遥かなる物語

うなぎ太郎

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最終章

様々な出来事

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それから冬の訪れはあっという間だった。
12月にも入ればボルフォーヌは一面雪景色、家々の屋根や木々までも白く覆われた。家々からは暖炉の煙が立ち上り、オレンジ色の灯りが窓から漏れて、温かみのある光が街を包んでいた。

「あそこにスキー場を設置するのか?」
「はい、観光業を発展させるには、寒冷なボルフォーヌの気候と自然を生かすことが不可欠と思いまして」僕の問いに、ラファエルは答えた。

「だがあの山の斜面、少しスキー場にするには急すぎじゃ無いか?」
そう言うと僕は体を浮かせた。そう。オーバンから習った、空を飛ぶ魔法だ。

「シャルル様!?もしかしてそれが新しい魔法ですか!?」
ラファエルが僕を見上げる。呆然とした表情だったが、口はなんとか利けるようだ。
「ああそうだラファエル!意外と簡単だぞこれ!」

僕はこの機会に、スキー場のみならずこのボルフォーヌの町を上空から見る。
生まれて初めて見た上空からのボルフォーヌに、僕は興奮していた。それと同時に、この町が全部、領主である僕のものだと思うと、非常に不思議な感覚だ。

「なるほどあれが中央通りか。あっ、あそこ屋敷だ!」
ふと真下を見ると、呆気に取られて僕を見つめる領民たちの姿があった。

「そろそろ戻るか」
僕は山の麓に戻り、ラファエルとクロードの目の前に着地した。

「シャルル様心配しましたよ」
「平気平気。それよりスキー場のことなんだけど、急っちゃ急だけど場所によっては緩いね。確かにあれでも20度から30度位しか無い。」

ラファエルは驚きの表情で僕を見た。「本当に?そう言われると、スキー場の設置も意外と問題ないかもしれませんね。」
「うん、そうだと思う。特に、スキー場を作るエリアの中には、もっと緩やかな部分もあったし、全体を見てみると、急な斜面でも利用できるように工夫すれば大丈夫そうだよ。」僕は一気に言って息をついた。

「それは良いニュースですね。」ラファエルは安堵の表情を浮かべ、「それでは早速具体的な計画に取り掛かりましょう。この辺りの人に賃金を払って働いて貰えば、人手も問題ありません。」
「そうだね。スキー場が完成すれば、一気にボルフォーヌは観光地として有名になるだろう。」

屋敷に帰ると、門の前にジャンが立っていた。
「大変ですシャルル様!叛乱が起きました!」
「叛乱が起きた!?」僕は驚きの声を上げた。

「何故!?どこで叛乱が起きている?」
「やはり例の税金の件のようです。ボルフォーヌ発展計画のために学校建設や道路整備など、多くの資金を税金で賄いざるを得なくなりました。結果、牧夫や農夫ら100人近くが叛乱を起こしました。」
税?確かに増やしたが、そこまで負担か?

「領民達は僕の事を信頼してくれていると思っていたのに…」僕はがっくりと膝を落とす。
「しかし、今はまず状況を収拾することが最優先です。」ジャンは僕の肩に手を置き、力強く言った。

「分かったジャン。とりあえず鎮圧に行くぞ!傭兵をこの庭の広場に集めろ、100人もいれば十分だ!」僕は何だか急に、英雄気分のようなものに襲われた。立ち上がり、傭兵たちに召集を出す。彼らが集まるまで、僕は自室に戻り甲冑を身につけた。

しばらくして、100人の傭兵が整列し、緊張した面持ちで僕を見つめていた。
「皆、今日はボルフォーヌの町で叛乱が起きている!」僕は傭兵たちに向けて言った。
傭兵たちはその言葉に静かに頷く。

「我々は最大限武力の使用を避けなければならない。しかし、町と領民全体の安全を守るのが領主の責務だ!領主である私に背いた反逆者に容赦はせん!出撃だ!」
「おーーーーー!」傭兵達は、武器を携えたまま叫んだ。

僕たちは叛乱の起きている地区へ向かった。すると、鎌やくわなどの農具や、棒切れや鞭を武器にした叛乱軍が町を荒らし回っていた。
僕は冷静に指示を出した。「武力行使は最小限に抑え、まずは交渉の場を設ける。」

「皆、聞いてくれ!」僕は叛乱者たちに向かって声を張り上げた。「領主であるシャルル・ベルタンがここに来た。私は武力での解決は避けたいと思っている。どうか、話し合いの場を設けてくれ。」

「領主様、私たちの生活が苦しく、もうこれ以上耐えられません。」
古くなって破けた服を纏った一人の男が前に出てきた。右手に家畜用の鞭を持ち、疲弊した表情だった。「税があまりにも重いのです。どうか助けてください。」

「領主様、私たちはこのままでは生きていけません!」別の男が力強く言った。その顔には疲れと怒りが浮かんでいた。「税が高すぎて、家族が飢えてしまう。もう限界なのです。」

「そうか。その事は分かった。」僕は冷静に答えた。「だが、暴力的な手段を用いると、他の人々にも危険が及ぶ。だから、一旦武器を捨ててくれ。今叛乱を中止すれば、罪には問わないでおく。」

叛乱者たちは互いに顔を見合わせ、半分ほどの者は武器を下ろした。ところが、
「何をふざけた事を抜かす!」
「昔からの仲だから逆らわないと思ったんだろ!領主だから良い気になりやがって、やっちまえ!」

数十人が納得せず、いきなり襲いかかって来た。武器を持っていた者たちは一斉に突進し、周囲は一瞬で騒然となった。
「よし、そう来たか!なら容赦はせん!」僕は剣を抜き、次々と叛乱者達を斬り倒していく。周りに傭兵たちが現れ、僕を護った。斬り合いが激しくなり、雪が赤く染まる光景が広がった。

ふと、一人の男が目に入った。彼は恐らく代表者的な存在で、叛乱者たちの中ではきちんとした格好をしている。
「皆、聞いてくれ!」その男は叫びながら、暴力的な者たちに向かって手を振り続けた。「領主様の話を聞こう!もう戦闘は終わりだ!」

その男の声に、一部の叛乱者たちが動揺し始めた。彼らは徐々に武器を下ろし、戦闘を続ける理由がないことに気づき始めた。
「それでいい、皆落ち着け!」僕は再度声を張り上げた。

「私は年貢の割合を、3%しか増やしていない。それに、商業や製造業、土地に課す税金も2%から5%しか上げていない。それだけであれば、生活に支障は出ないはずだ。」
「「えっ!?」」
何故か皆驚き、混乱している様子だった。

「領主様、私たちは年貢を15%も増やされました。税金も、5%から12%も増やされています。そうお役人から言われましたし、あと少し待って下さいと言っても強引に取られます。」

「なるほど、そのような情報が流れていたのか。」僕はうなずき、言葉を続けた。「それは大変な誤解だ。実際には年貢も税金も大幅には増えていない。正確な情報が伝わっていないことが、この混乱を招いたようだ。」

その時、傭兵たちが周囲を警戒しながらも、一部の叛乱者たちが冷静さを取り戻し始めた。「領主様、もし本当にそれほどではないのなら、私たちはどうしてこんなことになったのでしょう?」と、一人の男が言った。

「恐らくは…。」と僕は言った。「恐らくは。税金を取り立てる役人が、私腹を肥やすために税率を実際以上に大きく、お前達に伝えたのだろう。実際納められたのは税率通りの額だったし、役人が横取りしていると思われる。」

「それなら、我々が払った税金の額が不当に多かったということですか?」と、驚きと疑念が混じった表情で一人の男が聞いた。

「その通りだ。」僕は頷きながら言った。「そのような事態が起きたことは、私の不注意でもある。今後、このような不正が二度と起こらないように、役人の監査を厳格にし、領民たちへの説明もきちんと行う。」

すると、一人の男が僕の前に進み出て来た。彼は手にしていた棒を投げ捨て、その場にひざまづいた。
「申し訳ありませんでした、領主様!私はそんな事も知らずに、領主様を裏切った。どうぞ私を処刑してください。」

「君のように罪を悔い改める姿勢を見せてくれた者がいるのは、私としても心強い。だが、私が求めているのは、私たちの未来のために前向きな解決を見つけることだ。」僕は優しく言った。「だから、君を処罰するつもりはない。代わりに、この経験から学び、これからのために共に努力していこう。」

「あぁぁ…」男は驚きと感謝の表情を浮かべ、涙を溢した。「ありがとうございます、領主様。私たちの苦しみを理解していただき、心から感謝します。これから私たちは、領主様を信じ、従います。」

周囲の叛乱者たちも、彼の言葉に触発されるように静かになり、武器を地面に置き始めた。男は立ち上がり、僕に深く頭を下げた。

その日の夜、町は再び静けさを取り戻した。屋敷に戻ると、ジャンとクロードが心配そうに僕を迎えた。
「シャルル様、大変でしたね。」クロードが僕に声をかけた。「でも、無事に解決できて良かったです。」

「うん。ひとまずこれで一件落着。」
メインダイニングに行き、僕は家族と共に空腹を満たすことにした。

「おお、今日は豪華だね!」
「はい、無事叛乱が鎮圧されたのでお祝いに。」フローランが笑顔で言った。
最初に鴨のテリーヌやスモークサーモン、ボルフォーヌ名物のチーズなどの前菜がテーブルに並び、白ワインが用意された。

「皆さん、今日は本当にお疲れ様でした。」僕は穏やかに言いながら、グラスを掲げた。「叛乱の問題が解決し、無事今日一日乗り越えることが出来ました。乾杯!」
「乾杯!」と一同が声を合わせ、グラスを掲げる。

メインディッシュに運ばれて来たのはビーフステーキだった。
一口食べると、肉のジューシーさと芳醇な味わいが口いっぱいに広がる絶品だった。

「今日のビーフステーキ、凄く美味しいわ。」母上が褒めた。
フローランはにっこりと笑い、「どういたしまして。皆さんが喜んでくれて何よりです。」と答えた。

僕は寝室へ行き、ベッドの縁に腰を下ろした。
窓からは、雪が静かに降り積もる様子が見える。

僕はベッドに横たわり、今日一日を振り返る。
まさか領民に叛乱を起こされるとは思わなかったが、役人による不正など考えてもおらず、また僕が領主セニョールとして未熟であることを痛感した。

僕は目を閉じ、夜の静けさに包まれながら、眠りに落ちていく。ボルフォーヌの未来に希望を持ちつつ、領主としての責任を全うする覚悟を決める。

続く
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