龍の寵愛を受けし者達

樹木緑

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推理

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龍輝と朝食を食べながら、
どうしても拭えない思いが巡り始めた。

だから僕は龍輝の一つ一つの動作を
龍輝に気付かれない様に観察していた。

「翠は何を食べたいですか?」

龍輝がメニューを開きながら尋ねた。

僕はメニューを見るフリをしながら
龍輝を上目遣いで見上げると、

「龍輝と同じでいいよ」

そう言ってメニューで顔を隠した。

龍輝は僕達のテーブルを通り過ぎようとした
係の者をスマートに呼び止めると、
何やら色々と注文していた。

僕はそれを上の空で聞いていたので
龍輝が何を注文したのか全然分かって無かった。

ただ龍輝の長いすらっとしたよく動く指と、
朝食を注文する時に動く格好の良い唇と、
聞き心地の良い低い声をまるで白昼夢を見るかの様に
スローモーションの様に見ていた。

係の者が去って行くと、

「翠?」

と早速話し掛けてきた。

「ん?」

と夢見心地に生半可な返事をすると、

「あの、注文は済みましたので、
メニューはおろして頂けますか?」

そう尋ねるので、
ハッとして確かに注文した後までもメニューを見続けるのは
不自然だと思いそのままパタンと閉じて
テーブルの上に置いた。

僕は言い訳の様に

「ハハハ、やっぱりメニューは見てもまだまだよく分からないよ。

なんせ父さんと誰も来ない様な山奥に住んでたから、
こんな食事する所なんて入った事なかったからね。

初めてこう言う場所に入ったのは
父さんと別れてセシルと初めて会った時なんだ」

そう言って説明すると、

「そうでしたか。

取り敢えずは果物を絞ったジュースと、
卵を焼いたものとミルク粥、
それとフルーツを頼みましたが良かったですか?」

そう聞かれ、

「うん、大丈夫、大丈夫。

僕、割となんでも食べれるから!」

そう言うと、

「翠は料理は?」

と来たので、
ブンブンと首を振った。

龍輝は少しはにかむと、

「それじゃ料理はずっとデューデューが?」

そう尋ねたので、
コクリと頷いた。

でも僕が思い出した様に

「でもさ、父さんは獣を狩ってきて捌いて
塩と胡椒で焼くだけだけだったから、
最初に魚というものを見たときはビックリしたよ!

それに塩と胡椒だけでは無い味があるって事にも驚いたよ!」

目を見開いてそう言うと、
珍しく龍輝が口を開けて笑った。

彼の笑い顔を見た途端、
なんだか訳のわからない感情が込み上げて来て胸が詰まった。

龍輝は暫く笑った後、

「翠は海は見たことがないんですか?」

と尋ねて来た。

その問いに首を振ると、

「サンクホルムへついたら是非海へ行きましょう。

あの国の南にはとても美しい海があるんです。

真っ白な砂浜に底まで透けて見えそうな
エメラルド色の海があるんです」

そう嬉しそうに話す龍輝を不思議そうに見た。

「龍輝はサンクホルムへ行った事があるの?」

そう尋ねると、

龍輝は少しハッとした様に僕を見ると、

「そうですね……ずっと昔に……

サンクホルムが未だ素晴らしい国だった頃に……」

そう言って言葉に出来ないような表情で僕を見た。

「そうか、じゃあ、子供の頃の事なのかな?

遠征か何かで? サンクホルムってその頃は普通に入れたんだね。

それにしても、小さい時から随分遠くまで行ってたんだね。

凄いね」

そう言うと彼は静かに微笑んだ。

「そう言えばさ、
龍輝も何度か僕達が話してるのを聞いたと思うんだけど、
ほら、セシルってサンクホルムの王子だった
ジェイドの婚約者だったマグノリア王女の生まれ変わりだって言ってたでしょ?

龍輝はその事についてどう思う?」

そう尋ねると、

「そうですね。

その事につては驚きましたが、
サンクホルムで起きた事は父や母、
デューデュー等からずっと聞いていました。

特にマグノリアやアーウィンについては母から……

翠の両親なんですよね?

母がとてもお世話になった人達だったって……

絵描きに肖像画を描いてもらう程
大好きな人達だったようです。

まさか転生者となってまで戻ってくるとは……

一体何があったのでしょうね……

翠もその……そのジェイドと言う王子の生まれ変わりなのですよね?」

龍輝が僕を覗き込むように見て来た。

未だ確信の無かった僕は、

「うん、そうみたいだけど、
僕としは全然自覚は無いんだ。

時々フラッシュバックみたいな映像が被るときはあるんだけど
全然思い出せなくて」

そう言うと何故か龍輝が食い付いて来た。

「フラッシュバックとは一体どのような?」

龍輝がそう尋ねたのと同時くらいに朝食が運ばれて来た。

僕は目に前に出されたミルク粥の匂いを嗅ぎながら

「んー美味しそう!

早く起きたせいか、
お腹ペコペコだったんだ」

そう言って最初の一口を口に含んだら
暖かなほんのり甘いトロトロの粥が口に中で溶けた。

「これ美味しい!

初めて食べた!」

そう言ってもう一杯口に含むと、

「翠のお口にあって良かったです。

それでは食べながで良いですので、
そのフラッシュバックと言うのを聞かせて頂けませんか?」

そう言うので、

「え? でも僕にも良くわからないんだよ?

説明するのも難しいし」

そう言うと、

「じゃあ、それって見た事もないような景色や人が目に前に現れるとか?」

そう龍輝が尋ねたので、
僕は

“龍輝も経験があるのだろうか?”

そう思った。

「ねえ、もしかして龍輝も同じような事が起きるの?!」

少し期待をしてそう尋ねた。

もしかしたら龍輝がジェイドの騎士であったダリルの可能性が見えて来たから。

龍輝の答えを聞く少しの間ドキドキとした。

もしかしたら僕の探してる人かと思った。

でも龍輝の答えは、

「いえ、私はその様な経験は……」

だったので、

「なーんだ、僕はてっきり龍輝にも同じような経験があって
もしかしたらジェイドの騎士だったダリルなのかな?って思ったんだけど……」

そう言うと、彼は不自然な程に、

「いえ、私如きがとんでも有りません」

と何度も同じような言葉で否定していた。

僕が、

「いや、そんな否定しなくても大丈夫だよ。

君がそうだとは決めつけてる訳ではないから!」

そう言うと、今度は何度も

“申し訳ない”

を繰り返して、

「ただ、転生者と言うのは見た事も聞いた事もないので
一体どう言う感覚なのだろうと……

別に信じてないとか、
冷やかすつもりで言った訳では有りません。

すみません」

とポツリと言った。

僕は龍輝の肩をポンと叩くと、

「そんなに謝らなくても大丈夫だよ!

父さんからも転生者は珍しいって聞いてるから龍輝が興味を示しても
それは全然失礼じゃないし分かるよ!

そうだね、僕のフラッシュバックはね~」

そう言って、少し経験を思い出し、

「僕のフラッシュバックはね、
知らない景色や人じゃ無いんだ」

そう言うと、

「えっ?!」

っとしたように、
龍輝は少し焦ったような顔をした。

僕はその時の表情が少し気になったけど、
そのまま話を続けた。

「僕のは知らないんじゃなくて、
知ってるんだ」

そう言うと、
龍輝は、益々表情を変えて眉間に皺を寄せた。

僕は慌てて、

「いや、知ってるって言ってもそれは少し違うんだ」

そう言うと、龍輝は眉間に皺を寄せたまま、

「違うと言うと?」

そう言って僕の顔を覗き込んだ。

龍輝の圧に気押された僕はちょっと顔を後ろにずらして、

「あ、う、うん、その違うって言うのは、
フラッシュバックが起きる時に思うのが、

“知っる場所だけど、どこだろう?

とか、

知ってる人だけど、何処で会ったんだろう?

思い出せない!

なんだ」

そう言うと龍輝の眉間の皺が少し緩んだ。

「ではそれは見た事があるけど、
何処だったか?誰だったか?って言うような感覚なのでしょうか?」

そう尋ね返す龍輝に、

「実はそうなんだ!

喉のとこまで出かかってくるんだけど、
全然思い出せないんだ。

だからあまり確証もなくて見間違いだったのかな?って思う事も多々で……」

そう言うと、

「そう言う訳だったんですね」

と言う時には龍輝の眉間の皺は完全に無くなっていた。

「では翠は全然思い出せていないんですね?」

と尋ねる龍輝に頷くと、

「ねえ、龍輝って僕達の話信じるの?

転生なんて普通考えられないんでしょ?

父さんも100年以上生きて来て聞いた事も見たことも無いって……」

そう言うと、龍輝は、

「私は信じますよ」

そう言ってくれた。

「龍輝は信じてくれるの?

セシルが話したように、
ジェイドが転生の術をかけて僕達が転生して来たって、
龍輝は信じてくれるの?!

僕だってまだジェイドの生まれ変わりだって受け入れられてないのに」

そう言うと、

「他の誰がなんと言おうと私は信じます。

それにエルフのお祖父様にも聞いたのですが、
エルフの里にもその様な文献が残って居るそうなのです」

そう言って僕の言う事を信じてくれた。

それにエルフの里にも転生の術の文献があることも教えてくれた。

「え? エルフの里に転生の術の文献が?!」

ビックリしてそう繰り返すと、

「ええ、私は見てはいないのですが、
禁断の書の様で、
エルフの王であるお祖父様でないと見れない様です。

私もエルフの世界のことはよく知らないのですが、
自然界の力の源がその禁断の書を守って居る様です」

と教えてくれた。

「へーエルフって凄いね。

その王って……と言う事は龍輝と龍星ってエルフ界の王子?!」

目を白黒してビックリして居ると、

「基本はそうですが、
私達は人の血が混じって居るので継承権は有りません。

かと言っても母は一人娘なので継承者がいないのです。

祖父は心配していない様ですが……」

そう言って丁度食べ終えたスポーンをテーブルの上に置いた。

丁度タイミングよくセシルも僕達を迎えに来た。

「翠! 此処にいたのね!

あら、龍輝も此処にいたの?

龍星は? 一緒じゃ無いの?」

そう尋ねると、

「流星はリュシアン殿下を迎えに行った後此方に向かいます」

そう言って席を立った。

僕も立ち上がり、

「セシル朝食は?」

そう尋ねると、

「もう緊張しちゃって緊張でお腹いっぱい!

それよりも、バカな男二人が二日酔いで頭を抱えてるの。

宿組は皆ロビーでうずくまってるから翠ちょっと回復魔法かけてあげてくれないかしら?

リアが翠に回復魔法かけて貰ったら
嘘の様に頭痛が消えたって言ってたから」

セシルにそう言われ、

「うん、すぐに向かうよ。

龍輝は?」

そう尋ねたら、

「私は馬車をロビー前まで引いて来ます。

翠はセシルと先に行って皆のケアをして下さい」

そう言うので、僕達は先にロビーへ向かった。

ロビーへ向かいなが僕はずっと龍輝との会話を考えていた。

龍輝は僕に変な自信を植え付けた。

”龍輝は信じてるって言ってくれた。

それにエルフの里にも文献が残っている。

これまでも状況を考えても転生組は必ず近くに居る!

現にセシル(マグノリア)には出会っている。

セシルがマグノリアだと言う事は、
セシルが思い出しているから間違いない。

それとアーウィン。

セシルがアーウィンは燃えるような真っ赤な髪をしていたと言った。

僕達は前世の色も受け継いでいるようだ、

現に僕はジェイドが持っていた銀色の髪に緑色の目をしている。

両親のアーウィンとマグノリアが全く違った色をしていてもだ。

ルーがアーウィンかはまだ分からないが、
ルー自身がアーウィンの名を出したという事はきっとほぼ間違いないだろう。

そしてこの二人は共に死んだから同じ年で僕よりも年下だ。

条件としては矢張りルーが当てはまる。

僕達は生まれた場所こそ違うがこうして巡り合った。

そしてダリル……

彼もきっと転生しているはずだ。

父さんを始めとして僕、セシル、ルー……

これだけそろっているという事は
もう巡り合っている可能性は大だ。

今の状況でダリルの転生者として条件に当てはまるのは龍星と龍輝。

二人は双子で僕と同じ年だ。

ダリルは僕と共に城で死んだはずだ。

という事は転生者も僕と同じ年。

そして色の特徴としては、黒髪黒目……

とうの昔に滅んだ民族の色……

この先、僕と同じ年で黒髪黒目と言う条件
で誰かと出会うと言う可能性はかなり低いだろう。

そうなると絞れるのは矢張り龍輝か龍星。

龍輝はエルフの要素が強い……

可能性が強いのは龍星か?!”

そこまで考えて僕は更に今までは思い付きもしなかった事を考えだした。

”アーウィンを愛したマグノリア。

その事を寛大に見送ったジェイド。

何故?!。

ジェイドにも愛する人がいたから。

これまでジェイドはずっと他に愛する女性がいたと思っていた。

そしてマグノリアと同じ様にその女性と相思相愛になったと思っていた。

でも僕は見落としていた。

僕達の転生に他の女性は含まれない。

これは父さんの証言で分かっている。

もし僕がジェイドの魂を受け継いでいるのなら、
僕はジェイドそのものだ。

僕が一番に守りたいのは僕の愛する人……

あの時、ジェイドが一番に守ろうとした人は……

そしてジェイドが一番に守りたかった人が守ろうとしたのが……”

そう思うと僕の全身に鳥肌が立った。

”ちょっと待てよ……

僕があの時龍輝に重なる様に現れた人を見た事があると思ったのは……

あれがきっとダリルだ!

と言う事は龍輝が……?“

そう思うと全身の血管が破裂しそうなほどに
心臓が脈打ち出した。
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