の正方形で、木目以外の模様は入っていなかった。蓋と呼べる部分も見当たらない。
「貴様、プレイヤーか?」
「プレイヤーはクレシェンドが受け持つのではなかったのか」
デーモンたちは【転移】して来たフォルティシモへ驚き、それぞれが刀や矛を構えた。デーモンたちの武装はやけに和式に偏っている気がする。
「お前たち【蘇生】が効かないんだってな? 死にたくなければ、大人しく俺に従え。難しいことを要求しようって言うんじゃない。いくつかの部屋に分散して待機してるだけで、用事が済んだら無事に返してやる」
フォルティシモはついでに、女性デーモンの箱を指差す。
「それから、それも渡して貰おうか」
フォルティシモに指差された女性デーモンは身体をびくりと動かして、箱を強く抱き締めた。
箱の中身が何かは知らないが、デーモンたちの目的が女神殺しで、これだけ大切そうに運んでいるのだから、手に入れておけば何か役に立つだろう。フォルティシモにとって無意味でも、後々に交渉材料として使えるかも知れない。
「やはりな。貴様もこれが狙いだったか」
「女神に踊らされた愚者め」
ごうっと言う音と共に、アルティマの紅い尻尾が護衛デーモンの一人を吹き飛ばした。
「主殿が言っているのは、従うか、従わないか、なのじゃ」
「渡さない………! これは、我ら千年の悲願! 絶対に!」
「お前、事情に詳しそうだな。終わった後に聞いてやる。氷乃・揺籠」
フォルティシモはブルスラの森を氷の世界に変えた、プレイヤー拘束用のスキル設定を放つ。今は忙しいので、箱を持つ女性デーモンを氷漬けにして後で話を聞こうという算段だ。
氷乃・揺籠が女性デーモンへ襲い掛かる瞬間、護衛デーモンの一人が割り込んで、フォルティシモのスキルが切り裂かれた。
VRMMOファーアースオンラインではいくつかの条件はあるが、スキル攻撃を迎撃することは可能だった。フォルティシモも相手を威圧するだけのために幾度も使った経験がある。だから攻撃用ではなく拘束用スキルを迎撃されたことに驚きはない。
この護衛デーモンたちは、対プレイヤー戦闘に慣れていると思わせる。
何人かがフォルティシモたちから距離を取りながらも派手なスキルを使用。爆発や光がフォルティシモの視界を遮った。
フォルティシモの【魔王】クラスには、目眩ましや混乱といった状態異常に対する耐性がある。しかし物理的に視界が遮られてしまえばどうしようもない。多くのプレイヤーが目を重点的に使うため、こうして視界を遮るのは対プレイヤー戦闘の王道戦術の一つと言えるだろう。
しかし、それでもフォルティシモには慣れたもの。視界を奪い、複数人のプレイヤーがデスペナも恐れずフォルティシモの隙を作るために犠牲になるなど、欠伸が出るほどに見飽きた戦法だ。
「少しでも話を聞いてやろうと思った俺が馬鹿だった。お前たちは所詮、大勢の人間を人質にとったクソ野郎だ」
後で話を聞くから氷漬けにすることが、フォルティシモ的に最大限の譲歩である。
そんなフォルティシモの前に、二人の男が煙の中から現れた。先ほどまでいた護衛デーモンではない。光輝く剣を持った、双子かと見紛う男たちがフォルティシモへ斬り掛かった。
襲ってきたのがデーモンの姿をしていなかったことに僅かな戸惑いを覚えつつ、双子の男を観察。
フォルティシモは双子の男はまったくの初対面のはずだが、双子の男が持つ武器に見覚えがある。それはアーサーと戦った時に、アーサーが権能によって出現させた伝説の武具だ。
「百撃・乃剣!」
フォルティシモはインベントリから魔王剣を引き抜き、抜刀と同時に連撃スキルを発動させて双子の男を切り裂いた。双子の男は倒れて気絶したのか、伝説の武具が消え、護衛デーモンの姿に戻る。
二人の男が使ったのは間違いなく【伝説再現】、アーサーの持つ権能だ。もちろんアーサーが敵に回ったとは思わない。だとしたら、ここで【伝説再現】が使用された理由は一つしかない。
「ようやく出て来たか、クレシェンド」
「クレシェンドさま!」
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