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第2章
【2-35】憎くはないが気に入らない
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◇
食べ終わった皿を使用人たちが下げていった後、やはり顔色が良くないままのランドルフが応接間に戻ってきた。彼は気まずそうに一同を見渡し、一礼する。
「皆様、申し訳ございません。マデリン様はご気分が優れないとのことで、その……、本日はお開きということで、お見送りも出来ず申し訳ないと仰っておりまして、」
ランドルフの言葉を聞き、ジェイデンが大きな溜息を零した。
「そんな見え透いた嘘はいらないのだよ。今のマデリンは、僕たちに申し訳ないとか考えている余裕は無いだろう?」
「そ、それは……」
「分かっているから大丈夫だ。僕はさっさと帰るのだよ。次に顔を合わせるのは御披露目の儀になるだろうな。それでは!」
言いたいことをさっさと述べて、ジェイデンは素早く立ち上がって歩き始める。マクシミリアンはキリエとジャスミンへ丁寧に一礼してから、主の後を追って退室して行った。
ジェイデンが出ていくと、ジャスミンもふわりと立ち上がる。
「わたしも、もう行くわ。このあと、美術館の式典でご挨拶しなくてはならないの。明日から、開館百周年の催事が始まるんですって」
「公務ですか? 大変ですね、お疲れ様です」
「大変ではないけど、退屈だわ。御披露目されたら、きっとキリエにも依頼がくるようになるはずよ。ねぇ、キリエ。今度はわたしの家に遊びに来てね。美味しいお菓子を出すから」
「ええ、是非お邪魔したいです」
キリエが笑いかけると、ジャスミンは嬉しそうに微笑んだ。満足したらしい姫君は可愛らしく手を振ってから、ダリオを伴って退室してゆく。
ジャスミンを見送ってから、キリエはリアムを振り向いた。
「僕たちも、そろそろ帰りましょうか」
「そうですね。ジェイデン様たちの馬車が動き出しているのを見て、エドワードが玄関口に回ってくれるはずです。その頃合に合わせて、ゆっくりと参りましょう」
側近の言葉に頷いてキリエが立ち上がろうとしたとき、ランドルフが恐る恐る近づいてくる。彼は、キリエとリアムそれぞれに一礼した。
「失礼いたします。……あの、リアムさん」
「……どうした?」
声を掛けられたリアムはわずかに逡巡したものの、落ち着いた声音で応じる。対するランドルフの声は、微かに震えていた。
「あなたは、僕を……、憎んでいるんでしょうね」
「憎む? 何故だ?」
「だって、僕は、ソフィアと、」
「ランドルフ。……俺は、お前を憎んでなどいない。誰のことも、憎んでいない」
上擦った声で発されていたランドルフの言葉を遮り、リアムは静かに言う。
「お前が王国騎士団へ勝手に入団してきた辺りの出来事に関しては、正直、腹立たしいとは思っているが。だからといって、お前を憎んでいるわけではないし、お前の結婚についても特に思うところはないし、子供を授かったのもおめでたいことだと思っている」
「で、でも……」
「俺がお前を気に入らないと思っているところは、騎士としての在り方だけだ。──なぜ、マデリン様をきちんとお守りしない?」
ランドルフはハッとした顔で、リアムを凝視した。キリエもそっと側近を見上げてみると、彼の藍紫の瞳には静かな怒りの火が灯っていた。
「ヘンリエッタ様は、先代国王陛下の奥様だ。表立って歯向かえる相手でないことは分かる。……だが、それでも、お前はマデリン様の側近騎士だろう? 主が殴られている姿を目の当たりにしているのに、一歩も動かず棒立ちになっているとは、どういうことだ」
「それは……」
「俺は、キリエ様が傷つけられることなど絶対に許せないし、身を挺してお守りする。マクシミリアンも、ダリオも、ブルーノも、そういった気持ちと覚悟を持って側近騎士のお役目に就いている。それを知っているから、お前の騎士としての覚悟の甘さに俺は苛立っている。……だが、だからといって憎んでいるわけではない。そういう勘違いはしないでほしい」
ランドルフへ厳しい言葉を突き付けたリアムは小さく嘆息し、気持ちを切り替えたように穏やかな表情でキリエを見つめてくる。
「キリエ様、個人的な話でお待たせしてしまい、申し訳ございません」
「い、いえ、そんな、とんでもないです」
「参りましょうか。そろそろ、エドワードが馬車を回してくれているでしょう」
「……はい」
リアムに手を取られ、キリエは立ち上がった。そして、傍で立ち尽くしているランドルフへ話しかける。
「あの……、ランドルフ」
「……はい。何でしょうか、キリエ様」
「マデリンのこと、……その、彼女のあの調子だとお世話をするのも大変だとは思います。でも、よろしくお願いします」
意外な言葉だったのか、二人の騎士はどちらも驚愕の表情を浮かべた。キリエは、おずおずと一礼する。
「僕も、人のことは言えないというか……、リアムには迷惑ばかり掛けてしまっています。でも、それでもずっと傍にいてくれる彼の存在に、とても救われているのです。──だから、その、マデリンのこと、よろしくお願いします」
キリエはマデリンから嫌われているが、キリエは彼女を嫌っていない。それに、まだあまり実感は無いが、血を分けた兄弟なのだ。だからこそ、先程のマデリンの姿が辛いものに感じてしまった。
リアムはきっと、騎士の中でもとりわけ正義感が強く献身的な人間だ。彼と同じようになってほしいとは、キリエからは言えない。しかし、自分にとってリアムの存在が支えになっているように、マデリンにとっての彼もそうあってほしいと願ってしまったのだ。押しつけがましい願望だという自覚はあるため、曖昧な言い方にはなってしまったが。
それでも、キリエの想いは届いたらしい。ランドルフは小さな笑みを浮かべて、深々と頭を下げた。
食べ終わった皿を使用人たちが下げていった後、やはり顔色が良くないままのランドルフが応接間に戻ってきた。彼は気まずそうに一同を見渡し、一礼する。
「皆様、申し訳ございません。マデリン様はご気分が優れないとのことで、その……、本日はお開きということで、お見送りも出来ず申し訳ないと仰っておりまして、」
ランドルフの言葉を聞き、ジェイデンが大きな溜息を零した。
「そんな見え透いた嘘はいらないのだよ。今のマデリンは、僕たちに申し訳ないとか考えている余裕は無いだろう?」
「そ、それは……」
「分かっているから大丈夫だ。僕はさっさと帰るのだよ。次に顔を合わせるのは御披露目の儀になるだろうな。それでは!」
言いたいことをさっさと述べて、ジェイデンは素早く立ち上がって歩き始める。マクシミリアンはキリエとジャスミンへ丁寧に一礼してから、主の後を追って退室して行った。
ジェイデンが出ていくと、ジャスミンもふわりと立ち上がる。
「わたしも、もう行くわ。このあと、美術館の式典でご挨拶しなくてはならないの。明日から、開館百周年の催事が始まるんですって」
「公務ですか? 大変ですね、お疲れ様です」
「大変ではないけど、退屈だわ。御披露目されたら、きっとキリエにも依頼がくるようになるはずよ。ねぇ、キリエ。今度はわたしの家に遊びに来てね。美味しいお菓子を出すから」
「ええ、是非お邪魔したいです」
キリエが笑いかけると、ジャスミンは嬉しそうに微笑んだ。満足したらしい姫君は可愛らしく手を振ってから、ダリオを伴って退室してゆく。
ジャスミンを見送ってから、キリエはリアムを振り向いた。
「僕たちも、そろそろ帰りましょうか」
「そうですね。ジェイデン様たちの馬車が動き出しているのを見て、エドワードが玄関口に回ってくれるはずです。その頃合に合わせて、ゆっくりと参りましょう」
側近の言葉に頷いてキリエが立ち上がろうとしたとき、ランドルフが恐る恐る近づいてくる。彼は、キリエとリアムそれぞれに一礼した。
「失礼いたします。……あの、リアムさん」
「……どうした?」
声を掛けられたリアムはわずかに逡巡したものの、落ち着いた声音で応じる。対するランドルフの声は、微かに震えていた。
「あなたは、僕を……、憎んでいるんでしょうね」
「憎む? 何故だ?」
「だって、僕は、ソフィアと、」
「ランドルフ。……俺は、お前を憎んでなどいない。誰のことも、憎んでいない」
上擦った声で発されていたランドルフの言葉を遮り、リアムは静かに言う。
「お前が王国騎士団へ勝手に入団してきた辺りの出来事に関しては、正直、腹立たしいとは思っているが。だからといって、お前を憎んでいるわけではないし、お前の結婚についても特に思うところはないし、子供を授かったのもおめでたいことだと思っている」
「で、でも……」
「俺がお前を気に入らないと思っているところは、騎士としての在り方だけだ。──なぜ、マデリン様をきちんとお守りしない?」
ランドルフはハッとした顔で、リアムを凝視した。キリエもそっと側近を見上げてみると、彼の藍紫の瞳には静かな怒りの火が灯っていた。
「ヘンリエッタ様は、先代国王陛下の奥様だ。表立って歯向かえる相手でないことは分かる。……だが、それでも、お前はマデリン様の側近騎士だろう? 主が殴られている姿を目の当たりにしているのに、一歩も動かず棒立ちになっているとは、どういうことだ」
「それは……」
「俺は、キリエ様が傷つけられることなど絶対に許せないし、身を挺してお守りする。マクシミリアンも、ダリオも、ブルーノも、そういった気持ちと覚悟を持って側近騎士のお役目に就いている。それを知っているから、お前の騎士としての覚悟の甘さに俺は苛立っている。……だが、だからといって憎んでいるわけではない。そういう勘違いはしないでほしい」
ランドルフへ厳しい言葉を突き付けたリアムは小さく嘆息し、気持ちを切り替えたように穏やかな表情でキリエを見つめてくる。
「キリエ様、個人的な話でお待たせしてしまい、申し訳ございません」
「い、いえ、そんな、とんでもないです」
「参りましょうか。そろそろ、エドワードが馬車を回してくれているでしょう」
「……はい」
リアムに手を取られ、キリエは立ち上がった。そして、傍で立ち尽くしているランドルフへ話しかける。
「あの……、ランドルフ」
「……はい。何でしょうか、キリエ様」
「マデリンのこと、……その、彼女のあの調子だとお世話をするのも大変だとは思います。でも、よろしくお願いします」
意外な言葉だったのか、二人の騎士はどちらも驚愕の表情を浮かべた。キリエは、おずおずと一礼する。
「僕も、人のことは言えないというか……、リアムには迷惑ばかり掛けてしまっています。でも、それでもずっと傍にいてくれる彼の存在に、とても救われているのです。──だから、その、マデリンのこと、よろしくお願いします」
キリエはマデリンから嫌われているが、キリエは彼女を嫌っていない。それに、まだあまり実感は無いが、血を分けた兄弟なのだ。だからこそ、先程のマデリンの姿が辛いものに感じてしまった。
リアムはきっと、騎士の中でもとりわけ正義感が強く献身的な人間だ。彼と同じようになってほしいとは、キリエからは言えない。しかし、自分にとってリアムの存在が支えになっているように、マデリンにとっての彼もそうあってほしいと願ってしまったのだ。押しつけがましい願望だという自覚はあるため、曖昧な言い方にはなってしまったが。
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