34 / 51
第三章 不幸を治す薬は希望
第33話 復讐
しおりを挟む
何度も。
何度も何度も。
何度も何度も何度も。
何度も何度も何度も何度も、少年は殺された。
少年が死ぬまで、彼らは殺し続けるつもりだったのだろう。
しかし……、惨殺が繰り返されるうち、目的は少年を「殺す」ことではなくなった。
彼らは少年を嬲り、弄び、蔑み、そうして悦んだ。
少年の心はいつしか、どす黒い憎しみに覆われた。「絶対に殺してやる」……と、煮え滾る復讐心を励みにし、少年は日々与えられる責め苦に耐えた。
来る日も来る日も殺された。
日が昇っても日が沈んでも殺された。
幾日幾週間幾ヶ月幾年が経ったのか分からないほどに殺された。
喉を引き裂かれた。胸や腹を刺し貫かれた。手足を切り刻まれた。猛毒を飲まされた。心臓を抉り出された。水に顔を押し付けられた。首を絞められた。何時間も殴打された。腸を引きずり出された。炎で炙られた。高所から突き落とされた。
少年の「神の眼」は、その最中にも悪意をまざまざと映し続けた。
歪んだ享楽を、理不尽な憂さ晴らしを、「オルブライト」の血筋に向けられた憎悪を……
気が遠くなるような日々に対し、「それ」が終わったのは一瞬だった。
少年は「眼」の力を駆使して情報を得、加害者一人一人にそっと疑心暗鬼の種を撒いた。
悪意が育まれていた土壌は簡単にそれを芽吹かせ、自分を殺し続けていた人間達はみな、仲間割れの末に殺し合った。
死体ばかりが転がる地下の牢獄を歩みながら、少年は吐き捨てた。
「たった一回ぽっちで死にやがって」……と。
不死たる少年はようやく地獄から抜け出し、当てどもなく歩き詰め……激しい頭痛に倒れた。
復讐を終えた時点で、彼の心はもう限界だった。残されたのは家族を理不尽に奪われ、殺され続けた悪夢のような記憶のみ。
少年は心を守るため、自分の記憶を封じた。
心の奥底に閉じ込め、固い、固い蓋をして……
***
「フーッ、フー……ッ」
黒髪の男は言葉を発することなく、荒い息を吐く。
瞳孔の開ききった瞳は、とうに正気を失っていた。
「……ッ」
その姿に、ランドルフはかつての自分を重ねる。
正気を失い、「魔獣」と成り果てた過去を……
「……ランドルフ、気を付けろ。当てられれば、君の『呪い』も活性化するかもしれない」
「……ああ。分かったよ。何があっても、正気を保たねぇとな……」
ランドルフはある程度、自身の中の「魔獣」との付き合い方を理解した。……とはいえ、一気に呪いが活性化してしまえばどうなるかは分からない。
あくまで、慎重に動く必要がある。
「私が近づければ、どうにか鎮められるか……?」
ディアナの呟きに対し、無邪気な声が辺りに響き渡る。
「アハハハハッ! 無理だよぉ! そこのオジサンとじゃ、負の感情の質も強さも違うんだからぁ!」
心から愉しそうに、「魔獣」……ルーナは嗤っていた。
「『魔獣』が生まれたのは人間が考えなしに自然をいじくりまくったせい。権力闘争はバカな人間たちがこぞってサル山のボスになりたがったせい。……ほんっとバカみたい。だから壊してやるの。殺してやるの!! 『人間』どもの所業を思えば、それくらいしたって良いよねぇ???」
「……クソッ」
ルーナの叫びに、ランドルフは返す言葉が思いつかなかった。「魔術」に関しては同じことを考えていたし、権力闘争についても、調べれば調べるほどうんざりしてくるような情報ばかりが見つかった。
それでも、ルーナの主張は肯定できない。それだけは確かなことだ。
「えー、とだな……。お前の言いたいことはわかるが、そういうのは良くねぇ!」
「……はぁ、マジでキミ、説教ヘッタクソだねぇ」
「ぐぐぅ……」
やれやれとばかりに「説教ヘッタクソ」で片付けられ、ぐうの音も出ないランドルフ。
「何を言っている。ランドルフ。私にはひとつも分からない」
「えっ?」
……が、ディアナはスッパリと言い切った。
思わず間抜けな声を出すランドルフをしり目に、彼女は淡々と語り始める。
「『魔術』の中には確かに自然に影響を及ぼすものもある。だが、研究が進むことで、より害が少なく益を生み出す術式も編み出されている。馬車や伝書鳩に実際の動物ではなく作り物を使用するのも、その一環だ」
ランドルフの脳裏に、いくつかの情景が蘇る。
思わずランドルフは「あー……なるほど」と、膝を打った。
「それに……様子を見るに、この土地で『魔獣』を増やしているのは君だろう? 『魔獣』の発生の原因が人間だとして、現在進行形で増やしている君がその咎を糾弾するのは、少し虫が良すぎる」
「そ、それは、バカな人間に復讐するためじゃん! 自分達が生み出したもので滅ぼされるのがいいんじゃんっ!!」
「……なるほど。それに関しては一応通したい理念がある、というわけか」
ふむ。と考え込み、ディアナは「では、次の論点に入っていいか」と尋ねる。
「……何。まだ言いたいことあるの?」
「権力闘争に関しては、目的と手段が入れ替わっているのは間違いない。本来、権力者を目指すことはそれ自体を目的とするべきではない。為政者となることで、何を成すかが重要だ」
「……そうだろうけど、その『権力者』達がバカやらかしてるわけでさぁ……」
ルーナの反論に、ディアナはわずかに金色の瞳を曇らせ、頷く。
「確かに、この土地の権力者達は良くない方向に舵を切ったようだ。……だが、君はこの世の何割が為政者になると考えている? 目指そうとしてもなれない者、そもそも目指す気すらない者もあまた存在する。更には、権力者と一言で言えど偉大な名君の話も残虐な暴君の話も、世の中にはどちらも数多く残されている。権力闘争を起こしたものを『人間』と括り、不特定多数を標的にした復讐を正当化するのは、凶暴な人喰い熊が一匹出ただけで、他の熊を意味もなく殺戮してもいいと言っているようなものだ」
「お、おお……」
ディアナの見事な反論に、ランドルフは感服した。
ランドルフが言いたいことも、おそらくだが、だいたい同じだった……のかも、しれない。
ディアナは人間界の常識には疎いが、妙に理屈っぽい傾向は以前からそうだった。……今後も言い争いはしない方が良さそうだな、と、ランドルフは静かに自分の胸に言い聞かせた。
「…………なんで、分かってくんないのさ」
ディアナの反論に、今度はルーナの方がぐうの音も出なかったらしい。
「なんで……なんでなんでなんで! 分かってくんないのさぁあ!!!」
……が、代わりに怒りを爆発させ、咆哮……いや、慟哭するように騒ぎ始めた。
「もう良いよ! ボクが殺せって言ったら、お兄ちゃんがみんな殺してくれる!!」
その声に、マーニの身体がぴくりと反応する。
操られるかのように視線が動き、焦点の合わなかった瞳がランドルフ達を見据えた。
「……しまった。この状態は、どうすればいいのか分からない……」
理屈が通じない相手に、狼狽えるディアナ。
今度は、ランドルフがニヤリと笑った。
「こうなりゃガキが駄々こねてるだけだ。やることは決まってる」
「決まってる、と言うと……?」
首を傾げるディアナに、ランドルフは自信たっぷりといった様子で言い放った。
「ぶん殴って止めるんだよ……!!」
何度も何度も。
何度も何度も何度も。
何度も何度も何度も何度も、少年は殺された。
少年が死ぬまで、彼らは殺し続けるつもりだったのだろう。
しかし……、惨殺が繰り返されるうち、目的は少年を「殺す」ことではなくなった。
彼らは少年を嬲り、弄び、蔑み、そうして悦んだ。
少年の心はいつしか、どす黒い憎しみに覆われた。「絶対に殺してやる」……と、煮え滾る復讐心を励みにし、少年は日々与えられる責め苦に耐えた。
来る日も来る日も殺された。
日が昇っても日が沈んでも殺された。
幾日幾週間幾ヶ月幾年が経ったのか分からないほどに殺された。
喉を引き裂かれた。胸や腹を刺し貫かれた。手足を切り刻まれた。猛毒を飲まされた。心臓を抉り出された。水に顔を押し付けられた。首を絞められた。何時間も殴打された。腸を引きずり出された。炎で炙られた。高所から突き落とされた。
少年の「神の眼」は、その最中にも悪意をまざまざと映し続けた。
歪んだ享楽を、理不尽な憂さ晴らしを、「オルブライト」の血筋に向けられた憎悪を……
気が遠くなるような日々に対し、「それ」が終わったのは一瞬だった。
少年は「眼」の力を駆使して情報を得、加害者一人一人にそっと疑心暗鬼の種を撒いた。
悪意が育まれていた土壌は簡単にそれを芽吹かせ、自分を殺し続けていた人間達はみな、仲間割れの末に殺し合った。
死体ばかりが転がる地下の牢獄を歩みながら、少年は吐き捨てた。
「たった一回ぽっちで死にやがって」……と。
不死たる少年はようやく地獄から抜け出し、当てどもなく歩き詰め……激しい頭痛に倒れた。
復讐を終えた時点で、彼の心はもう限界だった。残されたのは家族を理不尽に奪われ、殺され続けた悪夢のような記憶のみ。
少年は心を守るため、自分の記憶を封じた。
心の奥底に閉じ込め、固い、固い蓋をして……
***
「フーッ、フー……ッ」
黒髪の男は言葉を発することなく、荒い息を吐く。
瞳孔の開ききった瞳は、とうに正気を失っていた。
「……ッ」
その姿に、ランドルフはかつての自分を重ねる。
正気を失い、「魔獣」と成り果てた過去を……
「……ランドルフ、気を付けろ。当てられれば、君の『呪い』も活性化するかもしれない」
「……ああ。分かったよ。何があっても、正気を保たねぇとな……」
ランドルフはある程度、自身の中の「魔獣」との付き合い方を理解した。……とはいえ、一気に呪いが活性化してしまえばどうなるかは分からない。
あくまで、慎重に動く必要がある。
「私が近づければ、どうにか鎮められるか……?」
ディアナの呟きに対し、無邪気な声が辺りに響き渡る。
「アハハハハッ! 無理だよぉ! そこのオジサンとじゃ、負の感情の質も強さも違うんだからぁ!」
心から愉しそうに、「魔獣」……ルーナは嗤っていた。
「『魔獣』が生まれたのは人間が考えなしに自然をいじくりまくったせい。権力闘争はバカな人間たちがこぞってサル山のボスになりたがったせい。……ほんっとバカみたい。だから壊してやるの。殺してやるの!! 『人間』どもの所業を思えば、それくらいしたって良いよねぇ???」
「……クソッ」
ルーナの叫びに、ランドルフは返す言葉が思いつかなかった。「魔術」に関しては同じことを考えていたし、権力闘争についても、調べれば調べるほどうんざりしてくるような情報ばかりが見つかった。
それでも、ルーナの主張は肯定できない。それだけは確かなことだ。
「えー、とだな……。お前の言いたいことはわかるが、そういうのは良くねぇ!」
「……はぁ、マジでキミ、説教ヘッタクソだねぇ」
「ぐぐぅ……」
やれやれとばかりに「説教ヘッタクソ」で片付けられ、ぐうの音も出ないランドルフ。
「何を言っている。ランドルフ。私にはひとつも分からない」
「えっ?」
……が、ディアナはスッパリと言い切った。
思わず間抜けな声を出すランドルフをしり目に、彼女は淡々と語り始める。
「『魔術』の中には確かに自然に影響を及ぼすものもある。だが、研究が進むことで、より害が少なく益を生み出す術式も編み出されている。馬車や伝書鳩に実際の動物ではなく作り物を使用するのも、その一環だ」
ランドルフの脳裏に、いくつかの情景が蘇る。
思わずランドルフは「あー……なるほど」と、膝を打った。
「それに……様子を見るに、この土地で『魔獣』を増やしているのは君だろう? 『魔獣』の発生の原因が人間だとして、現在進行形で増やしている君がその咎を糾弾するのは、少し虫が良すぎる」
「そ、それは、バカな人間に復讐するためじゃん! 自分達が生み出したもので滅ぼされるのがいいんじゃんっ!!」
「……なるほど。それに関しては一応通したい理念がある、というわけか」
ふむ。と考え込み、ディアナは「では、次の論点に入っていいか」と尋ねる。
「……何。まだ言いたいことあるの?」
「権力闘争に関しては、目的と手段が入れ替わっているのは間違いない。本来、権力者を目指すことはそれ自体を目的とするべきではない。為政者となることで、何を成すかが重要だ」
「……そうだろうけど、その『権力者』達がバカやらかしてるわけでさぁ……」
ルーナの反論に、ディアナはわずかに金色の瞳を曇らせ、頷く。
「確かに、この土地の権力者達は良くない方向に舵を切ったようだ。……だが、君はこの世の何割が為政者になると考えている? 目指そうとしてもなれない者、そもそも目指す気すらない者もあまた存在する。更には、権力者と一言で言えど偉大な名君の話も残虐な暴君の話も、世の中にはどちらも数多く残されている。権力闘争を起こしたものを『人間』と括り、不特定多数を標的にした復讐を正当化するのは、凶暴な人喰い熊が一匹出ただけで、他の熊を意味もなく殺戮してもいいと言っているようなものだ」
「お、おお……」
ディアナの見事な反論に、ランドルフは感服した。
ランドルフが言いたいことも、おそらくだが、だいたい同じだった……のかも、しれない。
ディアナは人間界の常識には疎いが、妙に理屈っぽい傾向は以前からそうだった。……今後も言い争いはしない方が良さそうだな、と、ランドルフは静かに自分の胸に言い聞かせた。
「…………なんで、分かってくんないのさ」
ディアナの反論に、今度はルーナの方がぐうの音も出なかったらしい。
「なんで……なんでなんでなんで! 分かってくんないのさぁあ!!!」
……が、代わりに怒りを爆発させ、咆哮……いや、慟哭するように騒ぎ始めた。
「もう良いよ! ボクが殺せって言ったら、お兄ちゃんがみんな殺してくれる!!」
その声に、マーニの身体がぴくりと反応する。
操られるかのように視線が動き、焦点の合わなかった瞳がランドルフ達を見据えた。
「……しまった。この状態は、どうすればいいのか分からない……」
理屈が通じない相手に、狼狽えるディアナ。
今度は、ランドルフがニヤリと笑った。
「こうなりゃガキが駄々こねてるだけだ。やることは決まってる」
「決まってる、と言うと……?」
首を傾げるディアナに、ランドルフは自信たっぷりといった様子で言い放った。
「ぶん殴って止めるんだよ……!!」
0
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる