龍の寵愛を受けし者達

樹木緑

文字の大きさ
157 / 167

新しい仲間

しおりを挟む
依頼掲示板の前で会った冒険者の話を聞いた途端、
襲いかかる様な勢いで、
龍輝がいきなりその冒険者の腕を掴んだので、
僕はびっくりして慌てて龍輝の腕を掴んだ。

「龍、龍輝、何の説明も無く、
いきなり後ろから一体何事?!

冒険者の彼もびっくりしてるよ!」

実際に腕を掴まれた冒険者は、
いきなり現れた体格の良い龍輝に引いた様にして、
口角を上げて顔をピクピクと引きつかせていた。

龍輝はハッと我に返ると、
サッとその冒険者から手を離して頭を下げた。

「申し訳ない。

今まで聞いた事の無いような情報が聞こえて来たので
少し慌ててしまいました。

私は、ほんの先程冒険者登録をしたばかりの
フジワラ龍輝と申します」

龍輝がそう言って頭を上げると,

「あんたその耳、
もしかして魔族じゃ無いよな?」

そう言って冒険者は少し慄いた様に
少し喉を引くつかせた。

そこに龍星がやって来た。

「お前ら何やってるんだ?

今コイツ龍輝の事、
魔族とか何とか言ってなかったか?!」

龍輝と同じ様な容姿に背格好をした者がもう一人増え、
その冒険者はまるで蛇に睨まれたカエルの様にその場に縮こまった。

「ちょっと、ちょっと龍星」

そう言って龍星の前に立ち憚ると、
龍星は僕をヒョイっと退け、

「こいつ、冒険者の癖にエルフ族も知らないのか?!」

そう言ってグイッと冒険者の顔の前にのめり込んだ。

「やめなよ!

龍星が凄むと僕だって怖いよ!」

僕がそう言うと、

「あのな、龍輝をいじめて良いのは俺だけなんだ」

そう言ってふんぞり返った。

「え? いや、それ、龍星でもダメでしょ?!

でも君、普通の人よりデカいんだから、
そんなに凄んだら彼が可哀想でしょ」

そう言って龍星の前にしゃしゃり出ると、

「ごめん、根は悪い人じゃ無いんだ。

ちょっと口が悪いと言うか……

僕は翠。

貴方は?」

そう言って手を差し出した。

龍星に凄まれ床に座り込んだ冒険者は
僕の手を取ると,
龍星を見ながらビクビクと、

「俺の名はサーシャ。

駆け出しの魔法使いだ」

そう言って立ち上がった。

「あと、龍輝は魔族じゃ無いから。

もしかして耳を見てそう思ったの?」

そう尋ねるとサーシャはコクリと頷いた。

そして龍輝をチラッと見ると、

「済まない、
エルフ族なんて会った事ないし……

前に見た魔族に耳の形が似ていたから……」

そう言うと、シュンとした。

龍輝はサーシャに微笑むと、

「私は大丈夫です。

後、私は魔族では無く、
ハーフエルフなのです。

普段は髪で隠れているのに
よく私の耳に気が付きましたね?」

龍輝がそう尋ねると,

「あ、さっき龍輝が俺の腕を掴んだ時チラッと見えて……

もしかして、俺、お前の秘密を知ってしまったのか?

俺はお前に殺されるのか?!」

そんな事をいい出したので、
龍星が思い切り笑い出した。

「ブワハハハ、
虫も殺せない様なこいつが
人を殺せる訳ないだろ?!

まあ、悪人に対しては容赦ねえけどな。

それに別に俺たちは
ハーフエルフだと言うことは隠してないぞ」

龍星のその言葉にサーシャは目を丸々として、

「貴方もハーフエルフなのですか?!」

とビックリしていた。

「そりゃあ、俺らは双子だからな」

その言葉に益々驚いて、

「双子! だからそっくりなのですね。

初めて双子を見ました」

そう言って今度は双子が物珍しいのか、
龍星と龍輝を交互に見返した。

龍星はサーシャをグッと押しやると,

「やめろ、俺は男同士で見つめ合う趣味は無いんだ!」

そう言うと、
サーシャもパッと目を逸らして、

「な! 私だってそんな趣味は有りません!」

そう言ってソッポを向いた。

龍輝はそんな二人のやりとりを苦笑いで眺めていて、
僕は変な動悸がして心臓がバクバクとしていた。

“やっぱり男と男ではそう言う事にはならないんだ”

胸を押さえ下を向いていると,

「翠、大丈夫ですか?

疲れましたか?」

と龍輝が心配そうに僕の顔を覗き込んだ。

少し顔を上げて、

「い……いや、全然、全然!」

そう言ってパッと顔を上げると,
龍輝はホッとした様に微笑んだ。

龍輝の笑顔にグッと息を呑んで笑顔を返すと,

「で? ハーフエルフとは人とエルフの子なのか?」

そうサーシャが尋ねた。

龍星が、

「まあ、俺達はそうなるな」

と返すと,

「スゲー! 俺、スゲー!

エルフって伝説の中の人物だと思ってたのに、
本当に居るんだ!

スゲー!!」

と今度は何故か興奮し始めた。

その変わりように今度は僕のこめかみがピクピクとし始めた。

“何だコイツ?!”

そう思っていると龍輝が、

「話は変わりますが、
先程翠との会話の中で、
サンクホルムに由来するダンジョンがどうのと耳に入ったのですが、
それは本当なのですか?!」

とまた話を初めに戻した。

龍星もチラッと僕達の話を聞いたようで、
興味を示して来た。

龍輝の問いにサーシャは、

“これはあくまでも噂で、
自分は一度もサンクホルムに行ったことは無いし、
ましてやそのダンジョンも見た事がないから
真偽の程は分からない”

と前置きした上で、
僕に話して聞かせた事と同じ事を龍星と龍輝にも話して聞かせた。

龍輝は僕の方を見ると,

「翠はこの事について聞いた事は?」

そう言って僕に話を振って来た。

その冒険者がサンクホルムについて話をした時は
いきなり過ぎてピンと来なかったけど、
龍輝が落ち着いて話し始めた後は
冒険者の話が僕達の前世と繋がってる事に気づいた。

“あれ?

でも僕達はこうして転生してる訳で、
僕達の幽霊が何時迄も城にいる筈は……

それにマグノリアとアーウィンが死んだのは
城じゃないし……

やっぱりただの噂?

だけど、どうしてそんな根も葉もない噂が……

でもこれを言っても龍星や龍輝には分からないよな?

彼らが僕らの前世と関係してない限りは……

それに思い出さないと助けにもならないし……

実際に僕だってまだ何も思い出してない。

せめてセシルが此処に居てくれれば何か手掛かりか掴めるとは思うんだけど”

そう思い龍輝を見上げ首を振った。

「龍輝か龍星はこの事について聞いた事は?」

僕が尋ねると,龍星が

「そう言えばお前、
ずっと前から父上とサンクホルムについて色々と調べてたよな?

もしかして父上とこのダンジョンに挑戦しようと思ったのか?」

そう龍輝に問いかけた。

僕はその言葉に

「え?!」

と龍輝の方を見た。

龍輝は落ち着いた様子で、

「サンクホルムに付いては陛下の命で父上と色々と探っていた」

そう龍星の質問に答えた。

龍星は怪訝な顔をすると、

「陛下の命?

お前と父上にだけ?!

何故俺には来なかったんだ?!」

と、除け者にされたのが少しショックだった様だ。

龍輝は龍星のそんな態度にも顔色人変えず、

「俺と父上に命が来たのは
俺たちがサーチを使える事にあったからだ。

この旅が始まれば、
お前にも直接陛下から何か命が下る筈だ」

とのセリフに、サーシャが

「おい、おい、陛下って何の話だ?!

お前達って貴族なのか?!

ちょっと待て!

もしかしてフジワラってあのフジワラか?!」

と興奮し始めた。

僕は訳が分からず、

「え? あのフジワラってどのフジワラ?!」

と尋ね返すと,

「龍門だよ!

龍が飛び立つ!」

そう言われて、

「あ~! アレか!」

と龍の事を思い出し手をポンと叩いた。

「で? それが何であのフジワラ?

有名なの?

確かに龍があの屋敷から飛び立つ様は絶景だけどね~」

そう言って不思議そうな顔をすると,

「お前、フジワラ卿と言えば、
冒険者の間でも有名なんだぞ!

龍使いのテイマーハンター!

それもS級だぞ!

ソロでS級モンスターを倒すんだぞ! ゴホゴホッ」

っと興奮しすぎて肺に空気が入った様だ。

僕が龍輝と龍星を見ると,
二人はシラ~ッとした様に
サーシャを可哀想なヤツと言った様な目で見ていた。

“は~”

っとため息を吐いたのと同時に、

「いや~ 待たせたわね!」

とセシル達がギルドに入って来た。

そして僕はルーを見て仰天した。

「ル……ルー?!」

素っ頓狂な声を上げると,

「どう?! 似合う?!」

と髪を指ですいた。

「その髪どうしたの?!」

と言ったルーの髪は何と濃い茶色になっていた。

「いや~父上がこれで無いとダメだって、
即染められちゃったよ~

僕の髪は目立つから直ぐに身バレしちゃうって!」

そう言ってテヘヘと笑っていた。

横からサーシャが、

「父上ってもしかして貴方様も貴族?」

と変な言葉使いを始めていた。

するとセシルが、

「あら? 貴方は誰?」

そう尋ねると,

「はい! 私、新人冒険者のサーシャと申します!」

そう言って変な挨拶をしていた。

僕の中では

“最初のあの兄貴面は何処に行った!!”

ってな気分だったけど、
セシルはクスッと笑うと、

「変な挨拶ね」

と度直球で言って、ドレスを摘むと、

「私はセシルよ。

宜しく」

そう言って会釈をした。

その姿にサーシャは惚れ惚れとした様に見入ると,

「セシル様も貴族で?」

と尋ねた。

セシルはクスクスと笑うと、

「こちらの二人は御貴族様だけど、
私は庶民よ!」

そう言ってニコリと微笑んだ。

セシルの笑顔にボーッとなったサーシャに僕が肘で突くと、

「この人サンクホルムに詳しいんだよ。

さっきの話をしてあげて」

そう言うと、セシルは早速、

「え? サンクホルムが何?!」

と興味を示した。

それでサーシャが同じ話をセシルにすると,

「まー! 何てデマ!!

そんな噂、ジェイドに対しての冒涜だわ!

それにマグノリアやアーウィン、ダリルにも!」

そう言って怒ると、
サーシャは不思議そうに

「?? 何故彼らの名を?

私はそこまでは知らなかったのですが?!」

そう言って感心した様にセシルを見ると,

「私ね、サンクホルムについてはずっと調べてたの!」

そう言って誤魔化そうとしていたら、

「それだったら龍星……ん? 龍輝だったかな?

まあ、どっちでも良いや、と、同じですな。

彼もサンクホルムについて
お父上とずっと調べていたそうでござるよ?」

とまた言葉が変になっている……

セシルはそんな二人を眺めると,

「あら、貴方達もサンクホルムについて調べてたの?」

そう尋ねると龍星がブスッとした様にして、

「ああ、龍輝がな」

と言って龍輝を指差した。

セシルが少し怪訝な目で龍輝を見たので、

「王様の言いつけみたいだよ」

と僕が付け足した。

横からルーも、

「そうだね、あの国はずっときな臭いからね。

国としては見過ごせないよね」

そう言い足したので僕は

“成程”

と思った。

でもセシルも、

「そう言えばローティも
サンクホルムはきな臭くなって来てるって言ってたわね。

このダンジョンの噂といい、
絶対何か目的があってそうしてるわね」

とサンクホルムには何かありそうな言い方をした。

僕が首を傾げて

「じゃあ、セシルの意見はそのダンジョンは出まかせ?」

そう尋ねると、

「ううん、真っ赤な嘘でもなさそうよ。

城跡がダンジョンになったのは聞いた事があるわ。

でもなぜこんな噂が流れたのかは分からない。

もしかしたら罠かも……」

「え? 罠? 何の為に?!」

僕がそう尋ねるとセシルは首を振って、

「きっとサンクホルムへ行けば分かる筈だわ。

私達も急いだほうが良さそうね。

王様の許可も頂いたから戻ったら早速出発の準備をしましょう!

ルーとシャムアも来て!

二人の登録が終わったら龍星と龍輝もパーティー組むための登録をするわよ!」

そういい終わると,

「なあ、これからサンクホルムへ行くんだろ?!

俺も連れて行ってくれないか?!

お俺もお前らのパーティーに入れてくれ!

俺は氷系の魔法使いなんだ!

絶対強くなってお前らの役にたつ!」

そうサーシャが言い始めた。

セシルは鑑定をする様にサーシャの顔をじっと見ると,

「じゃあ貴方も一緒に来て!

パーティー登録するわよ!」

そう言って彼女はいとも簡単に
サーシャを仲間にする事を決めた。

僕が不安そうに受付に行くセシル達をみていると、

「大丈夫、心配しないで。

何かあれば必ず翠の事は私が守るから。

今回はもう何があっても絶対離れないから」

そう言って龍輝がポンと僕の肩を叩いてセシルの後に付いて行った。

その瞬間僕の耳元で掠れた様に

“殿下、遅くなり申し訳ありません。

間に合って良かった……”

と聞いた事のあるような懐かしい声で誰かがそう囁いた。

僕はキョロキョロと辺りを見回したけど
僕の周りには誰もいなかった。

ただ向こうでセシルの後ろに立つ龍輝に重なり
龍輝にそっくりな人が僕を愛おしそうに微笑みながら見つめていた。

その瞬間僕の唇が震え出し、
その人が愛しくて切なくて、でも誰なのか分からなくて、
訳もわからず心臓が鷲掴みにされた様に苦しくなった。
しおりを挟む
感想 21

あなたにおすすめの小説

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新 Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新 プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

悪役会計様に転生した俺は、生徒会長に媚び売って生き残る

桜城 寧
BL
処刑された記憶とともに、BLゲームに登場する悪役会計に転生したことに気付く。処刑されないために、チャラ男としての仮面を被り、生徒会長に媚び売ったり、どうにか能力を駆使したりして生きてたら、色々な人に構われる話。

悪役令息に転生したのに、ヒーローもヒロインも不在で、拾って育てた執事が最強なんだが……なんで?!

はぴねこ
BL
前世の弟が好きだったゲームの世界に、悪役令息として転生してしまった俺。 本来なら、ヒロインをいじめ、ヒーローが活躍するための踏み台になる…… そんな役割のはずなのに、ヒーローともヒロインとも出会えない。 いじめる対象すら見つけられない新米悪役令息とか、ポンコツすぎないだろうか? そんな俺に反して、子供の頃に拾って育てた執事は超優秀で、なぜか「悪役執事スキル」を着実に磨いている。 ……いや、違う! そうじゃない!! 悪役にならなきゃいけないのは俺なんだってば!!! 

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

虚ろな檻と翡翠の魔石

篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」 不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。 待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。 しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。 「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」 記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。

姉の聖女召喚に巻き込まれた無能で不要な弟ですが、ほんものの聖女はどうやら僕らしいです。気付いた時には二人の皇子に完全包囲されていました

彩矢
BL
20年ほど昔に書いたお話しです。いろいろと拙いですが、あたたかく見守っていただければ幸いです。 姉の聖女召喚に巻き込まれたサク。無実の罪を着せられ処刑される寸前第4王子、アルドリック殿下に助け出さる。臣籍降下したアルドリック殿下とともに不毛の辺境の地へと旅立つサク。奇跡をおこし、隣国の第2皇子、セドリック殿下から突然プロポーズされる。

不幸体質っすけど、大好きなボス達とずっと一緒にいられるよう頑張るっす!

タッター
BL
 ボスは悲しく一人閉じ込められていた俺を助け、たくさんの仲間達に出会わせてくれた俺の大切な人だ。 自分だけでなく、他者にまでその不幸を撒き散らすような体質を持つ厄病神な俺を、みんな側に置いてくれて仲間だと笑顔を向けてくれる。とても毎日が楽しい。ずっとずっとみんなと一緒にいたい。 ――だから俺はそれ以上を求めない。不幸は幸せが好きだから。この幸せが崩れてしまわないためにも。  そうやって俺は今日も仲間達――家族達の、そして大好きなボスの役に立てるように―― 「頑張るっす!! ……から置いてかないで下さいっす!! 寂しいっすよ!!」 「無理。邪魔」 「ガーン!」  とした日常の中で俺達は美少年君を助けた。 「……その子、生きてるっすか?」 「……ああ」 ◆◆◆ 溺愛攻め  × 明るいが不幸体質を持つが故に想いを受け入れることが怖く、役に立てなければ捨てられるかもと内心怯えている受け

龍は精霊の愛し子を愛でる

林 業
BL
竜人族の騎士団団長サンムーンは人の子を嫁にしている。 その子は精霊に愛されているが、人族からは嫌われた子供だった。 王族の養子として、騎士団長の嫁として今日も楽しく自由に生きていく。

処理中です...