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番外編
お気に入り3500感謝SS【レオンSIDE】
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レオンSIDE
――――――
朝の光を感じてふと目を覚ますと、愛おしい人の顔が見えるというのは、それだけで世界が輝いて見える。いつも凛として隙のない彼女のあどけない寝顔を見れるのが自分だけだと思うと、嬉しくてたまらない。
ああ……このままずっとロゼッタの顔を眺めていたい……。
そんな思いで彼女の顔を見ていると彼女が瞳をゆっくりと開いた。
そして、目を細めて微笑んだ。
「おはようございます」
「おはよう、ロゼッタ」
私は彼女が愛おしくて、彼女の額にキスをした。
彼女と一緒に暮らすことになって2週間が過ぎた。
初めはお互いに距離感が掴めずに、照れたり緊張していたが、手を繋いだり、キスをしたり、話をするうちに少しずつ距離が縮まって、今では自然に朝のあいさつができるようになった。
「レオン様、本日は私も城に用事がありますので、ご一緒いたしますわ」
ロゼッタと共にベッドから出ると、ロゼッタが言った。
「それは楽しみだ。ああ、そうだ。結婚式のドレスの打合せは明日で変更ないだろうか?」
私たちは、あと半年後に結婚式を予定している。今はその準備も同時に進めていてかなり忙しい毎日を過ごしていた。
「はい。それでは支度を致します」
「ああ」
ロゼッタは、すでに先ほどまでの穏やかな顔から、凛々しい貴族女性の顔になっていた。
私も支度を整える必要がある。
今日は、どうやら侯爵とロゼッタと3人で城に行くことになりそうだ。
☆==☆==☆==
「それでは、レオン様、お父様、失礼致します」
ロゼッタと別れて、侯爵と共に城の執務室に向かった。
書類には宰相である父に届ける書類が含まれていた。普段なら書類を届けるのは補佐官に頼むが、これは少し説明が必要な書類だった。
「侯爵。私は書類を届けて参ります」
「頼みましたぞ」
私は、父に書類を届けるために城を歩いた。すると、文官たちの休憩スペースで彼らが噂話をしていた。
「ロゼッタ様見たか? 相変わらずお美しいな」
「ああ、それに、今日の交渉見たか? ロゼッタ様の仕事ぶりは本当に素晴らしいな」
「ああ。ロゼッタ様の関わったお仕事は本当に直しも抜けも何もない。さらには未然に問題まで防いでくれる……有難い話だ」
「殿下が婚約破棄をしたなんて愚かだと嘆いたが……婚約破棄された方が我々にとってはよかった」
「そうだな。殿下のご婚約者という立場だとどうしても制限があるしな。だが、殿下の新しいお相手は大丈夫なのか?」
「ロゼッタ様のあとじゃな……どうしたって、劣るだろう」
文官たちは私に気付いている様子はなく、言いたい放題だった。
私は、足早にその場を後にした。
「失礼します」
「ああ、レオンか、例の件か?」
「はい」
父に書類を届けると父もわかっていたようでスムーズに話は進んだ。
「では侯爵にはこれで進めるようにお伝えしてくれ」
「はい」
私が頭を下げて執務室を出ると丁度、フォアルドが宰相である父の部屋を訪ねてきたところだった。
「これはレオン殿、ご結婚おめでとうございます」
フォアルドが私に声をかけてきた。私もフォアルドに返事をした。
「ありがとうございます」
フォアルドが目を細めながら言った。
「殿下への罰を取り消して下さったそうで、感謝いたします」
フォアルドはロゼッタが『罰ではなく公務と王妃教育を』と言ったことについて言っているのだろう。
ロゼッタは殿下のことを本当に弟のように思っている。だから、本気で罰を与えるつもりなどなかったのだろうと思う。
「私ではなく、ロゼッタの配慮です」
「ええ。わかっています。それでも私はあなたに感謝したい」
私は、フォアルドを見ながら言った。
「殿下が罰を逃れて満足ですか?」
するとフォアルドが困ったように言った。
「あなただって気付いているでしょう? 殿下もご婚約者様も罰を受けなかったわけじゃないことぐらい」
そうだ。
あの2人は確かに罰を受けた。
もしかしたら、謹慎するより、重い罰を……。
「……」
私が黙っていると、フォアルドが私の瞳をじっと見つめながら言った。
「この罪と罰を背負ったあの方は絶対に素晴らしい王になります」
「……それを彼女も望んでいます」
私は少し強い口調で言った。そしてそのままフォアルドと視線を絡ませたあとに、何も言わずに別れた。これ以上、彼との間に言葉はいらなかった。
宰相の部屋は王族の執務室にも近い。
普段は会うことのないフォアルドと対峙して少し疲れた私は、大きく息を吐いた。
「レオン!」
名前を呼ばれて振り向くとアルベルト殿下が立っていた。
「これは、アルベルト殿下……」
私はアルベルト殿下を見て礼をした。
「レオン。婚姻成立を祝福する。……私が言えたことではないが……ロゼッタを幸せにしてほしい」
本来なら怒りがこみ上げて来る言葉だが、アルベルト殿下の表情がが切なそうで苦しそうで、私は怒りという感情を削ぎ落されてしまった。じっと殿下を見ていると、殿下が真っすぐに私を見ながら言った。
「そして、ロゼッタに伝えてくれ。私は必ず良き王になるとな……ではな。レオン」
アルベルト殿下はそう言うと、廊下を歩いて行った。
――良き王に。
そう、これがロゼッタが願った、ロゼッタが与えた彼らへの罰。
彼女は嫉妬に狂うこともなく、怒りをぶつけることもなく、ただ冷静に彼らを裁いた。
これほどの清廉な罰がこの世にあるのだろうか?
この罰を受けた者は彼女以上の清廉された行いをする必要がある。
これほど、純真で苦しい罪が他にあるだろうか?
私は、ふと窓の外を見た。
外はとても綺麗に晴れていた。
その青さにロゼッタの美しい顔が浮かんで来た。
私の愛おしい人は、この空のようにどこまで気高く美しい――そう思えた。
お気に入り感謝SS 完結
――――――
これにて、この物語は終わりです。
ここまで読んで頂いて、本当にありがとうございました!!
またどこかで皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
たぬきち25番
――――――
朝の光を感じてふと目を覚ますと、愛おしい人の顔が見えるというのは、それだけで世界が輝いて見える。いつも凛として隙のない彼女のあどけない寝顔を見れるのが自分だけだと思うと、嬉しくてたまらない。
ああ……このままずっとロゼッタの顔を眺めていたい……。
そんな思いで彼女の顔を見ていると彼女が瞳をゆっくりと開いた。
そして、目を細めて微笑んだ。
「おはようございます」
「おはよう、ロゼッタ」
私は彼女が愛おしくて、彼女の額にキスをした。
彼女と一緒に暮らすことになって2週間が過ぎた。
初めはお互いに距離感が掴めずに、照れたり緊張していたが、手を繋いだり、キスをしたり、話をするうちに少しずつ距離が縮まって、今では自然に朝のあいさつができるようになった。
「レオン様、本日は私も城に用事がありますので、ご一緒いたしますわ」
ロゼッタと共にベッドから出ると、ロゼッタが言った。
「それは楽しみだ。ああ、そうだ。結婚式のドレスの打合せは明日で変更ないだろうか?」
私たちは、あと半年後に結婚式を予定している。今はその準備も同時に進めていてかなり忙しい毎日を過ごしていた。
「はい。それでは支度を致します」
「ああ」
ロゼッタは、すでに先ほどまでの穏やかな顔から、凛々しい貴族女性の顔になっていた。
私も支度を整える必要がある。
今日は、どうやら侯爵とロゼッタと3人で城に行くことになりそうだ。
☆==☆==☆==
「それでは、レオン様、お父様、失礼致します」
ロゼッタと別れて、侯爵と共に城の執務室に向かった。
書類には宰相である父に届ける書類が含まれていた。普段なら書類を届けるのは補佐官に頼むが、これは少し説明が必要な書類だった。
「侯爵。私は書類を届けて参ります」
「頼みましたぞ」
私は、父に書類を届けるために城を歩いた。すると、文官たちの休憩スペースで彼らが噂話をしていた。
「ロゼッタ様見たか? 相変わらずお美しいな」
「ああ、それに、今日の交渉見たか? ロゼッタ様の仕事ぶりは本当に素晴らしいな」
「ああ。ロゼッタ様の関わったお仕事は本当に直しも抜けも何もない。さらには未然に問題まで防いでくれる……有難い話だ」
「殿下が婚約破棄をしたなんて愚かだと嘆いたが……婚約破棄された方が我々にとってはよかった」
「そうだな。殿下のご婚約者という立場だとどうしても制限があるしな。だが、殿下の新しいお相手は大丈夫なのか?」
「ロゼッタ様のあとじゃな……どうしたって、劣るだろう」
文官たちは私に気付いている様子はなく、言いたい放題だった。
私は、足早にその場を後にした。
「失礼します」
「ああ、レオンか、例の件か?」
「はい」
父に書類を届けると父もわかっていたようでスムーズに話は進んだ。
「では侯爵にはこれで進めるようにお伝えしてくれ」
「はい」
私が頭を下げて執務室を出ると丁度、フォアルドが宰相である父の部屋を訪ねてきたところだった。
「これはレオン殿、ご結婚おめでとうございます」
フォアルドが私に声をかけてきた。私もフォアルドに返事をした。
「ありがとうございます」
フォアルドが目を細めながら言った。
「殿下への罰を取り消して下さったそうで、感謝いたします」
フォアルドはロゼッタが『罰ではなく公務と王妃教育を』と言ったことについて言っているのだろう。
ロゼッタは殿下のことを本当に弟のように思っている。だから、本気で罰を与えるつもりなどなかったのだろうと思う。
「私ではなく、ロゼッタの配慮です」
「ええ。わかっています。それでも私はあなたに感謝したい」
私は、フォアルドを見ながら言った。
「殿下が罰を逃れて満足ですか?」
するとフォアルドが困ったように言った。
「あなただって気付いているでしょう? 殿下もご婚約者様も罰を受けなかったわけじゃないことぐらい」
そうだ。
あの2人は確かに罰を受けた。
もしかしたら、謹慎するより、重い罰を……。
「……」
私が黙っていると、フォアルドが私の瞳をじっと見つめながら言った。
「この罪と罰を背負ったあの方は絶対に素晴らしい王になります」
「……それを彼女も望んでいます」
私は少し強い口調で言った。そしてそのままフォアルドと視線を絡ませたあとに、何も言わずに別れた。これ以上、彼との間に言葉はいらなかった。
宰相の部屋は王族の執務室にも近い。
普段は会うことのないフォアルドと対峙して少し疲れた私は、大きく息を吐いた。
「レオン!」
名前を呼ばれて振り向くとアルベルト殿下が立っていた。
「これは、アルベルト殿下……」
私はアルベルト殿下を見て礼をした。
「レオン。婚姻成立を祝福する。……私が言えたことではないが……ロゼッタを幸せにしてほしい」
本来なら怒りがこみ上げて来る言葉だが、アルベルト殿下の表情がが切なそうで苦しそうで、私は怒りという感情を削ぎ落されてしまった。じっと殿下を見ていると、殿下が真っすぐに私を見ながら言った。
「そして、ロゼッタに伝えてくれ。私は必ず良き王になるとな……ではな。レオン」
アルベルト殿下はそう言うと、廊下を歩いて行った。
――良き王に。
そう、これがロゼッタが願った、ロゼッタが与えた彼らへの罰。
彼女は嫉妬に狂うこともなく、怒りをぶつけることもなく、ただ冷静に彼らを裁いた。
これほどの清廉な罰がこの世にあるのだろうか?
この罰を受けた者は彼女以上の清廉された行いをする必要がある。
これほど、純真で苦しい罪が他にあるだろうか?
私は、ふと窓の外を見た。
外はとても綺麗に晴れていた。
その青さにロゼッタの美しい顔が浮かんで来た。
私の愛おしい人は、この空のようにどこまで気高く美しい――そう思えた。
お気に入り感謝SS 完結
――――――
これにて、この物語は終わりです。
ここまで読んで頂いて、本当にありがとうございました!!
またどこかで皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
たぬきち25番
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たぬきち様のお話では、私、最近は別話の「ブラッド一択!」と書き込むことが多いですが、
久々に別の物語を、と、こちを読み返しました。
面白い本編から、広がる裏話、裏結末。
皆さまの感想欄。
たぬきち様は、書き込めば書き込むほど、それぞれのキャラクター視点で見える分、愛情が深くなるから、
悪人にしたくない、それぞれ幸せにしたいと思う結果、大円団とマルチエンド系になるのかなと感じました。
強烈なざまぁ好きな作者さんがいたり、切ないエンドが得意な方がいたり、色々あってもいいんじゃないかなと思います。
ゲーム世代っぽくていいですやん。
でも最初からマルチエンドありきでの、途中分岐系は個人的には読む気が消失します。
これは、たぬきちさんのお話ではなく
、かなり以前どこかで拝見したお話でありました。
それぞれパターンが考えられていたけれど、絞らず、結末は読者に丸投げされた気持ちになりました。
物語生みの親なら
まずは本編があり最後まで見せてほしいなと感じました。
その上で、その後に派生するマルチエンドなら、楽しいと思います。(ただし多すぎると飽きる)
脱線しましたが、
私はこのお話、本編のヒーローレオンさんが好きです。あの作品のブラッドの次に。
当て馬の弟、エディさんに素敵な出会いがありますように。
突然OPEN!
ソフトドリンクBARたぬきち№25
( ´,,•ω•,,)_旦~~
とりあえず、一杯どうぞ~~
ありがとうございます。
本当にね……マルチエンディングばっかりですよね……
結構脇役まで作り込んでしまう傾向が……
むしろ脇役の方に力入れてるみたいな……
それにね、
皆さんの意見はね、本当に有難いんですよ、
自分の知らない世界を見せてもらえるというか……
あ、そっちも見たいな、個人的に……って感じで。
もう一杯どうぞ。
( ´,,•ω•,,)_旦~~
感想もですが、作風分析、本気で嬉しいです!!
泣きますよ。
どうぞ、ゆっくりしていって下さい。
ぜひ、また来てくださいね。
お待ちしてます!!
正直番外編は蛇足だったと思います。レオン編の舞台裏も途中までは面白く見れたのですが進めば進むほど微妙な展開に・・・
確かに王子にも同情の余地はあっただろうけどいくらでも改善は可能だったはずです。それをせずに最後までロゼッタに色々押し付けたまま行って何の根回しもせず突然の浮気からの婚約破棄、そこから浮気相手とも二股騒動で騒がせておいて殆ど罰もなく王になり浮気相手と結婚。その後謎のカルラ上げ。その時点で本編で楽しく読んでいたざまぁ展開がひっくり返ってえぇ?って感じだったのに番外編で蛇足の嵐。
ここまで来たらもう本編だけでレオン編すらいらなかったのでは?っと思わされてしまうほどです。なんかひどい大円満の失敗作を見せられた気分です。修道院の設定もどうしても後付けで無理やりにしか見えないです。
本編のあの展開で大円満とか無理なのに無理やり大円満に持って行ったせいでおかしな展開になっているように見えます。
本編は面白かったのにそれ以外の部分が本編の設定を全部壊しに掛かっていて非常に残念な結果になっているようです。
約2年越しの返信になってしまった弱い作者をお許し下さい。
本当に耳が痛いですが、ためになる感想ありがとうございます。
正直に言います。
この物語から2年……逃げていました。
でももう、逃げません。
少しでも皆様に伝えたかったことが伝わるように考えます。
そして改稿してお届けします。
本当にありがとうございました!!
約2年越しの返信になってしまった弱い作者をお許し下さい。
もやりますか……
そうですね。
そうですよね……
改稿させて下さい。
伝えたいことを伝えられるように精進します!!
感想を頂きありがとうございました!!