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本編
48.暴かれました!(※強引な表現あり)
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俺を襲った突然の眠気が佐伯によって意図的に引き起こされたものだと気付いた俺は、一瞬でも佐伯を信用したことを激しく後悔していた。
おそらく食後に佐伯が入れてくれたコーヒーに睡眠薬が入っていたに違いない。
弁当作りのためにいつもより早起きした俺の身体には、その効果は覿面だったらしく、誰から見ても言い逃れできないレベルで剥かれるまで、全く気付くことなく寝こけてしまっていた。
睡眠薬の効果スゲェ。
手首縛られてもわかんないって、相当じゃね?
……まあ、寝てる間に身体を好き放題されなかっただけマシだったかな。
最悪な事態にまで到っていないことに安堵しながらも、俺はこの状況をどうやって切り抜けようか、必死に頭を働かせていた。
そんな俺を佐伯が愉しそうに上から眺めている。
手が使えたら、絶対一発で床に沈めてやるのに!
俺は縛られている手を何度か動かして、結び目が緩んだり、切れたりしないか試してみたのだが、ソファーのアームレストにしっかり括りつけられている状態じゃ、ビクともしなかった。
だったら蹴るか──。
と考えてみたものの、足の間に佐伯の身体が入り込んで上から体重をかけられている状態じゃ、蹴ったところでたいした威力もないだろう。
少しだけどうするか考えた結果、とりあえず今行動することは諦めて、必ずどこかで訪れるであろう佐伯の隙が出来るタイミングまで、じっと待つことに決めた。
腹が決まったことで冷静になれた俺は、まずは佐伯がどういうつもりでこんなフザケた真似をしたのか聞いてみることにした。
「一体どういうつもりなんですかね?佐伯サマ」
俺の問いかけに佐伯がクスリと笑う。
「光希ちゃんと一緒に楽しいことしたいな、って思ってさ。でもお願いしたところで素直に抱かせてくれないでしょ?だったらこういうのもアリだと思ったんだけど」
……いや、絶対ナシだろ。
心の中で軽くツッコミを入れながらも、こんな時ばかり何時もの間延びしたような勘に障る喋り方じゃなくなったことに、俺は益々警戒心を強めていく。
「俺、こういうプレイ好みじゃないんですけど……」
あまり刺激しないようやんわり抗議してみた俺の気遣いも虚しく、佐伯は全くお構い無しに、はだけたシャツから露になった俺の胸に手を這わせてきた。
その手の感触が酷く不快で、思わず身を捩ってしまう。
「あれ?ここあんまり好きじゃない?」
ここが俺の性感帯かどうかが問題なんじゃなく、行為の相手が問題なんだって気付いて欲しい。
「好きじゃないのでやめてください」
ハッキリ断ってみたのだが、佐伯は余計面白がって、俺の乳首を捉えては、捏ねたり摘まんだりしてくる。
あまりにしつこい佐伯に対し、俺は思い切り睨み付けてやった。
「いいねぇ。その顔スッゴくそそるよ。正直最初は光希ちゃんのこと、ターゲットじゃなかったら抱く気も起きないくらい好みじゃなかったけど、今はこっちからお願いしたいくらいだな」
全く言葉の通じない佐伯に対し苛立ちを募らせた結果、俺は早々に冷静さとさっきまで使っていた敬語を放棄して、はっきりと拒絶の言葉を口にしていた。
「勝手なこと言ってんじゃねぇよ。誰も抱いてくれって頼んでねぇし。むしろこっちから願い下げだ」
ところが、佐伯は俺の言葉を意に介す様子はなく、一層身体を密着させてきた。
ヤバい。コイツ本気だ……。
唇が触れそうな距離まで顔を近付けられた俺は、佐伯とのキスを回避するため、思い切り顔を背けるしかなかった。
そんな俺の態度に佐伯は余裕の笑顔を見せると、そのまま唇を俺の耳に軽く押し当て、わざとらしいにも程がある猫撫で声で囁いた。
「──ねぇ、抱かせてよ」
そう言った後、すかさず耳に舌を這わせてくる。
そんな佐伯に、俺はある意味感心していた。
嫌がられてんのに構わず続けようとするなんて、よっぽど自分に自信があるのか、厚顔無恥というやつなのか……。
かつての調子に乗って自信満々だった時の俺でさえ、ここまで厚かましくはなかったはずだ。
俺が余所事に気を取られている間にも、佐伯の唇は徐々に移動し、首筋へと下りていく。
そこはさすがに結構敏感なとこだけに、快感に繋がる感覚かどうかは別として、息がかかる感触だけでも肌が勝手に粟立ち始める。
──ハッキリ言って気持ち悪い。
もうトラウマ過ぎて、勃たないどころか誰ともセックスできなくなりそうなくらい不快な感覚だ。
すると俺の反応が芳しくないことに気付いたのか、佐伯は一旦唇を離すと、横を向いたままだった俺の顔をやや強引に仰向かせ、前髪を大きく掻き上げてきた。
紛い物の青い瞳が真っ直ぐ俺の目を覗き込む。
「やっぱり光希ちゃんは素顔のほうが断然いいね……」
その一言で、ようやく俺はやけにクリアになっている視界がどういう状況で出来上がったものなのかということに思い至った。
寝こけてた間に、手首を縛られて服を脱がされかけただけじゃなく、ウィッグと眼鏡もあっさり外されていた結果らしい。
「光希ちゃんって綺麗だね……。ホントの瞳の色が見れないのがスッゴく残念」
ぎょっとする俺に、佐伯はいつもの口調に戻って言葉を続けた。
「だってそれカラコンでしょ?元々のカラーは俺とお揃いなんだよね~」
すっかりバレてることがわかったが、俺はどうしても我慢ならない一言をキッチリ訂正しておきたくて、佐伯をじっと見据えた。
「お前と一緒にすんな」
「ゴメンゴメン。光希ちゃんのは天然だもんね~」
全く悪いと思ってないのがよく伝わってくる一言に、俺は相手をするのもバカらしくなっていく。
「……お前に関係ない」
「つれないな~。ま、これだけ目立つ容姿なら、隠しておきたい気持ちもわかるけどね~。俺も教えてくれる人がいなかったら知らないままだったかも知れないし~」
どうやら俺の変装に気付いた挙げ句、佐伯に教えたお節介な人間がいるらしい。
まあ、風紀の副委員長には一発で見抜かれたし、誰かが気付いても不思議じゃねぇよな……。
そう思っていた俺だったが、佐伯の口から語られたのは、想像の範疇になかったことだった。
「便利な世の中だよね~。ちょっとSNSで呼び掛けたら、あっという間に情報が集まるんだからさ。光希ちゃんって随分有名人だったから、すぐに色んな情報が集まってきて正直ビックリしたよ~」
眉を顰めた俺を見て、佐伯がニヤリと笑う。
……嫌な予感しかしない。
「ねぇ。王子様って呼ばれてた、藤沢光希クン」
俺は愉しそうな佐伯の顔をガン見しながら、言葉を失った。
おそらく食後に佐伯が入れてくれたコーヒーに睡眠薬が入っていたに違いない。
弁当作りのためにいつもより早起きした俺の身体には、その効果は覿面だったらしく、誰から見ても言い逃れできないレベルで剥かれるまで、全く気付くことなく寝こけてしまっていた。
睡眠薬の効果スゲェ。
手首縛られてもわかんないって、相当じゃね?
……まあ、寝てる間に身体を好き放題されなかっただけマシだったかな。
最悪な事態にまで到っていないことに安堵しながらも、俺はこの状況をどうやって切り抜けようか、必死に頭を働かせていた。
そんな俺を佐伯が愉しそうに上から眺めている。
手が使えたら、絶対一発で床に沈めてやるのに!
俺は縛られている手を何度か動かして、結び目が緩んだり、切れたりしないか試してみたのだが、ソファーのアームレストにしっかり括りつけられている状態じゃ、ビクともしなかった。
だったら蹴るか──。
と考えてみたものの、足の間に佐伯の身体が入り込んで上から体重をかけられている状態じゃ、蹴ったところでたいした威力もないだろう。
少しだけどうするか考えた結果、とりあえず今行動することは諦めて、必ずどこかで訪れるであろう佐伯の隙が出来るタイミングまで、じっと待つことに決めた。
腹が決まったことで冷静になれた俺は、まずは佐伯がどういうつもりでこんなフザケた真似をしたのか聞いてみることにした。
「一体どういうつもりなんですかね?佐伯サマ」
俺の問いかけに佐伯がクスリと笑う。
「光希ちゃんと一緒に楽しいことしたいな、って思ってさ。でもお願いしたところで素直に抱かせてくれないでしょ?だったらこういうのもアリだと思ったんだけど」
……いや、絶対ナシだろ。
心の中で軽くツッコミを入れながらも、こんな時ばかり何時もの間延びしたような勘に障る喋り方じゃなくなったことに、俺は益々警戒心を強めていく。
「俺、こういうプレイ好みじゃないんですけど……」
あまり刺激しないようやんわり抗議してみた俺の気遣いも虚しく、佐伯は全くお構い無しに、はだけたシャツから露になった俺の胸に手を這わせてきた。
その手の感触が酷く不快で、思わず身を捩ってしまう。
「あれ?ここあんまり好きじゃない?」
ここが俺の性感帯かどうかが問題なんじゃなく、行為の相手が問題なんだって気付いて欲しい。
「好きじゃないのでやめてください」
ハッキリ断ってみたのだが、佐伯は余計面白がって、俺の乳首を捉えては、捏ねたり摘まんだりしてくる。
あまりにしつこい佐伯に対し、俺は思い切り睨み付けてやった。
「いいねぇ。その顔スッゴくそそるよ。正直最初は光希ちゃんのこと、ターゲットじゃなかったら抱く気も起きないくらい好みじゃなかったけど、今はこっちからお願いしたいくらいだな」
全く言葉の通じない佐伯に対し苛立ちを募らせた結果、俺は早々に冷静さとさっきまで使っていた敬語を放棄して、はっきりと拒絶の言葉を口にしていた。
「勝手なこと言ってんじゃねぇよ。誰も抱いてくれって頼んでねぇし。むしろこっちから願い下げだ」
ところが、佐伯は俺の言葉を意に介す様子はなく、一層身体を密着させてきた。
ヤバい。コイツ本気だ……。
唇が触れそうな距離まで顔を近付けられた俺は、佐伯とのキスを回避するため、思い切り顔を背けるしかなかった。
そんな俺の態度に佐伯は余裕の笑顔を見せると、そのまま唇を俺の耳に軽く押し当て、わざとらしいにも程がある猫撫で声で囁いた。
「──ねぇ、抱かせてよ」
そう言った後、すかさず耳に舌を這わせてくる。
そんな佐伯に、俺はある意味感心していた。
嫌がられてんのに構わず続けようとするなんて、よっぽど自分に自信があるのか、厚顔無恥というやつなのか……。
かつての調子に乗って自信満々だった時の俺でさえ、ここまで厚かましくはなかったはずだ。
俺が余所事に気を取られている間にも、佐伯の唇は徐々に移動し、首筋へと下りていく。
そこはさすがに結構敏感なとこだけに、快感に繋がる感覚かどうかは別として、息がかかる感触だけでも肌が勝手に粟立ち始める。
──ハッキリ言って気持ち悪い。
もうトラウマ過ぎて、勃たないどころか誰ともセックスできなくなりそうなくらい不快な感覚だ。
すると俺の反応が芳しくないことに気付いたのか、佐伯は一旦唇を離すと、横を向いたままだった俺の顔をやや強引に仰向かせ、前髪を大きく掻き上げてきた。
紛い物の青い瞳が真っ直ぐ俺の目を覗き込む。
「やっぱり光希ちゃんは素顔のほうが断然いいね……」
その一言で、ようやく俺はやけにクリアになっている視界がどういう状況で出来上がったものなのかということに思い至った。
寝こけてた間に、手首を縛られて服を脱がされかけただけじゃなく、ウィッグと眼鏡もあっさり外されていた結果らしい。
「光希ちゃんって綺麗だね……。ホントの瞳の色が見れないのがスッゴく残念」
ぎょっとする俺に、佐伯はいつもの口調に戻って言葉を続けた。
「だってそれカラコンでしょ?元々のカラーは俺とお揃いなんだよね~」
すっかりバレてることがわかったが、俺はどうしても我慢ならない一言をキッチリ訂正しておきたくて、佐伯をじっと見据えた。
「お前と一緒にすんな」
「ゴメンゴメン。光希ちゃんのは天然だもんね~」
全く悪いと思ってないのがよく伝わってくる一言に、俺は相手をするのもバカらしくなっていく。
「……お前に関係ない」
「つれないな~。ま、これだけ目立つ容姿なら、隠しておきたい気持ちもわかるけどね~。俺も教えてくれる人がいなかったら知らないままだったかも知れないし~」
どうやら俺の変装に気付いた挙げ句、佐伯に教えたお節介な人間がいるらしい。
まあ、風紀の副委員長には一発で見抜かれたし、誰かが気付いても不思議じゃねぇよな……。
そう思っていた俺だったが、佐伯の口から語られたのは、想像の範疇になかったことだった。
「便利な世の中だよね~。ちょっとSNSで呼び掛けたら、あっという間に情報が集まるんだからさ。光希ちゃんって随分有名人だったから、すぐに色んな情報が集まってきて正直ビックリしたよ~」
眉を顰めた俺を見て、佐伯がニヤリと笑う。
……嫌な予感しかしない。
「ねぇ。王子様って呼ばれてた、藤沢光希クン」
俺は愉しそうな佐伯の顔をガン見しながら、言葉を失った。
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