【完結】ベイビーダーリン ~スパダリ俳優は、僕の前でだけ赤ちゃん返りする~

粗々木くうね

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13 翌日④ 交わる〜エロガキでごめんね?〜 ※R-18

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胸全体を両手でそっと包み込むように、すくい上げる。

やさしく、ゆっくりと揉みしだくたびに、
手のひらに吸い込まれていくような、あたたかくてやわらかな感触。
レンがうっとりとした声で、ぽつりと呟いた。

「椋のおっぱい、ふわふわで……美味しそう」

その声色に、ぞくりと背筋が粟立つ。
見上げると、上気したレンの目が、じっと自分を見つめていた。
ほんのり上気して、熱を含んだそのまなざしに、どうしたって期待に胸が高鳴ってしまう。

「……ねぇ、見ててね?」

の囁きと同時に、吐息をまとった唇が椋の右胸に触れた。

「ふぁ……っ、ちょ、まっ……てえ……」

はむ、と甘く包み込むように、レンの唇が乳輪を咥える。
舌先が、ちろっ、ちろっ、と小さく乳首を突くたびに――

「や……っ、あ、あぁ……」

もどかしい熱が、じわじわと体の奥へと広がっていく。

(こんなの……まるで、)

レンの動きは、どこか甘えるようで。
その姿はまるで、母乳を求める赤子のようにも見えた。

思いがけず胸の奥がきゅうっとなって、
ないはずの“母性”が、不意にあふれてくる。

目の前のレンが、あまりにも愛おしくて――
椋は自然と、レンの頭をそっと撫でていた。

あぁ、なんて、愛しい……。

そう思った、その瞬間。

「ああっ……!」

左胸に、甘く鋭い痛みが走る。
レンの指先が、乳首をきゅっと強めにつねったのだった。

思わず背筋が反り、膝がぎゅっと震える。
けれどすぐに、その場所へレンの唇がふわりとふれる。
舌先で、ちろちろと愛撫するように――まるで「ごめんね」とでも言うように、何度も、何度も舌を這わせる。

最初は、乳輪の周りを円を描くようになぞっていたのに、
じわじわと中心へと近づいて――

やがて、赤く熟れた乳首を、舌の腹でとろりと舐めあげる。

「はうっ、や……っ、んっ……」

快楽の波が押し寄せてきて、思思わず腰がふわりと浮きかける。
必死で耐えていると――今度は、右胸にまた甘い痛みが走った。

片方をしゃぶられながら、もう片方が、またつねられている。
左右交互に責められる感覚に、椋の思考はどんどん霞んでいった。

(さっきまで、あんなに可愛かったのに……)

さっきまで、無垢な赤子のように甘えてきたはずなのに。今はまるで、行き場のない熱をぶつけてくる、思春期の男の子のようだ。

愛しさと、戸惑いと、昂ぶりと――
いろんな感情がないまぜになって、頭の中がぐちゃぐちゃになる。

(あれ?この子は、いつの間にこんなふうに“男”の顔をするようになったんだろう……)

そんな疑問が浮かんだ頃には、もう考える余裕なんて残っていなかった。
レンがふいに顔を寄せて、耳元でそっと囁く。

「ごめんね……とんだエロガキに育っちゃって」

「あっ……レンっ、んあ……っ」

その甘く低い囁きが鼓膜をくすぐった瞬間、
快感が、一気に決壊した。

「あっ……やっ、レン、離して……っ! いや、あっ……ぁあ!」

小さな悲鳴とともに、椋の身体がビクンと跳ねた。
その直後、ふっと力が抜ける。
張り詰めていた糸が、音もなくぷつりと切れたようだった。
なのに、腰だけが名残を引くように、ピクピクと小さく痙攣を繰り返していて。

やがて、椋はゆっくりと重力に従って――
そのままレンの胸元へ、ことんと身を預けた。

「はぁっ……はぁ……」

肩で息をしながら、椋は力なく目を閉じる。
レンが椋の髪を撫でながら、くすりと笑う。

「椋……すごいね。おっぱいだけでイっちゃったんだ」

その声に、椋の背筋が羞恥でぴくりと震える。

「あっ……レン、っ」

止めようと手を伸ばすより早く、レンの指先がすっと椋のズボンの中に滑り込んだ。
中を確かめるように指が動き、濡れた布地にふれた瞬間、その動きがふと止まる。

「……ほんとに、ぐっしょりだ」

椋は思わず身をよじるが、さっきの快感の名残がまだ残っていて、思うように身体に力が入らない。

「れ、レン……それ、やだぁ……」

そんな椋の反応を見ながら、レンがふわっと笑って言う。

「ぬるぬるして気持ち悪いでしょ。……脱いじゃおっか」

そう言うや否や下着ごと脱がされ一糸纏わぬ姿になる。
自分だけ裸の状態に恥ずかしくてベッドの上で体をくねらせる椋。
その初な様子と、しとどに濡れた下半身との卑猥なコントラストにレンは内心興奮しっぱなしだ。

「椋、次はどうしたい? おちんちん、触ってほしい? それとも……」

「ひ、うっ……!」

「――おしりのほうがいい、かな?」

レンの指先がするりと後ろを撫でる。
時折くに、くに、と侵入してきそうな動きが、もどかしく刺激してくる。

「あっ、あ……あぁっ! ……え、っと……」

必死で言葉を探している椋の目は、快感に潤んでいた。

「おしり、が……いいんだけど……」

恥じらいを含んだ声が、そっと空気を震わせた。

「レンの……おちんちんも、舐めたい……どっちも……だめ?」

(ほんと、君ってば……)

こんなに無垢で、でもどこまでも艶やかで、レンの理性は音を立てて崩れそうだった。
それでも、ぎりぎりのところで笑顔を保ち、椋の頬にそっと触れる。

「椋、欲張りさんだね……でも嬉しい。どっちも、叶えてあげようね」

「んぅ……?」

不安と甘えが入り混じった声で、椋が問いかける。

「一緒に、ね?」

レンはその唇にそっとキスを落とした。
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