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第104話 招かざる客11
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「次は武力、どちらが強いか試合で勝負ですわ!」
シンシアお嬢様が次の勝負の方法を宣言されました
「まだ続けるのですね・・・」
アイラお嬢様がもうめんどくさい表情を隠そうとしていない
公爵令嬢様に対して不敬ですよ?
「くぅ、こうなったら中途半端にご機嫌をとっても意味がないですぅ、武力で鳴らす軍派閥が試合に負けては恥ですぅ、こうなったら公爵家でも遠慮なくコテンパンにしちゃってくださいですぅ」
マリーの奴、何かが振り切って自分が何を言っているかもう分かっていないな
「マリーの不敬な発言は無視するとして・・・一部言っていることも間違ってはいませんわね。国の存続維持を担う私たち軍派閥が闘いで負けて軟弱なところをさらす訳にはいきませんわ。ミセッティ、今度こそ分かっていますわよね?」
「ゴブ~」(そうはいってもわたしは最弱種族のゴブリンだし)
「うらぁ~、ゴブリンだからって舐めてたらひどい目にあいますから~コスタリア家の、軍派閥の武力を見せてやりますから~かかってくるですぅ」
とりあえずこのバグり始めたマリーを黙らせてくれ
「ふふふ、さすがは武力のみで国を支える軍派閥です、良き気迫ですわ、ケット・シー、今度こそ醜態をさらさずにしっかりと務めるのですよ」
「っにゃ~!ゴブリンは何度も狩っているにゃ!群れで来ても大丈夫だにゃ!」
ケット・シーが両手の爪をにょきっと出してやる気まんまんになっている
「・・・ミセッティ、負けたらお母様に怒られますわ、勝つ見込みありますの?」
「ゴブ~」(いや種族的に無理でしょ、しかも1対1じゃ絶対負けますって)
「やはりそうですよね。カタリナ、ポーション花瓶を用意しておいて」
説明しよう!ポーション花瓶とはその名の通りにポーション液をいっぱいまで流し込んだ大きめの花瓶である
わたしが聖魔法の使い過ぎなどで全身やけどを負った時などにそのままわたしを花瓶の中に放り込むことで手軽に回復させることが出来るのだ
(そのまま持ち運びも可)
「それでは・・・立ち会い人としてコスタリア家からは私カタリナが、マウントヒル家からは執事長のハンバー様でよろしいでしょうか」
「うむ、承知した。公平な審判を約束いたします」
わたし達はサロンから出て屋内演習場へと場所を変えることにした
朝の修練がだいぶ前に終わって兵士さん達はすでに自分の持ち場に行っているらしく残っているのは自主練に励む非番やヒマで時間をつぶしている奴だけだ
「おっすー、今日はミセッティが闘うッスかー、珍しいっスね」
そう、ライアン、お前みたいなヒマ人がな!
闘わされるこっちの気も知らずに相変わらず呑気な奴だ
「武器は好きなものをどうぞ、修練場にある木製の得物を使ってください」
「っにゃー、わたしは武器は使わなくていいにゃ。天然の研ぎすまされた爪があれば充分なのにゃ」
「ゴブ・・・」(ふう・・・じゃあわたしは定番のショートソードでいいゴブ)
ゴブリンのイメージはサビて血に汚れたショートソードでしょうな
ショートソード装備したこと無いけど
わたしとケット・シーは中央で10mくらい離れて向かいあって立会人の号令を待つ
少しざわついていたギャラリーも喋るのをやめてシン・・・と静かになった
まるで騎士同士の果し合いみたいになってきたゴブ
「それでは双方、一歩前へ・・・一礼して、始め!」
お互いに目を合わせながら一礼をした、と同時にケット・シーが走り込んできた
「んにゃあ!先手必勝にゃ!」
「ミセッティ!」
アイラお嬢様が少し大きな声で叫ぶ、大丈夫!この展開は読んでいましたよ
「ゴブッ」(オラッくらいやがれっ)
わたしは持っていた木製ショートソードをケット・シーの足元に投げつけた
「にゃにゃ!?あぶないにゃ!」
ケット・シーは慌てて動きが止まった
「ゴブ!」(隙あり!猫だまし浄化フラッシュ!!)
わたしはケット・シーの顔面の前で手を叩いて注意を引き、浄化の光を思いっきり強くして浴びせてやった
「んにゃー!まぶしっっ、目が、目が~」
くふふ、ただでさえ目がいい猫に直射の浄化フラッシュはさぞ眩しかっただろうな
だがこれだけでは当然終わらないぞ
「ゴッブ~!」(そして目つぶしからの~金的攻撃ぃぃ!)
わたしは両手で目を抑えて悶絶しているケット・シーのお股を下から思いっきり蹴り上げてやった
「みぎゃ~!」
つぶれた感じは無かったな・・・オスかと思っていたがわたしと同じメスだったか?
オスならこれで勝負がついたはずなんだが
仕方ない次の一手で決めるゴブ
わたしは目と股間を手で押さえてしゃがんでいるケット・シーの後ろに回り込み首に腕をかけて首絞めをしかけた
「???・・・ぐぅぅ、息がくるしひ・・・やめ、やめるにゃ~」
ケット・シーは爪でわたしの腕をガリガリと刻んで抵抗してくるがその行動はすでに想定済み、わたしはヤケド覚悟で自分の両手をすでに結界で防御している
ケット・シーごときの爪ではわたしの[結界]レベル7にはキズ一つ付きませんよ
じたばたと暴れて逃れようとしていたが1分くらい経つと大人しくなった
演技かもしれないのでもう10秒ほど絞め続けてみました、完全に落ちたゴブ
腕を外して床に転がしてやると意識が飛んで気持ちよさそうに寝ている
「ゴブッフッフー!」(アイアムチャンピオーン!イエー!)
両手を挙げて勝鬨をあげる
フリフリのドレスを着て勝ちポーズを決めると女子プロレスの花形スターみたいゴブ
シーン・・・
あれ・・・?何か周りの反応が薄いゴブ
マリーなんて真っ白に燃え尽きて白目になって半開きの口からよだれが出ているし
「オワタ・・・私の人生、完全にオワタス・・・」
なんだよ~、さんざんコスタリア家の本気を見せてやれとか煽ってきてたくせに
アイラお嬢様もむずかしい顔をして目頭をマッサージしている
浄化の光が強すぎて眩しかったのかな?
「う~ん、命の次に大事な剣を投げつけて目つぶし、さらに金的狙い、背後から首絞めですか・・・まぁ戦場ではアリ・・・ということでしょうか?」
「ん~・・・はい、勝者、コスタリア家ミセッティ」
澄ました顔でカタリナさんがわたしの勝利宣言をした
「審議!審議ありですわ~!」
シンシアお嬢様が審判に抗議しはじめた
往生際が悪いですな~、今回はわたしの完全勝利でしょうに
シンシアお嬢様が次の勝負の方法を宣言されました
「まだ続けるのですね・・・」
アイラお嬢様がもうめんどくさい表情を隠そうとしていない
公爵令嬢様に対して不敬ですよ?
「くぅ、こうなったら中途半端にご機嫌をとっても意味がないですぅ、武力で鳴らす軍派閥が試合に負けては恥ですぅ、こうなったら公爵家でも遠慮なくコテンパンにしちゃってくださいですぅ」
マリーの奴、何かが振り切って自分が何を言っているかもう分かっていないな
「マリーの不敬な発言は無視するとして・・・一部言っていることも間違ってはいませんわね。国の存続維持を担う私たち軍派閥が闘いで負けて軟弱なところをさらす訳にはいきませんわ。ミセッティ、今度こそ分かっていますわよね?」
「ゴブ~」(そうはいってもわたしは最弱種族のゴブリンだし)
「うらぁ~、ゴブリンだからって舐めてたらひどい目にあいますから~コスタリア家の、軍派閥の武力を見せてやりますから~かかってくるですぅ」
とりあえずこのバグり始めたマリーを黙らせてくれ
「ふふふ、さすがは武力のみで国を支える軍派閥です、良き気迫ですわ、ケット・シー、今度こそ醜態をさらさずにしっかりと務めるのですよ」
「っにゃ~!ゴブリンは何度も狩っているにゃ!群れで来ても大丈夫だにゃ!」
ケット・シーが両手の爪をにょきっと出してやる気まんまんになっている
「・・・ミセッティ、負けたらお母様に怒られますわ、勝つ見込みありますの?」
「ゴブ~」(いや種族的に無理でしょ、しかも1対1じゃ絶対負けますって)
「やはりそうですよね。カタリナ、ポーション花瓶を用意しておいて」
説明しよう!ポーション花瓶とはその名の通りにポーション液をいっぱいまで流し込んだ大きめの花瓶である
わたしが聖魔法の使い過ぎなどで全身やけどを負った時などにそのままわたしを花瓶の中に放り込むことで手軽に回復させることが出来るのだ
(そのまま持ち運びも可)
「それでは・・・立ち会い人としてコスタリア家からは私カタリナが、マウントヒル家からは執事長のハンバー様でよろしいでしょうか」
「うむ、承知した。公平な審判を約束いたします」
わたし達はサロンから出て屋内演習場へと場所を変えることにした
朝の修練がだいぶ前に終わって兵士さん達はすでに自分の持ち場に行っているらしく残っているのは自主練に励む非番やヒマで時間をつぶしている奴だけだ
「おっすー、今日はミセッティが闘うッスかー、珍しいっスね」
そう、ライアン、お前みたいなヒマ人がな!
闘わされるこっちの気も知らずに相変わらず呑気な奴だ
「武器は好きなものをどうぞ、修練場にある木製の得物を使ってください」
「っにゃー、わたしは武器は使わなくていいにゃ。天然の研ぎすまされた爪があれば充分なのにゃ」
「ゴブ・・・」(ふう・・・じゃあわたしは定番のショートソードでいいゴブ)
ゴブリンのイメージはサビて血に汚れたショートソードでしょうな
ショートソード装備したこと無いけど
わたしとケット・シーは中央で10mくらい離れて向かいあって立会人の号令を待つ
少しざわついていたギャラリーも喋るのをやめてシン・・・と静かになった
まるで騎士同士の果し合いみたいになってきたゴブ
「それでは双方、一歩前へ・・・一礼して、始め!」
お互いに目を合わせながら一礼をした、と同時にケット・シーが走り込んできた
「んにゃあ!先手必勝にゃ!」
「ミセッティ!」
アイラお嬢様が少し大きな声で叫ぶ、大丈夫!この展開は読んでいましたよ
「ゴブッ」(オラッくらいやがれっ)
わたしは持っていた木製ショートソードをケット・シーの足元に投げつけた
「にゃにゃ!?あぶないにゃ!」
ケット・シーは慌てて動きが止まった
「ゴブ!」(隙あり!猫だまし浄化フラッシュ!!)
わたしはケット・シーの顔面の前で手を叩いて注意を引き、浄化の光を思いっきり強くして浴びせてやった
「んにゃー!まぶしっっ、目が、目が~」
くふふ、ただでさえ目がいい猫に直射の浄化フラッシュはさぞ眩しかっただろうな
だがこれだけでは当然終わらないぞ
「ゴッブ~!」(そして目つぶしからの~金的攻撃ぃぃ!)
わたしは両手で目を抑えて悶絶しているケット・シーのお股を下から思いっきり蹴り上げてやった
「みぎゃ~!」
つぶれた感じは無かったな・・・オスかと思っていたがわたしと同じメスだったか?
オスならこれで勝負がついたはずなんだが
仕方ない次の一手で決めるゴブ
わたしは目と股間を手で押さえてしゃがんでいるケット・シーの後ろに回り込み首に腕をかけて首絞めをしかけた
「???・・・ぐぅぅ、息がくるしひ・・・やめ、やめるにゃ~」
ケット・シーは爪でわたしの腕をガリガリと刻んで抵抗してくるがその行動はすでに想定済み、わたしはヤケド覚悟で自分の両手をすでに結界で防御している
ケット・シーごときの爪ではわたしの[結界]レベル7にはキズ一つ付きませんよ
じたばたと暴れて逃れようとしていたが1分くらい経つと大人しくなった
演技かもしれないのでもう10秒ほど絞め続けてみました、完全に落ちたゴブ
腕を外して床に転がしてやると意識が飛んで気持ちよさそうに寝ている
「ゴブッフッフー!」(アイアムチャンピオーン!イエー!)
両手を挙げて勝鬨をあげる
フリフリのドレスを着て勝ちポーズを決めると女子プロレスの花形スターみたいゴブ
シーン・・・
あれ・・・?何か周りの反応が薄いゴブ
マリーなんて真っ白に燃え尽きて白目になって半開きの口からよだれが出ているし
「オワタ・・・私の人生、完全にオワタス・・・」
なんだよ~、さんざんコスタリア家の本気を見せてやれとか煽ってきてたくせに
アイラお嬢様もむずかしい顔をして目頭をマッサージしている
浄化の光が強すぎて眩しかったのかな?
「う~ん、命の次に大事な剣を投げつけて目つぶし、さらに金的狙い、背後から首絞めですか・・・まぁ戦場ではアリ・・・ということでしょうか?」
「ん~・・・はい、勝者、コスタリア家ミセッティ」
澄ました顔でカタリナさんがわたしの勝利宣言をした
「審議!審議ありですわ~!」
シンシアお嬢様が審判に抗議しはじめた
往生際が悪いですな~、今回はわたしの完全勝利でしょうに
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