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第89話 コスタリア貧民街の日常5
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さてと・・・話はまとまったようだし今日のところは一旦帰りますか
「ふ~、今日も充実した一日だったっス。そろそろ戻りますか・・・っス」
丁度ライアンの奴も奥から戻ってきた
先週もだが、いちいち打合せのあとにお風呂入ってくるなよ
シスターも毎回付き合わされて疲れた顔をしているじゃないか
「ライアン様、もうお帰りになられるのですね、淋しいです」
シスターが悲しそうに見つめながらライアンへ書類を渡している
「ライアン様、今週もお越しくださり皆も喜んでおります。あなた様が来られるようになって貧民街も明るくなりました、今後はより一層の発展をもってご恩をお返ししていく所存であります。ライアン様もどうぞこれからも見守ってくださいませ」
会計士のお兄さんが隣りでうやうやしくお礼を言いながら説明している
「これは貧民街の今後の街並みを計画書にしてまとめた書類であります。お手数をおかけいたしますがご領主様の元へ届けていただきたく」
「う~っス。渡すだけでいいっスか?」
「はい、詳しい内容はこちらでまとめてありますのでお帰りの際にただお渡しいただくだけでよろしいかと」
「中味は知らないっスけど、まぁ渡すだけならお安い御用っス」
くくく、この手の書類は誰が持ってきたのかで印象がかなり変わるからな
コスタリア家も5男とはいえ公爵家の人間が正式に署名した書類を簡単に却下は出来ないだろう
・・・奥方様がちゃんと書類に目を通しているかは疑問が残るが
「ゴブ~」(テト~、また遊びにくるゴブ~)
「は~い、また来週きてね~約束だよ~」
「ちゅ、ちゅ~」
肩に乗ったねずみのチュー太も元気にあいさつしてきた
何か灰色だったのが白く変色している
そういえば聖魔法で強化してあげたんだっけ
拒否反応とかじゃないよね?
元気そうだから大丈夫だな、何か淡く光っているような気もするけど
体力だけでなく知能レベルまで強化されてたりして・・・まぁそんなことは無いか
「さぁて、忙しくなりますよ。まずは教会前の家を壊して道路を拡げましょうか。立ち退いた住人には優先的にメイン道路の出店の権利を与えることにすれば反対はしないでしょう。そして教会のまわりも大浴場と休憩、宿泊施設の土地として買い上げなければいけませんね・・・結果としては貧民街の半分以上は立ち退き、解体が必要ですか・・・まぁ聖女アイラ様とミセッティ様の威光があれば問題ないでしょう」
そして2,3日後には会計士の予想通り住人たちが自ら進んで立ち退きあっという間に広大な土地を確保できたのだった
「元々ここに何の価値も無かったんじゃ・・・アイラ様のご意思に従いますじゃ」
「こんなボロ屋があるより皆が幸せになる施設ができるならその方がよいですわ」
「ライラちゃんがボスになってからこの街は本当に良くなっているわ」
「なんでも公爵の若旦那を体をもって虜にしているとか、私たちも負けられないわ」
~~~~~~~
「奥方様~、なんだか貧民街で大きな工事をしているそうです~」
「ふ~ん、少しはきれいになるのかしら。嵐がくる度に家が壊れて苦労しているって聞いたことはあるけど他の区域の手前もあって特別扱いできないのよね~。教会と孤児院に少しの援助をしてるくらいだったかしら」
「わざわざ治安の悪い場所に行かないのでよく分かりませんが貧民街を仕切っているボスが変わったとか、でも誰も顔を見たことないとか~」
ぽんこつマリーが奥方様と貧民街の工事のことを噂している
奥方様もマリーも貧民街に何ができるか分かっていないようだ
3日前に書類に承認の刻印を押していただろうに・・・
「ゴブ~」(やっぱり書類をちゃんと見てないゴブ)
貧民の街に大浴場ができるといってもほぼ関係ないからしょうがないか
そして確かにドノバンや会計士さんはいるけどボスさんは見たことが無いな
まぁ街を支配しているボスなんて雲の上の存在に会ってもしょうがないけど
「それはそうとお仕事も終わったしお茶にしましょう、ミセッティちゃんも終わりそうかしら~?今日は”おせんべい”っていう新作のお菓子よ~」
「ゴブ~」(もう少しで終わるゴブ~)
わたしは今は税の集計の仕事だけではすぐに終わってしまうため、さらにコスタリア家に提出される様々な陳情書などの仕分けを行っているのだ
わたしの前には4つの箱があって書類の内容ごとに分けていく
1 重要な案件 領主の決裁を仰ぐべき内容、もしくは金貨100枚以上の案件
2 必要な案件 予算も含めて即承認して実行するべき内容
3 再検討な案件 必要ではあるが要求している予算などに再検討が必要な内容
4 却下する案件 不要と思われる内容
辺境とはいえ領ともなれば毎日いろいろな要望がくるもんだゴブ
奥方様に全ての書類がまわっても時間の無駄のため重要な案件だけにしていくのだ
まぁ大きな予算が必要な重要な案件は滅多にでてこないけどな・・・
西門の扉の動きがとても悪い、修繕したい 金貨15枚
「ゴブ」(2だゴブ)
新作の防具のためにアダマンタイトを調達したい 金貨50枚
「ゴ~ブ」(う~ん3かな)
離れの客間の内装と家具を新しくしたい 金貨70枚
「ゴブー」(離れってあの逢引き用の屋敷だろ!却下!4だゴブ)
新たなメニューを開発のため食材を調達したい 金貨30枚
「ゴブ」(それは必要ゴブ、2)
王都で新作の紅茶が入荷したそうです~ 金貨3枚
「ゴブ」(まぁ、必要でしょうな、2ゴブ)
予算の要望書とは別に許可だけ申請してくる書類も同じように仕分けしている
少し前に貧民街の開発の許可の書類も2の箱に突っ込んでおいたし
ふぅ~、知力1だから深く考えることは苦手だってのに・・・
「ミセッティー!まだ終わらないのー?紅茶を入れちゃうわよ~」
「ゴブゴブ~」(分かっているゴブー、もう終わるゴブ~)
今日のお菓子はおせんべいでした、醤油ってもう再現されているんですね
そういえばみたらし団子もすでにあったもんな~
カリっと固焼きにした歯ごたえに香ばしい醤油の風味がたまりませんな~
ちなみに奥方様とマリーには不評でした
食べた瞬間チベットスナギツネのような冷めた目をしていたゴブ
たしかに甘い紅茶には壊滅的に合わないですけどね
転生者の誰かが緑茶とかもう出してそうだけどな~紅茶より簡単な製法だったはず
早く今週も仕事をきっちり終わらせて週末にテトのところに遊びに行こうゴブ
「ふ~、今日も充実した一日だったっス。そろそろ戻りますか・・・っス」
丁度ライアンの奴も奥から戻ってきた
先週もだが、いちいち打合せのあとにお風呂入ってくるなよ
シスターも毎回付き合わされて疲れた顔をしているじゃないか
「ライアン様、もうお帰りになられるのですね、淋しいです」
シスターが悲しそうに見つめながらライアンへ書類を渡している
「ライアン様、今週もお越しくださり皆も喜んでおります。あなた様が来られるようになって貧民街も明るくなりました、今後はより一層の発展をもってご恩をお返ししていく所存であります。ライアン様もどうぞこれからも見守ってくださいませ」
会計士のお兄さんが隣りでうやうやしくお礼を言いながら説明している
「これは貧民街の今後の街並みを計画書にしてまとめた書類であります。お手数をおかけいたしますがご領主様の元へ届けていただきたく」
「う~っス。渡すだけでいいっスか?」
「はい、詳しい内容はこちらでまとめてありますのでお帰りの際にただお渡しいただくだけでよろしいかと」
「中味は知らないっスけど、まぁ渡すだけならお安い御用っス」
くくく、この手の書類は誰が持ってきたのかで印象がかなり変わるからな
コスタリア家も5男とはいえ公爵家の人間が正式に署名した書類を簡単に却下は出来ないだろう
・・・奥方様がちゃんと書類に目を通しているかは疑問が残るが
「ゴブ~」(テト~、また遊びにくるゴブ~)
「は~い、また来週きてね~約束だよ~」
「ちゅ、ちゅ~」
肩に乗ったねずみのチュー太も元気にあいさつしてきた
何か灰色だったのが白く変色している
そういえば聖魔法で強化してあげたんだっけ
拒否反応とかじゃないよね?
元気そうだから大丈夫だな、何か淡く光っているような気もするけど
体力だけでなく知能レベルまで強化されてたりして・・・まぁそんなことは無いか
「さぁて、忙しくなりますよ。まずは教会前の家を壊して道路を拡げましょうか。立ち退いた住人には優先的にメイン道路の出店の権利を与えることにすれば反対はしないでしょう。そして教会のまわりも大浴場と休憩、宿泊施設の土地として買い上げなければいけませんね・・・結果としては貧民街の半分以上は立ち退き、解体が必要ですか・・・まぁ聖女アイラ様とミセッティ様の威光があれば問題ないでしょう」
そして2,3日後には会計士の予想通り住人たちが自ら進んで立ち退きあっという間に広大な土地を確保できたのだった
「元々ここに何の価値も無かったんじゃ・・・アイラ様のご意思に従いますじゃ」
「こんなボロ屋があるより皆が幸せになる施設ができるならその方がよいですわ」
「ライラちゃんがボスになってからこの街は本当に良くなっているわ」
「なんでも公爵の若旦那を体をもって虜にしているとか、私たちも負けられないわ」
~~~~~~~
「奥方様~、なんだか貧民街で大きな工事をしているそうです~」
「ふ~ん、少しはきれいになるのかしら。嵐がくる度に家が壊れて苦労しているって聞いたことはあるけど他の区域の手前もあって特別扱いできないのよね~。教会と孤児院に少しの援助をしてるくらいだったかしら」
「わざわざ治安の悪い場所に行かないのでよく分かりませんが貧民街を仕切っているボスが変わったとか、でも誰も顔を見たことないとか~」
ぽんこつマリーが奥方様と貧民街の工事のことを噂している
奥方様もマリーも貧民街に何ができるか分かっていないようだ
3日前に書類に承認の刻印を押していただろうに・・・
「ゴブ~」(やっぱり書類をちゃんと見てないゴブ)
貧民の街に大浴場ができるといってもほぼ関係ないからしょうがないか
そして確かにドノバンや会計士さんはいるけどボスさんは見たことが無いな
まぁ街を支配しているボスなんて雲の上の存在に会ってもしょうがないけど
「それはそうとお仕事も終わったしお茶にしましょう、ミセッティちゃんも終わりそうかしら~?今日は”おせんべい”っていう新作のお菓子よ~」
「ゴブ~」(もう少しで終わるゴブ~)
わたしは今は税の集計の仕事だけではすぐに終わってしまうため、さらにコスタリア家に提出される様々な陳情書などの仕分けを行っているのだ
わたしの前には4つの箱があって書類の内容ごとに分けていく
1 重要な案件 領主の決裁を仰ぐべき内容、もしくは金貨100枚以上の案件
2 必要な案件 予算も含めて即承認して実行するべき内容
3 再検討な案件 必要ではあるが要求している予算などに再検討が必要な内容
4 却下する案件 不要と思われる内容
辺境とはいえ領ともなれば毎日いろいろな要望がくるもんだゴブ
奥方様に全ての書類がまわっても時間の無駄のため重要な案件だけにしていくのだ
まぁ大きな予算が必要な重要な案件は滅多にでてこないけどな・・・
西門の扉の動きがとても悪い、修繕したい 金貨15枚
「ゴブ」(2だゴブ)
新作の防具のためにアダマンタイトを調達したい 金貨50枚
「ゴ~ブ」(う~ん3かな)
離れの客間の内装と家具を新しくしたい 金貨70枚
「ゴブー」(離れってあの逢引き用の屋敷だろ!却下!4だゴブ)
新たなメニューを開発のため食材を調達したい 金貨30枚
「ゴブ」(それは必要ゴブ、2)
王都で新作の紅茶が入荷したそうです~ 金貨3枚
「ゴブ」(まぁ、必要でしょうな、2ゴブ)
予算の要望書とは別に許可だけ申請してくる書類も同じように仕分けしている
少し前に貧民街の開発の許可の書類も2の箱に突っ込んでおいたし
ふぅ~、知力1だから深く考えることは苦手だってのに・・・
「ミセッティー!まだ終わらないのー?紅茶を入れちゃうわよ~」
「ゴブゴブ~」(分かっているゴブー、もう終わるゴブ~)
今日のお菓子はおせんべいでした、醤油ってもう再現されているんですね
そういえばみたらし団子もすでにあったもんな~
カリっと固焼きにした歯ごたえに香ばしい醤油の風味がたまりませんな~
ちなみに奥方様とマリーには不評でした
食べた瞬間チベットスナギツネのような冷めた目をしていたゴブ
たしかに甘い紅茶には壊滅的に合わないですけどね
転生者の誰かが緑茶とかもう出してそうだけどな~紅茶より簡単な製法だったはず
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