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第06章 伝説の剣
第11話 隣国へ
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さっさと用を済ませてユーを追いかけるつもりだったが、なんだかんだと小用が重なり、結局は一日潰れてしまった。
あと、エルダードワーフの里の場所を知ってると言ってたので、ゼパイルさんにも同行を願ってみたが、あっさり断られてしまった。
場所は聞いてたけど、実際に行った人の案内があった方がいいし、エルダードワーフとも面識があるみたいなので誘ってみたんだけどね。今は鍛冶仕事が忙しいと断られちゃったよ。
雇い主がいいから来てくれと言ってんのにね。おかしな話だよ。
でも、あの怒鳴ってばかりのドワーフのおっさん、鍛冶仕事はどの程度出来るんだ? 見たことは無いけど、商業ギルドのセシールさんが優秀だと言ってたし、ドワーフって鍛冶師ってイメージがあるからな。
渾身の作品の剣が魔剣になったとか、『封魔の剣』を作った事があるって言ってたから大丈夫じゃないかな?
『封魔の剣』がどの程度のものか分からないけど、凄そうだし、まずは出来上がった作品を見てからだな。
ま、【星の家】の子達が使う程度のものなら、どんなものでも問題ないでしょ。
翌朝、食事を終えるとクラマとマイアと共に出発準備を完了させた。
キッカはまだ帰って来てない。
迎えに行くのは吝かではないんだよ? でもね、行った先で長くなるのは目に見えてるじゃん?
もちろん、自分でやった事については責任は取らせて頂きますよ。でもね、帰って来てからでもいいと思うんだよね。
ここは、必殺『難問は先延ばし作戦』でいいと思うんだよ、うん。
少し待ったが帰って来るようすが無いので、院長先生にキッカへの伝言を頼んで、三人で出発した。これ以上遅くなると、後回しにしている全ての対応も遅れてしまうからだ。
もっと遅くてもいい案件もあるけど、そうも言ってられない。クラマとマイアも待ちきれなくてイラつき出してるから。
三頭の天馬にそれぞれ乗った俺達は北方の隣国ベルガンド王国に向けて旅立った。
目的地は国境を越えた先にある森の中。エルダードワーフの里である。
王都までを一日も掛からず往復できる天馬の速さなら丸一日も掛からず到着する事ができるだろう。
でもやんね。やってたまるか。あんな怖い思いは当分したくない。二度としなくてもいいと思ってる。それは天馬を駆る者としてどうかと思うが、今はまだ無理だ。
高高度を飛んでもらった事と、風圧は遮断してくれた事で速さはあまり感じなかった。目も瞑ってたしね。
でも、あの高さは無いわぁ~。絶対なしだって。
出発と同時に高く飛んで行こうとするクラマに慌てて待ったをかけたよ。
この周辺には人里も無いからね。【星の家】の皆は天馬達が飛べるのは知ってるし隠す意味も無い。だからと言って高く飛ぶ必要は無いのだよ。
だから森の上空五メートルぐらいを飛んでもらってる。偶に飛んでる高度より高い樹もあるけど、そんなのは避ければいいだけだ。
遠目に見れば樹の上を走ってるようにも見えるだろう。
俺としては凄く落ち着ける高さだ。
これなら少々スピードを上げてもらってもいいだろう。でも、こないだみたいな速さは勘弁だ。降りた後の脱力感が半端無いから。
口から魂が出る経験は始めてだった。実際には出てないと思うけどね。
そんなスピードでも馬よりは遥かに速い。一日走り続ければ二日先行したユーを追い抜いてしまいそうだ。
単純計算で相手はどんだけ早くても時速40キロ程度だろ。サラブレッドでも無いみたいだし、ずっと走り続けられるものでもないから馬を休憩させながらだしな。こっちはタマちゃんにも確認してみたけど、時速80~90キロ。しかも道など無視して一直線に進んでる。ホントに追い抜いちゃうかもしれないな。
ノワール達天馬に乗ってるとスピード感はあまり感じないんだ。だから時速を聞いた時に驚いて落ちそうになったよ。そんなに出てると思ってなかったんだから。
いつも通り、魔物に出会う事も無く、ただひたすらに目的地を目指して飛ぶ俺達三人。
いつも通りクラマは魔物にエンカウントしいないのが不満のようだが、そんなもの出会わない方がいいに決まってるのだ。
マイアもいつも通り静かにしてるけど、今日は森のすぐ上を飛んでるためか、いつもより周りを気にかけてるように見える。
森の精霊様だからね。森の現状確認でもやってるのかもしれない。どうやったらできるのかとか分かんないけどね。
だって周囲探知とか凄いからね。クラマもその点は凄いけど森の中だったらマイアには敵わないだろうな。
俺? 俺もそういう魔法書があったらすぐにできるようになるさ。
最近覚えた空間魔法ね。空間把握はちょっとできるんだけど、せいぜい半径一メートル程度だった。
そのエリアの中なら誰がいるとか分かるんだけど、実際に魔物が入った事が無いので分からない。クラマは分かったけど従者だし対象外かもしれないしね。
その範囲なら空間移動もできた。……あまり意味が無いのかもしれないけど。自分でもショボって思ったもん。
あと、空間収納もできた。……収納できるのはやはり同じ大きさ……収納バッグを持ってる俺には意味が無かった。出し入れの時にMPを消費する分だけでも、収納バッグの方がいい。収納バッグはMPを消費しないからね。
ま、魔法書の購入にお金が掛かったわけでもなし、収納の中で余ってた素材と交換しただけだからね。贅沢は言うまい、元々は魔法も諦めてたのだから。
ノワールでの移動も慣れたけど、流石にこのスピードで寝る勇気は無く、途中で食事休憩を一度入れた以外はずっと乗ってたけど眠れなかった。
街道を走ってた時なら眠れたのにな、空を飛んでる間は緊張で寝れなかったよ。
順調に進んだ先で国境を越えた。
もちろん線も引いてないし、壁があるわけでもない。これは地球と同じだ。一部では国境に柵があったりするようだけど、普通は無いからね。
街道沿いなら関所を作ったり、ゲートを作ったり、標識などで印は作れるけど、森の中なんてできないから適当だよね。
見張りの意味で誰かを住ませたりする場合もあるみたいだけど、国境線全部を見張る事なんてできるはずがない。
と思ってた。
だが、流石はファンタジー。こういうのは魔法で出来たみたいだ。
結界魔法の応用で結界石をある程度の間隔で置いて国境線を管理してたみたいだ。
タマちゃんが説明してくれたから分かったけど、知らないままなら全然気づかない所だったよ。
どうやったのかは知らないけど、タマちゃんが結界を無効化してくれたから、俺達はトラブルも無く国境線を越えた。
密入国者の完成だ。
これって犯罪になるんだよな? 犯罪鑑定の水晶で黒判定されちゃうんじゃないの?
街道を行って門を通った方がよかったんじゃないの?
そう思ってクラマとマイアに聞いてみたが、彼女達には元々国境なんて関係ないから罪の意識はゼロ。聞いた俺がバカだった。
人間の定めた国自体、彼女達には関係ないからね。
俺も念のため、タマちゃんに鑑定水晶を作ってもらって試してみた。判定は白。
これぐらいじゃ罪にならないって事なんだろうか。それとも結界をすり抜けたから問題ないとか? 基準がよく分からないね。
ゼパイルさんが地図に印した○部分あたりに到着。
まだ日が暮れるにはまだ少し時間がある。
だいたい八時間ぐらい掛かったか。ここはまだ目的地ではないけどね。でも、目的地には近い場所だと思う。
あとはエルダードワーフの里を見つけるだけだけど……
やっぱり衛星の出番だよな。
『タマちゃん、エルダードワーフの里を探してほしいんだけど』
『はい、もう発見済みです。すぐに向かいますか?』
おお! さすが衛星! タマちゃんが来てから更に優秀になってない? ホント頼りになります。
『ちなみにユーの場所は分かる?』
『はい。もうエルダードワーフの里内にいるようです』
『え? もういるの? 早っ!』
ユーの事は絶対に追い抜いたと思ってたけど、既に到着済みとは…勇者、侮り難し。
だったら俺達もさっさと里に向かうか。
「クラマにマイア、ユーはもう到着してるかも。俺達もこのまま行っちゃう? それとも、今日はもうすぐ陽が暮れるから、明日の朝にする?」
「明日でいいであろ。妾は少し探索してくるぞえ」
「そうですね、明日でいいと思います」
クラマはもういなくなっていた。
マイアもいつの間にかいない。
あいつら、いつも何しに行くんだろ。必ずどっか行くよね。
マーキング的な何かなんだろうか。聞いたら教えてくれるかな。今晩にでも聞いてみよう。
それから野営の準備に入る。と言っても収納から小屋を出すだけ。他にはする事が無い。
食事も衛星に言えばいいだけだから、俺は何もする事が無い。
偶には俺が食材調達なんか……無理だな。魔物や凶暴な野生動物に出会った事が無いのに、どうやって調達する気だよって話だ。
魚釣りとか? 川なんか周りに無さそうだな。
木の実? 種類なんかよく分かんないし、クラマが肉無しの食事を許すはずが無い。
……やっぱり無理だな。だったら魔法や弓矢の練習でもしとこかな。
ガサガサ
茂みが揺れる。
ん? クラマでも戻ってきたかな?
ガサガサっと茂みから出てきた者を確認して一言。
「小っさ!」
いやいや、小さくは無いんだ。おっさんなんだけど、背が低いんだ。クラマかマイアだと思ってたから、身長の低さについ「小っさ」って言ってしまった。
背は低いが横幅はかなり広いおっさんだった。ゼパイルさんもガタイはいいが背が低かったから体つきが似ているのでドワーフなのかもしれない。
あっ、髪の毛が青い。だったらエルダードワーフなのかも。
―――――――――――――――――――――――――――
すみません。遅くなりました。
GWは呆けてました。ダラダラです。
あと、エルダードワーフの里の場所を知ってると言ってたので、ゼパイルさんにも同行を願ってみたが、あっさり断られてしまった。
場所は聞いてたけど、実際に行った人の案内があった方がいいし、エルダードワーフとも面識があるみたいなので誘ってみたんだけどね。今は鍛冶仕事が忙しいと断られちゃったよ。
雇い主がいいから来てくれと言ってんのにね。おかしな話だよ。
でも、あの怒鳴ってばかりのドワーフのおっさん、鍛冶仕事はどの程度出来るんだ? 見たことは無いけど、商業ギルドのセシールさんが優秀だと言ってたし、ドワーフって鍛冶師ってイメージがあるからな。
渾身の作品の剣が魔剣になったとか、『封魔の剣』を作った事があるって言ってたから大丈夫じゃないかな?
『封魔の剣』がどの程度のものか分からないけど、凄そうだし、まずは出来上がった作品を見てからだな。
ま、【星の家】の子達が使う程度のものなら、どんなものでも問題ないでしょ。
翌朝、食事を終えるとクラマとマイアと共に出発準備を完了させた。
キッカはまだ帰って来てない。
迎えに行くのは吝かではないんだよ? でもね、行った先で長くなるのは目に見えてるじゃん?
もちろん、自分でやった事については責任は取らせて頂きますよ。でもね、帰って来てからでもいいと思うんだよね。
ここは、必殺『難問は先延ばし作戦』でいいと思うんだよ、うん。
少し待ったが帰って来るようすが無いので、院長先生にキッカへの伝言を頼んで、三人で出発した。これ以上遅くなると、後回しにしている全ての対応も遅れてしまうからだ。
もっと遅くてもいい案件もあるけど、そうも言ってられない。クラマとマイアも待ちきれなくてイラつき出してるから。
三頭の天馬にそれぞれ乗った俺達は北方の隣国ベルガンド王国に向けて旅立った。
目的地は国境を越えた先にある森の中。エルダードワーフの里である。
王都までを一日も掛からず往復できる天馬の速さなら丸一日も掛からず到着する事ができるだろう。
でもやんね。やってたまるか。あんな怖い思いは当分したくない。二度としなくてもいいと思ってる。それは天馬を駆る者としてどうかと思うが、今はまだ無理だ。
高高度を飛んでもらった事と、風圧は遮断してくれた事で速さはあまり感じなかった。目も瞑ってたしね。
でも、あの高さは無いわぁ~。絶対なしだって。
出発と同時に高く飛んで行こうとするクラマに慌てて待ったをかけたよ。
この周辺には人里も無いからね。【星の家】の皆は天馬達が飛べるのは知ってるし隠す意味も無い。だからと言って高く飛ぶ必要は無いのだよ。
だから森の上空五メートルぐらいを飛んでもらってる。偶に飛んでる高度より高い樹もあるけど、そんなのは避ければいいだけだ。
遠目に見れば樹の上を走ってるようにも見えるだろう。
俺としては凄く落ち着ける高さだ。
これなら少々スピードを上げてもらってもいいだろう。でも、こないだみたいな速さは勘弁だ。降りた後の脱力感が半端無いから。
口から魂が出る経験は始めてだった。実際には出てないと思うけどね。
そんなスピードでも馬よりは遥かに速い。一日走り続ければ二日先行したユーを追い抜いてしまいそうだ。
単純計算で相手はどんだけ早くても時速40キロ程度だろ。サラブレッドでも無いみたいだし、ずっと走り続けられるものでもないから馬を休憩させながらだしな。こっちはタマちゃんにも確認してみたけど、時速80~90キロ。しかも道など無視して一直線に進んでる。ホントに追い抜いちゃうかもしれないな。
ノワール達天馬に乗ってるとスピード感はあまり感じないんだ。だから時速を聞いた時に驚いて落ちそうになったよ。そんなに出てると思ってなかったんだから。
いつも通り、魔物に出会う事も無く、ただひたすらに目的地を目指して飛ぶ俺達三人。
いつも通りクラマは魔物にエンカウントしいないのが不満のようだが、そんなもの出会わない方がいいに決まってるのだ。
マイアもいつも通り静かにしてるけど、今日は森のすぐ上を飛んでるためか、いつもより周りを気にかけてるように見える。
森の精霊様だからね。森の現状確認でもやってるのかもしれない。どうやったらできるのかとか分かんないけどね。
だって周囲探知とか凄いからね。クラマもその点は凄いけど森の中だったらマイアには敵わないだろうな。
俺? 俺もそういう魔法書があったらすぐにできるようになるさ。
最近覚えた空間魔法ね。空間把握はちょっとできるんだけど、せいぜい半径一メートル程度だった。
そのエリアの中なら誰がいるとか分かるんだけど、実際に魔物が入った事が無いので分からない。クラマは分かったけど従者だし対象外かもしれないしね。
その範囲なら空間移動もできた。……あまり意味が無いのかもしれないけど。自分でもショボって思ったもん。
あと、空間収納もできた。……収納できるのはやはり同じ大きさ……収納バッグを持ってる俺には意味が無かった。出し入れの時にMPを消費する分だけでも、収納バッグの方がいい。収納バッグはMPを消費しないからね。
ま、魔法書の購入にお金が掛かったわけでもなし、収納の中で余ってた素材と交換しただけだからね。贅沢は言うまい、元々は魔法も諦めてたのだから。
ノワールでの移動も慣れたけど、流石にこのスピードで寝る勇気は無く、途中で食事休憩を一度入れた以外はずっと乗ってたけど眠れなかった。
街道を走ってた時なら眠れたのにな、空を飛んでる間は緊張で寝れなかったよ。
順調に進んだ先で国境を越えた。
もちろん線も引いてないし、壁があるわけでもない。これは地球と同じだ。一部では国境に柵があったりするようだけど、普通は無いからね。
街道沿いなら関所を作ったり、ゲートを作ったり、標識などで印は作れるけど、森の中なんてできないから適当だよね。
見張りの意味で誰かを住ませたりする場合もあるみたいだけど、国境線全部を見張る事なんてできるはずがない。
と思ってた。
だが、流石はファンタジー。こういうのは魔法で出来たみたいだ。
結界魔法の応用で結界石をある程度の間隔で置いて国境線を管理してたみたいだ。
タマちゃんが説明してくれたから分かったけど、知らないままなら全然気づかない所だったよ。
どうやったのかは知らないけど、タマちゃんが結界を無効化してくれたから、俺達はトラブルも無く国境線を越えた。
密入国者の完成だ。
これって犯罪になるんだよな? 犯罪鑑定の水晶で黒判定されちゃうんじゃないの?
街道を行って門を通った方がよかったんじゃないの?
そう思ってクラマとマイアに聞いてみたが、彼女達には元々国境なんて関係ないから罪の意識はゼロ。聞いた俺がバカだった。
人間の定めた国自体、彼女達には関係ないからね。
俺も念のため、タマちゃんに鑑定水晶を作ってもらって試してみた。判定は白。
これぐらいじゃ罪にならないって事なんだろうか。それとも結界をすり抜けたから問題ないとか? 基準がよく分からないね。
ゼパイルさんが地図に印した○部分あたりに到着。
まだ日が暮れるにはまだ少し時間がある。
だいたい八時間ぐらい掛かったか。ここはまだ目的地ではないけどね。でも、目的地には近い場所だと思う。
あとはエルダードワーフの里を見つけるだけだけど……
やっぱり衛星の出番だよな。
『タマちゃん、エルダードワーフの里を探してほしいんだけど』
『はい、もう発見済みです。すぐに向かいますか?』
おお! さすが衛星! タマちゃんが来てから更に優秀になってない? ホント頼りになります。
『ちなみにユーの場所は分かる?』
『はい。もうエルダードワーフの里内にいるようです』
『え? もういるの? 早っ!』
ユーの事は絶対に追い抜いたと思ってたけど、既に到着済みとは…勇者、侮り難し。
だったら俺達もさっさと里に向かうか。
「クラマにマイア、ユーはもう到着してるかも。俺達もこのまま行っちゃう? それとも、今日はもうすぐ陽が暮れるから、明日の朝にする?」
「明日でいいであろ。妾は少し探索してくるぞえ」
「そうですね、明日でいいと思います」
クラマはもういなくなっていた。
マイアもいつの間にかいない。
あいつら、いつも何しに行くんだろ。必ずどっか行くよね。
マーキング的な何かなんだろうか。聞いたら教えてくれるかな。今晩にでも聞いてみよう。
それから野営の準備に入る。と言っても収納から小屋を出すだけ。他にはする事が無い。
食事も衛星に言えばいいだけだから、俺は何もする事が無い。
偶には俺が食材調達なんか……無理だな。魔物や凶暴な野生動物に出会った事が無いのに、どうやって調達する気だよって話だ。
魚釣りとか? 川なんか周りに無さそうだな。
木の実? 種類なんかよく分かんないし、クラマが肉無しの食事を許すはずが無い。
……やっぱり無理だな。だったら魔法や弓矢の練習でもしとこかな。
ガサガサ
茂みが揺れる。
ん? クラマでも戻ってきたかな?
ガサガサっと茂みから出てきた者を確認して一言。
「小っさ!」
いやいや、小さくは無いんだ。おっさんなんだけど、背が低いんだ。クラマかマイアだと思ってたから、身長の低さについ「小っさ」って言ってしまった。
背は低いが横幅はかなり広いおっさんだった。ゼパイルさんもガタイはいいが背が低かったから体つきが似ているのでドワーフなのかもしれない。
あっ、髪の毛が青い。だったらエルダードワーフなのかも。
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すみません。遅くなりました。
GWは呆けてました。ダラダラです。
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詳細は近況ボードをご覧ください。
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