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第3章
【3-59】藍紫の予覚
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◆◆◆
見慣れない、天涯付きの豪奢で大きな寝台。──此処は、どこだろう。いや、天蓋のカーテンの隙間から見える壁の模様や窓枠の形には、見覚えがある。ウィスタリア王城だ。
そう認識してみると、この寝台も知っているものである。つまり此処は、ウィスタリア王城の客室だ。そうか、此処はサリバン邸ではないのか。何故、王城の客室で寝ていたのだろう。記憶に残っている最後は、──最後の光景は、
「──ッ」
ふと目覚めて思考を巡らせていた夜霧の騎士──リアム=サリバンは、声にならない叫びを発して勢いよく上半身を起こした。その物音を聞いたからか、寝台の傍に立っていたらしい霧雨の騎士──レオン=メイクピースが覗き込んでくる。レオンは自身の背丈よりも長い槍を握っていた。
「リ、リアム、……め、目が、さ、さ、覚めた、のだね。よ、よか、良かった……、ほ、本当に、」
「レオンさん! 俺はどうして此処に……!? キリエ様はどちらへいらっしゃいますか!? あの御方は御無事なのでしょうか!?」
蒼白な顔で喚きながら寝台から出ようとするリアムを、レオンは両手で押し止める。
「リ、リ、リアム、お、落ち、ついて。……キリエ様、は、べっ、別室、で、こ、こ、昏睡、状態、で、で、」
「昏睡状態!? 何故そのような! キリエ様はどちらですか!? すぐに行かなければ!」
「だ、駄目、だよ。き、き、君はまだ、起き、起きては、いけなくて、き、君は、し、死に、死にかけ、」
「死にかけ……!? レオンさん! どいてください!」
取り乱しているリアムはレオンの言葉を断片しか聞き取れず、強引に寝台を出ようとした。レオンは槍の柄でリアムの動きを妨害しつつ、彼らしくない大声を発する。
「キ、キリエ様は、御無事! ね、ね、眠っておられる、だけ! 言うことを、を、聞きなさい!」
「……はい」
滅多に声を荒げないレオンの気迫を目の当たりにして我に返ったリアムは、内心の動揺は消えないものの、多少は冷静さを取り戻した。
「取り乱してしまって、申し訳ない」
「い、いや……、き、き、気持ちは、わ、分かる、から。……マ、マク、マクシミリアンを、よ、呼ぶ、から、は、話、ちゃんと、聞いて」
「いえ、そんな……、俺はレオンさんから聞かせていただければ、と。先程は本当にすみませんでした」
レオンが自身の話し方を気にしていて、もしくは今しがたの態度を咎めているためマクシミリアンを呼ぼうとしているのではと考えたリアムが謝罪すると、霧雨の騎士は慌てて首を振る。
「ち、ちが……、違うよ。わ、わた、私は、知らなくて。き、き、君と、キ、キリ、キリエ様の、御容態は、ご、極秘、事項、で。だ、だから、マク、マク、マクシミリアンを、呼ぶ、から……、お、おと、大人しく、ま、待って、待ってて」
レオンは気分を害したわけではなく、リアムに聞かせるべき内容を把握していないらしい。そこでマクシミリアンへ代わるということは、国王とその側近しか知らされていない機密なのだろう。無論、情報の統制をしているのはジェイデンだ。
黙りこくって考え込み始めたリアムを見て何か感じたのか、くれぐれも寝台から出ないようにと念押ししてから、レオンは部屋を出て行った。
「キリエ……、一体何があったんだ……?」
そう独りごち、リアムは己の顎へ手を宛がい、記憶を遡る。
どれほど思い出そうとしても、最後の記憶はルースから王都へ戻る途中に遭った襲撃だ。見たことがない緑色の毛髪の男がキリエを捕らえ、リアムは奪還すべく食い下がったが、遺憾ながら敵わなかった。
──そう、あのとき、リアムはあの男から妙な攻撃を受けたのだ。そして、そこで記憶は途絶えている。己がどうなったのか、リアムは知らない。
レオン曰く、キリエは無事だが昏睡状態らしい。キリエは無事だと明言しているのだから、彼が「死にかけ」と評していたのはリアムのことだと思われる。
死にかけていた己と、昏睡状態のキリエ。どのようにして王都まで戻ってきたのか、何も分からない。あの男がどうなったのか、エドワードやルーナは無事だったのか、気掛かりなことばかりだ。
ただひとつ、リアムの直感として判断できるのは、決して楽観視できる状況ではないだろう現状である。
レオンは優秀な槍の使い手であるが、持ち運びしづらい武器であるため、普段は長剣を持ち歩いている。しかし、先程はしっかりと槍を携えていた。つまり、それだけ警戒せねばならない状態だということだ。
リアムが胸の内で嫌な予感を渦巻かせていると、静かなノック音が響いた。おそらく、マクシミリアンが来たのだろう。
「……どうぞ」
声を掛けると、予想通りマクシミリアンが入室してきた。普段であれば輝かしい笑顔で軽口を言いながらドアを開けてくるであろうに、今の彼は緊張と苦悩を混ぜこぜにした面持ちで無言のままである。
橙の瞳がチラリとリアムを見て、すぐに視線を逸らしてしまう。その表情と仕草で親友の心境を察したリアムは、憂いを帯びた溜息を零した。
長年に渡って親友と呼び合っている仲なのだ。互いの胸の内は、大体察せる。死にかけていたらしい己が目覚めたというのに、それに関して何も言及せず、どう切り出せば良いものかと悩んでいるということは──、
「マクシミリアン。……お前、キリエ様に何をした?」
冷えた声での問い掛けを受け、暁の騎士の肩が小さく震えた。
見慣れない、天涯付きの豪奢で大きな寝台。──此処は、どこだろう。いや、天蓋のカーテンの隙間から見える壁の模様や窓枠の形には、見覚えがある。ウィスタリア王城だ。
そう認識してみると、この寝台も知っているものである。つまり此処は、ウィスタリア王城の客室だ。そうか、此処はサリバン邸ではないのか。何故、王城の客室で寝ていたのだろう。記憶に残っている最後は、──最後の光景は、
「──ッ」
ふと目覚めて思考を巡らせていた夜霧の騎士──リアム=サリバンは、声にならない叫びを発して勢いよく上半身を起こした。その物音を聞いたからか、寝台の傍に立っていたらしい霧雨の騎士──レオン=メイクピースが覗き込んでくる。レオンは自身の背丈よりも長い槍を握っていた。
「リ、リアム、……め、目が、さ、さ、覚めた、のだね。よ、よか、良かった……、ほ、本当に、」
「レオンさん! 俺はどうして此処に……!? キリエ様はどちらへいらっしゃいますか!? あの御方は御無事なのでしょうか!?」
蒼白な顔で喚きながら寝台から出ようとするリアムを、レオンは両手で押し止める。
「リ、リ、リアム、お、落ち、ついて。……キリエ様、は、べっ、別室、で、こ、こ、昏睡、状態、で、で、」
「昏睡状態!? 何故そのような! キリエ様はどちらですか!? すぐに行かなければ!」
「だ、駄目、だよ。き、き、君はまだ、起き、起きては、いけなくて、き、君は、し、死に、死にかけ、」
「死にかけ……!? レオンさん! どいてください!」
取り乱しているリアムはレオンの言葉を断片しか聞き取れず、強引に寝台を出ようとした。レオンは槍の柄でリアムの動きを妨害しつつ、彼らしくない大声を発する。
「キ、キリエ様は、御無事! ね、ね、眠っておられる、だけ! 言うことを、を、聞きなさい!」
「……はい」
滅多に声を荒げないレオンの気迫を目の当たりにして我に返ったリアムは、内心の動揺は消えないものの、多少は冷静さを取り戻した。
「取り乱してしまって、申し訳ない」
「い、いや……、き、き、気持ちは、わ、分かる、から。……マ、マク、マクシミリアンを、よ、呼ぶ、から、は、話、ちゃんと、聞いて」
「いえ、そんな……、俺はレオンさんから聞かせていただければ、と。先程は本当にすみませんでした」
レオンが自身の話し方を気にしていて、もしくは今しがたの態度を咎めているためマクシミリアンを呼ぼうとしているのではと考えたリアムが謝罪すると、霧雨の騎士は慌てて首を振る。
「ち、ちが……、違うよ。わ、わた、私は、知らなくて。き、き、君と、キ、キリ、キリエ様の、御容態は、ご、極秘、事項、で。だ、だから、マク、マク、マクシミリアンを、呼ぶ、から……、お、おと、大人しく、ま、待って、待ってて」
レオンは気分を害したわけではなく、リアムに聞かせるべき内容を把握していないらしい。そこでマクシミリアンへ代わるということは、国王とその側近しか知らされていない機密なのだろう。無論、情報の統制をしているのはジェイデンだ。
黙りこくって考え込み始めたリアムを見て何か感じたのか、くれぐれも寝台から出ないようにと念押ししてから、レオンは部屋を出て行った。
「キリエ……、一体何があったんだ……?」
そう独りごち、リアムは己の顎へ手を宛がい、記憶を遡る。
どれほど思い出そうとしても、最後の記憶はルースから王都へ戻る途中に遭った襲撃だ。見たことがない緑色の毛髪の男がキリエを捕らえ、リアムは奪還すべく食い下がったが、遺憾ながら敵わなかった。
──そう、あのとき、リアムはあの男から妙な攻撃を受けたのだ。そして、そこで記憶は途絶えている。己がどうなったのか、リアムは知らない。
レオン曰く、キリエは無事だが昏睡状態らしい。キリエは無事だと明言しているのだから、彼が「死にかけ」と評していたのはリアムのことだと思われる。
死にかけていた己と、昏睡状態のキリエ。どのようにして王都まで戻ってきたのか、何も分からない。あの男がどうなったのか、エドワードやルーナは無事だったのか、気掛かりなことばかりだ。
ただひとつ、リアムの直感として判断できるのは、決して楽観視できる状況ではないだろう現状である。
レオンは優秀な槍の使い手であるが、持ち運びしづらい武器であるため、普段は長剣を持ち歩いている。しかし、先程はしっかりと槍を携えていた。つまり、それだけ警戒せねばならない状態だということだ。
リアムが胸の内で嫌な予感を渦巻かせていると、静かなノック音が響いた。おそらく、マクシミリアンが来たのだろう。
「……どうぞ」
声を掛けると、予想通りマクシミリアンが入室してきた。普段であれば輝かしい笑顔で軽口を言いながらドアを開けてくるであろうに、今の彼は緊張と苦悩を混ぜこぜにした面持ちで無言のままである。
橙の瞳がチラリとリアムを見て、すぐに視線を逸らしてしまう。その表情と仕草で親友の心境を察したリアムは、憂いを帯びた溜息を零した。
長年に渡って親友と呼び合っている仲なのだ。互いの胸の内は、大体察せる。死にかけていたらしい己が目覚めたというのに、それに関して何も言及せず、どう切り出せば良いものかと悩んでいるということは──、
「マクシミリアン。……お前、キリエ様に何をした?」
冷えた声での問い掛けを受け、暁の騎士の肩が小さく震えた。
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